蛸壺から出ると世界は広い

もちろん「世界」を股にかけて飛びまわる方もおられるし、仕事じゃなくて純粋な好奇心で世界の隅々まで行っておられる方もおられます。
それに比べて、関西の片隅でゴソゴソ動くだけ、「海外」に行ったことって、韓国に1泊2日しただけのわたしが「世界は広い」なんていうのは「お前のどこが世界やねん」というご批判を浴びることはわかっているのですが(笑)。
でもねぇ。最近「世界の広さ」を実感しています。
わたしはずっと、在日や部落のことを通して「人権」について考えてきました。まぁ、わたしよりずっと詳しくてずっと深く考えておられる方はもちろんおられますが、それでもそれなりに考え、わずかな実践はしてきたという「一寸の虫にも五分の魂」的な自負はあります。
でも、自分の自負は蛸壺のなかのことなんだなって、最近つくづく感じます。
自分はパイオニアとまでは言わないけど、それなりにトップランナーでやってきたことはあります。でも、それは蛸壺の中の話。蛸壺から出ると、似たことをやっている人はたくさんいて、その人たちのほうがはるかに広く深くものごとを考え実践しておられます。もう、リスペクトのひとことです。
でも…。
でも、ほんの少し違う。そこにこそ、わたしのオリジナリティが存在しているはずです。それを探すこと。そしてそれが「世界」とつながること。
蛸壺から出た世界は、とてつもなく風通しのいい広い世界o(^^)o

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