日: 2012年7月17日
とある比較
とにかく暑いです。なのに、昼に
「電力使いすぎなんでクーラーとめてください」
とのお達しがあって、クーラーとめられちゃいました。まぁええけど…。ちょうど寒かったし…。
「寒い…?」
と思って熱を測りにいったら、微熱があります。こりゃ寒いわけだ。でも、どうせ夕方にはさがるだろうし、放っておくことにしましょう(笑)
仕事が終わったら大阪へ。しばし真剣な会議をして、そのまま呑みへ移行です。
しばらく他愛もない話をしていたのですが、ふと
「ところでいつきさん、いじめってどう思いますか?」
という質問が飛んできたところで、一気にみなさんに火がつきました。これ、どっかであったなぁとか思いながら…。
ちなみに、いじめについては、ここやここみたいに過去何度か書いてきたし、状況は悪くこそなってはいるものの、改善しているとは思えません。最近だと内田樹の「いじめについて」や「いじめについての続き」は
「あぁ…」
とか思いましたねぇ。
ちなみに
「昔は…」
という言及をされる方もおられたのですが、別の方から
「昔は当たり前だったから認識されなかった」
みたいな意見も出てきて、その実例として「巨人の星」がでてきたあたりでかなり納得です。
たしかに星一徹の子育ては完全なDVと虐待ですわな。そこにジェンダーバイアスがはいって悲惨なものです。
そんなこんなで盛り上がっていたのですが、たまたま精神科医がおられたので
「あの…。精神科医から見て、星飛雄馬と矢吹丈とどっちがヤバイですか?」
と質問。ともに梶原一騎のキャラですからねぇ。で、精神科医の方は即座に
「星飛雄馬でしょう」
とのこと。曰く
「矢吹丈は独立してたけど、星飛雄馬は最後まで親の束縛から自由になれなかった」
なるほど。曰く
「矢吹丈は真っ白に燃え尽きることができたんですよね」
なるほど。たしかに星飛雄馬は大リーグボール3号で腕を痛めて失踪しました。燃え尽きてないです。
「そうかぁ、だから赤軍派は「われわれは星飛雄馬である」とは言わず、「われわれはあしたのジョーである」と言ったんですねぇ」
もう、わけがわかりません。でも、精神科医的に見ると、あらたな見方もできるんですねぇ。
てなことを話していると、けっこういい時間になりました。さてさて、帰りましょう。今日は余裕やな。