Xデー・続報

あまりにもリアクションが何もないので、養護教諭の先生のところに行って「なにかありました?」って聞いてきました。すると、「なんもないねん」とのこと。やっぱりみんな読んでいないみたいです。でも、自分のところは見ているだろうし、同じ班に他に4人いるわけで、その人たちは「見てない」わけがないでしょう。う〜ん。
で、帰りがけに「あの〜、掃除当番同じ班になりまして、よろしくお願いします」と野壺のふたを踏みに行きました*1。すると「あ、ご苦労様です」と何事もないんですよ…。で、さらに「あの〜、だれもなにも言わないんですよね〜」とさらに野壺の上ではねるような発言をすると、「言ってもらっても困るでしょ?」と軽くいなされてしまいました。
ついでに、もうひとり同じ班の人がいたので、こちらにも「よろしくお願いします」と言うと、「あ、よろしくお願いします」でおしまいでした。
それにしても、どないなってんねん…。

*1:「地雷を踏む」という表現はあまり好きじゃないので、こちらを使っています。でも、今日日の若い子「野壺ってなんですかぁ?」状態でしょうねぇ

とうとう来たXデー

朝、職員朝礼で、「トイレ掃除の一覧表を配布します」というインフォメーションがありました。さて、どういうリアクションがあるだろう…。なにせ、モロにこんな感じですから(笑)。
で、ドキドキしながらリアクションを待っていたのですが、なんもないです。養護教諭の人に「何か苦情はありませんでしたか?」と聞いたのですが、やはりなにもなし。どうなってるんだろう。もしかしたら、ぜんぜん見ていないのかなぁ。でも、一緒の班になっている人たちからすら何もない。
ま、2月に入ったらトイレ掃除もしなくちゃならないし。さすがにそこらではなんらかのリアクションがあるかな。

なんと言っていいのやら…。

実は、きのう一本の電話がかかってきました。「ちょっと話を聞きたいんですけど」。先週ウトロのフィールドワークの時にたまたま会った人が、話を参考にしたいとか。で、最寄りの駅で待ちあわせてうちへ。
パートナーとわたしと2時間ほど話をしました。
しかし、わたしたちの話って、トランスのこともさることながら、前に住んでいた町でのPTA活動のこととか、子ども会の活動のこととか、このあたりのことになると盛りあがるんですね。まぁ、いかにその位置づけが自分たちにとって大きかったかということなんだと思うのですが。で、そういう活動と、トランジションが時期的には併行して起こっていたわけで、そう考えると、たいへんな6年間だったなぁと、あらためて思いました。
パートナーも交えた話の後、出町に出て飲み会。ここで、パートナーの話の感想とか聞かせてもらいながら、さらにつっこんだ話をしていました。
どうやら、この方「家族」ということをテーマに番組をつくろうとしておられるようで、いろいろな「家族」のことを聞きにまわっておられるそうな。また、「子ども」にかかわる番組をたくさん手がけておられてきたようで、そういう角度からいろいろ聞かせてもらったのは、すごくおもしろかったです。特に「トランスは選択ということは、脱サラして田舎暮らしをして家族を巻き込んでいるのと同じなわけね」とつっこまれたのには、思わずうなずいてしまいました。結局、そういうことなんだな(笑)。
結局、結論的には「いつきは好き勝手している」「パートナーはえらい」「子どもたちはすごい」というあたりでしたね。そりゃ、だれが考えてもそうですわ(爆)。

会議の続き

朝、ノロノロと起き出して、朝ご飯の準備。とりあえず、オムレツを卵10個分つくりました。まぁまぁふんわりできあがったかな。でも、10人ぐらいの人数で食べる朝ご飯って、なんとなく楽しいものです。
9時から2日目の会議の開始。なんか、よくわからない話もたくさんあったのですが、12時頃に無事終了。その後、七条方面をちょっと散歩して、「山本マンボ」へ。いきなり15人で行って、えらい迷惑をかけてしまいました。でも、おかあちゃん、いやな顔ひとつせずにこにこ笑って受け入れてくださいました。そうそう、商売も上手ですわ。前回行ったときに、とうとうウラメを教えてもらってしまったのですが、んなもん教えられたら注文せなしゃーないです。今回も注文してしまいました。まぁ、大人数で行ったので、いろいろ食べられてちょうどよかったんですけどね。
で、2時頃ようやく解散。長い長い2日間がだいたい(笑)終わりました。

