富秋中学校で話

なんと、今日は土曜日だというのに、教職員研修をされるそうな。すごいなぁ…。てことで、ゲストスピーカーで行ってきました。
富秋中学校の校区には、旧南王子村という一村独立のカワタ村がルーツにあるムラがあります。他のムラは基本的には本村の枝村として成立しているので、ここはかなり特殊な成り立ちをしています。もちろん、本村ですから発言権も強かったし、経済的にもかなり潤っていたと考えられています。そうそう、『ある被差別部落の歴史』という本に入っている江戸時代の人口の変化の図はこのムラのことです。江戸時代の中期に、全体の人口増加が停滞するのに、ここのムラは人口はそれ以降も増え続けるわけです。で、著者はどう結論づけたかというと「ムラの人々は信心深かったので、間引きをしなかった」なんです。で、長くこの言説が流布していたのですが、現在は「人口増加を支える経済力があった」という解釈がなされています。
ということはおいといて…。
話の方は…。やはり大阪の人を相手にしゃべるのは難しいです。笑いのレベルが高い。すべりまくりました。修行をして出直して来ますです。さらに、2時間の予定が2時間半しゃべってしまいました。すみません。

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