理解増進法をめぐって

それにしても、理解増進法ですね。
そもそもあの法律、当事者が「つくれ」といってつくった法律ではないです。どちらかというと、首相補佐官の差別発言に端を発し、さらにG7のタイミングでできたものです。つまり、政権側の都合でつくったものです。なので、当事者の声なんてまったく反映されていません。
Nothing about us, without us.
のま反対です。んなもん、まともなものになるはずがない。
もっとも、この間問題になっている「すべての国民の安心」ってヤツですけど、文科省のハンドブックにも
「学校においては、性同一性障害に係る児童生徒への配慮と、他の児童生徒への配慮との均衡を取りながら支援を進めることが重要であること」
とか書いてあるし、実は「まぁさもありなんきん玉すだれ」と思っていました。あと、保護者のことも
「保護者が受容していない場合にあっては、学校における児童生徒の悩みや不安を軽減し問題行動の未然防止等を進めることを目的として、保護者と十分話合い可能な支援を行っていくことが考えられること」
とか書いてあるし、まぁそんなもんです。
で、ああいう悪法ができてどうなるか。
実は、わたし個人については、ほとんど影響がないだろうなと思っています。まぁ、法律があろうがなかろうが、これまでひとりでいろんなことをやってきたし、これからもひとりでいろんなことをしていく。それはわたしだけじゃないです。例えば交流会の子どもたちだって、結局はひとりでいろんなことをしてきたし、これからもしていく。単にそれだけのことです。
まぁでも使えるところはうまく使うというのはアリだよなとも思っています。
まぁそんな感じ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です