で、呑み会

せっかく休みを取って大阪に出てきたんですから、早い時間から呑みはじめないともったいないです(笑)。ところが、どこもかしこも5時にならないとあかないみたいですorz。
しゃーないので、みんなでそのあたりをウロウロしながら5時になるのを待ちます。で、5時5分前にあいている店を発見。みんなで突入。あとは、今日の厳しい反省会です。それから、Kヮンミンさんとは在日のフィールドでのいろいろな話も交歓できました。これはほんとうによかった。
9時頃にようやくお開き。そこからわたしは主催者のうちの1人ともう一軒。閉店までグダグダしゃべっていると、気がついたら11時前です。「ヤバッ」と駅に向かったら、ちょうど特急の終電。なんとか家に帰り着きました。
にしても、あしたの体調がこわい…。

3人会

午後、大阪市内で3人会がありました。
ひとりは、この人、もうひとりはこの人、そしてもうひとりがわたし…。
このメンバーを聞いた人は、だれもが「なんじゃ、こりゃぁ!」と叫びます。てか、わたしも他のお二人の名前を聞いた瞬間「なんじゃ、こりゃぁ!」と叫びましたから。
さて、三々五々控え室に集まって、最後の打ちあわせ。コーディネーター役*1のK口くんから「一人あたりの持ち時間という考え方は、なしということで」と、早くもトークセッションならぬトークバトルになりそうな予感。
で、いよいよ本番です。まずは、ビデオの上映。なかなかよくできているビデオだと思います。あちこちに「気づき」の場面がつくられているんですよね。それを盛りだくさんと考えるのか、「仕掛け」と考えるのかは評価のわかれるところですが^^;;。
で、トークセッションの開始。
まずは、自己紹介→ビデオの感想という打ちあわせだったのが、早くもコーディネーター自らがうちくだいています。どないすんねん^^;;
と、Kヮンミンさんが見事に軌道修正。さすが…。しかも、ガンガンガンと話をした後、「ということで、まとめをさせていただきました」など細かく笑いをとってきます。すごいなぁ…。わたしはというと、「タイムテーブルとちがうからタイムテーブルにもどすと」と前フリを入れながらのトーク
とりあえず、三者三様のネタをふりながら、前半の50分間はあっという間に終了です。
後半は90分間のフリートーク
まずは、Kヮンミンさんから「自分が影響を受けたのは、水平社宣言と”Black is beautifule”という言葉」という、火に油を注ぐような発言が出てきました。当然、水平社宣言に足がはえているK口くんが得意技を披露します。
それにしても、このあたりはきびしいです。なにしろ、「わたしたち」にはそういう運動的な蓄積はほとんどです。さらに言うならば、「階級的」「階層的」に低位に置かれるという共通の体験もありません*2
で、わたしからの返し。「こういう話になるとつらいんですよね。セクシュアルマイノリティ全体を俯瞰するような運動はないし、蓄積もない。もちろん、個々闘ってきた大先輩達はいます。たとえば、それはカルーセル麻紀さんであったり、東郷健さんであったり」。と、ここで局地的に「あひゃひゃ!」と大爆笑している人がいます(笑)。
で、このあたりから、それぞれのおかれている現状についての話。Kヮンミンさんは、あいかわらず大状況の話からはじめて、最後は「と、まとめてみました」と細かくウケをとってきます。K口くんは「「個人的なことは社会的なこと」と言いますから、わたしは個人的なことを」といつものペースに入っていきます。わたしは…。まぁ、特例法の光と陰のあたりですか。
てなことをやっていると、あっという間に90分が過ぎました。

3人会が終わった後、フロアの知りあいのところに遊びに行って無駄口を叩いていると*3、「あの、また機会があったら話を聞きたいんですが…」という方が来られました。う〜ん、物好きというかなんというか…。光栄ですが\(^o^)/。
てことで、こんなイベントがあるのを紹介したりしていました。

