昨日の夜、とあるお客さんと「京都」の話になって、気がつくと「歩きますか?」「行きましょう」ということになってしまってました。
てことで、片づけは他の人にお願いして、わたしは「おさんぽ」です。
まずは南コース。なんか、あたりにあった雑然とした建物がどんどんなくなっています。かわりにあるのは「民泊」です。そんな町並みの変化に対して「民泊はたくさん」という看板があちこちにあります。なんか、複雑な気持ちになりますね。つまり民泊くらいしか「稼ぐ方法がない」ってことですからね。しかも、その民泊してる人の中に、もともとの地の人ってどれくらいいるんだろ。さらにホテルもできるみたいです。こういう町並みの変化っていいんだろうか。もしかしたら、なんだかんだ言って「住みやすい」東九条が住みにくくなるんじゃないだろうかと、ふと思ったり。ちなみに、公園の看板が新しくなったのも変化です。だれか写真持ってたらほしいなぁ。とここで書いても誰も読んでないか(笑)。
で、いったんマダンセンターに帰って、今度は北コース。こちらは南コースよりも変化が激しいです。もうずいぶんと前になりますが、「希望の家」がなくなって市営住宅&多分化共生センターになって、マンモス団地がなくなって、「かわ」も移転して。あちこちに空き地ができてます。ここもほんとにどうなるんだろ。
そして光公園から崇仁へ。崇仁も大きく変わっています。なんと言っても、柳原銀行の北側がクリアランスされて、新たに市営住宅が建ちます。まぁいいことなんですけどね。たぶん遠からず崇仁小学校もなくなるんでしょうね。あの「崇仁教育」を伝えるものは石碑だけになるのかなぁ。崇仁って、経済と教育という、ほんとに本質とも言えるところをなんとかしようと部落内外の人ががんばったところなんですよね。それが柳原銀行と崇仁小学校がら伝わるんです。そう言えば塩小路通の北側も空き地が目立つようになりました。ほんとに「痕跡」を探すのがたいへんです。でも、少し路地に入るとかろうじて残る痕跡があります。そんな痕跡をたどりながら、河原町七条へ。ここもいつまであるんだろ。写真を撮っとかなくちゃならんのやろなぁ。
お次は打って変わって五条です。どんどん変わる町並みに興奮が隠せない「グッさん」がおもしろいです。今回はわたしを含め3人なので楽ですね。ありゃ?五条會館に人がいる。
そして松原通へ。ここはこないだこないだ話を聞いたところなので、付け焼き刃の知識をひけらかしてみたり。
そして、宮川町を堪能したあと四条寺町へ。あまべの跡地です。そこから阿国の像の前を通って、祇園から白川へ。もう、京都オブザ京都です。でも、そこからタイムトンネルを通ると、そこにあまべがあります。グッさん、笑ってくださいました(笑)。
あとはあまべの境界線を確認しに行ったのですが、大将軍神社がえらいことに!前の大雨で木が倒れておいなりさんが壊れて新築されたんですが、今度は台風で真ん中の舞台の柱が折れたみたいです。でも、クリスチャンにはどうしようもできません^^;
そんなこんなで「おたふく」へ。とりま「スジの油かす」を頼んだら、なんとできたて!できたてはフワフワなんですね。うまいわ。ここからはいつものペースで飲みはじめました。
それにしても、わたしが好きな町並みってどんなんなんだろ。てことで、Iずみちゃんに言ってみたのが「エントロピーが高い町並み」でした。酔っ払いやな。でも、たぶんそうなんですよね。だから、若松町の町並みがなくなった時、すんごいショックを受けたんです。
4時半くらいにおたふくを退散。その後、なぜかワインを買い込んで、ダメダメ先輩と鴨川へ。これはアカンコースですね。そのままアカンことになりました(笑)。