モットー

この間のお友だちからメールが来まして…。

……ずいぶんな書かれようで。

いえ、けっしてそんなつもりじゃなくて…。
で、その後の言葉にハッとさせられました。

「疑問はその場で解決する。
特にもう2度と会えない、訊けないだろう相手は逃さない」というのがモットーなんですよ。

そうなんだ!すごい!
うん、わたしも「13万円で生活できるのかなぁ」と思いました。でも、できるのかどうかは本人に聞かなきゃわからない。そこから「事実」というものと向きあうことができる。
そういえば、解放教育の合い言葉があります。
わからないことは本人に聞け
通じるものがあります。
本人に聞くことで、「本人」自身が自分を問うこともまた、あるわけです。「聞く」「聴く」ということは、そういうことでもあるんでしょうね。

そうそう、そのお友だちから、池上さんが「まとめ」で言われた言葉が送られてきました*1。いくつか言われた最後のメッセージです。

私が今みなさんにご紹介したい言葉。「Think Globally , act locally」(考えは世界的に。行動は足もとから)」

これから1年、この研究集会でシャワーのように浴びたさまざまなステキな出来事を糧に、「また来年行くぞ!」と思いましたよ。

*1:ほかにもいっぱい知りたかったことが入っていました

概要が出たみたい…

せっかくだから転載します。ここ
http://blog.goo.ne.jp/trans08/e/74cb7502201412a1d64ec00be4868207
からです。

交流会の概要決定!

交流会の概要が決まりました!
以下の日程・場所で行います。ぜひともたくさんいらしてください!
なお、だいたいの人数把握のために、参加される方は
trans08@mail.goo.ne.jp(@は半角にしてください)
にメールをいただけると助かります。もちろん事前申し込みなしでも参加はOKです。

  ☆  ☆  ☆

日 時 3月15日(土)18時開場 18時半開始
場 所 大阪市営日之出住宅公民館
    JR新大阪駅より北東に200m
    http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E135.30.27.1N34.44.0.7&ZM=11
参加費 2000円(食費含む、飲み物は別)

タイムスケジュール
☆3月15日(土)
18:00 受付開始
18:30 「いただきます」の発声
19:30 スペシャルイベントスタート!
21:00 スペシャルイベント終了〜アピールタイム
22:00 中締め
☆3月16日(日)
08:00 会場を施錠

  ☆  ☆  ☆
注意事項

  • 当日開催されるGID学会は19時終了です。そこから参加される方のことも考えて、食事は18時30分と20時の2回にわけて提供させていただきます。
  • 飲み物については、会場内で販売いたします。持ち込みも可能です。
  • げた箱がありませんので、当日は靴を入れられる袋を持ってきてください。
  • 会場での宿泊は可能です。追加料金はいりません。ただし、貸しふとん等の用意はしませんので、寝具(毛布・寝袋)は各自で持ってきてください。なお、暖房はきいています。
  • 翌朝は8時にカギを閉めます。それ以前に宿泊した人で後かたづけをしますので、ご協力お願いします。
  • お風呂は近くに銭湯があります。トランスジェンダーへの理解は比較的進んでいる地域ですので、性自認に従った方に入ることもまるっきり不可能なことではありません。ただし、そこで起きたことについては、それぞれの責任でお願いします。また、少し離れたところですが、シャワーつきのネットカフェもあります。
  • 会場内は禁煙です。喫煙は台所の換気扇の下でお願いします。
  • 会場周辺は夜が早い街ですので、会場内外を問わず、遅くまで騒ぐことは控えてください。
  • その他、交流会の運営に支障をきたすことがないように、みなさんのご協力をお願いします。

そうか、今年は宿泊可か…。
とさりげなくアピール(笑)。

最後の仕事

2ヶ月ほど前に「どうしても…」という要望があって、諸事情から「うにゃにゃ〜」とは思ったのですが、行ってきました。
担当の方、すごい気合いが入っておられて、はたしてその気合いに対抗できるかどうか心配だったのですが、まぁなんとか無事こなすことができました。
で、その後、若い衆*1と10人ほどで呑み。
一通り飲みはじめて落ち着いたところで自己紹介開始です。
ある人は、「この間、ある生徒から「「今度生まれた赤ちゃん、男でも女でもない」って言っている先輩がいた」って聞いた。もしも前にいつきさんの話を聞いていなかったら「そんなことあるわけないやん」ってこたえてただろうけど、その時「そういう赤ちゃんも生まれてくるんやで」ってこたえられました」なんていうことを言って下さいます。
ある人は、「いつきさんの話を前に聞いた時、「つかまないと離せない*2」というのが印象に残りました。実は、自分は逆で、「離さないとつかめない」と、ずっと思っていた。そんな自分が肯定された気がしました」と言って下さいます。
いろんな人といろんなところで出会っているんだなぁと思います。
で、今回の仕掛け人の番。
「この3月で、いまの仕事の任期は終わる。今から4年前、ある集会の講師をみんなで選んでいる時、「いつきさん」という人がふたりいた。でも、どんな人か知らないので聞いてみたらセクシュアリティの話だという。「えー」と思ったけど、そのふたりは引かない。なので「企画書出せ」と言った。その企画書を持って、あちこち行った。どこも「時期尚早」とか言ったけど、なんとか実現させた。あのとき、あの集会をやって本当によかったと思う。だから、いまの仕事の最後である今日、どうしてもいつきさんにもう一回来てほしかった」。
あのときそんなことがあったんだ。そして、今日、そんな思いでわたしを呼んで下さったんだ。そうとはつゆ知らず「呑み会だぁ〜」とか言っている自分が、ちょっと情けなかったです(笑)。

