今日がメイン・日教組教研2日目

朝、メールを見たら
「カギ、うちの部屋にありました。会場に持っていきます」
というメールが入っていました。ほんとにホッとひと安心。なんせ昨日の夜
「紛失したら高いですよ」
と脅されたからなぁ(T_T)。

で、今日が本番。
午前のテーマは「労働」です。
今日も思いつくままにメモメモφ(..)。
論議の柱は3本あります。ひとつの柱あたり発言が5分。ということは、3回で15分。言いたいことが9項目あるとして、それらを3本の柱にふりわけます。まぁかなりこじつけの振り分け方もあるわけですが、爪の先っぽだけでも引っかかっていたらそれを頼りに発言します。
しかし、午前の「ネタ」は完全に宮崎の人に持っていかれました。
「わたし、せいが2回変わりましたので」
ふむふむ。てことは、FTMTFかぁ…。え?
と、突然気づきました。で、思わず
「そっちの姓か…」
とつぶやいた瞬間、会場中大爆笑(笑)。これもまた両性ならではですわ。
てことで、午前は柱2本分で終了。

すみやかに会場を離脱して、友だちと一緒に昼ごはんです。弁当なんか食べられますか(笑)。この友だちは、北海道の教研からの腐れ縁。ともにS論にほめられた仲です。外に出ると雪がちらついています。
「あの時も雪でしたね」
とか笑いながら、なぜかうなぎ屋さんへ。いや、ここしかあいてなかったんです。
ふたりとも「並」を頼んだわけですが、出てきた重箱の箱を開けたら、うなぎはふた切れ(T_T)。これが並クオリティなんですね。まぁいいです。安いから。味はおいしいし(^^)。
で、ガソリンを補給して、午後に突入。

午後は「労働」の残りの柱をこなして、いよいよ本丸「性の教育」に突入。
その筋のみなさんが、レポートを読みながら、虎視眈々と狙っておられます。で、質疑応答。
なんというか、集中砲火とはこのことです。日本中から集まったみなさんが質問の嵐を吹かせまくります。それに対して堂々と答えるレポーター。と、途中から
「すみません。勉強になりました」
との発言が…。あー…。
でも、それでいいんだよな。とてもとても手痛い歓迎のエールなんだよね。わたしもやられたことあるもん。
で、論議の時間。ここで迷いが…。思わず九州の姐さんたちのところに行って、相談。
「今回は当事者性をなしにして参加をしようと思ったんです。でも、言いたいことが、当事者性抜きではわからない内容なんです。どうしたらいいと思いますか?」
わたしにしては珍しく弱気な話です。でも、姐さんたちは真剣に相談に乗ってくださいます。
「言いたいことは言えばいいんだよ。ここに集まっている人は、いつきさんの真意をきちんとうけとめてくれる。だって、いつきさんは、この場所に仲間をつくってきたんだから…」
ありがとうございます。じんわりしみてきた優しい言葉に甘えて、久しぶりに「当事者」としての発言をしてしまいました。でも、これ一回だけね。次の発言からは、いつもの調子にもどります。
てな感じで、今日の分科会も終了。
あー、疲れた。
あ、集中砲火浴びたレポーターさん。涙がにじんでるよ。へこたれないでね(^^)。

当然こちらも本番

で、現地のお友だちにお願いして居酒屋をおさえてもらって、飲み開始。教研って、ほとんど同窓会ですから、当然のことながら、こちらも本番なわけですよ。
みなさん自己紹介もするわけですが、これがまた長い。
でも、他の分科会に参加していた人がそこでの論議をしてくれるので、なかなかおもしろいです。まぁ、無理やり集まったわけじゃなくて、集まりたくて集まったメンバーなので、そこのおもしろさがあるのかもしれません。何と言っても、両性出身者と、両性に諸事情で参加はできないもののそのテイストを自分の参加する分科会に入れなきゃならないって考えている人ですからね。
てなことで、けっこうなペースで呑んで、一次会終了。

その後、なぜか現地の人のホテルに行って部屋のみ。
ここではFさんという方がご自身のことをゆっくりと話してくださいました。なんだか、とてもしんどい経験を話されるんですけど、それが優しいんですよね。なんだかふんわりと聞かせていただきました。

で、ようやくホテルへ。
さて、寝…。
カギがない(T_T)。
とにかくフロントの人に開けてもらったけど、カギがない(T_T)。
どこや…。

めざせ皆勤・日教組教研一日目

今日から月曜日まで日教組教研です。今年も両性のレポーターをやろうかなと。
にしても、全国教研のレポーターって、他府県の場合はメチャクチャハードルが高いのですが、ウチの場合はとても寛大なところなので、かなりの確率で行かせていただくことができます。
分科会の前に、福岡のSさんと合流して、会場の向かいのラーメン屋さんで、軽く燃料補給。
で、いよいよ今年も分科会の開始です。
今年の目標は、すべての討論の時間に発言をする(笑)。もうひとつは当事者性を出さない。いや、当事者であることに依拠して発言をするのはイヤなんですよね。
今日は、「意識・慣習」です。
とにかく、レポートを聞いたり読んだりして考えたことをメモメモ。矢印引きまくって考えを整理して発言発言。会場の皆さんも、少しずつ
「なんじゃ?あいつ」
という感じでこちらを見はじめます。が、そこにはへこたれずに(笑)、ひたすら県名札をあげまくります。やがて
「またや(笑)」
とみなさんが呆れた視線を笑って送ってくれたら勝ちです(笑)。
てことで、ひたすら発言しまくって、本日の分科会終了。

