トランスジェンダー生徒交流会・冬の例会

今日は、1年に4回のトランスジェンダー生徒交流会の日です。いちおう、こんなサイトもあるんですが…。場所は、こんなご時世ですので日之出人権文化センターです。
しかし、大阪か…。
とりあえず、阪急の列車内でYちゃんと合流。買い出しも必要なので崇禅寺で降りてスーパーへ。ここでいっぱい買ったのが失敗です。重い…。まいりました。こんどからキャスター持っていこう…。
ふたりでひぃひぃ言いながら、集合場所の新大阪駅へ。すると、来てます来てます。
みんなに荷物を持ってもらって、会場へ。
なんとなく、わたしがかかわる交流会っていつでも同じ雰囲気なんですが、自己紹介もなくいきなりごはんづくりです。で、メニューもいっしょなんですね。今回は、チゲとチヂミ(笑)。たぶん、来月の21日*1も同じメニューだな(笑)。
それにしても、慣れない炊事場は使いにくいです。何がどこにあるのかもわからないし、そもそも何があるかすらわかりません。1時間ほどガチャガチャやっていると、それでもできてしまうのが不思議なもんです。まぁ、今後、だんだんと自分たちのテリトリーにしていくかな…。
できあがったところで、軽く自己紹介してから、みんなでお昼ご飯。はじめのうちは、一緒に来た友だち同士で話をしています。まぁ、そんなもんですわ。
やがて、本日のゲストの話。今回のテーマは「家族」。とあるFTMの方と、その方と一緒に住んでおられる女性の方に来てもらいました。このお二人、子どももいます。はじめから「男性」として子どもと出会ったFTMの方、自分のことを子どもに伝えるか伝えないか。伝えるならば、いつ、どういう形で伝えるか。伝えないならば、どうやってそのことを隠していくのか。ほんとうに悩みは深いです。でも、現実として、伝えても隠しても、それとは関係なしに「家族」としての信頼しあう生活が、この人たちにあるわけです。その信頼関係が、お二人の言葉の端々から伝わってきます。
こういう話を、トランスの子どもたちに聞かせたかったんです。
やがて、子どもたちが自分のことを語りはじめます。親との間での葛藤なんかも出てきます。FTMの方は「でも、自分は変わらないんだろう?だったら、急ぐことはないじゃないか。ゆっくりと話していけば、きっと親御さんは理解してくれるよ」と励ましてくれます。パートナーの方も、「わたしは、この人のパートナーであると同時に、子どもの親でもある。親としての自分を考えると、きっと理解してくれるよ。この人の親もそうだし、わたしの親もそうだし」と励ましてくれます。お二人が生きてこられた軌跡の延長線上にある言葉は、とても深くて元気がでます。子どもたちの顔つきが変わっていくのがよくわかります。
そこからさらに、MTFの子どもが自分のことを語り、学校の教員が自分の学校の子どものことを語り、今回コーディネートしてくれた地元の青年部長の谷川栄一さんも自分の経験を語り。ものすごく濃いぃ時間が流れていきました。
あっという間に予定していた4時を過ぎて、時計は5時前。あわてて片づけをして、会も終了。
帰り道、FTMの方から「呼んでもらってよかった。ありがとう」と言われました。そうなんだよなぁ。子どもたちから、実はわたしたちが元気をもらうんだよなぁ。

