文化祭の夜

文化祭の夜は、当然打ちあげです。
ウチの学校の飲み会、いろいろあるのですが、文化祭後の打ちあげは、なぜか「個人あるいはグループ*1」が全員に呼びかけて行っています。でも、それがいいという話もあります。ここでは部長も管理職もありません。みんながテーブルを囲んで、夏の思い出を話しあったり文化祭のことを振り返ったり、あるいは普段の悩みを話しあったり。そんな場は、やっぱり必要なんだと思います。
きっと、教職員劇も打ちあげも、「出会いの場」なんだと思います。てことで、交流会づくりが趣味のわたしとしては、やめられない…。

*1:教職員劇スタッフ

で、本番

それにしても、2回の練習で芝居をかけるのもたいがいだよなぁ…。まぁ、しょせんは教職員劇だからいいけど…。
てことで、「教職員劇ニュース第6号」から転載です。

本日は、たくさんのご観劇、ありがとうございました!
本番前はどうなることかと思ってはいたのですが、幕が開くと、卓球台にはネットがあったり、さまざまなところに細かい工夫がなされていて、「さすが!」と思わせるものでした。また、昨日は聞かなかったセリフが入っていたり、昨日あったはずのセリフがなかったり(笑)と、いつもの通り、臨機応変なキャストのみなさんでした。

それにしても、教職員劇も7年ぶりぐらいでしょうか。
7月に生徒部から「やって」と言われた時は、「まぁいいか…」と安うけあいをしましたが、そこからは苦労の連続でした。
台本ができたのは例年にない早い時期(7月終わり)だったのですが、出演交渉が大幅に遅れてしまいました。そのせいもあってか、みなさんのご都合がつかず、最後の最後まで「急募!」の文字がニュースに登場してしまいました。
そんななか、一度は教職員劇を中止しようかとも思いました。何人かの方に相談をしたのですが、あるキャストの方から「しかたないですね。でも、ちょっとさびしいですね」と言われました。その言葉を聞いて、「やっぱりやろう」と気持ちを引き締めなおしました。
そういう気持ちが通じたのか、あちこちから「出てもいいよ」「手伝うよ」という声が出はじめて、無事、今日の舞台につながりました。
そして、生徒たちの大きな声援は、7年前と何も変わることがありませんでした。舞台がはじまる直前の緊張感とともに、「ここに帰ってきた」という思いがこみあげてきました。

そういえば、このニュースも、ここ数年は、せいぜいが1号出すだけ(打ちあげの案内文)でした。それが今年は6号も出すことができました。今年は「ネタ」もあまり思いつかず、もともとあまりない中身が、なおさらありませんでした。それでも、何人かの方から「楽しみにしているよ」と声をかけていただけました。そんなみなさんの思いに支えられて、今日の舞台がありました。ありがとうございました。

本号をもって、今年の教職員劇ニュースは終わります。しかし、これは教職員劇の終わりを意味するものではありません。いつかだれかが、ふたたびこのニュースを出すその日まで、一時教職員劇ニュースの発刊を停止します。

練習最終日(笑)!

今日から文化祭。教職員劇については、きのうが練習初日でしたが、今日が練習最終日です。
教職員劇って、出演者はおろかその内容も含めてすべてがトップシークレットですから、練習は昼間はできません。夜まで時間があるので、わたしは音づくり(笑)。って、きのうの練習では音はなかったんですよね。
いくつかの音は決まっていたのですが、まったくプランがないところももちろんあります。自分の記憶を頼りに、ひたすら音を探します。「これ」と思った音も、必ずしもフィットするわけではありません。台本を見て、動きをイメージして、音のイメージとつきあわせます。そんな中で選んだ曲は以下の通りです。

  • 「怪傑ハリマオ」のテーマ(客入れ)
  • RAINBOW「Kill the King」(On Stageより)
  • 「鉄人28号」のテーマ
  • Eye of The Tiger
  • Billy’s Boot Camp(DVD)
  • Do it(V6)
  • デビルマン」のテーマ
  • We will rock you
  • we are the champions
  • WAになっておどろう(V6)
  • 大阪で生まれた女(客出し)

で、夕方6時頃から「ほぼ全員練習」開始。ここからの集中力はさすがです。セリフはまったく入っていませんが(笑)、場面場面に応じた「だいたいそれ」なセリフが出てきます。まぁ、それが教員の得意技なんですけどね。
てことで、3時間ほど練習をして終了。
あしたが本番だ…。

練習開始!