バイアス

金曜日のおべんきょは、なんしかエスノメソドロジー!今日の文献は障害者施設長さんの語りの分析です。
文献を読んでいると、ついつい「その事柄」にからめとられてしまうんですよね。で、ついそこに「評価」を混じえてしまいます。もちろん、そういう読み方はあっていいとは思うのですが、たぶん「おべんきょ」的には違うんだと思うのです。
今日のテキストが、これまた「入り込みやすい」テキストなんですね。いきなり障害者施設の両義性みたいなところから入って「福祉的言説は本来はその両義性をこわす力がある」みたいな話が出てきます。筆者の立場は、今回のテーマについては明確なんですね。で、おそらくは、あえてその立場性をチラチラ出しながら、施設長さんのありようを「批判的に分析」していかれます。
当然、分析とはおそらくは批判的なものを内に抱えるものなんだとは思うのですが、その筆者の立場に読者である「わたし(たち)」が引きずられそうになってしまいます。
幸いにして、「おべんきょ」という場で他の人と議論をする中で、自分が引きずられていることに気づき、それを修正し、純粋に分析の手法とそこにあぶり出される分析結果に集中することができます。
にしても、実は、筆者自身が、施設長さんへの批判をしたその手法を持って「わたし(たち)」に語っている。そういう読み方もできるわけで、このあたりになってくると
エスノメソドロジー、怖ぇぇー」
という感じになってきます。だって、それはわたしにもあてはまるから。

そんなこんなで、今日のスリリングなおべんきょも終了。で、とりあえず、西に向かって移動開始。

試験前の風景あれこれ

来週は定期試験。いよいよ試験前も大詰めです。当然勉強しなきゃならんわけです。
とあるクラス。試験前のおさらいをしているわけですが、いまいちピリッとしません。てか、寝てるやつもいるし。さらに「あと一問!」というガツガツ感がありません。かつての同僚が言ってた「勉強を値切る」ってやつですね。よほど自信があるのか、それともどーでもいいのか。
別のクラス。試験前の最後の追い込みをしているわけですが、これまたピリッとしません。他の授業のノートを写しているやつがいます。「数学の授業中に社会のノートを写して、社会の授業中に英語のノートを写して、英語の授業中に数学のノートを写したら、結局全部わからなくなるよ」と、とても優しく言ってあげるのですが、どうやらその意味がわからないみたいです。ちなみに、「きれいなノートは必要ない」と、あらかじめ生徒に言ってあるのに、わざわざノートをきれいに仕上げてくるやつがいます。授業中勉強していたら、もっと汚くてあたりまえのはずなのにね。だって、線とかいっぱい入るし、ところどころになぐり書きみたいに斜めに書く文もあるし。少なくとも、いま、わたしが「おべんきょ」でつくっているノートはそんな感じです。

そうそう、わたしは授業中、寝たくても寝られないタイプです。小学校〜大学まで、たしか寝た経験はありません。まぁ、大学は授業に出てなかったという話はありますがね^^;;。
別に真面目というわけではなく、単にそういう性格というか性質というか、そういう人間なんです。
例えば研修会なんかでも、うーん、最近はたまに意識が飛ぶことあるか(T_T)。でも、そんなに露骨には寝ませんねぇ。
興味深いものは当然として、あまり関心がない内容であっても、なんとなく聞いてしまうのです。で、2時間の話の中で「ほ(^^)!」と思えるものがひとつあれば「うん、よかったやん!」と思えるタイプなんです。んな、2時間の間、ずっと「ほうほう!ふんふん!おー!」とか思わせるの、たいへんじゃないですか。少なくともわたしはできません(笑)。
でもね、試験前の振り返りは50分間「実」のある話ですわ。それは確実です。それを寝るのはいかがなものかと思います。例え数学が嫌いであってもです。もっと言えば、例えわたしが嫌いであってもです。授業とは、担当の好き嫌いとは別のところにあると、わたしは思っていますからね。

まぁいいや。
で、放課後
「教えて」
と来る生徒がいます。めんどくさいなと思いながら
「どれ?」
「これ」
「あー、これのどこ?」
「ここのこれ」
ここまで絞ってくれると助かります。あとは口頭でやっちゃいます。
考えて考えて考え抜いた問題だったら、口頭で充分です。生徒が問題を覚えるところまで考えているからできることです。質問なんてものは、そこまで考えてから来るものだと、基本的にはわたしは思っています。

とあるクラブの生徒たちが
「お願いしまーす!」
とやって来ました。顧問から
「頼んます」
と言われていたので
「はいよ」
と教えます。はじめは
「ほんまは男ちゃうん」
とか、ありがちなクスクスをしていた連中も、「わかる補習」をすればこちらを見る顔つきがまったく変わります。終わり際には
「ありがとうございましたー!」
と、大きな声でお礼を言われてしまいました^^;;。
と、去年教えた生徒が
「来年、授業担当して」
とか来ます。
まぁ、いろんなことがある一日ですよ。

さてと、今日は早く帰れる日だし、家に帰ってビールビール!

