便利なものを使えばいいことを、あとで気づく

日曜日、朝早く目が覚めたので、せっかくなので散歩にでかけました。普段行かないところをウロウロしてたら、こんな風景が。

どこまでもきれいです。

で、午後は、とある必要性があって、部屋の寸法を測って作図するハメになりました。
寸法を測るのはメジャーがあればできるからいいです。こいつをもとに、どんどんメモをしていきます。が、これを間取り図にする必要がある。
パートナーが「方眼紙あるよ」と持ってきてくれたのを見ると、「Semi-log」って書いてあります。片対数グラフ用紙かよ(笑)!こんなのでつくった日にはえらいことになります。
てか、はじめは方眼紙に鉛筆で書こうかと思ったけど、共有できないなと。となると、PCでつくるしかないですね。だだ、そもそも作図は苦手です。お絵かきソフトで書けるとは思えない。
うーん。
EXCELでやるか…。
まずは、縦と横のセルをすべて15ピクセルにする。で、ひと目盛を2cmでいきますか。念のために上に目盛をうってあげてと。
それにしても、なんか、縦横のバランスが変。あの部屋、もっと縦長に見えたのに、こんなに短いのかなぁ。タンスの奥行き、こんなにあったかなぁ。てか、書きはじめたら測ってないところが見つかったりして、これはダメじゃんと。
それでも、なんとかかんとか間取り図をつくり終えて、時計を見ると2時間くらいかかってました。できばえはまぁまぁな気がするし、新しい作図方法を知ったってこと、1/4円書くためには全部の円がシートの中になきゃいけないとか、画面と印刷ではずれるという定番のトコトンタコな仕様を知ったりとか、まぁいろいろメリットはありました。が、あとから考えたら、間取り図ソフト使えばよかったなと。
そういや、かつてパソコンをはじめて買ったのがPC-286Lだったけど、動機が「成績処理プログラムを自分で組むため」だったんですよね。中にLOTUS123が入っててビビったんだけど、基本的にそういう発想なんだろうな(笑)。

リハビリ

週1回、Kっかわくんにリハビリに来てもらっています。内容のうちのひとつは、1週間でガチガチになった身体をほぐしてもらうこと。ちなみに、今週月曜日にとある事情で右腕でコーヒーを挽いたんだけど、あまりにも力がかかりすぎて今週はずっと不調でした。そしてもうひとつは、もちろん右肩関節を動かしてもらうことです。
いろいろと会話しながらリハビリをしてもらっていますが、なかなかおもしろいです。というのは、肩の関節って、ほんとうに動き方が複雑というか、自由に動くようにできているというか。さらに、その動きを止めるものも多種多様です。つまり、関節そのものだけじゃなくて、腱や筋肉、さらに皮膚も要因になるみたいです。それがKっかわくんに動かしてもらうと、すごくよくわかります。
さらにおもしろいのが、上腕骨の骨頭の位置が感じられることです。外にひねる動作をすると、骨頭がまわると同時に、少しだけ前の方に移動します。こんな動きをしていたんだって思えてきます。
てことで、2時間ほどいろいろやってもらって、身体もほぐれて、少し可動域が増えて、やはりやってもらうものだなと。
それにしても、「焦らず急いで」は難しいな。やるしかないんだけど。

変えてみる

朝、目が覚めると6時。ふだんよりも15分ゆっくりです。今日は在宅勤務です。
ということは、昨日は20分後に家を出たけど、8時半のメールまで2時間半もあります。朝がものすごくゆっくりです。いちおう毎日筋トレはしていますが、今日は散歩としゃれ込みましょう。コーヒーを飲んで外へ出ると、朝の空気が気持ちいいです。
帰ってきたら在宅勤務開始です。ちょこちょこと来るメールに返事を書いたり、軽く事務作業をしてみたり。そんなことをしていると、ちょいと不便なことに気づきました。
現在、仕事はほとんどメールのやりとりなので、基本的にはブラウザ上でやってます。ところが、職場のブラウザの環境と家のブラウザの環境が違います。ちなみに、家ではchromeを使っていますが、職場ではoperaを使っています。なんでやねんということですが、まぁなんとなくです。というか、わたしのブラウザ遍歴はIE4→NETSCAPE→MOZIRA→opera4→opera5→chromeなので、なんの不思議もありません。根はoperaなんです。かつてhatenaグループの「チーム俺等」というところに入っていた頃もあります。
で、なにが不便かというと、職場の関係はすべてoutlookなんですね。ところが、「おべんきょ関連」もoutlookなんです。すると、同じブラウザだとめっちゃめんどくさい。プラス、googlegroupsも使っているけど、アカウントが個人のものとは違うんです。なので、職場ではoperaとIEの2つを使っています。ちなみに、なぜedgeではなくIEかというと、校務システムがIEにしか対応をしていないという(笑)。まぁでも、これはこれでうまくまわっています。で、家ではふたつ使いわける必要がないので、chrome一本でやっていました。
が、在宅勤務をはじめると、職場の不便さと同じことが起こります。となると、当然職場と同じ環境にしたくなるというものです。なので、家の環境をchromeからoperaに変えようかと。
で、ちょこちょこと移行していったけど、やっぱりoperaはいいわ。使いやすい。これで、ネット関係は整備された感じがしますね。
さてと。あとは「これからの人権教育」についてのおべんきょです。
435円+送料で買った『ジェンダーと歴史学』を読みはじめると、いきなり「あの名言」が書いてあって「おぉ!」となるなど。あるいは『アセンブリ』をよみはじめると、これまたいろいろ刺激があるなど。
そんなこんなで、在宅勤務終了。
呑もうと思えば5時からビールが呑める幸せ(笑)。