でもまぁ、異種格闘技戦、充分楽しませてもらいました。

*1:この人をコーディネーターにしないと暴走するという配慮らしいです(笑)

*2:「構造的に個々にはあり得るけれども」という意味です

*3:あきませんやん、こんなところで缶コーヒー呑んでたら、みたいな

のせられた…

授業中の子どもたちの私語を聞いていると、たまに「ん〜!」と思うことがあります。特に、平気でというか知らずにというか、「人を揶揄する言葉」を使った時は、すごく気になります。で、やっぱり放っておけないです。なので、たいていひとこと注意を入れます。
今日の授業でも、授業とは全然関係なく「ホモ」とか「レズ」とかいう言葉が出てきました。
ところで、注意を入れるといっても「そういう言葉を使っちゃいけない」では、単に隠蔽するだけでしかないし、子どもたちも納得しませんから、例えばわたしの前ではないところではやっぱり使うことになると思います。なので、注意を入れる時には、きちんと説明をしたいのです。
で、「自分で自分のことをさして使う人もいるけどね、たいてい他者から使われる時にはその人をおとしめる意味で使うから、使わない方がいいよ」と、ひとまずは形通りに。そのあとがいけなかったです。「もしもレズビアンを省略する時はビアンっていうんだよ。たとえばビアンバーとか…」
というあたりから脱線開始。
生 徒「先生、行ったことあるん?」
わたし「うん、友だちに連れられていったことあるよ」
生 徒「え〜、そんなところ「あれ」ちゃうの?」
わたし「いや、そんなことないよ。それに、べつにレズビアンじゃない人も行くこともあるよ」
などという会話。さらには、セクシュアリティの基礎知識も説明しはじめて…。結局30分ほども話をしてしまいました。
でもまぁ、そのかいあってか、普段はうるさいそのクラスも、その後はえらい真剣に授業にとりくんでいたから、まぁ、よしとしましょうか…。

KNOPPIXイイ

生徒が「こわれた」と言って持ってきたパソコン。結局はハードディスクの第1パーテーションが飛んだと診断。
ところで、生徒が持ってきたパソコンは某◯ECの◯avie。これ、リカバリディスクがついてなくて、第3パーテーションに入っているんですよね。で、再インストールしたければ、起動時にF11を押して第3パーテーションを呼び出す。あるいは、あらかじめ元気な時にリカバリディスクを自分でつくっておいてそれを使わなくちゃなりません。
で、生徒はそんなことを知りませんからリカバリディスクなんてつくっていません。そこで、ATA⇔USBケーブルを使って第3パーテーションの内容を救い出そうとしたのですが、当然ダメです。さてどうするか…。
そうだ!こんな時こそKNOPPIXだ!
CD-ROMを放り込んでパソコンを起動。ほどなくKNOPPIXが立ち上がります。画面を見ると、ちゃんとHD3が表示されています。ダブルクリックするとマウントされて内容が表示されました。すげぇよ!てか、WINのハードディスクの管理方法がしょぼいのか。
さて、データをどうするか…。そうだ!sambaだ!
sambaを立ちあげたら、あっさりネットワークが認識されました。で、データ待避用のパソコンに転送。あとはこいつをDVDに焼くだけです…。なわけないか。
なにせインストールしなくちゃならないOSはwinXP。ブータブルDVDをつくって、それでもインストールできるかどうか疑問。だって、◯ECの要求している方法でつくったリカバリディスクじゃないですからね。さらに、たとえインストールできたとしても、アクティべーションできるかどうか。たとえアクティべーションできたとしても、デバイスドライバがあるかどうか。
まだまだ道は遠いなぁ…。

