今日も変則ダブルヘッダー

朝イチ、おにぎりを持って移動開始。今日は諸般の事情で車の移動です。行きはマージンを見て高速を使いました。
で、到着したのは滋賀県南部の町。そこまでの道中が、なんとなく森の中を走る感じだし、町には大きな川が流れてて、あらためて滋賀県っていいなと。着いたのはお座敷1時間前なので、ホールの駐車場でしばし休憩。ちなみに駐車場も広いし、あらためて滋賀県っていいなと。
で、会場に入ってみなさんとごあいさつ。担当の方から
「気さくな人って聞いていて、会うのを楽しみにしてました」
って言われて恐縮するなど。まぁ、気さくというか、貫禄も落ち着きもなにもないだけですよ。
しかし大きなホールです。何人入るねん。しかも音響がいい。てか、今日日2階の卓とipadでつながってるのね。スピーカーを見るとBoseです。

すげぇ!
と思ったら、なんでもスピーカーを変えたときに、下のスペースができて、そこに板を貼ったんだけど、無地もなんなのでステッカーを貼ったんだとか。どんな茶目っ気やねん。
そんなことを考えてたら、お座敷の時間になりました。ちなみに、与えられた時間は1時間20分。あまりにもヤバすぎます。しかも、なんでも小ホールを使いたかったけどあいてなくて大ホールになったんだとか。たしかに人と人との間隔があいてます。フィジカルディスタンスをとるにはいいけど、笑いをとるにはヤバイです。なので
「笑ってください」
とコメントを入れたりしますが、その時間がもったいない。
てことで、マシンガントークが暴発してしまいました。ただ、みなさんを見てると、反応があります。てことは聞き取ってくださってるのね。おそらく音響がいいからですね。そこは大ホールです。笑い声は聞こえてこないけど、明らかに笑ってくださってるのでしゃべりやすい。
てことで、途中枝葉は切ったものの、最後まで走りきれました。なんか、すげえな。
終わったところで
「早口ですみませんでした」
と謝りにフロアに行くと
「途中で慣れた」
とのこと。よかった。そこから30分ほど雑談。いろいろ感想を聞かせてもらったり、地域の話を聞かせてもらったり。こういう時間が大切ですね。が、明らかに主催者の人が焦っておられます。たぶんホールを借りてる時間が来るんだな。
てことでお開き。実は来る前は「しんどいな」と思ってたけど、終わると楽しい時間だったので、ありがとうございました。
で、ウトロに向けて移動開始。今日はウトロで右田隆さんのひとり芝居「九条への生還」があります。なので、今日も音響です。しかも、なぜか農楽隊の練習もあります。てんこもりです。
早めに着いて、おにぎりを食べて、セットだけしましょう。と、ミキサーとアンプをつなぐコードを忘れてることが判明。これは音が鳴らんな。あわててガッコにとりに行くなど。まぁ近いからできることですね。てか、ちゃんと準備しろよ、自分。
ウトロに帰ってきたら、ほとんど時間がありません。どりま、音が出せるところまで準備して、あとは演者の右田さん・川口さんが来られてからですね。
てことで、農楽隊のリハーサル。今回はチンを担当します。やはり重いな。でも楽しい。楽しいけど難しい。チンってひとりなのでごまかしが効きません。
そんなこんなで小一時間練習をしたら、そこに来られてた右田さんが、なぜかオモニたちのために「九条への生還」をフルにされるなど。マジかよ。しかも、ウリマルと英語と日本語のトリリンガルバージョン。すげえな。
でもわたしは音響のセッティングをしなきゃなりません。
てことで、音響セットして、川口さんのリハ。
「外音はうまくいってますか?」
と聞かれてビビるなど。そうなんだよなぁ。中音と外音なんだよなぁ。ライブのときのために、音響セットを考えなきゃなぁ。
やがて右田さん登場。ワイヤレスをつけておられるので、こちらのセットに接続。こちらはうまくいってますね。
あとは右田さん、マッコリ飲みながら、ずっとしゃべっておられます。たぶんそういう人ですね(笑)。
6時になったところでイベント開始。
まずは川口さんのボーカルから。

相変わらずパワフルですね。しかし、あの元気はどこから出てくるんだろう。
そして右田さんの芝居。

すごいですね。思わず引き込まれてしまいます。
「世界の子どもたちは戦争を知っている。でも、日本の子どもたちは戦争を知らない。それは九条が守ってくれているから。だから九条を守ろう」
なるほどな。戦争を知らないことを「現実を知らない」的な言い方で否定的に捉える方法もあるけど、それは肯定すべきことなんだな。
そんな感じでイベント終了。
「音響のおかげで安心してつぶやけました」
とのうれしいお言葉。こちらこそ、ほんとうにいい芝居を見せていただきました。
さてと。さっさと撤収して帰ろう。マジで疲れた。