1時半に京都駅で一緒に行く人と待ち合わせ。ちょっと早めに…と地下鉄に乗ったのですが、地下鉄が走りはじめた瞬間に忘れ物があることに気づきました。結局、次の駅で降りて引き返して…。遅刻です、すみません…。
そんなこんなはあったはものの、3時前に交流会会場に到着です。
すでに地元の(だいたい)青年が3人ほど待機されています。
「さて、なにをしよう…」
とりあえず、机の移動とか、横断幕張りとか。
ボチボチと準備を進めていると、トランスジェンダー生徒交流会の子どもたちもボチボチと集まりはじめます。そのうち、日之出のおばちゃんもやってこられます。今回は、「菜っぱのたいたん(カス入り)」と「大根のたいたん(カス入り)」が日之出のからの食材ということで出していただけることになっています。あと、忘れちゃいけないのが「さいぼし」。今まで見たことがないほどの量が、目の前にあります。「これで1万円」とのこと。すごっっっ!
買い出し隊が帰ってきたところで、調理の開始。といっても、わたしがつくるのはお好みですけどね。
さて、6時になりました。
ところが、会場にいるのはほとんどが「中の人」です。「失敗」の2文字が頭をよぎります。
やがて6時半。会場内はガラガラです。「赤字」の2文字が頭をよぎります。
それでも6時40分ぐらいには、ようやく人も集まりはじめました。まぁこれくらいならまたーりとした交流会になるな。ということで、実行委員からのあいさつ、そして今回の交流会を共催して下さっている部落解放同盟日之出支部書記長からのあいさつ。そして、「いただきます」の発声で交流会の開始。
とりあえず、「菜っぱのたいたん」と「大根のたいたん」をまずはひとくち。うまい!てか、「こんなに大きくカスを切ってもいいのですか?」という大きさです。なんというぜいたく!
そうそう。わたしはお好み焼きを焼かなくちゃ。
今回は、カス入りのお好みではありますが、同時に、ソースの大阪・京都の対決です。大阪からは金紋ソース。京都からは、もちろんツバメソースです。それにしても、金紋ソースの軽い酸味って、かなりいいです。これはこれでやみつきになりそうです。
てなことをやっていると、パネリストの三橋さんが来られました。ちょっと場所がわかりにくいということで、迎えに行って下さったのが大迫真実さんです。和服の二人が夜道を歩いている風景は、ちょっと見たかったです。
さて、やがてシンポジウム開始予定の7時半が来ました。ところが、一人シンポジストが来られません。「もしかしたら」と思ったころ、一緒にいそうな人に電話がかかってきました。「いま高槻駅に向かっているところ」へ?で、「東さんは?」と聞くと「まだ会場にいたよ」へ?
しかたがありません。はじめましょう(笑)。
いや。ほんとうにいいシンポジウムでした。
三橋さんの話は、歴史から見る女装・異性装への社会の受けとめの変遷を軸にしながら、日本社会がいかに「非寛容化」してきたかというあたりを明らかにされます。
また、鶴田さんの話は、「トランス」という行為と「社会」という存在の不可分性を明らかにされます。
聞いておられる皆さんも、メチャクチャうるさいけど(笑)、真剣に聞いておられるのが伝わってきます。やがて、高槻からのみなさんが到着。いっそう、うるささが増します。でも、東さんがまだ来られません。てことで、同じTNJの野宮さんに、さらにFTMの立場から伊東聰さんにあがってもらいました。野宮さんは…。いつものにこやかな笑顔しか覚えていない(;_;)。伊東さんは、いきなりエジプト話から炸裂していきます。もう、なにがなんだかわからなくなりはじめたそこに、東さん登場!
すると、会場からいきなり質問。東さんもテンションがあがりはじめてガンガンしゃべります。かっこいい!
このあたりから、わたしもテンションが天井まであがりきってしまったみたいで、よくおぼえていないというorz。
一方で、参加者は爆発的にふくらんできています。なにしろ、けっこう広い公民館が、ほんとうに満席になっています。参加者数は、実に100人オーバー!
ところが、食べ物が足りません。日之出支部の人に「どうしましょ…」「買いに行ったるわ!」「すみません」みたいな会話をしながらのコーディネーターです。
時間が9時半頃になったところで、わけもわからずいきなり終了宣言。
てことで、ガソリンと食べ物の補充開始です。あとは、いろんな人と話をしたような気がしますが…。もう、そろそろ落ちかけです…。
それでも「もうひとふんばり…」と思った時、「だめ!」という声とともにYちゃんに暗い方に引きずられていきました。で、シュラフにもぐり込んで、爆睡…。
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