これが京都や!

午前、ひと遊びして帰ってきたら、パートナーも子どもたちもおでかけ。台所はそのまんま。またあわてて出ていったな。てことで、片づけ&ご飯を仕掛けてわたしもおでかけです。
向かうは円山野音です。
到着すると、すでにおめあてのパンタと岡さんの話は終わっていました。でもいいんです。この雰囲気を感じたくて来たんですよね。
京都市内に引っ越してなにがよかったかというと、こういう集会があったら、ヒョイといけること。まさに京都ならではなんだと思います。で、行けば行ったであちこちに知りあいがいます。ある人が
「互いの無事を確認する年1度の集まり」
とか言っていましたが、たしかに…。
そうこうするうちに、A久◯さんが登場。ふたりでのんびりと集会の時間を味わいました。
で、集会が終わったらデモ!これですこれ。
反戦老人クラブの人は前!」
とか言われて、レインボーフラッグに身を包んだ人が走っていきます。そんなんあるんや(笑)。
円山公園を出た時は明るかったけど、四河を曲がる頃にはすっかりあたりは暗くなっています。

あんな旗やこんな旗が立っています*1
「長いシュプレヒコール」は覚えられないのは相変わらずですが、久々のデモはやっぱり(・∀・)イイ!

*1:てか、リンク先のサイトの一番上の写真の真ん中の人、見たことあるぞorz

今日もレポート

午前は組合の教研集会です。
今年も全国に遊びに行くために、ここでレポートを出さなきゃなりません。でも、わたしはすでに出がらしです。どうしたものかと考えたのですが、ネタが出てこない。で、逆立ちして考えていたら、
「これがある」
と気づきました。いや、単純にこれの10月号なんですがね*1。でも、レポートを書く時間がありません。しゃーないので、そのまま出したりして^^;;

*1:某所に「うーーーん、ビミョー」と書いてありました。たしかにビミョーなんですが^^;;

某人権研究大会

今日は京都府全体の人権教育の大会ということで、北の方まで出張です。今回のわたしの役割は「レポート」。
夏から「イヤだイヤだ」と言っていたのですが、なんか消去法(笑)でこちらにまわってきました。まぁ別に何か特別なことをやっているわけじゃないんですが、たぶんしゃべくりが達者なのが問題なんでしょうね。「ほんの小さな日常の一コマ」を紹介しただけで、「おぉ」みたいにとられてしまうのは心外なんですが、せっかくレポートをするならそういう日常の一コマを話さないと悪いなぁと思うサービス精神がよくないみたいです(笑)。
同じ分散会に他に3本のレポートがあったんですが、なんかもったいないなぁという感じがひしひしします。だって、みなさんほんとうにていねいな実践をしておられるんですよ。なのに、それをうまくアピールしていない。まぁアピールなんてしなくてもいいんですが、やっぱりしゃべる以上は聞いてもらわないともったいないと思うのですが…。
ところで、「なんだかなぁ」と思うこともやっぱりあるわけで。
レポートのあちこちに「女の子やけど」「男の子やったら」という言葉がちりばめられています。そういう態度が根底にある実践が、どれほどまでに子どもたちを枠の中に縛りつけているのかということが、おそらくは発言者にはわからないんでしょうね。
討論の時間に、わたしは「立場の自覚をすることが、自分の問題を解決する糸口になる」みたいなことを話しました。いちおう部落問題に引っかけて話をしたのですが、例えば部落の女性にとっては、「部落」という立場の自覚だけじゃなくて、「女性」という自覚もまた、自分の問題を解決するための大切な「立場の自覚」だと思うのですが、そのあたり、ものすごく希薄なんですよね。

研修会

まぁ、趣味というか、仕事というか。
今日の午前中は朴実さんの案内で、東九条のフィールドワークです。
いつものことながら、朴さんの案内と、そこで出てくる話には迫力があります。「そこを知っている人」「経験した人」ならではというか。というか、単に知っている/経験しているだけではなくて、そこから悩み・考え・実践する人の迫力なんでしょうね。そしてけっしてそこにあぐらをかかない。だからこそ、迫力があるんでしょうね。2年ほど前にも聞いたけど、やっぱり新たな発見が多々ありました。
そうだ!「いつきのお散歩」新バージョンはあれでいこう(笑)。

