最終日

今日は、この時期恒例のおべんきょ場所でのお座敷です。声をかけてくださるのはHがしさんです。
てことで、おべんきょ場所に到着。

ほんとに名前がかわったんやな。さびしいな。たぶん合併させた人々にはわからんやろな。
てことで、教室へ。例年は100人近くおられますが、今年はカリキュラムの改定の関係で10人しかおられないとのこと。いいですね。まったりやりましょう。早口やけど。
てことで、お座敷スタート。なんでも10人のうちの3人は工学系の人だとか。だからでしょうね。理系ならではのスライドに激しくうなずいておられます。このスライドにこんなに反応した人、これがはじめてかも。あと、HがしさんのゼミのMの人が、これまた反応がいい。てか、みなさんメッチャのめりこんで聞いてくださるから、ほんとにしゃべりやすいです。が、大学の授業は90分厳守です。なので、ネタを刈り込んで、なんとか最後までいけました。
終わってからも何人かの学生さんと話。ええなぁ…。
で、建物から出ると、おられたのはOかっちさん。今、学生しておられるんですよね。てか、Oかっちさん、服装が学生っぽい(笑)。
てことで、Hがしさんと3人でランチです。どこに行こうかということで、なんでも「おいしい韓国料理が食べたい」とか言い出されたので、それなら「しっぽ」かなと。念のために食べログみたら営業中とのこと。Hがしさんの車で向かいましょう。途中ディープな話で盛り上がって到着。
と、臨時休業。マジか…。そう言えば、臨時休業2回目やな。しかたないので「アリラン食堂」にしましょう。まぁ、無難でしょう。
で、おいしい料理をパクツキながら、コインをパタン仕事のこととか、来年のこととか。はたまたOかっちさんにまつわる話とかあれやこれや。そうこうするうちに、今日のお座敷の内容にコメントがついたり。そうかぁ。やはりそこはつっぱねなきゃならんか。反省ですね。
お店を出たら、しばし散歩。せっかくなので「いくパー」に行きますか。が、目当てのFぁよんさんはおられませんでした。残念。いや、ハム大学の学生さんも「DoYa」にかかわってくれたらいいなと思ったんですよね。
その後、Oかっちさんが座ってタバコを吸いたいとのことなので、オープンテラスのカフェでコーヒーを呑むなど。ここでもアドボカシー系の話で盛りあがり。てか、Oかっちさんがやってること、ほんとに貴重なんだよな。でも、お金にならない。これをお金にできるようにしなきゃならないんだけどなぁ。
そんなこんなでそろそろお開きの時間です。が、なぜかOかっちさんとわたしは天王寺へ。そして、なぜか居酒屋へ。あん肝、うまい。白子、うまい。安物の日本酒、うまい。
そんな感じでグダクダ呑んだけど、明日がありますね。てことで、わたしはお店を脱出。そこからはOかっちさんのひとり呑みですね。カッコイイな。

疲れたけどおもしろかった

今日は滋賀県のとある中学校でお座敷です。てことで、今日もおにぎりを握ってスタートです。ただ、時間がビミョーです。しかも、行きの電車がけっこう混んでます。てか、高校生がメッチャいる。やはり試験中なのか?結局おにぎりを食べずに中学校へ。支店長室でおにぎりを食べることになってしまいました。
支店長室では、当然のことながら支店長さんと話をするわけです。話の内容は、人権学習今昔物語です。やはり法律が切れたのが大きかったんでしょうね。空白の20年の間に、ずいぶんと後退してしまいました。まぁでもあまり悲観せずにやるしかないですね。
てことで、会場へ。聞いてくださるのは1年生。なんでも、けっこう落ち着きがない学年なんだとか。でも、かつて元気な学校でお座敷したこともあるから、まぁなんとかなるでしょう。ちなみに、その中学校の話をしたら
「あー、あそこ」
って言われたので、
「最近と違ごて、20年ほど前ですよ」
と言ったら笑っておられました。なにせ、あの時、玄関で自転車を修理している生徒に担当教員が
「どうしたんや?」
と声をかけると、返事が
「殺すぞ」
でしたからね(笑)。まぁそういうあいさつだったってことです。さすがにそんなことはないでしょう。てか、お客さんには優しいらしいです。
てことで、お座敷スタート。最初のつかみのところから騒然としています。これは楽しい。おとついとは対照的です。ちなみに、ヤンチャな子ではないです。単に落ち着きがないだけです。だから、やっぱりこちらに意識が残っています。てことで、前半をしゃべりきって、50分経ったところで休憩を入れましょう。
「じゃ、10分休憩ね」
瞬間拍手が起こりました(笑)。おとついとは違うけど、やはりこの子らなりに集中して聞いてたから、きつかったんやろなぁ。
休憩中は生徒さんたちと話。「難しかった?」「いや、別に」みたいな。
で、後半です。ここからは知識メインです。なのでキツイかなと思ったけど、やはり真剣に聞いてくれています。そして質問タイム。
「部落差別ってなんですか?」
今日もこれが来ましたか。
そんな感じで、和やかにお座敷終了。質問してくれた子が握手しに来てくれました。メッチャええ子らです。
てことで、最寄りの駅まで送ってもらったら、すぐに電車が来て、乗換駅でもすぐに電車が来て、京都駅でもすぐに電車が来て、最後の駅ではすぐにバスが来て、あっという間に帰れました。
とにかく疲れました。疲れたけど、おもしろかった。
さぁ、お風呂からのビールだ!