在校勤務してみた

朝、いつもの時間の地下鉄に乗ります。お客さん、メッチャ少ない。ロングシートにあえてリュックを置いたけど、よゆうです。7人掛けのシートに5人しか座らない。立ってる人は、あえて立ってる感じです。
職場に着いたけど、さすがに人数が1/3なので静かです。
さて、何をするか…。
そういや、昨日副支店長から「荷物、部屋にあげておくし」という電話があったな。荷物の中身は「人権教育資料集」と「援護制度一覧」です。資料集が重たい。職員室まで台車で運んで、名前のスタンプペタペタ押して、全員配布です。それにしても、あらためて中身を見たけど、ほんとうの基礎資料です。さまざまな人権にかかわる条約や法律が掲載されていて、年表もあります。これ、使わないともったいないな。新採研で使おうかな。
あとの時間は「おべんきょ」です。
まずは『概念分析の社会学』の中にある「化粧と性別ー<素肌>を見る方法-」です。
おもしろい。そうかぁ、「素肌」って、「化粧」の存在から立ち現れてくるのか。でもそうですね。男性は「素肌」とはあまり言わない。しかも、その素肌は常に「修復しなければならないもの」であるし、さらに「修復可能なもの」なんですね。そして、どのように修復可能かというと、「化粧」という形で修復可能なわけです。だから、化粧が素肌の存在を担保している。そして、化粧の歴史をひもとくことで、その化粧は「女性」と結ばれている。なるほど。「化粧と性別」ですわ。
続いて「遺伝学的知識と病の語り-メンバーシップ・カテゴリー化の実践-」です。
ひたすらおもしろい。なるほどなぁ。インタビューってそう読むのか。自分にできるとは思わないけど。でも、すんごい参考になります。
さらに、井谷惠子さんからいただいた『体育カリキュラムにおけるジェンダー・ポリティクスについての研究』という報告書。
ジェンダーと教育って、さまざまなアプローチがあって、それは膨大な研究成果があるんだけど、こっちから攻めるってのは、たしかに有効ですね。これも使わせていただきましょう。
てことで、とても有意義な在校勤務でした。

帰りの電車は、やはりガラガラ。ひとつの車両に3人です。フィジカル・ディスタンスはバッチリです。さてと、帰ってビールだわ。

在宅勤務してみた

他府県でも在宅勤務はすでにされてますが、いろんなところがいろんな方法でやってるみたいです。もちろん「宅」で「勤務」に変わりはないのですが、それらの定義からはじまって、内容、さらに事後の報告にいたるまで、千差万別かな。
例えば、「宅」の定義として
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在宅勤務を実施する揚所は,在宅勤務を行う職員(以下の自宅(実施職員が現に居住している住居をいう)に限るものとする。
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なんていうところもあるみたいです。
業務の内容もこと細かに決められていたり、報告も成果物を出さなきゃならんところもあるというウワサを聞いたことがある気がします。
で、京都府はというと…。
まずは8時半にガッコに「今から在宅勤務しますよ」とメール。ちなみに、「宅」の定義はありません。そりゃそうです。だって、例えば京都府北部に自宅があって事情で南部に勤務してることもないわけじゃないです。あるいは、研究室を別途借りててそこに資料があるとか、美術系の人でアトリエ借りてるとか、現実はいろいろです。行政の人が「こうだろう」と想像するより実態ははるかに多様だってことです。だから、定義を厳密にすればするほど、そこからはずれてしまうことがあるってことです。ただ、なぜ厳密にするかというと、たぶん「不信感」があるからです。あるいは、外部からのツッコミに対して「きちんと指示してて、あれは違反」と切り捨てるためです。
ちなみに副支店長に「「宅」の定義は住民票のある場所?」って聞いたら「まぁ、そこは柔軟に」って言ったあと「公共の場所はダメ」って言ってたから、そういうことなんでしょうね。どうやら信頼関係がここにはあるようです。
で、勤務の中身はというと、場所によっては「これが勤務内容」として列記してあるところがあるようです。これ、めんどくさいです。というのは、例えば実際の授業の局面になると、生活のありとあらゆるところに「ネタ」が落ちてます。「生活にはネタが埋まってる」です。なので、それを掘り起こすこともまた教材研究であり教材開発です。ところが、内容を列記されると、そういうナマ物的な教材がつくりにくくなる。これも、おそらく「宅」のことと同じかな。が、京都府は「以下のようなことが考えられる」として、例が示してあるだけです。なので、柔軟に解釈できます。
で、途中45分の休憩をとって、17時に内容を列挙した勤務終了のメールを入れておしまいです。
ちなみに、勤務中は原則的には「宅」から出られません。が、通常勤務をしているときも、例えば郵便物を出しにポストまで行くときにいちいち出張や年休は出しません。その程度の柔軟さは在宅勤務でもあります。まぁ、常識の範囲内ってことです。
てことで、ジェンダー・セクシュアリティにかかわる「これからの人権教育」についての研究が少しできました(笑)。

