充実してたかも

今日は京都府中北部まで出張です。なので、朝は少しゆっくり。それでも9時半過ぎに移動開始です。出張内容は京都府全体の某人権教育研究会の第1回のあつまりです。
で、会場に到着。着くのが少し早過ぎたかもしれません。まぁでもおべんと食べてたらいい時間になるでしょう。おべんとをぱくついてると、いろいろ知りあいがおられてあいさつです。
なんか、いつの間にかいろいろ知りあいが増えて変な感じです。なにせ一介のヒラ高校教員ですからね。
やがて全体会がスタート。本店の人の話、悪くないですね。おそらくようやく焦りはじめたんでしょう。いいことです。2002年までは法律があったので「やらなきゃいけな」かった。でも、そこから惰性でやってきて、どんどん失速していった。そんな中2016年に新たに法律ができて、そこから7年たって、ようやく動き出した感じです。
全体会のあとは分科会。わたしが参加した分科会では3本のうち2本が日本語指導が必要な生徒へのとりくみです。いいことです。もちろん日本語指導が必要な生徒の影に在日コリアン生徒が隠れてしまう可能性は否定できません。が、とにかく突破口が必要です。
うち1本の小学校のとりくみを聞いたあと、そこの小学校の教員と雑談してたら、知ってる生徒が出てきて、これが地域だなとあらためて思ったり。こういうつながりをつくってきたのは、やはり同和教育というか解放教育なんだなと。
ちなみにもう1本のレポートは不登校の生徒の話でしたが、どう考えてもムラの子ですね。まぁ違うかもしれませんが。ただ、それが表にならない。まぁ人権教育の推進計画でも、「女性」「子ども」「障害者」というふうに「人」が並ぶのに、部落差別だけ「部落問題」と「人がいない」記述になってます。なぜこうやって隠すのかなぁ。もちろん「差別ゆえ」という理由はあるでしょうが、他の人権課題も差別があるから列記してあるわけで、なにかがおかしい。
まぁそんなことを考えながら研究会も終了。と、たまたまそこにいた本店の人に
「なんか、外国人の子のことを担任任せにしてる学校があるみたいやで」
とチクってやりました。いや、この間の会議でそういう話が出てきたんですよね。すると、本店の人が
「外国人のことは学校全体の課題だ」
と、これまたうれしくなる話をしてくれました。そうなんですよ。教務も進路もかかわる話です。
「いま、管理職に話をしてる」
とのことです。よしよし。少し種火が大きくなってる気がします。もっと大きくしなくちゃね。
そんなこんなで帰途につきました。
夜、AっちゃんとHるが来てくれてもんじゃパーリー。いろいろ話を聞かせてもらって、エールを送るなど。
うん、なかなか充実した1日だったかも。

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