「らしさ」考

今日は神戸市の北の方にある小学校でお座敷です。なので、おにぎりを持って移動開始。新開地を越して、さらに進みます。てか、新開地に来たの、はじめてじゃないかなぁ。だいたい三ノ宮までですね。神戸電鉄に乗ると、電車はすごい勢いで急勾配を登っていきます。と「鵯越」なる駅があります。あの「ひよどりごえ」か?えらいところです。さらにトンネルの中も勾配です。そして到着した駅から向こうが下っているので、ここは峠の駅なのか?
降りると寒い。あたりまえか。
とりあえず学校の中に入っておにぎりをパクつきます。うまいなぁ。
で、ごあいさつ。なんか、バタバタしておられます。それもそのはず、午後イチの授業は公開授業で、近隣の小中学校のみなさんが続々と来られます。なので、わたしも勝手にうろついて、授業を見させていただきます。
今回の公開授業は、基本的には「性の多様性」がテーマとのこと。各学年でテーマを決めてとりくんでおられます。わたしが入ったクラスは「女らしさ/男らしさではなく、自分らしさを」という内容です。はじめに「女らしい◯◯/男らしい◯◯」というイメージに沿ったものを子どもたちに出させます。例えば色とか仕事とか遊びとかですが、子どもたちは見事にジェンダーバイアスのかかった答を出してくれます。すごいな。せんせいはそれらを黒板に書いていく。で、最後に「女らしさ/男らしさ」をひっくり返して「どう?」と問いかける。子どもたちははじめは反発するけど、たたみかけると「反対にしても大丈夫だと思います」みたいな子どもが出てきて、みんなが「そうだそうだ」となる。絵に描いたような授業です。
小学生だから、ああいう感じなのかな。でも、もやるところもあります。それは、「性の多様性につながるのか?」ということです。
例えば、トランスジェンダーにかかわる話でいうなら「らしさ」の話ではなく「割り当て」の話が問題なんですよね。例えば典型的なトランスジェンダーの場合は、「性自認とは異なる性別に割り当てられている」ことが問題なわけです。あるいはXとかノンバイナリーの場合は、そもそも「割り当てられる」という行為が問題なわけです。でも、「らしさ」は、「すでに割り当てられた」人が、どのようなジェンダーを生きるかということで、割り当てそのものは問題にしていない。だから、例えばトランス男性に「男らしくしても、それはあなたらしさ」とか、トランス女性に「そんなに過剰に女らしくしなくても、あなたはあなたのままで」とか、さらには「トランスジェンダーはジェンダーを強化する」とか、まぁいろんな話が出てくるわけです。このあたりをどう説明したらわかってもらえるかなぁ。
もちろん、「自分らしさ」の授業そのものは大切です。でも、それがそのまま「性の多様性」につながるわけじゃない。さらにいうなら、トランスジェンダーの子どもがその授業を受けたら、どんな思いを抱くのかな。もしかしたら、自分を否定するかもしれない。
そんなことを思いながら、第2部の会場の体育館へ。ここからが本番です。
ちなみに、この学校、これまでにKうさんとかIっぽ&Kんちゃんとかに来てもらっています。もう、わたしはしゃべらんでええやんと思うのですが、まぁ、わたしならではの話をしましょう。
ということで、ミッション3です。
とにかく寒いので、しゃべりが暑くなります。よくないな。よくないけどしかたないな。てことで、いつもの通り、笑う間を与えずネタを繰り出します。案の定、笑いが起こらない(笑)。まぁ自業自得です。
みなさん、すでにいろいろ知っておられます。なので、そういう知識の斜め上を行く話をしなければ、相手にしてもらえません。まぁでも、そのあたりがわたしの持ち味なので、あまり気にせずにガンガン進みましょう。
てことで、最後にふたネタ残して1時間40分ちょうどで終了です。みなさん、煙に巻かれてくださったかな。
終わったあと校長室でコーヒーをいただきながら、しばし話。でも、あまりゆっくりしたら、帰るのが遅くなります。てことで外に出たら、すでに暗い。そして寒い。神戸市北部をなめていました。反省です。
さあ、帰ってお風呂に入ってビールを呑もう。