*1:京都・在日外国人生徒交流会の3学期の例会

しみず@富田林

富田林に行くことになった時、おいしいお好み焼き屋さんのありそうなところを、地図をにらみながらあたりをつけてみました。すると、なんとなく地図の行間(?)からジワーッと「ここだよ〜」という声が聞こえてきて、そのあたりを検索。すると、やっぱりひっかかってきました。
で、そこに行こうと思っていたのですが、今回の主催者の方に、「「2人会」の前にお好みを食べに行こうと思っています」というメールを送ったところ「どこに行かれますか?」というメールが返ってきました。で、「Oに行こうと思っています」と送ると、「そこはたぶんカスはおいてないと思います。しみずのほうがおすすめです」という返事。迷わず「しみず」にターゲットをあわせました。
場所は、お好み焼き激戦区(笑)のちょっとはずれのあたりです。まわりを見渡すと、どちらかというと「旧の町」という感じ。かなり狭い路地に入っていかないとダメです。というか、はじめていった人にはまずわからないだろうなという感じ。
お店にはいると、おばあちゃんとおかあちゃんが切り盛りしているという、ごく普通のお好み焼き屋さんです。店にはお客さんのおっちゃんがひとりおられました。メニューには、ちゃんと「カスミックス」とか書いてあります。よしよし。とりあえず、最初になぜここに来たのかを伝えなくちゃなりません。「人権推進協議会のYさんに教えてもらってきました。Yさんは「Oよりこっちのほうがぜったいにいい」って言っていました」と言うと「あぁそう。おおきに」とのこと。ちょっとそっけないけど、密かな自信がうかがわれます。ますますファイトがわきます(笑)。てことで、もう一発ジャブを効かせます。
「このあたりはどこからカスを入れてはりますの?向野ですか?」
「よぉ知ってはりますね」
「こないだ塩谷さんに会いましてん」
「そうですか。あそこのミートフェアに行ったら勉強になるで」
「そうですよね。わたしね、昔、末広の屠場に行ったことがありますねん。もう、芸術ですね!」
よっしゃ!効いてきたで…。
そんな話をしながら、鉄板を見ました。「ふぅん、このあたりは混ぜ系かぁ」。と、生地の上のカスを見た瞬間「!」衝撃が走りました。カスの一切れ一切れが大きい!すごい!
思わず写真をとってしまいました。これがその衝撃画像です。

写真をとっていると、とつぜんおっちゃんがわたしを呼びます。
「ちょっとこれ、見てくれへんか?この表示なんや?」
見てみると「sat」と書いてあります。
「あ、これね、「土曜日」のことですわ。こっちに「(土)」って書いてありますやんか。これをちょっとシャレて英語で書いてありますねん」
「ほな、関係ないんやな?いきなりこんなん出てきて、なんかあんのかなぁと思たわ」
「大丈夫です、大丈夫です」
「最近の携帯はわからんなぁ…」
おっちゃん、学校行かれへんかったんやろなぁ。苦労しはったんやろなぁ。わたしみたいな一見さんの客にそんなこと聞くなんて…。きっとまわりの人には言われへんかったんやろなぁ。でも、そのことを聞く「相手」に選んでもらって、ちょっとうれしかったです。
と、おばあちゃんが冷蔵庫からカスの袋を持ってこられます。「おぉ!」

わたしには宝の袋に見えますが何か(笑)?
やがて出てきたお好みはこれです。

食べてみると、パリッとした表面の内側はふんわりとした軽〜い食感です。でも、カスにあたるとしっかりとした味がします。さすがにあの切れの大きさは伊達ではありません。ソースの量も、お好みの邪魔をしない程度でちょうどいいですね。これはうまいです!ビールもすすみます(笑)。もちろん、ふたりでひと瓶は足りないです。カメラさんとうなずきあって、生を追加です(笑)。
来てよかった!久々にそう思えるお店でした。
data

カスのお好み 600円(たぶん。メニューには「カスミックス」しかなかった)
瓶ビール500ml(笑) 500円
生ビール(笑) 500円
スタイル 混ぜ系
その他 トマトは売り切れていました。てか、季節がちがうっしょ(笑)!
独断的評価 ★★★★★(文句なしです。ありがとうございます、Yさん!)

