花金の過ごし方

 ようやく今日で今週も終わりです。
 いままでだったら期末試験が終わったら、あとはテスト返しで授業なんてありませんでした。ところが、今年度は試験終了後に2週間も授業があります。なので、この一週間は長かったぁ…。でも、明日からは3連休。へっへ〜。
 てなことで、その幕開けとなる今日、「花金(死語)」は気の置けない友だちと焼肉でもしようかな、と。

 とりあえず、6時半に時間を設定したので、早々と仕事を切り上げて、バイクを飛ばして買い出しをしながらお家へ。5時半あたりから、携帯に続々とメールが入りはじめます。けっこうあせりますね。これって。で、お家にかえって荷づくり。
 やがて、京都市北部の公園に三々五々(ホンマに三々五々です)ぁゃιぃ人々が集まりはじめます。なにがぁゃιぃって、仕事帰りそのまんまの人たちで、なかには、野外で焼肉をするのに、白のサマーセーターと白のスカートで来る人までいるんですから(笑)。
 まずは炭いごし。いきなり「白い人」は飛んでくる灰から逃げまくります。そりゃそうだわ。で、ふだんファイアースターターなんぞ使って楽をしているからなかなかつかない。30分ほど悪戦苦闘して、ようやくええ感じになったころには、あたりは真っ暗です。すでにビールも2本飲んでるし。
 ここで登場したのが灯油ランタン。「なんでそんなものがあんねん」ということですが、前の家に住んでいた時、停電の時に重宝しました。コストは安いし、環境にもインパクトが少ないし、使い方は簡単だし。
 今回は「タン塩」なんてもんはありません。ようやく見つけためっちゃええ店(カスも売っている!)でゲットした赤センからいきなり焼きはじめました。あとは、わさわさ焼きながら、ガヤガヤしゃべるだけです。
 このあたりで「白い人」は一度用事をしにかえられました。次は「黒い人」で登場することを約束しながら。入れ替わりにやってきたのが、東京在住で、ちょうど関西に用事できている人です。実家におられるようなのですが、実家から3時間半かけて来られました。アホや(笑・ちなみに、放送部の子どもたちに「あいつ、アホや」と言ったら、「先生も東京まで飲みに行ったアホやんか」と言われました。そのとーりです)。
 ここからどんどん話はディープになります。時々横を夕涼みの人たちが通るのですが、関係なしに大きな声で「シタネタ」とか「困った人シリーズ」で盛りあがります。やがて、「白い人転じて黒い人」とか◯子ちゃんとかも合流。いっそうわけのわからない宴会に変身していきます。わたしはというと、すでにワインボトルを9割方開けていてダウソ寸前です。
 と、そこへ東京の友達から電話。「(3時間半の人)そろそろ危ないから気をつけて。あの人ベンツにおしっこひっかけるから」。あぶね〜。でも、わたしもそろそろ危ないです。だんだんと地面に近づいていって、最後にそこらで横になってしまったあたりで、いちおうお開き。
 ある人が「天一!」というので、「本店に行こうか」というと「今出川!」とのこと。君もたいがいマニアックというか、やっぱり天一ソウルフードなんだね。
 片づけをして、タクシー隊と銀輪隊で行こうということになったのですが、満場一致で「いつきさんは帰りなさい!」とのご進言。素直に従うことにしました。
 とりあえず、帰りにリベンジのカップラーメンを買って家の中へ。で、畳の部屋に横になって「白い人」にメール。返ってきたメールを読んでいるうちに爆睡。
 長い夜が終わりました(笑)。
 しかし、これが「日常」か…。