ところ変われば

午後は用事で大阪へ。在日朝鮮人の集住地域にある学校に行きました。ここ、昼間定時制があります。
いや、定時制って、ある意味いいなぁ。もちろん、生徒のニーズはとても多様だし、そこにきめ細かく対応していく必要があるので、仕事の量も膨大みたいだし、しんどいこともいっぱいあるみたいです。それでも、いいなぁとふと思ってしまいました。ま、隣の芝生状態なのかもしれませんけどね。
この学校、なにがいいかというと、トランスの子が入学してきた時、「性別はどちらで行きますか?」という問いかけをする余地があるようです。というのは、制服がない*1。単位制なので、カリキュラムにも弾力性がある*2。こういう学校って、可能性に満ちあふれていると思うんだけど、世間はそうも思っていないみたいですね。なんらかのつまずきをした子どもたちの通う場所と考えているのかな。さまざまな「規制」の中で生きてこなかった子どもたちにとっては進路は厳しそうですね。
でも、そこの学校のある人が言っていた「トランスの子どもたちにとっての選択肢のひとつになりうる学校である」という言葉は、同時にトランスの子を受けいれながら、その子が将来展望を持てるようにしていこうよという決意のあらわれのように思われました。こういう人が増えていくことがありがたいです。

*1:ということは、服装指導がほぼない

*2:クラス単位で動くことがないため、クラスや学年の縛りがほぼない

届かないこともある…

結局、届きませんでした。判別式のところは、例題をするヒマがなかった。まぁいいです。サクッと説明のプリントなどつくって、問の解答もつくって、配布すりゃそれでいいっっしょ。かえってそっちのほうが点数がよかったりして(笑)。

病状

土曜日の夜、大分で呑んでいる時に病院から電話がかかってきていました。なので、今日は学校帰りにお見舞い。
「病院」に着くと、奥の方にいました。心臓をおろして、4ヶ所にわかれています。ちょっと見ただけでは病状がわからないので、お医者さんに病状を聞くことにしました。
基本的に悪い所は2ヶ所。ひとつは左のピストン。これは完全に焼きついていました。いや、みごとなひっかき傷です。そのおかげで、コンロッドのベアリングもいっています。さらに、不可解なのは、右のコンロッドの根本にあるクランクシャフトのベアリング。これもいってます。どうやら、この2ヶ所は別々の原因だったようです。
左の焼きつきは、クランクのシールが硬化してしまって、そこからエアが入ってきて、オイルが薄まっていたせいだったようです。右のベアリングのほうは、まぁ簡単に言えば、老化現象だそうです。いずれにしろ、エンジンは寿命だったみたいです。
問題はパーツ。メーカーに聞いてもないわけです。ところが、どうやら好き者はどこにでもいるみたいで、社外品でけっこうパーツが出回っているそうな。なので、お医者さんは「たぶん、手にはいるよ」と言ってくれていました。さらに「これだけ直したら、エンジンは新品になるね。ということは、このバイク一生モンになるね」と続けてくれました。
問題は、その代償です。なんでも17〜8万円かかるそうな。10月の事故で修理が17万円。今回とあわせると、35万円ほどか…。すげぇ。でも、前回の修理でフロントブレーキのキャリパーまわりとブレーキフルードのタンクが新品になったし、今回でエンジンが新品になります。まぁ、4L3が新品になるなら、安いと言えば安いか…。
なんしか、お金ためよ(涙)。

届くか?

最近、授業がとてもスリリングです。なにしろ、試験まで残すところあと2日。てことは、授業もあと2回。にもかかわらず、まだ試験範囲は山のように残っています。
まずは、1次不等式の文章題*1でしょ、2次方程式の解法2つ*2でしょ、あとは判別式*3です。
とりあえず、今日は宿題の答あわせ・文章題をサクッとやって、因数分解による解法までを一気に進みました。こないだなんて、子どもたちは不等式をはじめて扱うにもかかわらず、1時間で1次不等式を終えたしなぁ。このペースで大丈夫だったら、あとは大丈夫だわ。
さて、あと1時間で「解の公式」と「判別式」じゃ。届くかなぁ…。

*1:いまはこんなもんが高校1年にまわってきているんですよね;_;

*2:因数分解によるものと解の公式(←こいつも高校に回ってきています;;_;;)によるもの

*3:D<0の時は「実数解を持たない」なんですよね。虚数についての学習は2年回し(号泣)

やってみよう!