質問する生徒、質問しない人

今日はからお座敷週間がはじまります。なんか、試験中にドカンと学校をあけるのはなんとなく気が引けますが、他の時は行けないので、ここに集中してしまうんですよね。てことで、第1弾は尼崎市内の中学生の皆さんに聞いていただきます。
ただ、家を出るのは少しゆっくりです。もっとも、一度職場に行ってからだと、おそらく10時くらいに出ないと間に合わないので、やはり職場から行くのは無理ですね。ゆっくりできるので、本来は職場でやる仕事を家でやります。気分は在宅ワークです。
で、スタート。阪急を乗り継いで中学校の近くまで。なぜJRではなく阪急かというと、もちろん安いからです。やはり圧倒的に違います。
最寄りの駅から20分ほど歩きます。途中の公園で用意しておいたおにぎりをパクつきます。なぜ近くのお店に入らないかというと、もちろん安いからです。コンビニのおにぎりだってふたつ買って、ついでにお茶を買ったら400円くらいします。もったいない。なにせ、給料が激減しましたからね。
しかし、公園の感じが、なかなかやれた感じでいいですね。おにぎりを食べていると、一匹のネコがやってきました。完全にロックオンされています。ニーニー鳴いています。これは餌付けされてますね。ただ、ここでネコにおにぎりをあげると、おそらく晩までもたないです。なので、ここで食べるのは断念だな。中学校近くの道端でふたつめのおにぎりをパクついて、中学校へ。
うーん、中学校もやれた感じです。おそらくかつては荒れてたんでしょうね。でも、そういう学校の子どもたちって、確実にあったかいです。
とりま保健室で、今回声をかけてくださった養護教諭の方としばし話。なんでも6年前に聞いてくださったんだとか。恐縮です。
で、体育館へ。えーと、準備がまったくできていません。まぁ椅子が並んでるからええか。と、運んでこられたスピーカーを見て笑いました。JBLのPartyboxです。なんでも、「これで再生したら迫力でるよ」という教員がおられたとか。そりゃ迫力出ますよ。実際にbluetoothで接続したら、めっちゃ迫力ありました。てことで、プロジェクタを設置したり、あれやこれやしていると、生徒さんが続々と入ってこられました。
お座敷の冒頭は、なにやら「オイタ」をした子がいるらしく、まずは生徒指導から。みんな神妙な顔で聞いています。かわいいな。
で、お座敷スタート。笑いがない。どうしたものか。が、よく見ると、生徒さんたちの反応が半端ないです。声は出てないけど、マスクの下で笑っています。そして、うなづいたり身体が動いたり。これはすごい。そして、メッチャ集中しておられます。
これは90分ぶっ通しでやったら、この子ら倒れるな。
てことで、中程で休憩。するとみなさん、ぐにゃぐにゃになられました。そういうことやったんですね。休憩入れてよかった。でも、休憩中の教員の皆さんとの会話を聞いてると
「部落差別ってなんですか?」
とか質問してるので、これはすごいな。
で、後半です。少しみなさん息を吹き返したみたいで、空気が和やかな感じになっています。よかった。そして質問タイム。まずは
「部落差別ってどういうものですか?」
からスタート。そこかぃ!
さらにカミングアウトの話なんかもしてくださって、ガチで皆さんが聞いてくださっているのが伝わってきました。
そんなこんなでお座敷終了。体育館で片付けしている生徒さんたちの表情がいい。
で、校長室で教頭さんと話をしていると、やはりかつてはメチャクチャ荒れていた学校だそうです。そうやろなぁ。でも、そんな子らとていねいにつきあってこられたんでしょうね。
で、中学校をおいとま。
京都市内にもどって後藤勝さんと合流。なんだか、「会いたい」と言ってこられて、なんでだろうと。後藤さんと言えば、戦争写真家として有名なのかもしれませんが、わたし的には「対岸の肖像」ですね。かつて後藤さんのサイトにあったので、たまに見に行って癒されていました。ちなみに、有名なのは川崎那恵さんの写真ですが、わたしが好きなのは李嘉永さんがネコと一緒に写ってる写真だったりします。
で、ディープなところに行きたいとのことだったので、やはりここは角打ちですね。ということで、2人で入ると、やはり「彼氏か」「教え子か」と、あちこちから声が飛んできます。まぁそういうことです。そして、おじさまから
「いっぱい出したろ」
と、いつもの世界です。でも、この世界を知ってほしいなと思ったので角打ちに来たんですよね。ただ、角打ちは7時でおしまいです。夜は長いから、2軒目へ。どこにしようかと思ったけど「お福」かな。
途中、ホワイトホテルのあたりを通って、リド食堂街へ。そして
「お久しぶりです」
と引き戸を開けると、お母さんが
「あら、久しぶり」
と、これまたいつものあいさつです。
で、ハイボールを飲みながら、ダラダラ話し。
それにしても、後藤さん、今日、一度も質問をされません。わたしも質問しないタイプですが、きっとそうなんですね。相手から出てくる話題を楽しむ。その出てくる話題がその人なんですよね。そこに質問はジャマ。わたしはそう思っているし、きっと後藤さんもそういうタイプの人なんでしょうね。なので、アメラジアンスクールでの思い出を話したり。
そんなこんなで、スリリングは夜は更けていきます。が、明日もお座敷です。
てことで、おいとま。なぜか帰りにちりめん山椒をもらったり。お福はどこまでもお福です。しかし、後藤さん、帰れるかな。

