その先を見る

水曜日は、なんかバタバタと忙殺される日なんですよね。ま、会議があるからか。みんな会議、好きですねぇ…。ま、顔をあわせて話しあうことは大切だってのはわかるんですけどね。
それに比べて授業はのんびりしたものです。なんか、ゴソゴソしてる子どもをてきとうにおちょくったり、おべんきょの話をしてみたり。まぁ、権力関係があるのが前提なんだけど、その権力は付与されているものなんで、いかにその権力を緩やかに行使するかなんですかねぇ。
そうそう、教員を呼び捨てにする子がいたので
「呼び捨てかい?」
というと
S「○○先生?」
い「それでよろしい」
S「どひ先生」
い「あ、わたしは「ちゃん」づけでいいよ」
みたいな会話でしたね。
い「だってね、君ら、教員の名前呼ばずに「先生」って言うやん。あれ、イヤやねん。例えばな「先生?」って言われて「なんだい、生徒」って、会話が成り立たへんやんか」
い「わたしな、君らにしゃべるときに「先生はな」って言ったことあるか?絶対に断言できるけど、わたしは自分のことを「先生」とは言わないよ」
みたいな。
ま、それが自分が持ってる権力を隠蔽することにつながるような気もして、それはそれで「なんだかなぁ」ではあるのですがね^^;;。

で、放課後は「その先」を見据えた作業です。「これまで」を振り返って、到達点を明らかにし、次のピークを設定する。
こないだ到達したピークは、あくまでも比叡山くらいかな。でも、誰もがそこに山があることはわかっているんだけど、登行ルートを見つけることが大切なんで、それでいいです。
で、山はまだまだあるので、少しあちこち登ってみたいなと思っています。なので、これからどんな山を登って、次のピークをどこに設定するか。そんなことを考えていました。

夜、帰りにセンセのところに寄って、よもやま話。
「そうなんだよねー。なにか書くと、必ず「そんなん、みんな言ってるやん」って言われるんだよねー。でも、「だって、誰も書いてないもん」っていう、それが「書く」っていうことなんだよねー」
うん。なんとなくそんなことがわかった、この3年間でした。それがあるから、「先」を見られる。

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