でもまぁ、これからも「つきあい」はありますよね?S久間さん*3

*1:「未来塾」というのがあるんです

*2:「なぜトランスジェンダーは往々にしてジェンダーバイアスがきついかっこうをするのか」という質問へのわたしのこたえ

*3:って、読んでないよ(笑)

ノーチャイムな日

本務と並行しての特殊業務。その中でも、そうとうコアな仕事がちょろっとだけまわってきました。まぁ、さほどの枚数じゃなかったので、あっという間に終わりましたけどね。ふたりペアで、お互いにチェックのしあいです。ミスの数の少なさは、わたしのほうがちょい上。でも、作業の早さは相手の方が上。てか、ほとんどクレペリン検査みたいでしたよ。

う〜ん、それにしても、ノーチャイムって、静かでいいなぁ*1

*1:「ノーチャイム&ノーキッズだともっと静か」と言っているヤツもいたけど…(笑)

日常からの参加

まぁ、「生きる」っていうことは「非日常」と「日常」の間を往復することなのかもしれないなぁとは思いながら、あまりにもギャップがありすぎて笑ってしまいます。
今日の午後まで某研究大会はやっているのですが、わたしは一足お先に職場へ。でも、きのうの夜にお友達から来たメールを参加者に送ってあるので、もしかしたら、午後だけ瞬間参加かな?
こんなメールでした。

先日、ウチのムラの人が来て、
「こないだ人権文化センター統廃合反対の集会で発言してくれてた、トランスジェンダーって何の事か教えてくれへんか?」
と言われ、参考資料を渡して、若干の説明をさせてもらいました。
その人に
「急にどないしたん?」
と聞くと、
「こないだの集会で、ウチらは単に残してくれしか言えんかった。でもあの子らは違ごた。何で無くしたくないか言うてくれた。ウチらは、困った時に相談するとことしか思ってなかったけど、あの子らがホンマの人権文化センターの大切さを、もう一回教えてくれた気がしたんや。せめてあの子らが、どんなけ苦しい思いしてるか知ったらな、このお礼が返せんやろ?日之出を好きや言うてくれる人に、ウチらも何か返せなウソになるやん」
という、とても温かい返事が来ました。そんなワケで、つい嬉しくて今日はメールしちゃいました。

やっててよかった。つながっていると、本当に心の底から思ったんです。だから、その気持ちを、すでに帰ってはいたんですけど伝えたかった。
で、伝えて下さったお友だちからのメール

「京都のいつきさんから「これ言うてくれ」とメールが来たので紹介しなければなりません」と言ったら笑いが起こりました。

あくまでもウケをとっていただき、たいへん感謝しております(笑)。

さぁ、ほんとうに研究集会は終わりました。これから日常だ。あたらしく実践を積み重ねていかなくっちゃ。

〆の宴会

5時半に研究集会2日目が終了。で、帰りの新幹線は9時24分品川発。もちろん、その間は2日目総括の呑みです。
育児休業のレポートを出された男性たちと北海道の人・福岡の人とわたしで近くで呑み。なんだかんだとゴチャゴチャしゃべったけど、なんだか収拾がついていません。まぁ、みんな勢いがあるわ(笑)。
で、9時前に退散。みなさんは2次会に行かれたけど、わたしは新幹線へ。
赤ワインとサンドイッチで一人宴会をしばしして、その後爆睡。名古屋で目が覚めたものの、ふたたび京都の手前までウトウト。新幹線が減速をはじめたので、ふと車窓を見ると、向こうには見慣れた東九条の町並み(笑)。
てことで、地下鉄→バスと乗り継いで、日常に帰ってきました。