ミッション5→前夜祭

朝、いつもより一本早い電車で出勤です。定時までの1時間を有効に使いたい。昨日書いたメモを見たら、「この間のフィールドワークのビデオのマージ」と書いてあります。そうだ、エンコに時間がかかるだろうから、こいつを朝イチやりましょう。てことで、サクサクマージして、お次はNASにデータをあげてやって。こいつも時間がかかるし、エラーも出るから仕方ないですね。
そんなことをやっていると、ぼちぼちみんなが出勤してきます。さてと、仕事だな。
今日も2年生は期末試験。カントクは2発。カントクから帰ってきたら、エンコが終わってたのでチェック。しかし、データサイズが9Gかよ。まいったな。
おべんとを食べたらスタートです。
今日は午後に労働者の権利を行使してお座敷です。こういうことは滅多とやらないんだけど、まぁ試験中なのでええかなと。
で、向かうは交流会をしている近くの中学校。今日はPTAのみなさん対象のお座敷です。ちなみに、今回は自分としてはチャレンジです。一昨日書いたように、今回のオファーは1時間15分。かつてない短さです。ただ、そういうニーズはありますね。特に、PTAのみなさん、忙しい日常の合間を縫って来られます。ちなみに、教職員研修だって、勤務時間との兼ね合いで、どうしても1時間程度しか時間がとれなかったりする。なので、そういうニーズに応えられる内容を考えなきゃならないなと、最近思うようになりました。まぁ「聞きたいと思われることを話すのがお座敷、話したいと思うことを話すのはカウンセリング」ってことです。
てことで、今日のネタはPTA用のミッション5と名づけました。さて、ウケるかな。
ちなみに、元々は入れていなかった「動画」を、やっぱり入れることにしました。ただ、今までの入れ方だと少し違います。まぁそこまできたら、どう話すか考えましょう。
てことで、お座敷スタート。とにかく大阪の人を相手に話すので、いまだに苦手です。やはり最初のネタで反応してくださらない。しかたないから
「ほら、ウケない」
と笑いを促すと、そこはきちんと反応してくださって、よかったよかった。
あとは、いつになく柔らかい感じで話を受け止めてもらえて、めっちゃ話しやすかったです。ちなみに、動画のコメントは
「まだ10年です。でも、オリンピックでもワールドカップでも、それが問題になる程度まで、世界は変わりました。変えてきました」
にしました。
てことで、無事終了。

