徳島2連投

今日は、(たぶん)ムラ中の子ども会の保護者の方が対象の学習会で、徳島に来ました。
ちょっと早めに到着したので、「奥屋」という徳島ラーメンのお店へ。
徳島ラーメンって、かなり真っ黒のスープに、これまたかなり濃く味つけした豚バラ肉が入っているみたいです。「濃そうやなぁ」と思って食べたら、やっぱり濃い。かなり醤油辛いのですが、そこにほんのり甘味があります。豚バラ肉はいい感じで煮込まれていて、かなりおいしい!「辛〜」と思いながら食べているうちに、だんだんとスープの味に同化していきます。もしかしたら、このスープ、白ごはんを入れて食べたらムチャクチャうまいんちゃうん?という気がしてきました。食べ終わって担当の方としばらくしゃべっていたのですが、ふと気になってついスープを飲んでしまいます。う〜ん…。
その後、会場の児童館へ。早めについたので、あたりを散歩。ここのムラは、けっこう裕福だと聞いているのですが、「突然自然堤防状態」とか「高低差のある町並み」とか、なんとも言えない「印」があたりに充満しています。ムラの成り立ちや生業がわからないのでなんとも言えないのですが、それでもここの人たちが厳しい中で生活をしてきておられることがなんとなく伝わってきます。
で、お座敷開始。
聞いてくださったのは10人ちょっとなんですが、これがまたいい距離感です。単に「話す−聞く」という関係じゃなくて、ところどころでツッコミが入ってきたり、はたまたわたしの話をネタに向こうで勝手に盛りあがっていたり。ネタが成長しているとするなら、これほどうれしいことはないですね。
そんな感じで2時間ほどしゃべらせていただいて終了。終わりにあった「あいさつ」がまたいいです。通り一遍のあいさつじゃなくて、ご自分の現在抱えておられる課題に惹きつけながら聞いてくださっていることが伝わってきます。「聞く」っていう作業には2種類あるのかな。「守り」の聞きと「攻め」の聞き。この方の聞き方は「攻め」の聞きになるのかな。わたしの話って、単なるネタですから、「守り」だともしかしたら何も伝わらないかもしれない^^;;。ほんとうに助かります。
てことで、なんかすごくふんわりとした気持ちで会場をあとにすることができました。

大移動→日本教育学会

某所で「なにが高座だよ」と言われてしまったので(笑)、新エントリ「お座敷」にしてみました。

今日のGID学会の内容、若年層問題とか学校の話とか、ピンポイントに関心があるのがてんこ盛りなんですが、どうしても抜けなくちゃなりません。すみませんすみません。
てことで、起床は7時。
今回は、気のあうものどおしで民宿で雑魚寝です。シャワーを浴びたいけどどうしようと思っていたら、洗面所にドライヤーを発見。シャワーを浴びることにしました。気持ちいい!
で、Sんちゃんに車に乗せてもらって、8時過ぎにスタート。目指すは長崎空港です。
9時40分にフライト。空路を羽田へ。モノレールと山手線で駒込をめざします。
今日は日本教育学会の関東ブロックの学習会だそうな。
同じくGID学会を途中で抜けて来られた北海道のお友だちも一緒です。
さて、会場についてしばらくすると、ありえない人がおられます。あんた、大阪から来たの?
なんでも、「今日が一日ぽこんとあいたので、もったいないから来てみた」とか。まいりましたよ。
てなことで、学習会の開始。
内容は、

  • 「日本の教育における性的マイノリティをめぐる言説状況」小宮明彦(女子栄養大学栄養科学研究所客員研究員)

主として同性愛についての歴史と現状かな。医療化をしていったGIDと脱医療化をしていった同性愛。もっとも、同性愛の場合は、医療によって「異常・逸脱」とされていたわけで、当然脱医療化をめざしますよね。一方、GIDはどうなんだろう…。

話そうと思って、うしろを見たらびっくり。この方も来ておられました。でも、ヒントがあったのね(笑)。
いつもとはちょっと違うネタなんですが、でもまぁ、笑いがとれてよかったよかった(笑)。

  • 「総合『性と生』で『多様な性』について考える生徒たち」水野哲夫(大東学園高校・総合「性と生」主任)

このとりくみ、すごいです!というか、うらやましい。生徒たちの層はうちの学校とあまり変わらないんだけど、性と生にガッツリと子どもたちが食いついてきて、そこからほんとうによく考えるようになるんだなぁと、感心しました。あと、講演会を放課後にやるというのもびっくりです。それも5回。これ、「最低ひとつは聞かなくちゃならないしれポートを書かなくちゃならないけど、それ以上聞きたい人が聞けるようにする」ためみたいです。

  • 意見交流

まぁ言いたいことを言わせていただきました^^;;。すみませんすみませんm(_ _)m。