非公開集団フルボッコ大会

今日は、ある意味3年間の「おべんきょ」の総決算とも言える日です。
わたしの順番はトップです。さてさて、どうなるんだろ…。
会場に入ると、目の前に10人ちょいのセンセが並んでおられます。わたしの持ち時間は15分。センセの持ち時間も15分。たぶん、あっという間に終わりそうです。
とりあえず、持っていった原稿をフルスピードで読みはじめました。さてと、誰がどこまでついてこれるかな(笑)?ま、同じものをペーパーで出してあるので、そっちを読みますよね(笑)。とりあえずフルスピードで読んだので、14分くらいで終了。さてと、迎え撃ちますか。
おふたりのセンセが、それぞれ「敬意を表します」と言って下さりました。ま、社交辞令というか「定型句」なのかもしれません。が、やはり「大人扱い」してもらえた気がしてうれしいですね。でも、そこからは指摘がはじまります。
「客観性の担保」。痛いな^^;;。でも、「信頼性」はあるかな。「枠を広げすぎ」。痛いな^^;;。でも、考えるための「枠」は、自分なりには提示したつもりなんだけど、それが弱かったかな。
まぁ、そんなこんなの、とてもいい指摘をもらって、無事終了。
んー。楽しかった(^^)。

みんなの学校

今日は最後のおべんきょタイムです。これからもおべんきょは続けますが、おべんきょタイムは、きっとこれが最後です。
今日のおべんきょはビデオ「みんなの学校」の鑑賞会。これは大空小学校の1年間を追ったドキュメントです。
ドキュメントって、たぶんなにかに焦点化しなきゃならない側面があるのかな。どうやらこのドキュメントでは校長さんと生徒さん2人に焦点をあてているようです。
んー
おもしろい!
なにがおもしろいかというと…。なんか、サッカーチームみたいな教職員集団なんですね。よくこんなふうに柔軟な集団をつくってきたなぁと思います。その柔軟さは教職員集団だけではなく、生徒たちもそう。とてもいい形のネットワークをつくっている。
考えてみると、子どもの問題って、けっこう「ネットワークのほころび」だったりするような気がします。例えば、ケンカやいじめ。あるいは不登校もまたネットワークのほころびに起因する側面があるのかな。で、そのほころびを見つけ、つなぐためにはどうすればいいかを考え、実践する。
なんか、そんな感じがしました。
にしても、きわめて「教育畑」なんだよなぁ…。そんなことを感じながら、最後のおべんきょタイムはオープンエンドで終わりました。

メゾとミクロ

去年だったかに、マクロ・メゾ・ミクロについて考えたわけですが、そんなことをふと思い出す、今日のおべんきょの前半です。
内容的には新渡日の子どもたちへのとりくみの話なんですが、京都市教育委員会レベルではそれなりにマニュアルもつくっているし、制度も保障している。にもかかわらず、現場の教員、特に新渡日の子どもを担任している教員がそのことを知らないという話です。
まぁ、これ、もったいない話です。せっかくさまざまなリソースを用意してくれているのに、知らなければアプローチすらできません。ただ、なぜ知らないんだろうとは思います。それを教員個人のせいにするのでもなく、教育委員会の怠慢とか広報のまずさにするのでもなく、もう少し構造的に捉えてみたいなぁとか、ふと考えてみたりするわけです。
そこで、メゾとしての教育委員会とミクロとしての学校・教員の「ズレ」が出てくるのかな。そのズレの内容は、実はわからないのでなんとも言えないのですが、もしかすると「よかれ」と思って制度をつくるけど、その制度がミクロレベルでは「負担」となるので、自然とそこから逃げてしまうみたいなことはないのかなぁとか。ちなみに、この「負担」というのも意識的ではない気がするのです。
教員って、平等性をすごく重んじる気がします。実際に平等かどうかは別としてですが。そうすると「制度」は「特別扱い」になる。それは平等性とは反対に思えてしまう。でも、実は「平等性」って楽なんです。「なにもしないこと」ですから。
なんか、そんなあたりにカギがある気はするのですが…。