ここから場所を移します。向かうは幸楽です。が、その前に「東ジュンさん」と合流。
おしゃれやな。そしておいしい。
となると、お酒も弾むものです。なので、濁酒。

うまいわ。まわるわ。
てことで、飲んでしゃべっていると、今日呼んでくださったPTAの会長さんが来られました。ここからピッチが上がります。あっという間に9時過ぎです。そろそろ出ないと、東ジュンさんが帰れない。なにしろ、橿原神宮まで行かなきゃならないらしいです。
と、地元民が
「にしなかやな」「そやな」
とか言ってます。確かに、にしなかが早いか。わたしは…。新大阪か。
さて、帰って寝なきゃ。明日・明後日がやってくる。

なんとか間にあった

朝起きたら猫の額で朝ごはん。

新聞を読みながら、静かなひとときを過ごします。
で、朝ごはんを食べ終わったらプレゼンづくりです。なにせ、今日の1時からネットで話さなきゃならないのですが、まだ完成していません。それでも引用箇所はチェックしてあるので、それをスライドに落とし込むだけです。とは言え、落とし込むのはそれなりに時間がかかります。早めの昼ごはんを食べて、12時半にようやくスライドが完成しました。ふぅ。
ただ、これが完成したら、ゲンコの方も少しは進むというものです。
で、お座敷開始。と思いきや、ミーティングがはじまっていません。どうやらトラブルがあったようです。なんだかんだで1時半にお座敷開始。
最初は「言い訳」からです。
今日のお題は「性の多様性教育をどのようにすすめるか」。そんなん知ったことではないです。いや、興味がないというわけではなくて、わたしの専門外ということです。しかも、人権教育担当としての実践もない。そういうわたしになにをしゃべれと。
なので、中身の話は一切なしです。
それでも終わったら「おもしろかった」と言ってもらえるのがこわいです。こうやってまた、ネタがひとつ増えるのか?
で、3時にオンライン終了。
さて、走りに行きましょう。今日は時間ではなく、距離ですね。まぁ、周回コースだからそうなるわけです。
結局5kmを32分30秒くらいで走りました。1kmが6分30秒~40秒。いいペースです。てか、今のわたしには早すぎるかも。まだシーズンははじまったばかりですからね。
で、夜は久しぶりにサイゼ。
前半は焦ったけど、後半は少し充実した1日でした。

今日も変則ダブルヘッダー

朝イチ、おにぎりを持って移動開始。今日は諸般の事情で車の移動です。行きはマージンを見て高速を使いました。
で、到着したのは滋賀県南部の町。そこまでの道中が、なんとなく森の中を走る感じだし、町には大きな川が流れてて、あらためて滋賀県っていいなと。着いたのはお座敷1時間前なので、ホールの駐車場でしばし休憩。ちなみに駐車場も広いし、あらためて滋賀県っていいなと。
で、会場に入ってみなさんとごあいさつ。担当の方から
「気さくな人って聞いていて、会うのを楽しみにしてました」
って言われて恐縮するなど。まぁ、気さくというか、貫禄も落ち着きもなにもないだけですよ。
しかし大きなホールです。何人入るねん。しかも音響がいい。てか、今日日2階の卓とipadでつながってるのね。スピーカーを見るとBoseです。

