どこからたぐるか

どこからたぐるか

実は今日は本をいっぱい持って行きたかったので、車での出勤でした。持って行ったのはこんな本でした(笑)。

あまりにもベタです(笑)。
で、昨日に引き続き、「○○の中にある△△」探しです。
んー。ないわけじゃない。だけど、ピンとこない。てか、「△△」をやろうとしたら、どうしても「○○」ではなく「◎◎」とか「●●」になるんですよね。形は似てるけど、中身が違う。いや、ヘタすると「□□」になってしまう。中身は似てるけど器が違う。
今わたしがやろうとしてることはをみんなに言うと「それはおもしろい」って言ってくれるんですよね。「その発想はなかった」みたいな。でも、広い世界だから、きっと誰かがやってるはずです。いや、でも、この分野をする人間がそんなにいないからなぁ。「△△は○○の中にある」って人はいっぱいいるんですよね。でも、それじゃない。
きっとどこかに糸口があるはずです。
なんか、そんなことを考えて悶々としてると、そもそも自分が「○○」をしてるのか「△△」をしてるのか、わからなくなってきます。
まいったな…。

包含関係を間違えた

結論部で風呂敷を広げるフリをするというか、少し広げてみるというか、そういうことはしたいし、ほんとうはしなくちゃならないんですよね。だって、そこで広げないと、
「この風呂敷、なんのためにあるの?」
って話になります。
でも、風呂敷を広げるためには、それなりの準備が必要です。だって、
「そこにあるの、すでに他の人が風呂敷に包んだよ」
ってなると、広げた風呂敷は意味がなくなります。なので、他の人はまだ風呂敷の中に入れてないということを確認しなくちゃならない。ところがこれがむずかしい。だって、これ、「悪魔の証明」です。つまり「ない」ことの証明は、すべてのコレクションを確認しなくちゃならない。なので、できることなら「やってるけど少ない」でいきたいんですよね。
まぁそんなことを考えているうちに、だんだん考えがずれてくるのも「おべんきょあるある」なのかな。気がつくと、「◯◯のなかにある△△」を言わなきゃならないのに「△△は◯◯のなかにある」ことを考えはじめてました。
これ、あたかも「同じやん」となりそうですが、違います。前者は「悪魔の証明」かどうかの瀬戸際になるんだけど、後者はいってみれば「自己申告」を探すことなので、比較的簡単です。で、そっちに引きずられていることを、今日一日の終わりに気づいたという。てことは、今日一日は無駄だったのか?
いや、そんなことはないと信じたい…。

木に継ぐもの

夜中に目が覚めて、なんだか寝られなかったけど、それでも朝方ウトウトしたみたいです。なので、朝は眠い。
10連休明けの子どもたちはどうかなと思ったけど、まぁ相変わらずですね。みんな元気です。でも、数学は忘れてるだろな。ルートの中がマイナスでも平気ではずしたり、「iってなんですか?」みたいな。
てことで、振替ではいってた2時間はプリントで自習です。「質問があったらおいで」って言ったけど、来るはずもなく。なので、おべんきょです(笑)。
とりま、今できている状態でプリントアウトして、それを前にして考えます。少しずつ「考え」が進んでいくけど、「やったこと」から離れてしまうとすべてが崩壊します。
いま、もっとも頭を悩ませてるのが、「先人たちがやってきたことをどう書くか」ってことです。たぶんこれ、わたしのような初心者はだれもが悩むんじゃないかな。なにせ膨大です。そんなのを全部書くことなんて不可能です。てか、すでに書いてるところに新たなものを、それも「大きいもの」をつけくわえると、バランスが悪い。てか、つながらない。「木に竹を接ぐ」って言葉があるけど、「単管に木を継ぐ」くらいに座りが悪いです。どうしたものか。
さらにもうひとつ、仕様書に「「自分でやってる」って書いたのに「他人にやらされてる」みたいな展開になってるのはどうよ?」って書いてあって、これもこれで悩ましい。
まぁ悩みが顕在化するのはいいことなんですけど、悩ましい。