会議とか

今日は、ここの全国運営委員会です。しかし、よくもまぁあっちこっちに首をつっこんでいると、自分でも不思議に思うのですが…。ただ、ここのセミナーには10年以上前から参加しているし、初めて自分のことを公にしたのも1999ねんに大阪で開催されたここのセミナーの時だったし、「いつき」という人格の形成にすごく大きな位置を占めている団体なんです。で、今回はここの全国運営委員会が東九条の文庫センターで開催される*1ということになったということで…。
3時からスタートですが、その前に買い出し。てことで、1時集合、「あいちゃん」でお好みを食べてから準備をすることに。
で、3時から会議。まぁなんだかんだと話をしていました。この団体の最大の特徴は、ジェンダーバランスがいいこと。そして、年配の男性がとてもみずみずしい感性を持っておられること。なので、会議はとてもざっくばらんにすすんでいきます。にしても、7時半までやるのもなぁ…。
8時からお食事会。「チヂミの王様」を予約しておきました。いやもう、たらふく食べてたらふく飲んで、ひとり3000円ぽっきり。マジでありがとうございました。
その後、文庫センターでお泊まり。シュラフにもぐってうだうだしゃべっていたのですが、2時頃に落ちました。

*1:正確には誘致をした

わたしの病院がよい*1

どうも、のどがざらざらするので、今回ばかりはわたしも病院に行くことにしました。
とはいえ、今日はパートナーは腰痛がひどいのでカイロプラクティックへ。下の子どもは習い事へという日なので、そんなこんなが終わってからです。
しかし、お医者さんの待合室って、いつも感じるんですけど、病気がよけいひどくなりそうですね。「わたしはぜんぜんマシやなぁ」と思うような人がたくさんいます。でも、しゃーない。しばらくボーッと原稿を書きながら待っていました。
で、わたしの番。
ひょいとカルテを見ると性別欄が複雑になっています。どうも、書いたり消したりして線がいっぱいひいてあるみたいです。よしよし(笑)。
わたしの行っている病院は、お医者さんも女性、看護士さんも女性、受付の人も薬剤師さんも女性という女性だらけなんです。なので、「はい、胸見せて」というときも、遠慮なくガバッとあげられてしまいます。まぁかえってサバサバしていていいですけどね。
結局、インフルエンザとかじゃありませんでした。一安心です。なにせ、明日から強行軍が待っているから…。

パートナーの病院がよい

家族がいるっていうのは、「楽しさ10倍、しんどさ20倍」という感じがします。
ひとりだったら、「(家族のいる)楽しさ」はないかわりに、自分のことを自分でやればいいだけなので、しんどさもさほどではないように思います。少なくとも、わたしはそうでした。
パートナーと結婚して、「楽しさ」は3倍くらいになりましたか。ちなみに、このころの「しんどさ」というのは、2倍くらいになっただけだったかなぁ。まぁ、ふたりともいちおう大人ですから。
子どもができて、ものすごくしんどくなりました。小さい時は小さい時でなんだかんだとありますし、大きくなってきたら大きくなってきたで心配事もふえるし。そのかわり、楽しい時はケタ違いに楽しい気がします。
このあたり、たぶん「ひきかえ」なんでしょうね。もしも子育てがしんどくなければ楽しさもさほどではないんでしょうし、たぶんわたしより格段に子どもにかかわっているパートナーは、わたし以上に楽しさを感じているんだと思います。
それにしても、子どもができると、本当によく医者に行きます。
わたしは、基本的にはほとんど医者には行きません*1。風邪をひいても「寝て直す」し、ケガをしたら「洗って放っておく」タイプです。ところが、パートナーは基本的に医者に行く人のようです。さらに、子どもについては当然心配だから医者に連れて行きます。特に、下の子どもが小さい時に川崎病にかかったことがあるので、熱が出たりすると「再発か?」となり、やはり心配ですからしかたがないですけどね。
で、医療費もさることながら、たいへんなのは、実は「連れて行く作業」だったりします。医者に連れて行くと、膨大な時間がかかります。なので、その日一日の家事はほとんどできないみたいです。夕方帰ると「ゴメン、今帰ってきたところやねん」ということもよくあることです。話を聞くと、3時間とか4時間かかっていたりします。
こんなことが多々あると、必然的に家事を短時間に済ませる必要がでてきます。で、ムリをする。で、身体をいわす。
てことで、どうやらパートナーは深刻な腰痛になったようです。
こんなふうにして、パートナーの病院がよいがはじまります。やれやれ…。

*1:除く、ヤクゲト&謀議(笑)

出た〜!