直行

朝、ふと目が覚めると、お腹の上に黒い画面のパソコンが。てことは、バッテリーが切れたか_| ̄|◯。それにしても、ほとんどラッコみたいな感じです。はぁ…。時計を見ると、3時半。あわてて電気を消してもう一眠り。
次の目が覚めたのは6時半。とりあえず、頭が重いので、お風呂に入って体を温めて、テレビを見ながらしばしボー。
朝ご飯を食べてチェックアウトです。そのまま新幹線に乗ります。道中、黒坂愛衣さんの3部作を読んでいたのですが、「あぁ!この本に出ていた人がいっぱいんだぁぁぁ!」ということに気づいて、「帰りの新幹線じゃなくて、行きの新幹線で読むべきだった」と、そうとう後悔しました。
てなことやっていると、京都へ。ここから家とは反対方向に進路をとります。目指すはウトロ。
なんでも、韓国のNPOの集まりがあって、それの交流会があるとか。わたしは例によって例の如く放送担当です。
ところが、これ、どの機材が必要なのかまったくわかりません。なので、無駄を覚悟の上で、CDだのMDだのカセットだのと大荷物を持っていきました。ついでに、どうせノレ*1があるだろうということで、エコーマシンもかついでいきました。
さて、夕方になって交流会の開始。いきなりタイピンマイクが活躍します。続いて、オモニ達の合唱。ここではカセットが活躍です。途中BGMのためにCDも使います。さらに、ハルモニ達のノレがはじまります。エコーマシンが大活躍。
てな感じで、気がついたら持ってきた機材はほぼフルに使っていました。こわいわ…。
交流会が終わったら、後かたづけ。機材を撤収して、収めるべきところに収めて、ようやく終了です。
帰りに手伝ってくれた友だちにラーメンをおごって*2お家へ。家にはいるとみんな寝ています。長い2日間でした…。

*1:うた

*2:う〜ん、かなりしょうゆ辛いラーメンでした。でも、体調が悪かったのかも…

で、交流会

E地区のなかにある食堂で交流会です。地元のおっちゃん・おばちゃんがすでに集まっておられます。出されたビールはプレミアム・モルツとヱビスビール。もう、それだけでも充分うれしいです(笑)。宴も中程になると、カラオケが入ります。「いつきさんも歌い!」と言われて「う〜ん」と探したのが、これ。まぁ理由はいろいろあるんですがね(笑)。この曲、ある方の持ち歌だったみたいで、ごめんなさい。ついでにもう一曲ということで、今度は西田佐知子の名曲です。やっぱ、こういう唄、いいよなぁ(笑)。
てなことをしているうちに、ほとんど沈没状態。ホテルまで送ってもらって、倒れ込むようにベッドに…。

プチフィールドワーク

高座の後は、「地元を案内しますよ」という主催者の方のご厚意にあまえてT地区とE地区のプチフィールドワーク。
なんというか…。
関西と関東の違いというのもあるかもしれませんが、都市部と農村部という違いもあるんでしょうね。まず、圧倒的にちがうのは、地区改善事業については、解放住宅がメインではないということでしょうか。解放住宅はほとんどありません。やっぱり、土地があるんですね。
だからといって、「広々」かというと、そういうわけでもありません。E地区はほんとうに入り組んだ道がムラの中をかけめぐっています。「他の地区はね」と隣の地区にも車で案内してもらったのですが、ぜんぜん町並みがちがいます。まさに「道がある。道が狭くなる。狭くなったそこに部落がある」というフレーズを思い出させる光景でした。
「なぜこんなに狭いままなんですか?」とたずねると、ひとつは、人口の流出があまりなかったことをあげられました。でも、これは近世から近代初頭の感じでしたね。では、近代から現代に関してはというと、やはり、「行政が放置をしてきた」ということだったみたいです。
あと、やはり地域の考え方かなぁ。ムラの人の中には地域改善事業にあまり協力的ではない人もいるわけで、そういうところでは、道を拡げようにもそこの土地を買い取れないので、拡げられないなんていうこともあったみたいです。
一方、人権をめぐる活動については、ほんとうに「開かれた」方向に進んでおられるみたいです。このあたりも、「力関係」なのかな。話を聞いていると、「いいバランス感覚をしておられるなぁ」とつくづく感じました。

関東進出?

