土曜日の翌日は日曜日

毎年のことですが、今年もやっぱり子どもたちは宿題がたまっています。下の子どもの宿題は、しかも、どうやら担任さんがはりきっておられるようで、その量がたいがいです。毎日漢字20行と計算ドリル。もちろん、ためなければたいした量じゃないのですが、宿題をためない子どもっているんだろうか…。まぁ、ため過ぎなのはウチの子どもが悪いんだけど、それにしても、ためてもある程度リカバリーできる量じゃないと厳しいと思います。
上の子どもについては論外です。中学校になると教科担任制ですから、各教科がバラバラに宿題を出します。作文だけでも「読書感想文」だの「税の作文」だの。他に、ポスターも書かなくちゃならないみたいです*1。そして、なによりも難関の「自由研究」。一応任意提出ということですが、まぁ少しでも点数を稼がなくちゃならないこの時期、そうも言っていられないでしょう。
去年はエンクロージャーの種類による周波数特性の違いについて、無理矢理でっちあげました。今年はどうするか、パートナーと相談していたのですが、いままでのところ、変なの*2しか思いつきませんでした。どうしたものかと思っていたのですが、ふとしたきっかけで、「ロープおよびローピングの種類と縛材の相性について」ちょっと調べてみたらどうだろうという話が出てきて、とりあえずこれにしてみました。
使うローピングの種類はインクノットとねじり結びです。これを滑りやすい鉄柱と、滑りやすいけど樹木であるサルスベリで試してみます。使うひもは、ロープ・縄跳びひも・細引き・麻ひも・PPロープの5種類です。
結果的に、あまりにもわかっていたことですが、PPロープはぜんぜんダメです。インクノットでもねじり結びでもまったく効きません。天然の樹木だったらなんとかなるかと思ったのですが、これもダメ。一方、予想外に効くのは、縄跳びひもでした。他が全滅だった鉄柱とインクノットの組合せでも効きます。「なんでやと思う?」と子どもに聞いたら「伸縮性かな」と答えていました。なるほど…。
仕上げは、わたしの壁登りの写真です。
さて、これで書けるかな?

*1:いくつかテーマがあるのですが、「原始力の日」というのがあって笑ってしまいました。思わず、「これにしてギャートルズ描けや」とつっこんでしまいました。しかしなぁ…。

*2:「カレーに入れる辛味スパイスの量と辛さの相関関係について」とか

土曜日の翌日は日曜日” に4件のコメントがあります

  1.  他の板でも読んでビックリしてるんですけど。今は親御さんが子供の夏休みの宿題の心配をするんですね。自由研究なんか内容を考えて上げたりして。
     昔は、親は宿題にノータッチが普通で、夏休み明けには(私を含む)クラスの3分の1位の子が担任に張り倒されていたような。で「1週間猶予をやるっ」とか言われて、半泣きで毎年9月第1週は過ごした記憶があります…
     でも今は、他の板を見てもいつきさんとこみたいなのが普通なようで。最近の夏休みの宿題って、親子の触れ合い促進も兼ねてるのかしらん。

  2. 「原子力の日」は「はらこつとむのひ」と読むので、「たるるーとくん」の読書感想文を書きましょう。

    原子力関連の香ばしいネタなら山盛り出せますが、とりあえず参考URLのみにしておきます。
    http://cnic.jp/

  3.  ウチの親(の世代)が(夏休みの、に限らず)宿題にノータッチだったもう一つの理由を思いつきました。ウチの親は中卒(彼らの世代としてはよくあること)で、わり算もアヤシイ学力だったことも関係ありそう。小学校でも高学年になると、彼らの学力じゃあ子供に教えたりアドバイスすることなんか出来ないから。

     してみると、”夏休みの宿題”って、階層固定化の仕組みの一つだったりして(^_^;)。

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