うまい肉

今年も「歩いて、肉を食べて、また歩く」日がやってきました。
今日行く場所は3年ぶりです。あの頃、いろいろあったので、なんか、ちょっと懐かしく思い出します。
てなことを考える間もなく、バスの中では仕事仕事。なにせ、昨日の夜遅くにデータが送られてきて、明日までにそれを形にしなくちゃなりません。
で、肉の場所に着いたら、とにかく火おこし(笑)。
で、にく!今回は引率グループがあるので、肉もめっちゃおいしいのを買ってきてくださって、もう、肉祭りです。
おかげさまで、帰りのバスは寝ちゃいました。ヤバイです。おべんきょ、間に合うのか。

これがポピュリズムか?

今日、とある選挙がありました。
過去は信任投票ばかりだったけど、ここ数年は選挙になることもありおもしろかったのですが、今回はちょっと様相が違いまして。どうなるかと思ったのですが、見事に予想を覆すというか、なんというか、まぁそういう結果になりました。
で、終わったあと「有権者」に「誰に入れたの?」「理由は?」とたずねました。すると「なんとなく」との答え。「政見放送、ちゃんと聞いた?」「聞きましたよ」との答え。
ま、選挙公約を浸透させる時間を確保してこなかった「やり方」そのものの問題はとても大きいです。そりゃ、パッと聞いて理解できるものではない。でも「なんとなく」はないだろうと。
でも、思ったのが
「なんとなく、この人ならなんとかしてくれるんじゃないか」
みたいな基準で選ぶこと、あるんじゃないかと。で、ここの問題は「なんとなく」と「この人」と「くれる」かなと。
実際に社会を動かしていこうとすると「なんとなく」ではなく明確で現実的なというか事務的なものが必要だし、「この人」ではなく、事務方やさらには有権者どころか選挙権がない人間もかかわらざるを得ないし、それは「くれる」じゃなくて自分もかかわるわけです。
でも、そうはならない。
そう考えた時、今回の選挙結果はよかったなと。選挙とはなにかとか、何を基準として選ぶのかとか、選挙の結果についてどう責任をとるのかとか、そんなことが学べるのかなと。そんなことを思いました。
にしても、これからしばらくがめんどくさいなぁ…。

そしてやっぱりこもりん(最終日)

昨日、「バラす勇気」をもらったわけですが、だからといって、バラして再度の組みあげがすぐにできるとは限りません。あのピースをこっちに持っていくか、いや、あっちに持っていくか。このピースとこのピースを組みあわせて…。いや、こっちのがいいか。えーい、チマチマ動かしても埒が明かん。いっそ、大鉈を振るうか。うわ(;_;)。
みたいなことを延々と繰り返します。そんな中、時間だけは順調に過ぎていきます。今日は某所で「ふぇみにすとからおけ」をしてます。行きたいなぁ…。でも、これを放って行ったら、たぶん永遠にダメな気がします。
うーんうーんとやっていて、ふと気づくと、あり?とりあえずははまった?
まだまだ隙間が開いていたり、少し無理なところはあるけど、とりあえずははまったかな?
よし、ひと晩寝かせて、あした調整だ…。
あ…。牛が残ってた(;_;)。

こもりんからちょいと外へ

朝起きると、センセからコメントが来てました。とても優しくて、でも鋭いコメントです。自分のえーかげんさがよくわかります。反省…。
でも、そのコメントをどう活かしていいかわからないのが、わたしのダメなところです。さてどうするか…。
てことで、今日はひとりで悩むのではなく、おべんきょ仲間のダメダメ先輩と一緒に悩むことにしました。
今日は天気もいいから、ちょいと公園にでかけておべんきょです。あーだこーだと論議をして、夜は呑み。
うーん。なんか今日は息抜きか?
いえいえ、そんなことはないです。
センセのコメントを活かすには、一度組みあげたものを、とりあえずバラす必要があります。その決意と、そして再度組みあげる「やる気」が必要です。それを先輩からもらったんですよね。
感謝!