すげぇ!
と思ったら、なんでもスピーカーを変えたときに、下のスペースができて、そこに板を貼ったんだけど、無地もなんなのでステッカーを貼ったんだとか。どんな茶目っ気やねん。
そんなことを考えてたら、お座敷の時間になりました。ちなみに、与えられた時間は1時間20分。あまりにもヤバすぎます。しかも、なんでも小ホールを使いたかったけどあいてなくて大ホールになったんだとか。たしかに人と人との間隔があいてます。フィジカルディスタンスをとるにはいいけど、笑いをとるにはヤバイです。なので
「笑ってください」
とコメントを入れたりしますが、その時間がもったいない。
てことで、マシンガントークが暴発してしまいました。ただ、みなさんを見てると、反応があります。てことは聞き取ってくださってるのね。おそらく音響がいいからですね。そこは大ホールです。笑い声は聞こえてこないけど、明らかに笑ってくださってるのでしゃべりやすい。
てことで、途中枝葉は切ったものの、最後まで走りきれました。なんか、すげえな。
終わったところで
「早口ですみませんでした」
と謝りにフロアに行くと
「途中で慣れた」
とのこと。よかった。そこから30分ほど雑談。いろいろ感想を聞かせてもらったり、地域の話を聞かせてもらったり。こういう時間が大切ですね。が、明らかに主催者の人が焦っておられます。たぶんホールを借りてる時間が来るんだな。
てことでお開き。実は来る前は「しんどいな」と思ってたけど、終わると楽しい時間だったので、ありがとうございました。
で、ウトロに向けて移動開始。今日はウトロで右田隆さんのひとり芝居「九条への生還」があります。なので、今日も音響です。しかも、なぜか農楽隊の練習もあります。てんこもりです。
早めに着いて、おにぎりを食べて、セットだけしましょう。と、ミキサーとアンプをつなぐコードを忘れてることが判明。これは音が鳴らんな。あわててガッコにとりに行くなど。まぁ近いからできることですね。てか、ちゃんと準備しろよ、自分。
ウトロに帰ってきたら、ほとんど時間がありません。どりま、音が出せるところまで準備して、あとは演者の右田さん・川口さんが来られてからですね。
てことで、農楽隊のリハーサル。今回はチンを担当します。やはり重いな。でも楽しい。楽しいけど難しい。チンってひとりなのでごまかしが効きません。
そんなこんなで小一時間練習をしたら、そこに来られてた右田さんが、なぜかオモニたちのために「九条への生還」をフルにされるなど。マジかよ。しかも、ウリマルと英語と日本語のトリリンガルバージョン。すげえな。
でもわたしは音響のセッティングをしなきゃなりません。
てことで、音響セットして、川口さんのリハ。
「外音はうまくいってますか?」
と聞かれてビビるなど。そうなんだよなぁ。中音と外音なんだよなぁ。ライブのときのために、音響セットを考えなきゃなぁ。
やがて右田さん登場。ワイヤレスをつけておられるので、こちらのセットに接続。こちらはうまくいってますね。
あとは右田さん、マッコリ飲みながら、ずっとしゃべっておられます。たぶんそういう人ですね(笑)。
6時になったところでイベント開始。
まずは川口さんのボーカルから。

相変わらずパワフルですね。しかし、あの元気はどこから出てくるんだろう。
そして右田さんの芝居。

すごいですね。思わず引き込まれてしまいます。
「世界の子どもたちは戦争を知っている。でも、日本の子どもたちは戦争を知らない。それは九条が守ってくれているから。だから九条を守ろう」
なるほどな。戦争を知らないことを「現実を知らない」的な言い方で否定的に捉える方法もあるけど、それは肯定すべきことなんだな。
そんな感じでイベント終了。
「音響のおかげで安心してつぶやけました」
とのうれしいお言葉。こちらこそ、ほんとうにいい芝居を見せていただきました。
さてと。さっさと撤収して帰ろう。マジで疲れた。

変則ダブルヘッダー

朝、ちょいと某所にある資料を漁りに、上の子どもとプチドライブ。そうか、往復40分なのか。
しかしバイクに乗りたいな。でも乗れないのは、土曜日に用事が入ってるからです。
てことで、京都の教研のために部落解放センターへ。少し早く着きすぎたけど、これくらいでいいですね。あちこち雑談をして教研開始。
本日のレポーターは、わたしとAっちゃん(笑)。
まずはわたしから。もうほんとにネタがないので、交流会のことを話しました。続いてAっちゃん。例の番組をめぐって、カミングアウトについてずいぶんと考えたそうです。なので、そのぐるぐるを話してくれました。こういうのは「実践レポート」とは言わないけど、まぁええのかな。
そういう意味では、Aっちゃんのとわたしのとは対照的ですね。わたしのレポートにはわたしは出ない。それはそう鍛えられたからです。
「お前の話なんて誰も聞きたくない。子どもの話をせぇ」
という言葉を今も守ってます。で、そういう話をAっちゃんにしてないからなぁ。またしなくちゃ。
で、午前の部が終わったところで、おべんともらって離脱です。
家に帰って、軽くごはんを食べて、PCをあけて、zoomです。今日は「じんけんスコラ」の2回目です。
今日のテーマはトランスジェンダー生徒のことなので、まぁ自分の専門です。これを2時間やるので、いろんなネタをぶっこみまくりました。ただ、あまりにもぶっこみすぎたので、途中でなにがなんだかわからなくなって、準備不足がバレてしまいました。すみませんすみません。
それでも2時間ガッツリしゃべって無事終了。
夜はプチ焼肉。