そんな悩みを抱えながら、午後は会議。
会議に行くのは友だちの車に乗せてもらったんですけど、
友「「猫の額」好きやな」と。
い「あれは庭ですがな」と。
友「なんや、飲み屋かと思ったわ」と。
てか
い「読んでるんや」
友「ブログってそういうもんや」
ごもっとも。てことで、このくだりも読まれてるかなと(笑)。

それにしても、これから1週間の日程を考えると、おべんきょ、ゴールにたどり着くのかなぁ(;_;)。

半日だけしかできなかった(;_;)

朝、いつになくすっきりと目が覚めました。
連休最後か…。
とにかくコーヒーを淹れて朝ごはんを食べて、今日も猫の額にスタンバイです。
今日いじる場所は決めてます。最難関のところです。
あることを主張するのに、他のことを批判して「これ」って言うのは簡単です。でも、その手法をやめようかと。いや、前段ですでにやってるので、さらに追い打ちをかける必要はないかなと。そんなところに字数をさくより、もっと大切なところに字数をさく必要があるかなと。でも、使える字数があまりにも少ないです。
うーんと思ってたらお昼になりました。おなかも減ってきたので昼ごはん。

結局いつものトゥンセラーメンです(笑)。
午後もしばしうなって、そのあと母親の誕生日のケーキを食べに行くなど。ほんとはおべんきょしたかったけど、しかたないです。たぶん父親もこんな感じだったんだろなと思うと、笑けてきました。
そのあとパートナーの買い物につきあってみたり。
家に帰って、ほんの少しだけ文章をいじって、今日はやんぺ。あとはお風呂→ビールですね。
今日は早めに寝ましょうということで、10時半に寝たけど、1時半くらいに目が覚めて、そこから寝られません。
とにかくまったく多様じゃないレインボー・フラッグがあったりとんでもない医者の発言があって、しかもそれへの正当な批判をしてるのにかみついてる人がいたり、ほんとに「何が起こってるねん」状態です。そんなの見たら寝られません。だけじゃなくて、もちろん「おべんきょ」をめぐって頭の中を「考え」がグルグルします。グルグルして「ぽん」と出てきたらメモせざるを得ません。するとまた目が冴える。
なんだかんだで4時半くらいまで寝られませんでした。これはきついな。

今日と明日はおとなしく

朝起きると、さすがにしんどいです。でも、今日と明日はおとなしくおべんきょです。
とりま、猫の額に居場所をつくります。
しばらく考えたり本を読んだり。なんか、お腹が減ってきたなと。と、パートナーがつくってっくれたのは、讃岐うどんのカレーうどん。

うまい。
その後、再びおべんきょモード。
「おべんきょ成果」って、どうしても欲が出てきます。すると、風呂敷が大きくなる。大きくなると、「それ、広げ過ぎちゃうん?」ってなる。で、風呂敷を小さくする。そうすると「なにも言ってへんやん」ってなる。でも、それを繰り返すことで、少しずつ「適正な大きさ」を探っていくのかな。
今日は一日かけてほとんど進みませんでした。が、これはこれで大事なのかも。
いや、進まなかったのは、昨日の呑みすぎが原因か(笑)。