午後は、金光敏さんの講演。
この人、かつて某在日外国人教育研究団体と大げんかした人でして、わたしもビビっていた、と。ところが、いろんなかかわりの中で交流ができて、なんでも
某在日外国人教育研究団体の中にもええヤツおるやん」
などと言われちゃったみたいです(笑)。
話の内容は、自分自身の生い立ちからスタートをして、現在やっていることの紹介、そこで出会った子どもたちの姿の紹介、そして今考えていることというあたりかな。でも、朴さんと同じで、知っている/経験している/実践している人ならではの迫力を持った話でした。
ちょっとおもしろかったのが、現在の韓流ブーム*1は「短く見積もって260年ぶり」という表現でしたね。つまり、朝鮮通信使以来ということです。なるほどなぁ…。
まぁそのほか、すごく刺激的だったり、ところどころ感謝の内容*2だったりと、いい話でした。

それにしても、一日どっぷりと東九条在日朝鮮人の空気に浸れるのは幸せだったりします。

*1:ペヨンジュンからはじまり、東方神起とか少女時代とか

*2:京都の在日外国人生徒交流会の宣伝をたっぷりしてもらった

で、まつりの屋台

今日は前に住んでいたムラの秋祭りです。夜は保護者による屋台がでます。ここで例年わたしは焼きソバ屋さんをしています。てことで、昨日に引き続き、今日も焼きソバ屋さんです。
到着したら、さっそく
「ビール、呑むか?」
との質問。思わず
「この人、東京から来たし、天ぷらたべさせてあげて」
と頼みます。すると、どっからともなく「天ぷら500円」券が出てきます。
このムラの天ぷらは、ホルモンやタケノコ、こんにゃく、ゴボウと、通常では考えられない具を揚げるのですが、これがおいしい。しっかりと味を染み込ませた具材なので、口の中でほろりと崩れて、味がじんわりと広がります。これをいずみちゃんに味わってほしかった!
で、食べていると、もちろんどこからともなくビールが来ます。大満足です。
さて、今日の焼き方は、きのうプロから教えてもらった方法です。
まずは、具を炒めて味つけします。そこに沸騰したダシでほぐしたソバをポイと放り込みます。で、ソースをからめてできあがり。この方法、味つけはすごくあっさりしていて、それでいてけっこうおいしいです。そして、なんといっても早くつくれます。かなりなヒットです。
焼くのはわたし。それを5つにわけてパックに入れるのがいずみちゃん。最後にトッピングしてお客さんに出すのがパートナー。3人で、ひたすら焼きそばを売りまくります。
8時頃にいずみちゃんは旅の続きをするためにリダリダです。
このころには、だいたい売れ行きも「ながら」になってきて、余裕も出てきます。約150玉焼いたあたりで終了。
「ほれ」
とビールを出されたのですが、さすがに飲み過ぎと疲れですすみません。思わずそこらにあったプリンを「食べていいですか?」と言いながらむさぼり食ってしまいました。2個も…。そのおかげで、ようやく少し復活。やっぱり疲れているなぁ。

帰りはパートナーの運転してくれる車で寝てしまいましたよ。
家に帰ったら、体が芯から冷えています。お風呂に浸かってようやく体があったまってきました。これで寝られそう。

芋掘り大会

今日はわたしがかつて住んでいたムラの人たちと近くの共同作業所の人たちの交流会です。
なんでかわからないけど、ふだんよりも早い時間に家を出て、奈良近くまで移動します。9時前から交流会の会場の設営です。ちなみにこの交流会、公園を借りて、テントを立てて屋台を出してと、かなりおおがかりです。でも、とりまとめをしている人の人徳か、毎年かなりな大人数がかかわっているので、あっという間に設営完了。
で、今年はわたしは焼きソバの屋台担当のようです。
やがて共同作業所の人たちが来られて、まずは芋掘りに行かれます。その間にソバの試し焼き。まぁまぁの味つけかな。
やがて交流会のスタート。あとはひたすらソバを焼き続けます。まぁ焼いているうちに、だんだん段取りがわかってくるからいいのですが、お客さん(参加者)が一時に来られるのでたいへんです。
この交流会、数年前からやっているようです。
障害を持つ子どものいる親にとって、なかなか「ほっこり」と遊べる機会がないとか。作業所の人たちにとっても楽しいひとときなのかもしれませんが、作業所に子どもを通わせている親にとっても、けっこう解放される時間とのことです。まぁいろいろ考えさせられる話ではあるのですが、そういう「場」は、とりあえず今、必要なんでしょうね。
3時頃には交流会は終了。そこからバタバタと片づけます。まぁみなさん、慣れたもので、あっという間に撤収終了です。

