日常が帰ってきた

朝、目が覚めて窓の外を見ると、雪。でも、なんだか珍しいことじゃなくなってきました。だって、昨日雪国から帰ってきたところだし、家に着いたら雪が降っていたし(笑)。逆に晴れの方が珍しいのかもしれません。
で、今日は、午前中は在日外国人教育関係の会議。本当に日常生活が帰ってきました。でも、こんな日常生活はちょっといやです(笑)。で、地下鉄に乗って会場に行ったのですが…。どうも頭がボンヤリしています。体もなんとなく宙に浮いたような感じ。生活は日常に帰ろうとしているんだけど、体と頭はぜんぜん日常じゃないみたいです。
ボンヤリとしながら人がくるのを待っていたのですが、どうも雪の影響か集まりが悪いです。結局予定した時間を30分以上すぎて開会。で、午前の会議が終わるのはいつでも11時半なので、結局1時間だけの会議で午前の部は終了。
ここでわたしは別の用事があるので失礼。お昼ご飯を食べに、某会議室に行きました。

スキースクール・5日目

昨日の夜、お風呂からの帰りに空を見上げるとオリオンがとてもきれいに見えていました。てことは、その翌日は…。寒いです*1。久々の-16℃。すっきりと空は晴れているのですが、それでも寒いです。
でも、子どもたちを引き連れて出陣。午前は下の方でストックでつくったポールをくぐらせてお遊び。午後は子どもたちにとって最後のレッスンなのでツアーです。
おもしろいもので、自分たちの能力ギリギリとのところを一回滑ると、さっきまでこわいと思っていた斜面が楽勝になります。そのことを繰り返すことで、滑れる斜面をだんだんと急にしていくことができるんですね。なので、2時間のレッスンでかなりの斜面を滑ることができるようになります。無事親御さんに子どもたちを引き渡して終了。今日はもう一人アシスタント的についていたスタッフがいたので*2、親御さんからは缶コーヒーが2本渡されました。粋やなぁ…。レッスン終了後、スタッフとふたりでリフトの上で缶コーヒーを飲んだんですが「うまい!」。こんな経験ははじめてでした。
あとは、サクッと30分ほど滑って宿へ。いよいよ京都へ帰る準備です。
ところが、エンジンがかからない。わたしの車はディーゼルなんですが、軽油ってインジェクションの近辺で凍るんですよね。お湯をかけて暖めてやったんですが、クランキングをしているうちに今度はバッテリーがいかれてくる。てことで、とうとうお手上げです。さいわいブースターケーブルをつないでもらったおかげで、30分ほどがんばってかけることができました。助かった。
あとは、いつもの温泉*3→おみやげ→雪道ドライビング→高速ドライビングで、無事家に帰還。
帰ると子どもたちが遊んでました。平和な風景だったけど、早く寝なさい、11時だからね。さて、日常だ。

*1:いわゆる「放射冷却」ですね

*2:本当は別の班の担当だけど、なんとなく一緒に行動していた

*3:今回は(笑)男湯

スキースクール・4日目

今日は班編制の巡りで、初心者レッスンです。
担当したのは5人。上は小学5年生、下は5歳児。まいりました。体力差のすごいこと。バランス感覚のあまりのズレ。これほどまでに違うんですね。上の子は「もっと滑りたい〜!」。下の子は「あるけない…」。これをどうやって一緒の班でレッスンするのよ。
結局、親にとっては5歳児は「託児をしたい対象」なんですよね。そらわかりますわ。自分が滑りたいもん。わたしだって、上の子とはじめてスキーに行った時、迷わずスクールに預けたもん。しかしうちみたいな小さなスクールだと、それがえらいことになるわけです。とりあえず、午後は断りました。
午後のレッスンは足並みがそろった関係で、すぐにリフト。親御さんには「1本だけ乗ります」と言っていたのが、結局3本乗ってしまいました。びっくりしたわ…。もどってきて親御さんに「すごい上達ぶりでした」と報告したのですが、「そうですか」とニッコリされたあと「ご苦労様でした、はい」と暖かい缶コーヒーを一本渡されました。やることが粋やなぁ…。こんなのはじめてですわ。
夕方は、屋根の雪下ろし。ここ1週間ほどに積もった雪の上に、大屋根から雪が落ちてきているので、屋根が崩落する危険性すらあります。そりゃやらなきゃなんないでしょうね。スタッフ2人で屋根に上がってエイサエイサと雪を下に放り投げていました。その向こうを温泉に行くお客さんが通ります。けっこういいパフォーマンスだったでしょうね。
夜、担当した子どもがわたしに話しかけてきました。「コーチ、なんで見た目が女なのに中身が男なの?」。う〜ん、「見た目が女で中身が男」か「見た目が男で中身が女」どっちがうれしいかなぁ…。複雑だわ。