ここをもっともっと詰める

なんか、「考え」のエントリと「おべんきょ」のエントリがほとんど同じになりつつあるわけですが(笑)。ま、しゃーないといえばしゃーないですね。
ま、それはおいといて…。
帰りの電車の中で本を読んでいて、突然ひらめいたことがありました。さっそくevernoteにメモ。あ、メモするときはwritenoteってアプリが便利です。
あー、でも。
今までだったら、この時点で「わかった!」「できた!」ってなったんだろうな。でも、「ここからはじまる」って考えなきゃならないんでしょうね。
「ひらめき」を出発点にして、詰めていく。詰めていくためには調べなきゃならないことが山のようにある。瞬発力と持続力。でも、それこそが「ひらめき」を形にすることなのかな…。
にしても、詰めるための方法は考えついてるんだけど、メッチャめんどくさい(;_;)。そんなことする時間、あるのか?

ブレイクスルーとか

「この先」のことが、なかなか形になりません。ずっとずっと考えていて、具体的にやりたいこともわかっているのですが、それを「形」にできないのです。
あらためて、言葉は「器」だなと思います。そこでいう「言葉」は、もちろん「一語」でもあるし「文章」でもあるわけです。そんなとき「定型的な組み立て」がいかに役に立つかを、今回身にしみて感じました。
というところまで来た瞬間に
「あ!それを使えばいいのか!」
ってひらめきました。その瞬間から「形」になりはじめました。
ものごとを考え、形にするっていうのは、たぶん、そういうブレイクスルーがあるんですね。
考える。溜める。それを深め、内圧を高めていく。と、ある瞬間、あたかも「決壊」するかのように言葉が溢れ出す。
そんな感じ。

夜は在日外国人教育関係のことの御べんきょ。こんなことをやってられるのも、あと少しだけなんでしょうね。その先にもしもいけたら、それはもっともっと厳しくおもしろい世界なんだろうなぁ。

で、おべんきょ仲間から誘われて呑み(笑)。
なんだろ…。
おべんきょ仲間ってほんとにいいです。なにがいいかって、「考える土俵」が同じなんですよね。だから、言葉が通じる。今日の呑み相手さん、一昨年、去年、わたしが苦しんでたところを歩いておられます。わたしはわたしなりに「こんなところを歩いてたよ」「あの時は気づかなかったんだけど、こないだやっと道が見えたんだよ」って話をしてたんですが、たぶんそんなことはいろんな人から聞いておられるだろうな。でも、きっと突然ブレイクスルーが来るんです。
楽しいなぁ…。
とか思ってたら、気がつくと終電終わってました(;_;)。

その先を見る

水曜日は、なんかバタバタと忙殺される日なんですよね。ま、会議があるからか。みんな会議、好きですねぇ…。ま、顔をあわせて話しあうことは大切だってのはわかるんですけどね。
それに比べて授業はのんびりしたものです。なんか、ゴソゴソしてる子どもをてきとうにおちょくったり、おべんきょの話をしてみたり。まぁ、権力関係があるのが前提なんだけど、その権力は付与されているものなんで、いかにその権力を緩やかに行使するかなんですかねぇ。
そうそう、教員を呼び捨てにする子がいたので
「呼び捨てかい?」
というと
S「○○先生?」
い「それでよろしい」
S「どひ先生」
い「あ、わたしは「ちゃん」づけでいいよ」
みたいな会話でしたね。
い「だってね、君ら、教員の名前呼ばずに「先生」って言うやん。あれ、イヤやねん。例えばな「先生?」って言われて「なんだい、生徒」って、会話が成り立たへんやんか」
い「わたしな、君らにしゃべるときに「先生はな」って言ったことあるか?絶対に断言できるけど、わたしは自分のことを「先生」とは言わないよ」
みたいな。
ま、それが自分が持ってる権力を隠蔽することにつながるような気もして、それはそれで「なんだかなぁ」ではあるのですがね^^;;。

