で、トランスの行き先は…

目指すは日本橋(笑)。ちなみに、一緒にいたゲイもレズビアンもFTMも、日本橋なんて行かないらしいです。
ま、わたしの主たる目的は、もちろんLOOXのハードディスクですけど。
それにしても、日本橋に行くと、妙に心が躍るのはなぜだろう。ウィンドショッピングをしながら、値札をじっと見て、価格を頭の中にインプット。あの店この店とふらつきながら頭の中で価格を比較。さらに横を見ると、スピーカーが並んでいたり工具が並んでいたり。いやぁ、いいっすねぇ。
で、結局sumsungの2.5inch、60Gのハードディスクと、2.5inchもいけるIDE→USBの変換器をお買いあげ。これで、LOOXをなんとかしようという算段です。
その後、id:mike_nさん*1千日前近辺の路地裏にある飲み屋へ。
振り返ってみると、結局トランスのこととかあんまり話をしなかったような気がします。どちらかというと、教科教育法の話とか、スキーの話とか武道の話とか…。
でも、それが大人同士の当たり前の会話っていうものな気もしますが…。

*1:実は、わざわざわたしに会いにカラフルまで来て下さいました。しかも、よく知らない日本橋を案内して下さいました。ありがとございます〜

カラフル

年明け早々ですけど、カラフルのゲストスピーカーに行ってきました。内容は「カムアウト」。
会場について打ち合わせをしたのですが、「いつきさんには職場でのカムアウトについて」って言われました。わたし、職場で特にカムアウトしてないんですけど(笑)。てか、単なるバレバレなだけで、あとは単純に押し切っているというか流しているというか…。
とは言え、そんなことも言っていられないので、とりあえず、自分のカムアウトヒストリーみたいなものを並べてみることにしました。
考えてみると、いろんな時期があったなぁ、と。

最初の頃は、「トランスジェンダー」っていうことに気がついて、それまで押さえつけていたものが爆発するような感じで、とにかくいてもたってもいられない。言わなきゃ気がすまないという感じ。ずいぶんとまわりの人たちも迷惑しただろうなぁ。
やがて、自分(達)の「しんどさ」を訴えるためのカムアウト。考えてみると、押しつけがましかったよなぁ。いや、もちろんしんどいのはしんどいし、「なんとかしてくれ」みたいな気持ちはあったんだけど、あまりにも直球、しかも、あさっての方向に飛んでいく球を放られて、みんな困っていただろうなぁ。
そんなこんなのうちに、だんだん「自分って何?」ということを考えるようになって、「トランス」を実践しはじめて。そして、日常ではだんだんと言わなくなってきた。どちらかというと「なるようになる」というか、「出たとこ勝負」というか、「なげやり」というか(笑)。

きっと、はじめのうちは「自分が自分を認めるため」のカムアウトだったんだと思います。それが、今度は「相手に認めさせるため」のカムアウトに変化していった。でも、たぶん「自分へのカムアウト」をまだできていなかったんだろうな。「自分へのカムアウト」をする過程で、だんだんと「レッテル」を拒否しはじめていったような気がする。と同時に、「わたしはトランスジェンダー」から「いつきはいつき」になっていったような気がする。
で、最近は…。かっこうよく言うなら「生きていることがカムアウト」。だから言う必要がなくなってきた。

ま、そんなことを話してみました。でも、実際にはいろいろあるわさ…。

わたしが話をした後、ゲイの人の話。特に親との関係についての話でした。すんごいおもしろかった。芸が生きていく上でなにが障害になるのかとか、カムアウトの必然性がどこにあるのかとか、トランスとの違いがよくわかったし、すごく刺激的でした。いや、話聞けてよかったっす!
しかし、しゃべりすぎたな…。ごめんなさい。

月に一度の…

まぁ、厳密には月に一度もないかもしれないです。某外国人教育関係の会議です。
今日は会議の後「あしたを考える会」もありました。
まぁどうせ飲み会だろうとタカをくくっていたら、けっこうマジメにみんな話をしていました。中でも印象に残ったのは…。
最近、新渡日の子どもたちの課題が顕在化してきて、その一方で在日朝鮮人の子どもたちは同化が激しいし、さらに2重国籍を持つ子どもたちが増える中で、どんどん潜在化してきています。そんな情況の中で、新渡日の子どもたちのフォロー*1は、まさに「課題」として浮かび上がる一方、ますます複雑化する在日朝鮮人の子どもたちのアイデンティティのことなんて放ったらかしだったりします。
こんな情況の中の、ある先駆者のひとこと。

