休日の過ごし方

昨日2回話をしたおかげで、今日は完全オフです。
とりあえずのんびりホテルで朝を過ごして、そこから宇和島の人たちに連れられて高知県との県境近くにあるムラへ。
ずっと道を走っていると、突然
「おぉっ!」
という感じです。思わず運転してくださっているK口さんに
「ムラですね」
というと、
「そうです」
との返事。
やがて隣保館に到着。館長さんとK口さんやS家さんの会話がはじまります。なんというか、完全なブッチャケトークなのがおもしろいです。もちろん細かいところはわからないのですが、そこで語られていることのニュアンスが伝わってきます。思わず「なにも知らないはずのわたし」なのに、一緒に笑っていました。

で、昼ご飯を食べて、宇和島のお二人とはお別れ。ここからは友だちと一緒に黒潮町に向かいます。
途中、四万十川をドライブ。で、河口まで行って、しばらく波をながめます。
い「え〜と、もしも10mの津波が来たら、あのへんになるんやなぁ」
ま「そうですねぇ」
い「ぜったいこわいなぁ」
ま「ぜったいいりませんねぇ」
マジで海はこわいと思いました。

で、黒潮町に到着。ここには4年前にお世話になった方々がおられます。
実は2日ほど前に
黒潮町に行ってもいいですか?」
と聞いたんですが、たまたま国外におられたにもかかわらず
「その日だったら帰っているからええよ」
という豪快な答をいただきました。で、
「宿泊はどうするの?」
と言われたので
「なんにも考えていません」
と、負けずに豪快な答を返しておいたのですが、到着したら、
「公民館に泊めたげる」
ということで、今日の寝場所は確保です。

さて、この黒潮町の人たちは、ほんとうにすごい人たちです。とにかく豪快。だけじゃなくて、人の心に対して繊細。そして表裏がない。思ったことはズバッと言うし、間違っていたらなんの言い訳もなく「ごめん」の一言がでます。
でも、なによりもすごいのは、そのフットワークの軽さです。今日も突然のことだったのに、7人集まってくださって、大宴会になります。で、宴会の最中の会話がまたすごい。完全な高知弁で、えらいスピードで話をします。ちなみに話をリードしているのは基本的には女性です。会話になると、どちらかというと男性は弱気になるのがおもしろい。ここでも完全に地元の話で盛りあがっているところにおじゃまするという感じなんですが、言葉は2/3ぐらいしかわからないけど、内容はなんとなくわかるんですね。思わず一緒に笑っていました。
それにしても、まぁ地元のちょっとシリアスな話もしてもらえるって、けっこううれしいですね。たぶん受けとめてもらっているんだろうなぁという感じ。

で、11時頃にお開き。
お友だちと一緒にしばし呑んでいたけど、気がついたら完全に落ちていました。ふぅ…。