で、放課後は「その先」を見据えた作業です。「これまで」を振り返って、到達点を明らかにし、次のピークを設定する。
こないだ到達したピークは、あくまでも比叡山くらいかな。でも、誰もがそこに山があることはわかっているんだけど、登行ルートを見つけることが大切なんで、それでいいです。
で、山はまだまだあるので、少しあちこち登ってみたいなと思っています。なので、これからどんな山を登って、次のピークをどこに設定するか。そんなことを考えていました。

夜、帰りにセンセのところに寄って、よもやま話。
「そうなんだよねー。なにか書くと、必ず「そんなん、みんな言ってるやん」って言われるんだよねー。でも、「だって、誰も書いてないもん」っていう、それが「書く」っていうことなんだよねー」
うん。なんとなくそんなことがわかった、この3年間でした。それがあるから、「先」を見られる。

えらいこってす

朝、職場に行くと…。恐ろしいほどのカルチャー・ギャップです。
昨日まで経験した3日間とまったく違う。変化はめまぐるしいし、言葉が飛び交ってるし、「考える隙間」がない。これはたいへんだわ…。
それでもとりあえず、まずは雑務をこなして、そこからもう一回読み返します。
と…。
出てくるわ出てくるわ。カット&ペーストしたところのつなぎが変なのはまだマシで、勢いで書いたところが変(笑)。これはあかんわと訂正したら、一行あふれます。とにかく別のところで吸収したら、今度は注釈入れるの見落としてたのがあって、ここに注釈を入れると、これまた一行あふれます。どうするか…。よし、ここを注釈必要ないように変更して…。あ、その変更で一行あふれた(笑)。
で、なんとか収めきってプリントアウトすると、またまたあふれてます。あり?んー、どっかでみた症状…。あ!また半角フォントの処理が変になってたのか!
なんとなくわかってきました。
一度保存して、ソフトを終了してから再度確認するとカーニングが広くなってて、それが正常値みたいです。ま、今頃わかっても遅いけどね(笑)。
てことで、なんとか完成。

午後は出張です。
たぶん京都の中で一番風光明媚な場所にあるガッコなんじゃないかなぁ。そこでやってる会議の内容がまったく頭に入ってきません。
ま、これもしかたないですね。別世界です。

夜は子どものハピバで、とある格安イタリアンレストランへ(笑)。いや、けっこうおいしいから、いいんです。でも、グラッパまで呑むと、ちょい飲み過ぎ感がありますね。
ま、家に帰って、ケーキ食べて、寝ましょうか(笑)。

さてと、ピークだ!・天王山3日目

最終的に、昨日、9.8合目まで行ったので、ほんとにピークは見えています。最後のひと踏ん張り。とにかく、頭の中にある言葉を書き連ねるだけです。で、10時くらいにとりあえずピークらしきところに到着。さて、三角点を探そうか…。
おっといけない!
目次をつけなきゃ…。
いやな予感が頭をよぎります。だって、目次のためにとっておいたのは1ページだけど、やたら項が多いからなぁ…。案の定、目次つくったら、1ページあふれました。もう、やってられんわ!
やる気なくした…(;_;)。
というわけにもいかず、削れるところを削りはじめます。
うーん…。ここ、出したいけどなくてもいいよな…。あるに越したことはないけど、あったからどうというわけでもないよな…。
えいっ!
みたいな感じです。
さらに、不要な修飾語をなくしたり、接続詞をなくしたり、はたまた言葉を文字数が少ないものに変えたりしながら、どうにかこうにか1ページかせぎました。
ふぅ…。

