大きな拍手をもらった→まるで角打ち

朝、目が覚めると7時前。まぁいいところでしょう。とりあえず朝ごはんですね。
バイキング形式ですが、なんかいっぱいあって、どうしようかなと。とりあえずお皿を持たずに見てまわって、戦略を立てます。が、いざお皿にとりはじめると、ダメですね。てか、カレーがあるのか…。ということで、取り過ぎてしまいました。

で、部屋に帰って準備して、チェックアウトです。今日はM中学校でお座敷です。ちなみに、お座敷に先だって1時間目の道徳の時間に事前学習をされるんだとか。昨日、若手のみなさんがいろいろ準備をされていたのはこのためでした。
せっかくなので、道徳の時間を見学。なるほど。「転校生が来た」ということにして、子どもたちはその転校生のキャラを設定する。そして、「心の中カード」を渡す。「心の中カード」には「gender identity・gender expressio・sexual orientation」にかかわる内容が書いてある。で、子どもたちにどういう困難があるかを考えさせる。そして最後にセクシュアリティの要素を紹介する。このワーク、どこかで使えそうやなぁ。ただ、お座敷の前にこれをされると、話す内容がなくなるという(笑)。
で、生徒さんたちが会場に移動をはじめます。そこにT野さんが来られました。今回はおそろのTシャツです。
てことでお座敷開始。1時間40分の長丁場です。はたしてどうなるか。
体育館の反響がすごくて、ずっとわーんとなっているのと、それにともなって音響機器が不安定なのはしかたないです。そんななか、放送担当の方がひたすら修復をおこなって下さっています。放送中にセットを組みかえるの、ほんとうにたいへんなんですよね。ありがたいです。
そんななか、生徒さんたちはところどころで集中力を切らしながらも(笑)、一生懸命聞いてくださっています。てか、こちらが「問い」を出したら、大きな声で「答え」を言ってくれる生徒さんがいたりして、これがうれしい。しかし、確かに1時間40分は長いな。長いけど、それだけないと話せないというのもありますね。
途中からセクシュアリティの話に突入。「さっきの時間の復習ね」といいながら、どんどん進めていきます。基本的には事前学習よりも事後学習をしてほしいタイプですが、これはこれでいいかもです。まぁでもそれは、事前学習を見ることができたからで、やはりそういうのは大切だなと。
そんなこんなで、なんとか最後まで到達。すると、拍手がすごいです。大きいだけではなく長い。きっとこういう文化の中で育ってきたんでしょうね。そして、生徒代表のあいさつ。しっかりしてはるわ。うちの生徒もこれくらいしっかりしてたらなぁ。
終わったあと、何人かの子に「長かった?」と聞きましたが、「うん」と答える子が誰もいなかったのもえらいな。
てことで、午前の部(笑)が終了。ちなみに、T野さんからいつものようにコーヒー豆をいただいて、ありがとうございます&もうしわけない。今回はあまり話せませんでしたが、M中学校のみなさんとの交流が優先でした。またよろしくお願いします。
で、支店長室でしばし雑談。頃合いもよしと言うことで、お借りした小部屋に移動です。午後は「じんけんスコラ」です。zoomなので、実現できたというか、逆ですね。zoomなのでM中学校に来られたんですね。
じんけんスコラは3回連続になります。なので、全体の流れは変わらないものの、ひとつひとつの内容を増やしてバランスをとることにしました。まぁフルバージョン話す感じですね。で、今日は1回目なので、「セクシュアリティの基礎知識とLGBTの困難(1)」です。
で、接続したら、Mりなさんがいて、思わず
「なにしてんねん」
と。
で、スタート。人数があまり多くないけど、逆にみなさんでディスカッションもできるからいいかもしれません。そんなこんなで、途中ワークを入れたりしながら、2時間しゃべって、終了。なんとか最後まで行けて、よかったよかった。
その後、再び支店長室でしばし雑談。でも、あまり長居をするとおじゃまです。なので、15時半頃においとま。汽車は17時前です。まぁ大阪王将があったから、そこで餃子とビールでもと思っていったら、閉まってました。マジか…。しかたないので、新天街を彷徨いましたが、どこもあいてない。と、一軒の店にのれんが!

中に入ると、いかにも常連さんな感じの人がおひとり呑んでおられました。
とりま、生ビールと…。
「「あかもく」ってなんですか?」
「もずくのヌルヌルしたようなヤツ」
「それ行きます」
で、
「このへん、知ってるの?」
「いや、京都から来ました。お店がどこもあいてなくてどうしようと思っていたら、暖簾が出てたので入りました」
ここから旅行者を迎えるモードに入られたお母さん。いろいろと話しかけてくださいます。と、おひとり入ってこられました。これまた常連さんですね。すると、お母さんは
「この人、京都から来られたんよ」
と紹介してくださって、そのお客さんと話せるようになりました。
なにやら角打ちみたいです。
それにしても、常連さんたちが食べてるのが気になります。
「それなんですか?」
で出てきたのがこれ。

タコフェですね。もしかしたら、お母さんじゃなくオモニかも…。
もちろん生ビールはすぐになくなるわけで、焼酎のロックに走りましたが、これもまたなくなるわけで。
「すみません、焼酎のロック、半分お願いできますか?」
こんなんばっかりです。すると常連さん
「最近の女の人は強いなぁ」
と。完全に角打ちでやってる会話です。うーん、17時前の汽車で帰るのがおしい。でも、帰らなきゃ。
「おいくらですか?」
と聞くと、1800円でした[1]生小1、焼酎ロック1.5杯、あかもく、おでん(こんにゃく・スジ)、タコフェの値段です。なお、伝票には「女性一人」と書いてありました(笑)。。思わず「安っ!」と声が上がりました。なにせ、値段が張ってないからビビってたんですよね。
「またこっちに来たら来てね」
と言われたので、
「もちろんです!」
あとは新山口まで出て、コンビニでコロッケパンと缶チューハイを買って、飲んで寝て。気がつくと京都です。
さすがに疲れた…。
家に帰って小腹が減ったので、ついマルタイを食べてしまったり。うーん、ヤバイな。

footnotes

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1 生小1、焼酎ロック1.5杯、あかもく、おでん(こんにゃく・スジ)、タコフェの値段です。なお、伝票には「女性一人」と書いてありました(笑)。