あー、ビールがうまい。

大きな拍手をもらった→まるで角打ち

朝、目が覚めると7時前。まぁいいところでしょう。とりあえず朝ごはんですね。
バイキング形式ですが、なんかいっぱいあって、どうしようかなと。とりあえずお皿を持たずに見てまわって、戦略を立てます。が、いざお皿にとりはじめると、ダメですね。てか、カレーがあるのか…。ということで、取り過ぎてしまいました。

で、部屋に帰って準備して、チェックアウトです。今日はM中学校でお座敷です。ちなみに、お座敷に先だって1時間目の道徳の時間に事前学習をされるんだとか。昨日、若手のみなさんがいろいろ準備をされていたのはこのためでした。
せっかくなので、道徳の時間を見学。なるほど。「転校生が来た」ということにして、子どもたちはその転校生のキャラを設定する。そして、「心の中カード」を渡す。「心の中カード」には「gender identity・gender expressio・sexual orientation」にかかわる内容が書いてある。で、子どもたちにどういう困難があるかを考えさせる。そして最後にセクシュアリティの要素を紹介する。このワーク、どこかで使えそうやなぁ。ただ、お座敷の前にこれをされると、話す内容がなくなるという(笑)。
で、生徒さんたちが会場に移動をはじめます。そこにT野さんが来られました。今回はおそろのTシャツです。
てことでお座敷開始。1時間40分の長丁場です。はたしてどうなるか。
体育館の反響がすごくて、ずっとわーんとなっているのと、それにともなって音響機器が不安定なのはしかたないです。そんななか、放送担当の方がひたすら修復をおこなって下さっています。放送中にセットを組みかえるの、ほんとうにたいへんなんですよね。ありがたいです。
そんななか、生徒さんたちはところどころで集中力を切らしながらも(笑)、一生懸命聞いてくださっています。てか、こちらが「問い」を出したら、大きな声で「答え」を言ってくれる生徒さんがいたりして、これがうれしい。しかし、確かに1時間40分は長いな。長いけど、それだけないと話せないというのもありますね。
途中からセクシュアリティの話に突入。「さっきの時間の復習ね」といいながら、どんどん進めていきます。基本的には事前学習よりも事後学習をしてほしいタイプですが、これはこれでいいかもです。まぁでもそれは、事前学習を見ることができたからで、やはりそういうのは大切だなと。
そんなこんなで、なんとか最後まで到達。すると、拍手がすごいです。大きいだけではなく長い。きっとこういう文化の中で育ってきたんでしょうね。そして、生徒代表のあいさつ。しっかりしてはるわ。うちの生徒もこれくらいしっかりしてたらなぁ。
終わったあと、何人かの子に「長かった?」と聞きましたが、「うん」と答える子が誰もいなかったのもえらいな。
てことで、午前の部(笑)が終了。ちなみに、T野さんからいつものようにコーヒー豆をいただいて、ありがとうございます&もうしわけない。今回はあまり話せませんでしたが、M中学校のみなさんとの交流が優先でした。またよろしくお願いします。
で、支店長室でしばし雑談。頃合いもよしと言うことで、お借りした小部屋に移動です。午後は「じんけんスコラ」です。zoomなので、実現できたというか、逆ですね。zoomなのでM中学校に来られたんですね。
じんけんスコラは3回連続になります。なので、全体の流れは変わらないものの、ひとつひとつの内容を増やしてバランスをとることにしました。まぁフルバージョン話す感じですね。で、今日は1回目なので、「セクシュアリティの基礎知識とLGBTの困難(1)」です。
で、接続したら、Mりなさんがいて、思わず
「なにしてんねん」
と。
で、スタート。人数があまり多くないけど、逆にみなさんでディスカッションもできるからいいかもしれません。そんなこんなで、途中ワークを入れたりしながら、2時間しゃべって、終了。なんとか最後まで行けて、よかったよかった。
その後、再び支店長室でしばし雑談。でも、あまり長居をするとおじゃまです。なので、15時半頃においとま。汽車は17時前です。まぁ大阪王将があったから、そこで餃子とビールでもと思っていったら、閉まってました。マジか…。しかたないので、新天街を彷徨いましたが、どこもあいてない。と、一軒の店にのれんが!