山歩き、からのこもりん(3日目)

朝、けっこう早くに目が覚めたので、「ちょいと行くか」ということで、久々の軽い山歩きに行くことにしました。
が、外に出ると雨もよう。天気予想を見ると…。んー、ビミョーです。でもま、いいか…。行っちゃえ!
久々山は気持ちいいです。

1時間ほど歩いて気分転換終了。
家に帰って、再びリライトです。なんか、言葉が散漫なので、それらを締めることにしました。が、まだまだアカンなぁ…。
夕方からアブちゃんもいじくったりして。グーグル翻訳、すごいのかすごくないのか(笑)。

こもりん(2日目)からの、ちょっと呑み

昨日送ったものの、読み返すとアラがあります。当然のことながらリライト。
でも、夕方にはパワー切れ。幸か不幸か、今日は組合の「おつかれさま&歓迎会」なので、それに行くことにしました。
4時から6時まで飲んで、けっこうな酔っぱらいです。で、二次会もなく、あまったお寿司をおみやげに持って帰ったら、家族は大喜びでした。

そりゃそうだわな(笑)。

こもりん(初日)

さてと。今日から5連休。いろいろイベントもあるし、行きたいところもあるし、お誘いも受けているけど、とりあえず予定は入れていません。というのは、連休明けに「おべんきょ結果」を出さなきゃならないからです。今日はそのひとつ前。センセに送らなきゃなりません。
実は29日に一回送ったのですが、送ってから「未完成」ってことに気づきました。なので、こないだ
「あれ、未完成なので読むに値しないです」
という謝りのメールを入れました。で、自分で設定した「次バージョン」の〆切が今日なんです。
てことで、リライトリライト。
それでもなんとか晩ごはん前にはいちおう完成。かな?
おそるおそるではありますが、送りました。
さてと。あしたはあぶちゃんをやっつけなきゃ…。

問われるのはこれから

朝、「今日は忙しい一日になるだろうな…」と思いながら出勤です。
とりあえず2時間授業をさっくり終えて、一息つきます。と、内線電話。来られたか…。
てことで、今日は午後から「人権公演」です。去年は桑山さんをお呼びしての公演。今年はちゃんへんさんです。
実はちゃんへんさん、8年前にお会いしています。てか、放送担当しただけなんですけどね。でも、あの時からぜったいに呼びたいと思っていたんですよね。で、今日、それが実現するわけです。

とりあえず体育館で準備開始。ちゃんへんさんは入念にウォームアップされます。
途中、「覚えてはりますか?」と無茶ぶりをすると「覚えてますよ」と、これまたうれしい答が返ってきました。
そんなこんなしているうちに、いよいよ開始です。
ひとつひとつのパフォーマンスにみんな大喝采です。そりゃそうです。世界屈指のパフォーマーですからね。生徒だけじゃなくて、教員もみんな食い入るように見つめています。
そしてトーク。日朝関係史からはじまって、自分の生い立ちやそこで考えたこと。笑いを交えながらも、ずきんとする話が続きます。気がつくと、前にいる生徒が泣いています。
で、ラップ。いろんなものがつながっているんですね。
あっという間に2時間が終わりました。

うちの生徒の中には当然「ウトロ関係者」がいます。なかには
「センセイ、なんで知ってるねん」
「いや、風のうわさでな」
みたいな話もあるのですが、せっかくなのでちゃんへんさんに会わせにいったり。

崩しの間、ちゃんへんさんはクールダウン。そこにクラブをしに来た生徒が寄ってきます。ステージの上とは違う、目の前で繰り広げられるディアボロのパフォーマンスは迫力が違います。思わずみんな
「握手いいですか」
「写真いいですか」
さらには
「サインいいですか」
おいおい。うらやましいから、わたしも便乗(笑)。

さてと、楽しい時間は終わった。
でも、ここからなんですよね。ちゃんへんさんの力を借りて、次に自分たちが何を伝えられるのか。力は借りるだけ。頼っちゃいけない。

がーんばーろう♪!