某全国集会・2日目

今日は昨日の討論の続き。
ところが、ひたすら「育児休業」の話に終始しています。
いや、大切なのはわかりますがね…。育児休業をとれない人もたくさんいるんですよ。たとえば、うちの組合みたいに「限界集落」にたっしているような組合の組合員は、すでに範囲外。あるいは、子どもをつくらないというポリシーの人。そして、レズビアン・ゲイなど、従来の家族形態にあてはまらない人々。そういう人が、かならず「ここ」にいるはずなのに、それを考慮せずにひたすら育児休業にのみ話が終始するのはどうよ。
と思ったので、つい発言。
やれやれ…。
その後、鹿児島の方が出されたレポートにコメント。
まずは、「いやだと思わない環境をどうつくるか」みたいなことを言われたので「イヤだと思った時に、安心して声をあげられる環境をつくることが大切なんじゃないかなぁ」みたいな。あと、メインになるテーマが「同性介護」にかかわる話だったので、「同性」ってなに?みたいな。まぁ、前日に、ぷれいす東京の池上さんが「マッチング*1」という概念を言われたので、2番煎じですしたが(;_;)。
で、午後からは、わたしもレポーター。せっかくなので、pdfファイルをあげておきます。またそのうち、きちんと「いろいろリソース」にアップしますね。
で、あまりにも場違いなレポートで、ほとんど反応なし。
やれやれ…。
でも、司会の方や助言の方が気をつかって下さって、なんとか少しだけ討論の時間をつくっていただきました。ありがとうございます。
てか、今回、ほんとうに司会の方々・助言の方々によくしてもらったなぁ。
なにせ、ほんとうはあしたまでいなくちゃならないのですが、仕事の関係で今回は今日で帰ることにしていました。すると、司会の方が「最後に、どうしても今日帰らなくちゃならない方から発言はありますか?」みたいな、ある意味見え見えの運営もして下さいました。いや、ほんとうにありがとうございました。

*1:性別・年齢・宗教などあらゆるニーズを本人に聞いて介護者をコーディネートする

でも、こちらが本番?

終了後、会場の玄関あたりで集合したのが、福岡・北海道・佐賀・京都の面々。渋谷に移動して、滋賀の人と合流。さらに、三重の人も参加。で、呑み会。
研究集会1日目の裏総括からはじまって、各地の交流まで延々と話。そして、延々と呑み。途中からワインボトルが開きはじめて、そうとう危ない状況です。
やがて、1次会の場所を追い出されて2次会へ。めんどくさいので、路上で客引きをしているお兄さんについていくことにしました。どうもイントネーションがネイティブ日本語じゃなさそうなので、「どこから来られました?」と聞くと「上海です」とのこたえ。そこからは、福岡の人が機関銃のように質問。
「給料は月給ですか?日給ですか?時給ですか?」「時給です」「どのくらいですか?」「700円」「てことは、月いくら位ですか?」「13万円位です」
いったいなんの仕事してるねん…。
ここで呑んでいるうちに、そろそろバッテリーが切れはじめました。で、あわてて帰ることに。山手線に乗ったのですが…。品川どまり。京浜東北線が動いているということなので、ホームに行ったのですが、「大磯行き最終です」とのこと。てことは、終電を逃したか_| ̄|◯
しゃーないので、タクシーに乗車。すると、福岡の人が機関銃のように質問。
「生まれは東京ですか?」「そうです」「東京のタクシーはみんなカーナビをつけていますか?」「だいたいつけていますね」「みんなカーナビに頼っていますか?」「いやぁ、細かいホテルをいわれたら、やっぱりわかりませんから」
いったいなんの仕事してるねん…。
てことで、ホテルに帰り着いて爆睡。

で、某全国集会へ・1日目

午後からは、某全国組織の研究大会。
ほんとうは午前中に全体会があったんですが、ヘタレなホテル*1と、そこに圧力をかけた皆さんのおかげで中止になりました。まぁ、はじめから「お散歩」をするつもりだったわたしとしては、どう言えばいいのか…。
さて、田町に移動して、いよいよ今年の研究大会開始。
今年はどういうわけか、レポーターになってしまったのですが、まぁあしただから、今日は気楽なものです。とりあえず、会場に入っていろんな知りあいにごあいさつ。といっても、「今晩の予定は?」がいつものあいさつなんですけどね。
今日のレポートの目玉になった(らしい)のは、育休をとった男性教職員の話。まぁそれはそれで大切なのですが、わたしの関心事は本筋とはぜんぜん別の所にありました。なので、思わず質問。

みなさんは、「父親」として育休をとられ、いまも「父親」として子どもさんと接しておられますよね?ところで、わたし、いろんなところでちょこちょこ言われるのですが、「父親」ってなんだと思われますか?

あとのみなさんの反応は「いじわるやわ〜」でした。でも、本当に知りたかったんですよね。すると、やっぱり返ってくるのが「父親が何かはわからないけど、親として接しています」というこたえ。いっしょやんか…。*2
てなことで、1日目の公式行事が終了。

*1:というより、そもそもはじめから某全国組織だと知っていたら貸していなかっただろうな。なにせ、Tつみだし

*2:一人の方が「父性」「母性」という言葉を出したところで、会場全体がビビビと反応したのはおもしろかったっす^^;;