朝、6時にふと目が覚めるのは、単なる習慣なのか、歳のせいなのか。おとつい大学生からは「え〜、感じが同年代なのにぃ〜」と言われたのですが、たぶん、それは精神年齢だけなんでしょうね。
7時過ぎまで15分ごとに寝たり起きたりしていたのですが、「えいっ」と思い切って起きることにしました。
しばらくボーとしていたのですが、やっぱり昨日決めた行動をとろうかな、と。
ちなみに、昨日決めた行動とは「走った次の日は走る」なんですけどね。
まずは、ホテルの部屋でストレッチ。下に降りてランニング開始。少し肌寒いくらいの気候です。今日も目的地は「海」。少しコースを変えてみましたが、これがまた少し遠回りのコースだったみたいで、結局50分走ることになってしまいました。いまはまだグランドしか走れない状態なので、25分も走ったら「もうええわ」という気になるのですが、やっぱりロードだと長距離を走れるんですね。たいしたものです。
今日の目的地は、川の中にある三角州の町。三角州であるがゆえに、まわりと隔絶されています。三角州にいたる橋も、かなり道幅が狭いようです。走っていてわかったのですが、完全な漁村です。そして、その三角州で、ひとつの「町(村?)」として成立していた感じがあります。ということは、まわりの人たちのその三角州の人たちへのまなざしは、推して知るべきだなという感じがしました。あとで聞いたら「中津の中の済州」と友だちは言っていました。なるほどという感じです。
ランニングから帰って、朝ご飯→お風呂と、見事に健全な生活です。体が悪くなりそうです(笑)。
その後、友だちと待ち合わせて、中津の城下町の散策。お城の近くの「上級武士」の居住地町並みとお城から少し離れた「下級武士」の居住地の町並みの、あまりにも歴然とした違いに驚きました。道幅といい、区画といい、ほとんどそのままなそうなんですけど、ぜんぜん広さが違います。もちろん、今もそこに子孫の方々が住んでおられるわけで、こうなると、「生まれた家」による価値観の違いとかがでてくるよなぁということを実感します。日本は階層分化が進行していると言われますが、その根底に「階級」が厳然としてあるんじゃないかなぁという感じがしました。
その後、駅前の商店街で昼ご飯。おいしいお刺身と鶏の唐揚げ、あとは冷た〜い生ビール。いい昼ご飯でした。ごちそうさまでした!
あとは、ソニック*1→新幹線*2→新快速*3→地下鉄でお家へ。

*1:自由席

*2:カルテット切符

*3:カルテット切符は新大阪まで

異種格闘技戦

集まってきたのは、まさにバラバラな人たち。在日・部落・トランス・満州引き揚げ者・ポリガミー*1バイセクシュアル・「普通*2」の「男*3性」*4。とにかくもう、話があちこちに飛びまくります。さっきまで「尋常小学校を卒業して、女学校に入ったら敗戦で新制になって」という話をしていたと思ったら、こっちでは「派遣できた人が在日で」みたいな話。かたや、「バイトで行った店のマスターがゲイで、自分一人じゃないってわかってすんごく楽になった」。もう、わけわかりません。6時から始まった宴会が、気がついたら12時過ぎでした。話が延々と続くので、トイレに立つ時間がもったいなくて、結局トイレに行っていなかったことに、その時気づきました。店を出てから「普通*5」の「男*6性」としばらく話をしていたのですが、「すんません、自然が呼んでいますねん」ということで失礼してしまいました。悪かったなぁ。
ホテルに帰って服を脱いでふとんに入ったら爆睡です。って、パンイチやんか_| ̄|◯