さて、一度pdfにしゅつりょ…。固まった(;_;)。仕方ないので、再度ファイルを食わせ…。あり?レイアウトが変わってる?ページがまたあふれてる?原因はなんだ?
とりあえずpdfには出力できていたので、比較すると…。あー、半角フォントのカーニングが勝手に変わってるわけね…。てか、あかんやろ!
やる気なくした…(;_;)。
わかにもいかんので、またまた修正です。にしても、なんでワープロソフトなんだ?こんなもん、indesignならぜったいこんなことないのに。マージンとフォントサイズと行送りと字送りを決めたらええことやのに…。
とにかく、「勝手に変わる」のは対処のしようがありません。半泣きになりながら、せこせこいじって、ようやく2時過ぎにピークに到達!
さてと、次は「アブちゃん」です。えーと、どうやってつくるんだ?
天から「コピペ」というささやきが聞こえてきました。なるほど(笑)。「コピペのしかたが悪いという指摘は見たことも聞いたこともない」というささやきも聞こえてきます。なるほど(笑)。
てことで、あっちからこっちからコピペして変形してるうちに、またまたページがあふれて…。でも、想定内です。あっちを切り、こっちを切り、文末の位置を確認しているうちに…。
あれ?おさまった?てことは?
できたー!
時に19時20分。

さてと。
あとは、あしたの朝、もっかい読んでみよう。

今日「カタ」をつけたる!・天王山2日目

昨日はほぼほぼ「考察」の半分まで進みました。今日は後半書いて、「結語」まで一気に進みたい。
昨日は「強める」までは到達したんだけど「弱める」ができませんでした。なんでだろ…。
あ!分類方法が違ったんだ!「事例」による分類じゃなくて「要素」なんだ!だって、「作為」なんだから「作為」で分類しなくちゃ。
こう考えた時から動きはじめました。
で、夕方にはとりあえず「結語」までいきました。が、問題が山積みです。こんなこと書いてたら、さらに10枚くらい必要です。というか、体力もちません。
と、天の声が…。
「結語はそんなことやるんじゃないよ…」
なるほど!じゃ、テンションを抑えて書くことにしましょう。
でもなぁ…。どうしても書かなきゃならないことがあるんだよなぁ…。こいつをどうやって組み込むか…。
ま、なんしか、書くだけ書こう。
昨日が3合目から7合目まで行きました。昨日はアタックキャンプを張ったつもりでした。今は9.5合目まで来ました。ピークは目の前です。このまま一気にピークを目指すか、それともピバークするか…。
ビールの誘惑には勝てません(笑)。
とりあえずピバークだ。
うん、ピバーク中のウィスキーはうまい!

「考察」まではやりきりたい・天王山1日目

今日から3日間は、とりあえず6時起きでやることに決めました。たぶん、わたしの集中力がもつのは、せいぜいが12時間。てことは、夕方6時を過ぎに限界が来て、おふろ入ってビール飲んだら、ちょうどいい感じだなって計算です。
さてと。昨日、レイアウトが終わったので、今日から「考察」です。
実は12月26日に一度書いたけど、ダメ出しされたので、完全にやり直しです。でも、いちおうこないだ降りてきたので、前半部は書けてます。前半部が書けていたら、それの「答え」を書くのが「考察」なので、できるはずです。「one research question,one conclusion」です。
結局、何が「問題」なのか。その「問題」がどうやって起こり、それをどう解消するかって話なんですよね。
その起こる過程、強まる過程、弱まる過程を、その前にある「素材」から「問題意識」に沿ってあてはめていく。そうすれば、おのずとできるはずです。
そして、そのラフスケッチは、実は昨日のカントク中につくってある。
インスピレーションと作業のリンク…。みたいな?
ふむ。強まるのはシステム。弱めるのは「作為」。対称的です。作為は、とりあえず反システムなのか。
なんか、そんなことを考えていたら、とりあえず「考察」部分は形になってきたかな。てところで、タイムアップです。