交流会の後は、主催者側の打ち上げです。とりまとめをしておられる方の家にみんなで押しかけて、ワイワイと楽しく呑み・食べ・話をします。あっという間に時間が過ぎていきます。
普段ならわたしはつぶれるまで(笑)呑むのですが、今日は後に用事が控えているので、後ろ髪を引かれる思いでおいとましました。

やっぱり避けて通れない

2学期の人権学習の中で、ある学年は部落問題を扱います。
まぁビデオを見せて、生徒に考えさせたり教員から話をしてもらったりという感じで2時間を過ごすのですが…。
実は、わたしの職場の同和部は、「部落史の見直し」でけっこうその筋(笑)では知られていたりするわけです。もちろん、わたしがやったわけじゃなくて、うちのボスがやったわけなんですけどね。
でも、子どもたちに専門外*1のものが話をできるかというと、けっこうしんどいわけで。なので、5年ほど前までは1年かけて部落史の学習をしていましたが、ここ数年は避けて通っていたんですね。
でも、今年、いろいろいろいろ考えて、やっぱり避けて通れないなぁと。で、どこからアプローチするかと考えて、やっぱり教科書の記述かなぁと。
てことで、家に帰って下の子ども(6年生)の社会科の教科書を貸してもらって読んでみました。

検地と刀狩によって、武士と、百姓・町人(商人や職人)という身分が区別され、武士と町人は城下町に住み、百姓は農村や漁村、山村で農業や漁業、林業などに専念するようになりました。こうして、このころ、武士が支配する社会のしくみが整えられていったのです。
注)百姓 もともとは、一般の人々という意味でした。武士が登場すると、しだいに農業や漁業などを営み、年貢などを納める人々を指すようになりました。そして秀吉の時代に、農民や漁民など、村に住む人々の身分を指す言葉になりました。

人々の暮らしと身分
江戸時代の社会は、支配者である武士をはじめ、百姓や町人など、さまざまな身分の人々によって構成されていました。
武士や町人は、豊臣秀吉の時代から、政治や経済の中心である城下町に集められました。江戸をはじめ、全国につくられた城下町では大名やその家来たちが住む武家地、寺や神社の地域、町人地など、身分ごとに住む場所が決められました。町人地では、町人たちが町という小さな社会にまとまり、商業や手工業、流通、文化など、さまざまな仕事を営みました。都市には、城下町のほか、門前町や港町、宿場町、鉱山町などがありました。
いっぽう、人口の80%以上は、百姓によってしめられました。百姓は、農村や山村、漁村に住み、農業や山仕事、漁業などを営んで、米をはじめとする農産物をつくり、山は海から自然の恵みを得てくらしていました。百姓は、名主(庄屋)とよばれる有力者を中心に、時部tなちで村を運営しました。幕府や藩は、こうした村のまとまりを利用し、また五人組という仕組みをつくらせて、収穫の半分にもなる重い年貢(税)をおさめさせたり、いろいろな力仕事(役)をさせたりしました。
このほか、皇族や公家(貴族)、僧侶や神官などの宗教者、能や歌舞伎をはじめとする役者、絵師、学者、医者など、多くの身分が見られました。また、百姓や町人とは別にきびしく差別されてきた身分の人々もいました。
注)差別されてきた人々 百姓や町人とは別にきびしく差別されてきた身分の人々は、住む場所や身なりを百姓や町人から区別され、村や町の祭への参加をこばまれるなど、きびしい差別のもとにおかれ、幕府や藩も差別を強めました。
これらの人々は、こうした差別の中でも、農業や手工業、芸能を営み、また治安などをになって、社会を支え、伝統的な文化を伝えました。

