で、その会場が桃李園という韓国料理の店です。
ここ、すごくおいしい!
在日2世のハルモニとそのお子さんのおふたりできりもりをされている店です。まず、店の中がおしゃれ。しかも装飾品がこれまた雰囲気があります。
なんでも、出される野菜はすべて自分の家の農園でつくっておられるとか。仕入れる肉も、そうとうお店にこだわっておられて、「ここ」というところから仕入れておられます。さらに、ごはんは近所の農家が自分で食べるためにとってあるものをわけてもらっておられるとか。
まずは、突き出しに、カクテギ・イカフェ・メンテが出てきました。これがすべてすごくあっさりとしていておいしい!イカフェは普通のと違って、あまりごま油はきいていません。なので、すごくさっぱりしています。
続いて、ポッカが出てきました。ここに入っている大根のおいしいこと!味がものすごく染み込んでいます。ハルモニが「つくりかた教えてくれっていう人がいるけど、そんなもん、教えてもつくれへん」と笑っておられます。なるほど…。
続いて出てきた肉が、これまたすごいです。カルビは脂が口の中でとろけます。もうひとつの肉は部位がわからない*1のですが、こちらは適度な歯ごたえとうまみがあって、これまたおいしい。
最後に出てきたのはチゲ。そして、白ごはん。チゲは熱辛。この汁にごはんを少し浸して食べると、これがおいしい。ごはんは完全には精米していないみたいで、ほんの少し残った胚芽がプチプチ感を出しています。
そうそう、飲み物のレポートも必要ですね。
もちろんマッコリはおいておられます(笑)。これが、酸っぱくもなく甘ったるくもなく、ちょうどいい感じです。それと、はじめて見る銘柄の焼酎。どうも麦100%のものらしいです。なので、すっきりしています。
ちなみに、「なにを呑もうかな」とか言っていたら、「これを一杯飲ませてあげよう」と出してこられたのが、「百年の孤独」でした。んまかった〜。焼酎が苦手なわたしでも、ここの店のものは呑めますわ。
味だけじゃないです。ハルモニとマスターの話が、また濃いぃ。民族教育の話とか、チェサの話とか、なんかあちこち飛びながらも、いろんな話を聞かせて下さいます。そのたびに家族の写真が出てくるのが、またおもしろい。
てことで、大満足。ごちそうさまでした!
場所はこのあたりです。