フィールドワーカー

今日は夕方からお出かけです。なので、それまではおべんきょしんきゃ。
てことで、今日も「猫の額」です。
昨日までは読書と決めてました。で、今日からは工事を開始します。
えーと、仕様書を見ると…。ふむふむ。「キー概念となる言葉の使い方が不明瞭」ですか。えーと、たしかに^^;;。よくこんな細かいところに気づかれるなと思うのですが、たしかにめっちゃ直感的な使い方をしています。で、よく読み込むと、ある言葉に「他動詞的」な意味あいと「自動詞的」な意味あいを持たせてしまっています。これ、自分ではわかりますが、他人からはわからんわな。
てことで、その言葉をふたつにわけてみると、意味あいはすっきりしました。が、困った。いままで「A1+A2=B」という言葉の使い方をしていたのを「A+B」にしちゃったものだから、「=C」となる「C」という言葉を見つけなきゃなりません。が、これが見つからない。えーとえーと…。
そもそも、自分は何をやろうとしてたんだっけ。そもそも「C」の中身はなんなんだっけ…。
魔宮に入った感じです。
しかたないので、換気扇のフードを掃除することにしました(笑)。そういや、年末に換気扇を掃除しました。どうやら「おべんきょ」が切羽詰まると、家が少しきれいになる傾向があるらしいです。
それでも、3時くらいにようやく魔宮脱出の方向性がわかってきてひと安心。

で、夜はロフトプラスワンウェストへ。今日は打越さんと岸さんのトークライブです。
打越さん、なんか、オーラがあるのかないのかわからないです。たぶん、すごいオーラを感じるんですが、それが出てこないキャラなのかな。でも、おもしろい。今回のトークライブがなにより重要なのは『ヤンキーと地元』という本は、社会学の本であるということを明確にしたということなのかな。まさに岸さんによる「解題」を聞くような感じでした。
でも、打越さんの話を聞きながら、いろいろ感じるところがあるんですよね。例えば10年間パシリをしながらフィールドワークをしていたという話。考えてみたら、わたしも「第2のふるさと」に15年いたよな。あれ、一種のフィールドワークかもしれません。あそこでインタビューしたりしていたら、なにか書けたかも。そういや、「おたふく」は11年行きました。あそこもフィールドワーク的に入りこんでたな。あ、いま角打にもフィールドワーク的に入りはじめてるよな。まだ1年半だけど。
たぶん、気質的に近いところがあるのかも。
あるいは、沖縄のヤンキーが「下が入ってこない」という話。まんま解放教育の世界です。わたし、ずっとパシリやったし、今もパシリである自覚があります。そのかわり、パシリなしでは成立しないしくみをつくってしまったから、まぁパシリには見えないでしょうけどね。で、かつては物理的な暴力は受けなかったけど、精神的にはかなりどつかれた気がします。
なんか、一度そんな話を打越さんとしてみたいな。
そんなふうに思ったので、トークライブの後、少し話をしに行きました。
い「あの、いつきと申します」
打「あー、奈良女子大学で自己紹介を聞きました」
マジか…^^;;。
てことで、とても実り多いトークライブでした。

初乗り

こないだの最後「2日の10時から」って言われたので、朝早くから移動開始です。でもま、ふだんより2時間遅いから楽と言えば楽ですけどね。とりま、1時間強電車に乗って、第2のふるさとへ。しかし快速は混んでます。まぁ、京都の人間が近場で同じ雰囲気と言ったらそこからテクテク15分歩いて到着です。
今日乗るのはこれ。

横から見ると…。

長いです。
でも、運転はおもしろい。そっか、そこまでつっこむんだ。そっか、そんだけ切れるんだ。そっか、後ろがそんだけ振れるんだ。車長とか車幅とか車高とかタイヤの位置とか、車両の隅々まで気を配って運転するのは今までもそれなりにやってたけど、それが少しずつ違う。乗車位置が極端に前にあるってのも、かつて「フォード・スペクトロン」に乗ってたから知らないわけじゃないです。でも、やはり新たな感覚です。
てことで、1時間は外周をグルグル。右折左折の練習です。もう1時間は「隘路」と「路端停止」の練習です。
うん、おもしろかった。次回は「クランク」と「S字」らしいです。