すすまない(T_T)

今週から来週頭にかけて、いろいろやらなくちゃならないことが山積みです。いつものことですが、「山」を効率よく崩す方法はなくて、愚直にひとつずつ崩すしかないのですが、実は、「愚直」が一番苦手とするところのわたしだったりするわけです。
なので、つい逃避行動をとったりしてしまうのが、ますますわたしの首を絞める(笑)。
それでもいくつかの仕事はカタがついたのですが、やっかいな仕事はまだ道半ばです。てか、もう一方は入口か(T_T)。
うーん。

なんて感じで、夕方から某中学のセンセたちと打ち合わせ。と言っても、お友だちがふたりいて、呑気なもんなんですがね。
今日はコーヒーを呑みながらの打ち合わせでしたが、結局いらん話もいっぱいできて、気がつくと一時間半もわいわいしゃべる、なかなか楽しい打ち合わせでした。
しかし、あの人たち、終わってからまた職場にもどって仕事するんじゃないかな^^;;。

夜、家でいろいろ考えて考えて。自分について考えて考えて。でも、「考える悪魔」に捕まる前に寝るのに成功!
よかったo(^^)o

とりあえずここまでか…

午後からいろいろあって、移動が続いて、最後に到着したのが「おべんきょ場所」。今日はやむを得ず少し遅刻。でも、一発目はいつものテンションで進んでいます。さすがに半年のおつきあいで、このテンションにもついていけます。すぐに「おべんきょモード」に入って、わたしも参加。
それにしても、朝は保育園で夜はおべんきょかぁ(笑)。

で、二発目。
こちらも半年のまとめです。こちらのセンセも独特のテンションとリズム感を持っておられるのですが、ようやくそれに慣れてきました。まぁ、まだおつきあいは続くはずなので、ここでの「慣れ」は大切です。
内容はまさに「まとめ」。でも、半年間、教わり、考え、発表し、という過程を経てきたからこそ、今日の「まとめ」が理解でき、すとんと落ちてくるんでしょうね。そうそう、
「ここが不足なんじゃないかな」
みたいなこともあって、そんなことを発言したら、センセも真剣にとりあげて考えてくださったりして。なんか、そのあたりは「実践者」としてのイーブンさがあったりして、つくづくおもしろいなと思います。と同時に、
「この考え方って、普段の仕事に使えるじゃん」
みたいなこともあって、なかなかよかったかなと。

そんなこんなで、マジで厳しかった火曜日もほぼ終了。来週は「まとめをゆるくまとめる日」みたいな^^;;。

さて、家に帰ってビールビールo(^^)o!

これも仕事、これでも仕事

今朝も授業が終わったらすぐに出張です。教室に荷物を持っていくのも、すでに慣れた光景になったみたいで、生徒も
「また出張?」
とか普通に聞いてきます。ちなみに、教科書を預かってくれる同僚も笑ってはります^^;;。
で、向かったのは第二のふるさとの保育園。今日の出張は保育参観です。
で、単に見ているだけかと思ったら
「参加型でお願いします」
とか声がかかりました。えー(T_T)。苦手だよ。てか、それ、参加型と少し違う気がするし(笑)。
てことで、保育園児さんと遊ぶはめになってしまいました。
なんか、触れ合いを大切にする異年齢の遊びがメインみたいで、背中をなでてあげたり、腕をなでてあげたり、ぎゅっと抱きしめあったりを、歌にあわせてやるわけですが…。
いやぁ。小さい子どもって、フワフワというか、フニャフニャというか。たしかにかわいいわ。
しかし、この子らの笑顔の向こうに、実はとても深刻な課題があるんですよね。うーん…。

ねむい(T_T)

で、おべんきょ場所へ。
今日はおべんきょ仲間の「アンケート・インタビューの項目の検討」です。考えてみると、アンケートに答えたことはあるけど、つくったことはないわけで、とても勉強になります。
にしても眠い。
センセからは
「あんた、日本語の力あるねー」
とお褒めの言葉をいただいて、それはそれでうれしいわけですが、眠さには勝てません。が、センセを含めて三人のおべんきょ、勝たなきゃならんのがつらい。
さいわいセンセも脳ミソがかなり疲れていたみたいで、定時に終了。
助かった^^;;。寝ずにすんだ^^;;。
さあ、お家に帰って体制の立て直しをしなくちゃ…。