中に入ると、いかにも常連さんな感じの人がおひとり呑んでおられました。
とりま、生ビールと…。
「「あかもく」ってなんですか?」
「もずくのヌルヌルしたようなヤツ」
「それ行きます」
で、
「このへん、知ってるの?」
「いや、京都から来ました。お店がどこもあいてなくてどうしようと思っていたら、暖簾が出てたので入りました」
ここから旅行者を迎えるモードに入られたお母さん。いろいろと話しかけてくださいます。と、おひとり入ってこられました。これまた常連さんですね。すると、お母さんは
「この人、京都から来られたんよ」
と紹介してくださって、そのお客さんと話せるようになりました。
なにやら角打ちみたいです。
それにしても、常連さんたちが食べてるのが気になります。
「それなんですか?」
で出てきたのがこれ。

タコフェですね。もしかしたら、お母さんじゃなくオモニかも…。
もちろん生ビールはすぐになくなるわけで、焼酎のロックに走りましたが、これもまたなくなるわけで。
「すみません、焼酎のロック、半分お願いできますか?」
こんなんばっかりです。すると常連さん
「最近の女の人は強いなぁ」
と。完全に角打ちでやってる会話です。うーん、17時前の汽車で帰るのがおしい。でも、帰らなきゃ。
「おいくらですか?」
と聞くと、1800円でした[1]生小1、焼酎ロック1.5杯、あかもく、おでん(こんにゃく・スジ)、タコフェの値段です。なお、伝票には「女性一人」と書いてありました(笑)。。思わず「安っ!」と声が上がりました。なにせ、値段が張ってないからビビってたんですよね。
「またこっちに来たら来てね」
と言われたので、
「もちろんです!」
あとは新山口まで出て、コンビニでコロッケパンと缶チューハイを買って、飲んで寝て。気がつくと京都です。
さすがに疲れた…。
家に帰って小腹が減ったので、ついマルタイを食べてしまったり。うーん、ヤバイな。

footnotes

footnotes
1 生小1、焼酎ロック1.5杯、あかもく、おでん(こんにゃく・スジ)、タコフェの値段です。なお、伝票には「女性一人」と書いてありました(笑)。

インクルーシブ教育の先進地で

今日は5時45分起き。6時にスタートして電車に乗ります。この時間だったら駅で走らなくてもいいんですよね。そして、職場の到着が早いから、のんびり朝の仕事ができます。でも、眠い。だったら仕事ができないじゃん。
授業は午前にふたコマ。うちひとコマは自習です。さすがに月曜日に試験があるので、質問も多いです。いいことです。
午後はいろいろ雑務。なんでこんなにあるのかな。
そんな合間に、ふと「あれをKH Corderにかけたらおもしろいかも」などと思うなど。
で、1時間だけ労働者の権利を行使して退勤。が、最寄りの駅に近づくと、イレギュラーな時間に踏切が鳴っています。これはアカンな。案の定、電車は遅延大会。結局50分遅れで発車。ただ、50分遅れって、1周まわって、案外大丈夫だったりするので、よくわかりません。ここから電車を乗り継いで、「インクルーシブ教育の先進地」に到着。会場に入ったのは開始5分前。間にあいましたね。
てことで、1時間半のお座敷開始です。ただ、お座敷とは言え、なにせ「インクルーシブ教育の先進地」で実践をされている方々ですから、本来、わたしが言えることなどないはずです。ただ、「それでも」ということだったので、問題提起をしようかなと。
てことで、ネタはGID学会関連で話をした内容にしましょう。
はじめのうちはとまどっておられたみなさんも、途中からメモをとりはじめられたりして、少し恐縮したり。てことで、ちょうど1時間くらいネタを振って、あとはグループディスカッション。みなさん、机上の話をするのではなく、目の前の子どもを念頭に置いて話されているみたいで、そのあたりが実践的ですごいですね。結局7時45分までの予定が8時まで話し合いが続きました。
その後、突然懇親会があったり。
ランチョンマットがかわいいです。

ここではどちらかというと、わたしは教えてもらう立場です。インクルーシブ教育の先進地とは言え、もちろん全市が同じ足並みでとりくみをしているわけではありません。そんな「南北格差」みたいな話なんかとか、みなさんがやっておられるさまざまな実践とか。
それにしても食べ物がおいしい。てか、これはなんだ!

サバの棒寿司らしいですが、こんなのは見たことがないです。ちなみに、ビール瓶は比較対象です。まぁベレッタとタバコ箱みたいなものです。
そんなこんなで、気がつくと10時。帰らなきゃ。でも、きっとシャワーを浴びる元気もなく寝るだろうな。