座談会・変わりつつあるトランス/GIDの意識と行動(上)
 多様な生き方を阻む?「性同一性障害者特例法」
http://www.medical-tribune.co.jp/ss/2006-2/ss0602-3.htm
で、読んでみて…。
反省点は多々ありますが、なんといっても最大の反省点は「しゃべりすぎ」ということです。まぁ、針間さんは医者なので、守秘義務とかのからみでなかなかしゃべりにくいこともあっただろうと思うのですが、中村さんの話をもっと聞きたかったなぁと。
そういえば、かつてこの時に「いつきさん、あなたしゃべると長いわね」と言われたんですよね。なんにも反省していないってこってすm(_ _)m。

初挑戦

最近「考え」というのばかりなのは、実は単に日常生活に「ネタ」がないということなんですよね。で、ネタがないということは、平穏無事な生活を送っているということで、とてもいいことです。でも、「考え」を書こうと思うと、それなりに考えなくちゃならないし、時間もかかる。なので、なんとか日常のつまらないことをとりあげようと…。
で、お弁当ネタです。
やはり、朝はなにかと忙しいです。お弁当づくりもそんなに時間をかけるわけにいきません。なので、できるだけ何品かを同時につくる必要が出てきます。で、いろいろ試したのですが、最後に残されたのが、「だし巻き」と「揚げ物」を同時にやるということでした。
これ、けっこう難しいです。だし巻きにかかりはじめると、なかなか他のことが出来ません。もちろん、ほんの少しの時間の余裕はないわけではないのですが、かなりきびしいものがあります。一方、揚げ物については、時間の余裕がないわけではないのですが、やっぱり油温の加減とかいろいろあります。で、それが5分くらいの間にタイミング的にバッティングをするんですね。でも、同時にやると5分。ひとつずつやると10分。その差5分は座ってパンを食べるか、立ちながら食べるかに直結をします。
てことで、挑戦。
結果は見事な失敗でした。
2つやっている最中に、パートナーが夏休みのことを話しはじめて、完全に気が散りました。その間に、どうも油の温度が低くなりすぎたみたいで、コロッケの中身が出てしまったという。だし巻きの方はかろうじてなんとかなりましたが…。結局、コロッケの方は揚げなおし。かえって時間がかかってしまいました。
でも、挑戦することはおもしろい。あしたはリベンジやな…。

目的と手段

方向が一緒の同僚*1と帰りながら、いろいろ話をしました。
同僚は、大学新卒のあと、基本的には半年の契約だったんですけど、その後諸事情で3ヶ月延長のあと、さらに3ヶ月延長ということで、結局1年間働いておられます。で、来年の保障はないけど、もしかしたら仕事があるかもしれないという、極めて不安定な状況です。これがわかるのは、3月の終わりだとか。んな無茶なと思いますけどねぇ。こんなことでは「人材」は集まりませんね。てか、「人材」は他のところに行ってしまいます。まぁ、それでもいいと「えらい人」は思っているんでしょうけどね。
というのはおいといて…。
で、同僚が「はぁ、就職活動しようかなぁ」とつぶやきながら、「う〜んとしんどい仕事を経験することも大切かもしれない」さらに、「でもね、「純粋なところを忘れないでほしい」って、先輩に言われたんですよね」と続けました。
そのあたりから、「仕事」ってなんだろうという話になったんですよね。
まぁ、いろいろな話をしていたのですが、そんななかでふと気がついたこと。それは、わたしにとって教員という仕事は、自分がやりたいという目的と一致をしているということだったんです。
たいていの場合、仕事って「◯◯を実現するために、××な仕事をする」というもんじゃないかと思うのです。例えば「飯を食うために、しんどい仕事をする」とか、「野望を実現するために、法律すれすれの仕事をする(笑)」とか…。つまり、◯◯は目的で、××は手段なわけです。で、この◯◯と××がすごくかけ離れている人って、たくさんいるんだろうと思うのです。
わたしの場合、◯◯と××があまり離れていないんだと思うのです。てか、「◯◯と××がかけ離れてもかまわない」という「割り切り方」が、わたしにはできないんだろうと思うのです。だから、教員という仕事を選んだ。幸いにして、時代がよかったおかげ*2でまんまと教育委員会にもぐり込むことができました。おかげさまで、世間一般の「出世」なんかとは無縁で、バブルの時期にもテレビの中でドンペリのふたをポンと開けている人を横目に見ながら、ささやかなぜいたくとしてエビスのふたをシュポッとあけるという生活を続けてきました(笑)。
実は、「金はいらないけど、時間がほしい」というところからスタートした教員生活でした*3。でも、やっているうちに、だんだんとわたしにとっては「◯◯と××が近い」仕事でるということがわかってきました。そんななかで、「楽しいことが1あるかわりにしんどいことが10あるというのと、しんどいことは0だけど楽しいことも0というのと、どっちをとるか?」みたいな時に、「前者をとる」と迷わず言えるようになったんだろうなぁと思います。

まぁ、そんなことを考え、話しながら、帰る1時間でした。

*1:「白い人」です

*2:バブル直前の時期に理系の人間で教員なんて誰もやらなかった

*3:教科会議の第1声は「あの〜、休みにハスキーに行けますか?」でしたから(笑)。まわりの人たちは「なんちゅーやつが来たんや」と、あきれていました。でも、なんだか最近「金もないけど、時間もない」に変わってきています。それでも、ましかな…