処方箋なんて、しょせん紙切れ一枚です。見つかりにくいものです。などと思っていたら…。
パートナーからメールがありました。
「下の子どもが新聞を読もうと思ってばさばさしていたら出てきたよ」
えらいなぁ…。今日帰ったら、頭をなでてやろう(笑)。
日: 2009年2月19日
放課後の語らい
6時間目が終わったら、しばらく教室にダラダラといることがよくあります。
子どもたちの動きを見ていると、すごくおもしろいんですよね。一目散に帰っていく生徒。クラブの準備をする生徒。友だちと待ち合わせをして帰っていく生徒。バイトまでの間、しばらく時間をつぶしている生徒。
今日はたまたまプリントを持ってきて「わからへん」という子がいたので、ちょいと黒板を使って説明をしていました。どうやらその生徒、今日は急いでいなかったみたい。となると、よもやま話がはじまります。
「中学校時代、学校がいややってん」
「ふ〜ん、高校はマシなん?」
「ん〜、高校もしんどいなぁ」
そんな話をしながら、淡々と自分の「しんどい」話をしてくれます。
こういう時間を過ごしていると、自分がほんとうに教員をやっているんだなぁと思います。
そりゃぁ、受験問題を持って来る生徒に真剣勝負を挑むのもおもしろいかもしれない。でも、「人生」を持ってくる生徒とのんびり語りあう放課後の時間は、心と心がふとつながりあう気がして、生徒のことがとてもいとおしく思えるようになります。
あぁ、今日もいい一日が過ごせたなぁ…。