飲み会・2日目

「2人会」が終わったら、当然飲み。あとのことを考えて、天王寺まで出ることにしました。と、携帯に留守電が入っています。なんだか、先回りして待っている人がいるそうな(笑)。やるなぁ…。
てことで、その人と合流して、お店探し。天王寺のあたりって、たぶんちょっと前まではずいぶんとおもしろい街だったんだろうけど、「再開発」の名のもと、そうした怪しさがどんどんなくなっているみたいですね。「路地裏」って「街の隙間」みたいなもので、とても大切だと思うんだけどなぁ…。
てことで、しゃーないから「ごちビル」に行って飲み。そこへ、今日の「2人会」に来て下さった中学校の先生も合流。しかし、予定日があさっての人を連れてくるか(笑)。
ここでひとくさり、GIDをめぐる状況のことから解放教育のことまでダラダラガンガン話。
そこそこのところで、いちおう解散。その後、「もう少し飲みたい」という人と一緒に、京橋まで移動。わたしとしては、帰りの経路なんで大助かりです。京橋の店で、もうしばらくあまり発展的ではないけどなごみの時間をしばらく過ごしていると、あっという間に終電の時間。駅まで走ってかろうじて終電に間にあいました。って、今日もかい!

2人会

で、今日のメインイベントである「2人会」です。相方はO阪医科大のKさん。
事前の打ち合わせでは、1人30分ずつ話をしたあと質疑応答のつもりだったんですが、出席者の人口構成比(笑)をみて、Kさんは作戦を変えたようです。それにしても、淡々と「原則論」を話ながらも、自分の経験をうまくおりまぜる*1あたり、かなり興味深い話でした。もっとも、かなり高度な感じはしましたが…。でも、熱心にメモをとる方もかなりたくさんおられて、「マジメだよ、この人たち!」と驚いてしまいました。実は私はそういう人たちは苦手なんですけどね(笑)。
で、わたしの番。Kさんの作戦変更は、「質問が出てこないという事態を考えて、自分の持ち時間を30分から40分に伸ばして、質疑応答の時間を減らす」ということのようです。で、わたしもその作戦に乗ることにしました。ってか、もともと30分では無理(笑)。
わたしのほうは、いつもの通り、言いたい放題です。はじめは固かった雰囲気も次第に和らいできて、まぁなんとか持ち時間を終えることができました。
で、質疑応答。やっぱりおられるんですよね。身近にトランスの子どもがいるという方。そういう方にとっては、「どうしたらいいんだろう」という思いがいっぱいなんだろうなぁ。「基本」がわかれば、すべてはその「応用」なんで、ほんとうはそんなにむずかしいことじゃないはずなんだけど、「応用である」っていうことがわかりにくいんだろうなぁ。結局は「だれもが生きやすい社会をどうつくっていくか」ということと、「多数者と少数者の間には権力関係がある」という自覚を、だれもが持つことなんだと思うのですよ。で、それを実現するために「知る」ということが必要になる。そんなところじゃないのかなぁ…。

*1:しかも守秘義務は守る!

食後の散歩

お昼ご飯を食べ終わったのが、12時過ぎ。次の予定まで1時間ほどあるので、お客さんに「散歩しませんか?」と言うと「イヤ」とひとこと。いやぁ、ハッキリしていらっしゃいます。わかりやすいです。まぁ、もともと自分の趣味なので、そのあたりをグルグルと歩きました。
町の中のあちこちを見ていると、「このあたりは、かつてはこうだったのかな?」とか、「いまこの町はこういうことを課題にしているんだな」とか、「この町の人口構成比はこんな感じかな」とか、いろんなことが伝わってきます。もっともっと時間があったら、そこで出会う人と立ち話でもするんだけどなぁ…。

韓国からのお客さん

正確には東京からですけどね。
先日、お友だちから「なんか、いつきさんの連絡先を教えてくれっていっているがいるんで、教えてもいいっすか?」というメールがありました。「いいっすよ」と返したのですが、その人が来られた、ということで。
つっても、取材の時間は30分ほど。これくらいだと楽ですわ。しかも、日本では流れないし(笑)。
その後、お客さんとドライブ。行き先は、富田林です。
ドライブはなかなかスリリングでした。なにせ、ドライバー*1、飛ばす飛ばす。「えらい飛ばしはりますねぇ」と話すと「韓国仕込みよ!」とのお言葉。納得…。
予定では2時間半ぐらいかかるかなぁと思っていたのですが、2時間ほどで到着。まいりました。
とりあえず、車のナビに入れておいてもらった到着地点は、お好み焼き屋さん。やっぱ、出先で昼ご飯の定番はお好みでしょう。
カメラさんは「お好み焼きよりチヂミがいい」とか言っていましたが、一口食べて「これはおいしい!」と納得しておられました。ディレクターの方は「さっぱり系がいい」とのことで、ちょっとお口にはあわなかったようです。詳しくはエントリを変えて後ほど。
あ、「お酒持ってこなくてごめんなさい」って笑っておられましたよ>ひろみ姫さん