在日が見えなくなった?そんなもん、はじめから見えていないんだよ。そんなもんな、見ようとして、やっと見えてくるもんだ。

重かったっす。

*1:まさにフォロー

ケガのその後…

2週間あけてヒビの状態をレントゲンとってもらいました。
けっこういい感じで治ってきているみたいです。もちろん、もう一回同じコケ方をしたら、今度は「ポキン」ですが、そんなことがない限りはそのままきれいにくっつきそうです。
ちなみに、お医者さんとの会話。
「あの〜、バイク乗りたいんですよね」
「はい」
「原付ですか?」
「いや、250です」
「250かぁ〜…」(頭抱えてる)「でも、セルでスタートですよね」
「いや、キックです」
「キックからぁ〜…」(やっぱり頭抱えてる)
「あ、2stですから。キック軽いですよ」
「でも、立ち上がってキックですよね」
「いや、座ったままでかかりますよ」
「え?そうなんですか」
「えぇ、2stですから」
なんか、よくわからない会話でした。でも、「こけないこと」を条件に「試してみますか」とのお言葉。いや、わたしもこけたくないです(笑)。

で、職員会議

今年は始業式が9日で、その前が「ハッピーマンデー」とやらで3連休になった関係で、年明けの職員会議が5日にあるという…。かえってえらい早くなるんですよね。
職員会議そのものは午後の1時からだけど、昨日あたりから、年明けしょっぱなに間にあうように仕事をごりごりはじめているので*1、ほぼ全開モードです。で、肝心の職員会議は、30分ほどで終了。なんじゃ、こりゃ?

*1:つっても、研修の講演のテープおこし。これがけっこうしんどい…

初出勤

まぁ、仕事はじめですから当たり前ですか…。てなこと言いながら、実は4日に出勤するのははじめてです。なにせ、普段だったら雪の上にいるシーズンですから。
というか、本当に安心して休めるのって、実は、年末年始ぐらいだったりするんですよね。それも、最近ではずいぶんと短くなって…。はぁ…。

凧揚げ

午後から下の子どものリクエストで、年明け初のみんなでの外出。近所の公園までみんなで自転車に乗って行きました。で、やったのは、凧揚げ。
もっとも、ウチの凧、数年前のなんで、どんどんつぶれていきます。結局最後に残ったのは、下の子どもが学校でつくった凧。風がけっこうあったので、よくあがりました。
夕方暗くなったところで、木にひっかかっている新しそうな凧を発見。ちょっと木登りをして、凧を救出(笑)。糸をつけなおしてあげると、よくあがるわ。
それにしても、奴凧、ぜんぜん見ませんね。あれ、あげるのにテクニックがいるから面白いんだけどなぁ。

気づいたこと

…。今年、年賀状があんまりこない…。
まぁ、「いつきに出してもなぁ」というまっとうな評価で来ないんだったらいいんですけど、遅配だったら…。って、もしかしたら、民営化の影響?だとしたら、ここでまた「美しい日本」がひとつ姿を消すことになるんだろうね(笑)。

生まれてはじめて

生まれてはじめての、自分の家族と一緒の正月です。
なにせ、結婚前からスキースクールのスタッフをしていたもので、結婚前は年末年始はスキー場。結婚してからも1月2日からはスキー場という日常でした。それが、今年は鎖骨のケガのおかげ(?)で、2日も家にいます。
これ、「自分の家族」ができてはじめての経験です。ちなみに、わたしがはじめてなんですから、パートナーも子どもたちもはじめてです。
特に何がどういうこともなく、朝起きて、雑煮を食べて、昼も夜もおせち。間にちょこっと用事をしたり、圧倒的に長い時間はテレビを見ながらダラダラしたり。
来年から、またいつもの年始になるのかもしれないなぁと思わないわけでもないけど、こういう年明けもいいなぁと思います。