見解が違うのかなぁ

今日の1時間目はまたまたプリント学習です。てか、これくらいの頻度が、実は定常運転だったりします。プリントの最後に「今週のとりくみについてひとこと」欄がつくってあります。ここ、ちゃんと読んでないんだろうけど、プリントの感想を書く子が多いです。なので
「今週のとりくみを書くんやで。例えば「寝てしまった」とか「それでもがんばった」とかね」
と言うと、またまた「眠たかったけどがんばった」みたいなのが続出して、オリジナリティがないなと思ったり。
それにしても、今週は寝ている子が多かったです。共通しているのは、とあるクラブです。そういや朝練をしているので、そのせいかと思って聞いてみると、朝は7時から朝練、夕方は20時まで練習らしいです。すでに夕方じゃないけどね。すると、遠い子は家に帰るのが22時とかで、家を出るのが5時とからしいです。これはもたんでしょう。そりゃ寝るわ。てか、ここまで来ると、なんのためのクラブかわからなくなりますね。
そんなことがあって、昼休みに放送部関連でミニトラブル発生。まぁ昨日リハーサルをして[1]わたしはリハビリに行ってたけどね(笑)、今日も準備をしていたのに、突然「放送部なくていいよ」となったという事案です。まぁ放送ってそういうものなので、別に個人的にはどうでもいいのですが、そこで考えたことがあるんですよね。
わたしたちはなんのためにクラブをしているのか。
もちろん、クラブは本務外です。なので、しなくてもいいのが大前提です。ただ、放送部は「委員会」的な側面があるので、そういう活動にしています。なので、当然のことながら教育活動の一環としてやっている。だから「任せる」んです。任せられて、そこでそれなりに役割を達成して充実感を味わう。いわゆる自己有用感というやつです。そのことが部員たちの成長につながる。
実は「なくていいよ」となったのは、簡単に言えば業者が入ったからです。確かにイベントを成功させるためには業者を入れればいい。そうすれば「いいもの」ができる。でも、それは教育活動ではないと、わたしは思っています。
例えば、リハーサルの時に行事をする人間と放送部で打ち合わせをする。それもまた教育活動の一環です。そうやって、放送部も当事者としてある行事にかかわり、裏方として行事の実施に携わる。限られたリソースの中でやるわけだから、当然ガマンしなくちゃならないこともあります。でも、それを工夫で「よりマシ」なものにしていく。その過程が、とても大切だと思っています。極端に言えば、結果ではない。というか、結果は後からついてくる。
だから、業者を入れれば簡単に終わることを、時間をかけてやる。
ちなみに、行事にかかわったクラブの部長は、速攻謝りに来てくれました。謝りながら涙を見せていました。ええ子です。実は部長はことの顛末を知らされていなかった。でも、責任者として謝りにきた。「部長」という役割を与えられることで成長する。これもまた教育活動です。
そういうわたしの考え方と、今回の行事に携わった顧問とでは、どうやら見解の相違があったようです。でも、その見解の相違は、もしかしたら「教育観」の違いかもしれません。
そんなことを考えたできごとでした。ちなみに、こういうことが言語化できるようになったのは、実は「夜の仕事」をするようになったからです。てことで、今度の「夜の仕事」にいいネタができたなと。
てことで、先週歯が欠けたので、帰りに歯医者に寄りました。どうやら、寝ている時に「噛み締めている」らしいです。なので、マウスピースをして寝ろとのこと。マウスピースとかして寝られるだろうか…。

footnotes

footnotes
1 わたしはリハビリに行ってたけどね(笑)