で、帰りは途中でパートナーと合流。なぜかSHIZUYAのイートインで昼ごはん。帰ってきたら4時です。やばい!
ここからは「猫の額」でおべんきょ。

でも、7時になったらさすがに寒いです。まぁ頃合いですから、お風呂に入ってごはんにしましょうか。

猫の額にて

今日は一日なにもしない日です。いや違う、おべんきょですね。
問題はどこでおべんきょするかです。わたしの部屋にはイスがない。というか、机の上は整理されてません。というか、ふだんは座り机で仕事してます。でも、本をそこで読むと腰が痛くなります。座椅子がほしいところだけど、それはそれでめんどくさい。布団を除ければこいつが出せます。

おとついはそうしたけど、今日はなんとなくめんどくさい。
とりあえず昼ごはんを食べましょう。ブルダックタンメンです。

辛さの向こうに甘さがあっておいしい。さらに麺にタピオカが入ってるのでもちもちしてます。ただ、汁を飲んでる時にネキがノドに張りついて、しかもそのネギが鼻に入ったりしたらかなりきついです(笑)。
で、おなかも満ちたことなのでどうしたものかと。うーんと思ったけど、猫の額にビーチベッドってことにしましょうか。

うん。なかなか調子いいです。日も長くなってきたから、6時を過ぎでも明るく読めます。
本をさらに読みすすめると、この間感じた思いを一層強く感じました。てか、「この人、味方だよ」感がやってきて、うれしくなったり。いや、ずっと、そして今でもひとりで闘ってるんです。もちろん闘ってる仲間はいます。でも、みんなそれぞれの場所でひとりで闘ってる。そう思ってるから、同じように闘う人を見たら「ここにもいた!」と思うのです。
さらに「闘う先輩」の本もパラパラ。
で、いい気持ちだなと思ってたけど、だんだん寒くなってきて、6時半でギブアップ。お風呂に入って身体を暖めねば!
あとはタケノコとかコンニャクの天ブラでビールを呑んで、1日終了。

おべんきょな1日

おべんきょ成果の〆切りまで半月。頭の中では、具体的にどうするかをゆるゆると考えています。が、まだ書きたくありません。今書くと「パッチワーク」になりそうです。それよりは、内側にあるものを膨らませたい。
なので、読書です。
うーん、難しいな。でも、難しいことを書いてるから、難しくなるんだな。てか、難しくしようとしてるんじゃなくて、厳密にしようとしてるんだな。
でも、今何をしようとしてるのかが、少しずつわかってきました。
たぶん、セクシュアル/ジェンダー・マイノリティだけではなく、さまざまなマイノリティを横断した「solidarity」を模索してるのかな。それが「precarity」って考え方なんだな。
でも、やはり根本がジェンダーなんだな。で、かつては「butch」にウェイトを置いてたけど、今はかなり「trans」にもウェイトをおいてるのかな。
なんかそんなふうに読んでいたら、この人、すんごい心強い味方なんだなって思えてきて、おべんきょ的な読み方からはずれそうになります。なので、いかんいかんと。
そんなふうに1日が終わって、晩ごはんはまたまたジンギスカン。

どんだけ好きやねんと言われそうですが、好きなものは好きなんです(笑)。
さぁ、あとはのんびりしよう。

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毎年1本共著で出している「おべんきょ成果」があります。どんなのを出してるのかはここを見たらわかります。これでかれこれ3回出したかな。わたしにとっては専門外(笑)ですが、一方かろうじて「最前線」について考える場でもあります。ちなみに去年のは苦労しました。それでもなんとか出し終えて形になったのが最初のリンクの2019年3月のやつです。たぶんタイトル読んでもわかりません(笑)。でも、やってることはおもしろいんだけどな。
で、今日は「今年はどうする?」って研究会です。例年センセがぶっこんで来られるんですが、今年は何気に「どうする?」って聞いてこられます。
あらためてそう聞かれるとむずかしいです。思いついたことがあるので「こんなのは?」って言いかけて、でもそれをいざ「問い」にするとなるとむずかしい。
みんなで「うーん」「うーん」と頭をひねって、1時間後に終了。次回はワイン飲みながらやることになりました(笑)。