*1:後にわかりました

*2:と思われる

*3:と思われる

*4:この人、まぎれもなく今回の一番のマイノリティでした・笑

*5:と思われる

*6:と思われる

知らない街の楽しみ

別に、中津は知らない街というわけじゃないんです。友だちにあちこち連れて行ってもらっているので、スポット的にはわかっている。でも、それらがつながっていないんです。街を連続的にとらえようと思ったら、自分で散策するしかないかなと思うわけです。なので、せっかくですから、ランニングです。今回はそのためにジョギングシューズで足元を固めていました。
とりあえず、海を見ようということだけを目標に、あちこち走り回っていると、あっというまに45分ほどたっていました。いや、いい時間でした。お腹も減りました。のども渇きました。昨日の「いらないもの」もずいぶんと減ったわけで、夜へ向けてコンセントレーションが高まります。シャワーを浴びてさっぱりした頃にメール。「17時50分、中津駅改札口集合!」了解です。

鉄の心

今日は福岡から中津までの移動です。博多駅に着いたのがちょうど昼時。どこかでラーメンかお寿司…。と思ったのですが、それよりも灸^H急を要したのはマッサージ。とにかく、肩と首に激痛が走っています。30分ほどマッサージをしてもらって、かなり復活。ちょっとぜいたくだったけど、こんなのもありな日ということで…。そのかわり、昼ご飯は駅弁ということで。
今回は、中津までは鈍行で移動することにしていました。お金がないということもあるんですけど、時間があるということもあるし、さらに、単に友だちと飲みに行くだけということもあって「旅気分」だったというのが大きかったかなぁ。青春18切符で北海道を回った頃のことを思い出しました。西小倉で乗換の予定が、寝過ごして小倉まで行ったのはご愛敬。ひさびさに、のんびり気分で鉄道の旅を感じることができました。もっとも、普通の快速で駅弁を食べるのはちょっと恥ずかしかったです。というか、駅弁より恥ずかしかったのは500mlのビールかな。ソニックなら1時間ちょいのところ、2時間ちょいかけて中津に到着。

目覚め

朝、目が覚めると、なんだか向こうとあっちに人の気配があります。そうか…、学生さんが来たんだ。とりあえず、朝のコーヒーがないと生きられないのでそれだけをゲットしに、ふたりを起こさないようにそうっと部屋を脱出。
その後9時頃からダラダラとしながらチェックアウトの11時まで過ごしました。

なぜか福岡

まぁ、深い理由はさておいて(笑)、福岡です。
昼間は東京のお友だちや東京のお友だちの大阪のお友だち*1と待ちあわせをして、某中高一貫教育の学校で漫談をしたりしていました。いや、雨の中ご苦労様でした>大阪のみなさん、つっても、ここ見てないよなぁ…。
で、夜は懇親会(笑)。おいしいお酒とおいしい食事をいただきながら、話はなぜか授業の話へ。どうも最近のマイブームがこのあたりにあるみたいです。でも、聞かされる側はたまったもんじゃないかもしれませんね。深く反省をしながら懇親会の会場から2次会会場へ。
2次会はわたしの漫談を聞いてくれた学生さんの集まりです。なんでも、同じ時期に教員免許を取るための「修行」をしておられたそうな。
教員の集まりと学生さんの集まりはやっぱり雰囲気が違いますね。教員の方は、やっぱり経験豊かでアダルトなまたーり感があります。それにひきかえ、学生さんの方は、初々しさと不安と危なっかしさ(笑)が魅力的です。一晩で2種類の楽しい出会いがあったのはうれしかったですね。まぁ、話の内容は、それこそ「修行」へのアドバイスとかなんとか。そうそう、2次会メンバーの中にクラブでラグビーをしている学生がいて、「ラガーマン萌え〜」なわたしは、「バックスでした」という学生さんに、思わず「萌え〜」と叫んでしまっていました(恥)。まぁ、「つぼ八」だったから許されるでしょうね。
で、ホテルへ。気がつくと帰れなくなったり帰るのがめんどくさくなった学生さんが2人一緒に来られました。「ええんかいな」と思ったのですが、そのホテル、かなり寛大なホテルのようでいいみたいでした。12時過ぎまで一緒に話をしているうちに、ふと落ちてしまって一日が終了。

*1:ややこしい…