今日も朝からインタビューデータと向かいあいます。
まずは昨日挫折した語りから。
この語り、なぜ挫折したかというと、ある質問に対して芋づる式にさまざまな語りが出てくるからです。もちろん、それそのものを分析の俎上にのせることは可能だし、おそらくライフストーリー研究だったらやらなきゃならない。ただ、それをやるのがわたしがやりたいことじゃない。というか、一部「どのように語ったか」は必要なんだろうけど、そこに終始したいわけじゃないです。
てことで、とりあげたいトピックスをどんどん切り出していきます。
が、なんか、互いの了解事項がたくさんあることに気づきますね。まぁそりゃそうです。今となっては20年のつきあいです。てことは、インタビュー時点でも10年のつきあいです。なので、前提となってることを内容にしようとしたけど、やはりそれはありますね。
と、みなさんといつ出会ったんだっけということが気になって、過去ログを漁ってみました。すると出てきますね。
例えばこんなのとかこんなのとかこのページの8月27日とか。実は他にもあるはずですが、今日は調べきれませんでした。
ただ、こんなことをやってると、やはり時間があっという間にたつわけで。いかんいかんと、データと向きあいます。
次の人を読みましょう。と、これがまた長い。たしかインタビューを2時間半くらいしたはずです。とにかく情報量がハンパない。ようやく読み切ったところで集中力が切れました。
でも、おもしろい。
お風呂に入っても、ずっと脳みそが動いてます。
「なぜあの語りはあのように語られたのか?」
みなさん、自分がトランスジェンダーであることがわかった上で、トランスジェンダーとして、かつてを振り返りながらトランスジェンダーとしての語りを語っておられるわけです。だからこそ、なぜそのトピックを「抽出」して、なぜ「そのように」語ったのかは、とても気になります。もしかしたら、「そのようにしか」語れなかったのかもしれないし、「そのように」語ったのかもしれない。
それでも、語りによって分類はできるはずです。とにかく分類したうえで、その分類をとっぱらって、大きな共通点を示して、「次」へと持っていけばいいのかな。
問題はこもりん期間が今日で終わりってことです。どうしたものか。