さぁ、あとはビールだビール!
しかし、通勤時間がゼロだと、メッチャ有意義な生活が送れるなぁ。

いろいろ激動が重なる

今日は11時から職員会議です。内容は在宅勤務にかかわる話です。
なんでも各セクションを3班にわけて、3交代でまわすんだとか。なお、在宅勤務の日は「出勤してはいけない」とのこと。なので、同じ班ではない人とは当分会えないってことです。まぁ別に会いたい人がいるわけではないのですがね(笑)。
でも、4月からはじまったセクションが少しずつ仲良くなってきて、これからだなってところで会えないのは、やはり寂しいものがありますね。てか、互いに連絡をとりあって、必要なときは会議もしなかったら、休校が解除になった瞬間から膨大な量の仕事がふりかかってきててんやわんやになってしまいます。
てことで、セクションのライングループをつくるなど(笑)。
午後は今年セクションが変わった人が遊びに来たり。
なんか、和やかな職場ではありますね。わたしは乗馬マシンに乗りながらおしゃべりに参加。
てことで、定時に退勤。
まぁなんとかなるか(笑)。

急転直下

昨日出た緊急事態宣言というか、「特定警戒都道府県」に京都が指定されたので、もしかしたらということで車で出勤です。てか、職場は職員向けのメール配信とかはじめてて、朝に職員集合をやる連絡もまわっていたりします。
とにかくいろいろたいへんです。
もっとも、家にいるときとか職員室にいるときは、そのたいへんさを実感しないんですよね。まぁあたりまえっちゃああたりまえなんですけどね。
で、最終的には登校日がなくなったのはいいとして、在宅勤務を「しなさい」ってなったのがびっくりです。なんでも3チームつくって、1チームは出勤するけど、残り2チームは学校に来るなということになるようです。
「もしかしたら」はこのことだったんですよね。つまり、おべんきょ部屋に入れなくなるってことです。なので、持ち込んだ本を車に積んで帰ることにしました。
夜はKっ川くんのリハビリです。なんでも少しがんばりすぎたので、少しペースを落とすんだとか。ホッとすると同時に、お医者さんに「リハビリが足りない」と怒られそうやなと。ただ、筋トレの効果が出てて、パッキパキになってた肩の状態が、かなり柔らかくなってるんだとか。
まぁそんな感じの金曜日です。

次の方向を向く

今日はちょいと用事で休みをとりました。とは言え、いつもの時間より早く起きてしまうのが悲しいです。まぁ理由はいくつかあるのですが、そのうちのひとつが「肩が痛い」です。というか、こわばってる感じかな。で、早朝から別件をひとつこなして、いよいよ今日の用事です。うまくいくかなと、ちょっと不安でしたが、家庭訪問の結果を受けてか、かなりスムーズに行きました。やはり「次を向いた」ってのが大きいのかな。
それにしても、手続きがたいへんです。あそこに名前を書いて、ここにハンコを押して。ただ、めんどくさかったのが「男扱い」されたこと。気がつくと動悸が激しくなって気分が悪くなってきて、ここまで身体症状が出るんだなと、あらためて思いました。
その後、パートナーと王将へ。実は、日曜日も一緒に来たんですよね。まぁ、ひとつ大切で大きなことが「次」へといったので、「おつかれさま」ってことです。
少し早めにすべてがおわったので、久しぶりにゆらゆらしながらペーパーを読んだり。
まぁ、穏やかに一日が過ぎていったかな。

家庭訪問

今日は某所でちょっとこみいった話。わたしが用事があって行ったわけだから、本来は私が話をしなくちゃはじまりません。でも、こみいった話って、それではダメです。こういう時は、自分の話をするのではなく、相手の話を聞くところからはじめなきゃなりません。もちろん、上からどかんと押さえつけるのも方法ですが、それはあくまでも外圧です。内圧じゃないから、きっとやがて「あれ?」と思うときが来る。そうなったら、今日来たことの意味がなくなります。
とりあえず、1時間半ほどゆっくりと話をして、終了。
帰りの車の中で、「これ、どこかで経験した感覚だなぁ」と思ったんですが、思い出しました。家庭訪問だ。
こみいった話をする時は、テーマを出したあとはまず相手の話を聞く。それを教えてくれたのは、今まで出会ってきた子どもたちや保護者のみなさんなんですよね。それがこういう形で役に立つとはなぁ。