仕事の合間、ネットを見ていたら「性的少数者の子に配慮求める通知 文科省、対象範囲拡大」なるニュースが飛び込んできました。ふぅむ、出たか…。まぁ、通知なんてものは現場に降りてくる前に「アクティビスト」にわたるみたいです(笑)。実物の写真をあげてくださる人もおられたりして「ふむふむ」と読んで…。そのうちに文科省のサイトにあがってることも確認しました。

いや、これね。喜ばしいことです。だって、これを読んで、真っ先に浮かんだのは、実際に学校の無理解に悲しみと怒りを覚えている中学生です。あるいは、受け入れられるかどうか、カミングアウトするかどうか悩み続けている小学生です。あるいは、カミングアウトしたけど、その要求の実現のために、常に学校から要求され続けている小学生です。
その子らのためには、きっと喜ばしいことです。

でも、一方で、なんとも言えない虚脱感に襲われました。
おそらく、わたしは2006年頃から「学校の中のトランス」にもっとも力を入れて、地方都市の片隅で「雪かき仕事」を続けてきました。でも、そこから考えるさまざまな蓄積があります。
今回の通知は、そんなことをすべてすっ飛ばしてブルドーザーで均すようなものな気がしたのです。
この通知の結果
「あー、いつきさん言ってるみたいにゴチャゴチャ考えなくても、ちゃんと配慮しますよ」
みたいな世界が来るんじゃないか。本質を置き去りにしたまま「ノウハウ」だけが求められる世界が来るんじゃないか。そして、そのノウハウは誰が持ってるかというと、これが「専門家」だったりするわけです。となると、「診察は不要」とする、ある種画期的な通知であるにもかかわらず、グルリと一周まわって「専門家主義」じゃんかってことになるんじゃないか。
その時、交流会に集う子どもたちとともに積み上げてきた本質はどこかへ飛んでしまう。
そんな気がしました。

でもね。
きっとこの通知は、うちの交流会の子らも含め、全国各地で声をあげ、自分のまわりの社会を少しずつ変えたトランスの子どもたちの声の上にある。そんな気もするのです。
なので、たぶん一番大切なのは、そのことを忘れないこと。
2003年にはじめてわたしのところに送られてきた一通のメール。学校がとても好きで、勉強もしたいのに、制服が着られず、ジャージすら認めてもらえない子の、淡々とした絶望のメール。それに対してなにもできないわたしがいたこと。そこから出発していること。そして、やがて各地から相談メールが来て、それぞれの地の友だちに連絡をしながら、その子らのサポートが少しずつできるようになったこと。その先に、交流会がある。
そのことを忘れないこと。
そして、ブルドーザーではなく「雪かき」をしているからこそわかることがある。それを発信し続けること。

そんな気持ちにさせてくれたのは、尊敬する先輩や大切な仲間たちのエールでした。

ブルドーザーで雪かきすると、大切なものもいっしょに捨ててしまうような気がします。

ブルドーザーには、狭い路地裏の雪かきは出来ないのです。

そしてブルはゴミもたくさんの雪を海に捨てて環境破壊までします☆
しかしそれをしないと交通麻痺。何が正解なのか、どこに鍵があるのか、悩みながら雪かきをします。

よし、がんばろう。ここからだ。

一日の真ん中をとられる〜検討会

昼からは生徒引率の出張。たった2時間の講習会。もちろんあったほうがいい。というか、指導できない(笑)わたしとしては助かります。が、昼の1時〜3時って、一日の行動をかなり限定させてしまいます。ま、京都府全体から集まることを考えたら、その時間しかないことはわかるし、当然なんですけどね。
てことで、午後は会場にいながらおべんきょです。
で、夕方家に帰って、あちこちメールのやりとりとか、送られてきた文章を読んだりとか。
その後、突然、今朝の「おべんきょ結果」の研究会がはじまったり。あちこちチェックをしてもらいました。
うん。
なんか、先が見えてきた。とりあえず、不十分でも最後までいかなきゃ、次のステップには行けないってことですね。
にしても、便利な世の中になったなぁ…。

あー。
便利な世の中にはなったんだけど…。
こわい世の中にもなりました。
戦争への一歩をとうとう踏み出した。