いよいよあしたから文化祭。
今年の文化祭では久しぶりに教職員劇が復活します。
ところで、台本をあげたのはえらい早い7月のことでした。ところが、夏休み中バタバタしていた関係で、出演交渉がぜんぜんできていませんでした。で、9月になってもバタバタしていて、これまた出演交渉がぜんぜんできていませんでした。なので、ぜんぜん役者が足りていないという…。どうしよう…。
でも、とりあえず、まだ一度も練習をしていません。てか、ヒマなかったし(笑)。なので、とりあえず今日から練習開始です。
7時に体育館に集合。三々五々(笑)集まってきた役者さんとボチボチ打ち合わせ。とりあえずだいたい(笑)集まったところで、軽く通し。とは言え、全員じゃない…、てか、主役級でも来ていない人がいるわけで、かなりヤバイです。
1時間半ほど練習して立ち稽古終了(笑)。で、ある教員のひとこと。「ん、大丈夫!いけるやん!」。
その強気がこわい…。

焼肉の町

朝、生徒から「照明がつかない」というメールが来ました。いま、文化祭直前で体育館で舞台練習をしているんですよね。
幸か不幸か、今日はウトロで集会があって、放送を頼まれていました。なので、学校に行く用事があるので、ちょっと早めに家を出ることにしました。
あれこれテスターで電源を見ていると…。来てません。てことは、どっかのヒューズが飛んでるか…。学校の電源のヒューズなんて、そこらの店においているものじゃないし、てか、そもそもヒューズなんて死語やし(笑)。まぁ、明日電気屋さんに来てもらって症状を伝えるか。
で、放送セットを持ってウトロへ。
なんだかんだとバタバタしていたので、集会には出られませんでした。でも、わたしの担当は集会の後、焼肉会場の放送担当だからいいんです(笑)。
一通りセッティングを終えたころに、集会や散歩を終えた人たちが集まってきました。せっかくなので、BGMはこれです。
そうこうするうちに、ウトロ出身のジャグラー金昌幸(キムチャンヘン)さん*1が登場。すごいジャグリングテクニックを見せてくれました*2
ところで、このあたりは「仕事中」なんですが、町内会長さんが
「センセ、ちょっとここに座り」
と言ってきます。
「え、いま仕事中…」
「ええから座り。ビールが入ってへんセンセはセンセとちゃうやろ」
さすがによくわかってはります。あとは一缶飲み干す前に、前にビールが並ぶという、いつもの状態の開始です。肉をつまんでは、ビールを半缶を繰り返していると、ちょうどいい感じになります。あたりが暗くなりはじめた頃、「ちょっと手伝え」と言われて、近所の資材置き場へ。工務店ライトと脚立をかついで照明のセットです。
やがてあたりが暗くなると「ノレ」のはじまりです。ハルモニの歌にあわせてあちこちで踊っている人がいます。やっぱりウトロはウトロです。ただ、放っておくとこれが延々と続くのもウトロです(笑)。仕切っている人が「7時半まで!」と一声。どうなるかなと思ったのですが、本当に7時半に終わりました。みなさん、歳とったな(笑)。

それにしても、この町、やっぱりぜったいに守らなあかんな。

*1:ウトロの人は大道芸って言ってたなぁ…

*2:世界チャンピオンなんだ…

会議(ToT)

起床は4時10分。そこから小刻みに10分ずつ寝て、4時半には完全起床。4時40分にタクシーに乗って駅に移動です。5時09分の列車に乗って、京都へ。京都到着は9時過ぎです。で10時から某在日外国人教育関係の会議。
さすがに眠いです。でも、寝られないです。いや、会議だからじゃなくて、午前10時なんて寝られる時間じゃないということなんですけどね。で、出席者も少ないことなんで、11時頃には午前の部は終了。お昼ご飯のラーメン&ビールです。
午後からはそれなりに白熱した会議ができて、よかったよかった。朝早くに松山を出た意味がありました。
会議終了後は飲み会です。でも、さすがに晩ご飯は家でと思い、帰ろうとしたら、外はものすごい雨です。駅まで迎えに来てもらおうと電話をしたら「今、外に出てる。雨がすごいから雨宿りしてんねん」というパートナーのお言葉。なので、家に帰るのをやめて飲み会に合流しました(笑)。それでも1次会でダウン。
家に帰る頃には半分寝ていました。