いやぁ、おどろきました。今さらながらだけど。
ほんとうに細かいところまでていねいに書いてあるんですね。
ただ問題は、これを子どもたちが覚えているかどうかなんだけど…。

*1:例えば、わたしは社会の教員ではない、という程度の意味

シルバーウィーク(2日目)・合宿の朝

ひたすらしんどいです。完全な睡眠不足です。二日酔いもないわけじゃないけど…。
とにかくのどが渇いてお腹が減っています。どうしよう…。体の中から「味噌がほしい」という声が聞こえます。
てことで、「味噌買ってきて」。
買ってきてくれたところで、昨日の野菜の残り+なすびをゴマ油で炒めます。しんなりしたところで水+味噌を投入。グツグツしたところで、もやしのナムルの残りを投入。できあがりです。
熱いみそ汁(ゴマ油風味)がなかなか体に染み渡ります。ふぅ…。
やがて、ボチボチと撤収開始。
公園のゴミ拾い・網とバーベキューグリル洗い・台所の片づけをボチボチとやります。強力な助っ人が仕事で帰っていくのがちょっとつらいけど、強力な助っ人が家事を終えてきてくださったので、なんとか終了。
いったいなんのためにやったのかわからない合宿なんだけど、それでいいんだと思います。
「帰る」と言っていたヤツが、結局最後まで残ったりするわけで、そこに意味があるんだと思います。大切なのは「場」をつくること。そこからなにかが生まれるんだろうと、楽観的に考えることにしましょう。

シルバーウィーク(1日目)・合宿

今日は午後からトランスジェンダー生徒交流会の合宿です。
去年は8月最初にやったんですが、今年はどうしても日程がとれなくなって、ここまでずれ込みました。いちおう「夏の交流会」なんですがねぇ。
いちおう3時に集合をかけていたので、2時過ぎに現地に到着。誰も来ません。何人かから欠席連絡が入っていて、かなり不安です。とりあえず3時に駅まで行くと、それなりに人数が来ていてホッとしました。
まずは野菜と飲み物の買い出しです。といっても、わたしが行くわけじゃないですが(笑)。買い出し隊が帰ってきたら、野菜切り&下ごしらえの開始。交流会の1期生(現在大学生)の子が積極的に働いています。すごい成長したなぁ。現役のFTMは…。まぁあんなもんでしょう^^;;。
てことで、FTMの連中に「火起こしに行ってこい!」と指令を出しました。
「まかせたで」とまかせて、しばらくしたら炭がいこっています。
「なかなかやるやん」と言って、ふと横を見ると、ジェル状の着火材が一本丸々使われています。あのね…。
それでも、日暮れ近くなったところで肉を焼きはじめました。
今回の肉は朝鮮学校のPTAの会長さん御用達の肉屋さんから仕入れたもの。メチャうまい!久しぶりに「on the rice」をしたいと思いました。
そうこうするうちにO島さん登場。すでに新幹線の中でちょいと呑んできたとか。まぁ新幹線ってそういう場所ですから…。
わたしはというと、すみやかに「クズの素」に移行していたのですが…。気がついたらぜんぜんない。わたしはそんなに呑んでない。見ていると、弁護士さんがストレートでグイグイやっています。大丈夫か?
なんだかんだで10時頃まで公園で遊んで宿舎へ。
ここで横になったきり、記憶がほとんどありません(笑)。

流しそうめんの会

昨日突然弟から「流しそうめんやるけど、来るよね」とメール。って、連絡が前日かいな…。
ようやく体調ももどってきたので、参加することにしました。

朝、一発目に母親の手伝いをして、その後会場へ。
到着すると、すでにそうめんが流れていました。
なんでもわたしが行ったらその場で何かつくることになっているみたいなので、今回は「焼き夏野菜」&「魚蒸し」あたりで攻めることにしました。
やっぱり、夏の野菜は炭火で焼くとすごく香りが出ますね。
そうめんを食べ、炭のお守りをし、お酒を呑んでいると、やっぱり幸せな気になってきます。
さすがに昨日の今日なので、お酒の量も控えめ。夜は熟睡できそうです。これで疲れがとれるかな?無理だろうなぁ…。