新システムの導入!

一年生の授業は「二次不等式」へと入っていきます。
一次不等式は一次方程式と同じように解けますが、二次方程式は、連立一次不等式の考え方を使うなり、グラフを使って考えるなり、なんしか導入のところでハードルがあります。もちろん最後はパターン化していまうので、なんということもないのですが、導入のところでひっかかってしまうと、そこでストップしてしまう子がとても多い現状では、それでは切ないなと。
で、今回新規に導入したのがジャン!

不等式理解システム!
横に数字の書いてある帯がx軸です。そして、緑色のグラフがあります。今回は二次関数です。
「<0っていうのはx軸より下にあるのはどこ?って聞いているんだよ。だから、このグラフを下からみてみようね」
ジャン!

「>0っていうのはx軸より上にあるのはどこ?って聞いているんだよ。だから、このグラフを上からみてみようね」
ジャン!

使ったのは緑のビニールでコーティングしてある針金と、段ボール、白紙、マジックのみ。総工時間10分。チープです。
でも、脱原発の時代、電気を使わずプレゼンできる能力が求められている(のか?)。そこに必要なのは、ソフトを使いこなす能力ではなく、工夫する能力です(か?)
まぁ、子どもたちが楽しんでくれたらええやん(笑)

新システムの導入!” に1件のコメントがあります

  1. あと何年かして 上の学校に上がると代数という科目があり
    群体環とか表現論とか習うと思います。
    理科の時間にはローレンツ変換とか相対論とか
    そういうのを習うと思います。

    でも自分の専門ではなかったので
    長らくどうしてこんなこと勉強するんだろうと思っていました。

    そんなわたしの「腹落ちマシン」は
    ミンコフスキー空間でした。
    不等式理解システム!を見て光錐を思い出しました。
    たしかに算数には「腹落ちマシン」が必要だと思います。

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