*1:じつは、カメラさん

飲み会・1日目

夕方は、久しぶりにお友だち4人で飲み。目指したのは京橋。
さすがに金曜日の夜は混んでいます。でもまぁ、予約してもらっていたので、きれいな座敷に座ることができました。で、テーブルを見るとカラオケの予約機。かと思いきや、これが、注文用の機械でした。なんだかすごいことになってきましたわ…。
2時間ほどその店で飲んで、ついでなのでお友だちがやっている京橋のお店へ。このお店、すんごくおしゃれで、しかも世界のビールがあります。わたしにしてはめずらしい選択*1なのですが、そういう面もあるっていうことで…。
久しぶりのお友だちとおいしいビールって、時間を忘れさせます。気がつくと、終電に間にあうかどうか、ギリギリの時間です。「すんません!」と店を出て駅まで走ると、ちょうど特急がくるところでした。はぁ間にあった…。
しかし、終電かよぉ…。

*1:基本は路地裏のぁゃιぃ立ち飲みが好き!

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

朝、職場の机のところに座ったところ、いきなり来ました。思わずわたしは駆けだしていました。そして向かった先は保健室。
「すんません、これ、ください!」
返事が返ってくる間もなく、手を伸ばし、「それ」をもらってあてがいました。そしてようやく一息…。あぁあぶなかった。
てことで、こんな顔をしています。

あ、もちろん来たのは「花粉」です_| ̄|◯

I氏、えらい!

家のパソコンのwin2kを再インストールしつつ、いままでものすごくたくさんのソフトを放り込んできたんだなぁということに気がつきました。もちろん、これ、無駄ではなかったです。いろいろと試しながら、「これは自分にとって使いやすい」「これは使いにくい」と判断してきたわけで、それがCドライブの肥やし*1になってきたということです。もちろん、「(・∀・)イイ!」と思って使っていて、その後、さらに「(゚д゚)ウマー」みたいなソフトを見つけて、そのうちだんだんと使わなくなったソフトもあります。
そんな中で、「使わざるをえないけど使いたくない」ソフトもあるわけで、わたしにとっては、その代表格が「iTunes」なんです*2。とにかく、中で何をやっているのかがいまいちわからないし、ipodの中身もブラックボックス化されていてよくわからない。基本的にはあの手のものって、単なるUSBストレージに再生ソフト+DAコンバータ+アンプがついたものなんだとはわかっているのですが…。
さらに、OSの再インストールをした関係で、いちおうiTunesのデータのバックアップをとってはいるのですが、再度バージョンの違うiTunesをインストールした時バックアップファイルを認識してくれるかどうかも不安。もちろん、やってみたら簡単だったりすることもよくありますが…。
で、ありがとうipodを見ていて、一度使ってみようと思って行ったところがドラQをこさえようでした。
いや、わたしにはあっています!これ。
とにかく、自動的には何もやってくれない。基本的には、すべて自分で明示的にやる必要がある。しかも、特別なドライバを入れるんじゃなくて、単にストレージデバイスとして認識するだけでいい。助かります。
せっかくなので、最近聴きたいなと思っていたCDをCD2wav+lameでmp3にして、「I氏のつぼ」で登録→ipodに転送とやると、ちゃんと転送されていました。
しばらくは、これでやってみよう。

*1:まさに肥やしですね。栄養になるけど、腐敗もしているという

*2:あくまでも「わたしにとって」です。