スキースクール・3日目

朝からえらい雪と風です。ちょっと鬱です。なにしろ、うちのスクールのあるゲレンデ、、クワッドリフトに乗っていると、ものすごい風が吹いてくるポイントがあるんです。しかも山から吹き下ろしてくる風なので、向かい風。クワッドだから、こちらの方もいいスピードで動いているので、まともに顔に向かってきます。さらに、そんなところで「京風のため、一時リフトを停車します」とかやられた日には悲惨です。延々と暴風地獄の中で耐えなくちゃなりません。幸いなことに、今日はそんなことはほとんど(笑)なく、無事レッスンを終えました。
夕方は雪かき。「ママさんダンプ*1」を使ってかいていきます。昔は敷地内全部をママさんダンプを使っていたのですが、いまはブルドーザーがあります。楽になったもんです。
晩ご飯の時、ふたたびスクールの子どもさんが問いを発しました「先生、男?女?なんで髪の毛が長いの?」への校長*2の答「それはな、覚えてもらうためだよ」。昔は「なんだ、男のくせに髪の毛を伸ばして!」とさんざん言われたのですが、そういえば今年はぜんぜん言いません。「いつき」に改名したことも何も言わないし、リフトのパス券も名前が変わっていました*3。たぶん、わからないなりに必死で考えたんだろうなぁ。けっこうかわいいところがあるかな…。

*1:これがわかる人は雪国の人!

*2:この人、ジェンダーフリーの対極を行く人です

*3:ただし、「いづき」になっていた(笑)

スキースクール・2日目

朝、体がだるいです。
ふつうなら、着いた日が寝不足の上に運動をしたんだからしんどいんだろうと思われがちですが、どうやら違うようで、2日目の方がきついようです。
たぶん、初日はそれなりに気がはっているので大丈夫なんだと思います。それに対して、2日目は一気に標高1000mのところにあがったうえに、わかっているとは言え、身体が慣れていない生活になったもので、そのだるさが一気にくるんだと思います。
で、だるさのピークは午後のレッスンの最初のリフト。お昼ご飯を食べて、ほどよく身体がゆるんでいるところに適度な寒さが眠気を誘います。「寝たらアカン、寝たら死ぬで」という声が、どこからか聞こえてきそうです。てか、レッスン中に寝たらアカンやろうとは思いますけど(笑)。
幸いなことに、それなりの技量を持っている人が相手だったので、眠気をこらえながらもなんとかレッスンをしました。
夜は、ふだんはミーティングで遅いのですが、今年はぜんぜんミーティングがありません。10時頃には解放されて、あとはスタッフ同士でのんびり話をして寝てしまいました。
それにしても、あと3日もあるのか…。

スキースクール・初日

正月1日が終わると、毎年恒例のスキースクールです。
そういえば、結婚してからというか、それ以前からですが、三が日を京都で過ごしたことがないのは、やっぱり「あれ」ですわなぁ…。でも、まぁそういう生活を20年以上しているので、それが逆に普通になってきているというわけで…。
てなことで、3時半スタート。毎年ですと南の方*1からまわっていくのですが、今年からは真ん中からまわる*2新ルートです。まぁ、楽と言えば楽なんですが…。ところが、今年はどういうことか、やたら眠たいです。しかも、またまたこみあげてくるものが(笑)。なので、途中4回もトイレ&仮眠をしてしまい、大幅に遅れてしまいました。中津川からはR19です。南木曾を過ぎたあたりから雨はみぞれ混じりの雪に変わり、やがて道は真っ白に。あとは快適な雪道ドライビングです。そのまま木祖村の薮原へ。ここからいよいよ雪の山道です。といっても、通い慣れた道。ダラダラと1時間半ほど走ると到着。さて、いよいよ地獄の5日間です。
ちょっと仮眠の時間がもらえたのでふとんに入ってパソコンに火を入れました。案の定、無線LANのアクセスポイントなんてありません。もちろん、air H”圏外。しかも、携帯とつなぐUSBケーブルも忘れてきた。てことで、あっさり音信不通状態になりました(笑)。
雪は依然といて降り続いています。でも、例年になく暖かい*3なのが救いです。風もあまり吹いていないので、快適なレッスンができました。
宿に帰ると晩ご飯の準備とか後かたづけとか雪かきとかなんだかんだで、あっという間に一日が過ぎていきます。一方、メールチェックなんてやろうにもできない。てことは、完全に「あきらめ」モードです。そうなったらそうなったで、音信不通の生活もいいもんです。
そうそう。宿の子ども*4のわたしへの問いかけ「先生、男なの?女なの?*5」。わたしの答え「半々」。まぁそんなもんでしょう。