ルサンチマンとあこがれをもう少し

シンポの後は懇親会。懇親会の席では、いろんな人といろんな話をしたのですが、中でも最後の問いは、自分としてはとても興味があったので、懇親会の最後に明秀さんのところにいきました。
シンポの時に、わたしは「セクシュアルマイノリティの場合、階層などには関係なく普遍的に存在する。だから、すべての当事者が「権力」へのルサンチマン・あこがれを持つわけではない*1そのために、その切り口で語ることが難しいんじゃないでしょうか」ということを提示するにとどまったのですが…。でも、明秀さんにとっては、それなりに腑に落ちるところもありながら、考えるところでもあったようです。
ついでに言うと、セクシュアルマイノリティというくくりもかなり大雑把ですよね。ゲイとレズビアンとではぜんぜん違うし、トランスだってMTFとFTMではぜんぜん違う。なので、それらをひとまとめにして、一つのルサンチマンにもっていくのは相当無理があるんだと思います。でも、「MTFは「若い女性」という記号へのルサンチマンとあこがれがある」とか言われたら、「そりゃそーだ(笑)」となる可能性は大ですよね。でも、そんなもん、運動にも何もならないわけで*2、明秀さんの話との接点は持ちにくいだろうなぁ…。

*1:逆に言うと、持つ人「も」いる。

*2:逆にジェンダーバイアスにまみれている話なわけで…

日本解放社会学会

朝、いつもとさほど変わらない時間に京都駅へ。目指すは八条口バス乗り場です。バスに乗った行き先は、なぜか松山(笑)。しかし、なんでこんな日にと自分でも思うのですが、まぁそこはそれ、「忙しい時こそ時間ができる」んです(笑)。
で、向かったのは日本解放社会学会。なんでもシンポジウムをするとか。それにしても、一介の算数の苦手なしがない高校数学教員が、なんで社会学の学会のシンポに出るハメになるねんとは思うのですが、そうらしいです。
会場に着くと、なにやらわさわさと出てくる一団がいます。見てみると、シンポの関係者です。なんでも、昼ご飯を食べながら打ちあわせをするとか。ほなわたしも行かなきゃなりませんやん。てことで、ついていきました。実際には打ち合わせもほとんどなく、互いに自己紹介をしておしまいという感じ。
で、シンポ。
トップバッターは、加藤Kさんによるレインボーカレッジにかかわる実践報告です。学生が動くのっておもしろいですね。Kさん自身も若いので、サークルのノリがあっていい感じです。
続いて、堀江有里さんによるカミングアウトをめぐる考察です。「語ること」と「隠すこと」の間についての考察をしておられたのですが、ぜんぜんわかりませんでした。みなさんきっとむずかしいことを考えてはるんやろなぁ、と。
で、最終バッターがわたし。自分のことをちょこっとしゃべって、トランスジェンダー生徒交流会のことをちょこっとしゃべって、最後に「トランスという生き方」についてちょこっとしゃべっておしまい。なにに感動したかというと、ひとつは「わたしでも25分で終われるんだ」ということ。もうひとつは「学会でもネタを振ったらウケる」ということ。

で、休憩。
ずっと気になっていた人がいました。前の方で、暖かい雰囲気を出している人。う〜んとずいぶん考えて、ツツッと寄っていって声をかけました。「仲間ですか?」。すると「はい」という返事。やっぱり、金物を見わけるのはむずかしいです(笑)。
休憩の後は、会場も交えたフリートーク。いろいろ質問や意見も出たんですが、なかでも興味深かったのが、金明秀さんから質問でした。
「在日であれ部落であれ、「権力に対するルサンチマンとあこがれ」というのを感じるんだけど、セクシュアルマイノリティにはそれが感じられない。それはなぜなのか?」
なるほど…。
単純に「いや、権力に対するルサンチマンとあこがれはあるのです」という答えはもちろん「あり」だし。実際そうだと思います。でも、はたしてあたかも一枚岩みたいな感じで「あります」と答えられるだろうか…。あるいは、それは「権力」なんだろうか…。

懇親会の後は、宿に移動。って、温泉だよ(T_T)。
その後(笑)、わたしを今回誘って下さったとしばしビールを飲んで、お休みなさい…。

夜がもちませんorz

最近、晩ご飯を食べてビールを飲んで、ちょっとテレビを見たらすぐ眠くなります。今日眠くなったのは9時半頃。まぁ、最近の生活態度から当然と言えば当然なんですが…。おかげさまで、夜はなにもできません。おやすみなさい◯Oo…。

ほんとうのこと…

週末、遠距離の移動をしなくちゃなりません。公共の交通機関を使うかバイクで行くか、ずいぶんと考えたのですが、もろもろのメリットを考えて公共の交通機関で行くことにしました。
経費削減のために、行きは高速バスを使います。で、チケットセンターに予約の電話。すると、連絡先を聞いてきた後「男性ですか?女性ですか?」との質問。これ、混んでいる時は「同性」が隣同士になるようにとの配慮だそうです。
ま、それはそれでうれしいのですが、どう答えてもほんとうじゃない気がしてなぁ…。