とにかく整形する・こもりん番外編

今日は出張のない出張日です。なので、授業はなし。思い切って労働者の権利を行使することにしました。
授業がなかったら職場でもいろいろできるだろうと思われがちですが、ムリですね。まとまったことを思考を研ぎ澄まそうと思ったら、「仮の場所」ではできません。「自分の場所」でなきゃムリです。
てことで、スタート。
まずは昨日線を引いた箇所をコピペするところからです。もちろん単にコピペするわけじゃなく、前後の文脈とか、昨日考えたことを反芻しながらコピペしていきます。
煮詰まったら、少し買い出しに出てみたり。
そして再びデータに向き合います。
コピペが終わったら整形です。地の文としてのインタビューデータと引用文としてのインタビューデータをわけていきましょう。地の文としてのインタビューデータは「やりとり」がおもしろいところです。ついでにいうなら、時として「やりとり」が崩壊してるところもあります。
ほんとはインタビューの全文を載せたいぐらいにおもしろいです。が、それではあまりにも長過ぎます。残念です。
と、1本のメールが…。忘れてた!となると、明日やろうと思ってたことができなくなるので、今後の予定を少し組み替える必要がありますね。となると、今日、煮詰まったらやるか…。
案の定、夕方前に煮詰まってきました。なのでちょこざっぷで筋トレです(笑)。腹筋しながら脳みそを少しクリアにしましょう。
帰ってきたら、再びインタビューデータに向き合います。クリアになった脳みそに再び刺激が入ります。なぜこの調査協力者はここまで「それ」を語らないのか。「語らない」ことを通して、なにを語ろうとしてるのか。なぜわたしの質問に対して「そう」答えたのか。「そう答える」ことを通して、なにを語ろうとしてるのか。
でもみんな優しいです。その答えはうしろのほうにあったりします。みなさん、インタビューに協力するにあたって、おそらく準備をされてるんでしょうね。もちろん意図的な準備をしてる人もいるだろうけど、どちらかというと「構え」かな。
「インタビューしたいんだけど」
「いいですよ」
という会話の瞬間から、すでにインタビューってはじまってるのかもしれません。たぶんいろんなことを思い出して、それらを再構築していく。そんなことが、自動的にはじまってるのかもしれません。
ちなみに、インタビューそのものは9年前のものです。そこから大きく人生が変わっていて、今インタビューをしたら、まったく違う語りになるんだろうと思います。だからこそ、その時その場で聞くことができた語りは、そこでしか聞けない貴重なものなんだろうなと思います。
そんなことを考えていたら、あたりは暗くなりはじめてます。今日はこのくらいにしといたりましょう。少し散歩して、シャワーを浴びて、ビールです。
ここから脳みそのリソースを他のことに振り分けなきゃならなくなります。それらがすんで今の状態にもってくるまでどれくらいかかるだろう。もっとこもっていたいなぁ。でも、しばしインターバルですね。