*1:R367で上野→名阪国道→東名阪→東名→中央

*2:中越え→R161→大津→名神→(東名→)中央

*3:-6℃あたり

*4:小学1年生

*5:ここのスクールには20年以上通っているので、当然性別はばれているしバリバリの男扱いです。

パートナーの転機

テレビを見ながらパートナーと話をしているうちに、なんとなく何が転機になったのかという話になりました。
パートナーが言うには、結局「頼っていたのがそうじゃなくなった」というのが転機だったようです。「わたしにはわたしがやらんとあかんことがある」ということを自覚した。それが子ども会だったようで、でも、そこに関してはさんざんわたしとの間でケンカをしてはいたけど共通の「部落解放」という明確な課題があって、そういうのが大切だったようです。いろいろとパートナーの元に相談事が来たりするようですが、答えるのはとてもしんどいようです。だって、あまりにも個々バラバラな状況の中で、うちの場合はたまたま「みんなが変わりえた」から、まだ共同体が続いているというわけで…。でも、「変わりうる可能性を自分が信じられる」ということって、大切だと思うなぁ。
いつの間にか、パートナーとはこれからの「子ども会」の話に夢がふくらみはじめたところで、そろそろ寝る時間。寝なくちゃ、明日がもたんぜ…。

いつもの1月1日

起床がもっとも早いのは上の子ども*1。なにせ、寝るのが最も早いですから。次に起きるのはわたし*2。なにせ、年が年になってきましたから(涙)。次に起きるのは…。下の子とパートナー*3。なにせ、ええ加減に起きんと昼になりますから(笑)。
てなことで、全員がそろったのは11時過ぎ。それから朝のあいさつです。「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします」
あとは、お雑煮と昆布茶とお屠蘇、そしてお年玉という伝統的な(笑)正月を過ごして、すぐお昼。
昼からは年賀状のチェックとか返事書きとか。そんなことをやっていると、あっというまに3時頃。しかも、パートナーは犬の散歩とか。そりゃ、犬には正月はないわな…。でも、同じ正月がないなら、ネコの方がいいなぁ…。というのはおいといて…。
3時半頃におせちを食べて*4、ようやくお出かけ。目指すは上賀茂神社。印象は…。人手が多い。どうやら由緒がアリゲ。あとは…。御神酒はさすがに飲むわけにはいかんでしょう*5。てな感じですが…。でも、さすがに夕方です。ガンガン冷えてきます。「御神酒を燗で」と言えばよかったなぁとちょっと反省(笑)。でも、帰りの道々、子どもたちが買ったウィンナーとかなんばとか適当にかぶりつきながら暖をとりました。
で、家に帰ると立て続けに宅急便が…。ひとつは、愛媛からも送り物。大量のミカン*6です。もうひとつは宮崎の友だちから。「うちのおせちを送ります」とのこと。でも、割烹でっせ。もう、むちゃくちゃおいしいです*7。パートナーはひたすら「幸せ〜」と顔がゆるみっぱなしでした。なんでも、「つくらなかったらええことあるよね〜」とのことですが、それはちょっとちゃう気がします。
さんざん食べて飲んで、あとは隠し芸大会を見たり、ニューイヤーコンサートを見たり。正月やなぁ…。今日だけやけど。

*1:どうやら、さっさと起きたのはプレステをするためだったらしい

*2:得に理由なし

*3:パートナーは朝寝坊が好き。下の子はふとんの中で本を読むのが好き

*4:上の子どもが「なんで今頃」という問いを発しましたが、「起きた時間を3時間もどしたらちょうど今が昼」というと納得してました。

*5:聖別された酒は別のところで飲むことにしています(笑)

*6:ありがとね〜、めっちゃおいしいです。しぼると汁がガンガン出てビックリしました。クズの素を入れると最高です(笑)。

*7:くわいはすごく大きくてホクホク。数の子はたっぷりと味が沁みています。鮭の一品はどうやってつくったんやろう…、むちゃくちゃおいしい。シイタケと練り物のたいたんはすごく上品。あまりにもおいしかったですm(__)m。