朝、そうっと起き出して、とりあえず朝食の準備とか荷づくりとか。パートナーも子どもも寝ています。
そのまま、みんなを起こさないように、そうっと家を出ました。向かうのは、ずいぶんと東の方です。
とりあえず、8時40分頃の新幹線に乗るべく、8時頃に家を出たのですが…。よく考えたら、駅まで歩いて15分ほど。で、京都駅まで20分ほど。てことは…。走りました。
なんとか新幹線に飛び乗って、東京へ。ここで新幹線を乗りかえて*1小山駅へ。そこから車に乗せてもらって着いたのは、O平町。
栃木県の特に南部の方は、そうとうさかんに人権関係のとりくみをされています。トランス関係についても、こんな方とかを呼ばれたりしています。それにしても、前回K川さんの話を聞かれた方が今回こられたらイヤだなぁ(笑)。だって、そもそも見栄えが全然違いますからねぇ(笑)。
で、会場にはいると…。すごいです。ご高齢の女性が真ん中に数人陣取っておられます。しかも、全体的にすごくまじめそう…。これが関東の雰囲気か…。
さて、どうするか…。関西のお笑い系としては、「ここでウケてこそ」とは思うのですが、いつものペースでいつもの内容を話しても、ぜったいに笑ってもらえもらえない感じです。とにかく、まわりの人たちを引きずり込みながら、本丸を攻めていくことにしました。
すると、はじめは固かった雰囲気もだんだんと柔らかくなっていって、最後は本丸の人たちも笑ってくださるようになりました。いやぁ…。ほんとうにあせった。
高座が終わってから、「わざわざお越しいただいてありがとうございました。みなさんがにっこりされたお顔を見させていただいて、ほんとうにほっとしました」とあいさつにいきました。すると「おもしろかったですよ」とお褒めの言葉をいただきました。よかったよかった。

*1:初体験!

学力低下?

ある授業にて…

わたし「6/6はいくら?」
生 徒「ゼロ!」
わたし「…」
生 徒「だってなくなるやん」
わたし「6つのケーキを6人でわけたら、ひとりいくつずつ?」
生 徒「…1や!」
わたし「はい、よくできました」

そう言えば、昨日もこんな会話をしたなぁ…。

わたし「こっからここまでを4等分するんやで」
生徒、作業する
わたし「あれ?4等分するのって、いくつ線を書くのかな?」
生 徒「4本」
わたし「…」
生 徒「…」
わたし「OK。ロールケーキが一本あるとしようよ。これ、4人でわける時、いくつカットを入れる?」
生 徒「4つ…。ちゃう、3つ」
わたし「はい、よくできました」

なんか、座標軸にいちいちロールケーキを書くの、めんどくさいんだけどなぁ…。

寄り道

現在、わたしは毎日京都市を縦断しながら通勤をしています。たしかにたいへんっちゃぁたいへんなんですけど、考えようによっては、祖父地図でも寺町でも四条でも、どこでも「通勤途中」です。ですから、気がむいた時にはひょいと寄り道ができます。
もちろん、そういうところばかりじゃなくて、例えば人と会うのもとても簡単。
なので、昨日焼いたDVDを今日寄り道して持っていくことにしました。郵送料も必要ないしね。
で、寄り道するつもりが、会ってしゃべりはじめるとついつい興に乗るのもよくある話です。はじめは立ち話だったのが「まぁ座って」とか言われると話し込んでしまいます。
話の内容は、他愛もない話です*1。でも、なんとなくしゃべりにくいような話を話せる人がいるのって、精神衛生上いいのかもしれない。かなりすっきりして家に帰りました。
家に帰ってパートナーに具合を聞くと、少しずつ少しずつ快方に向かってはいるそうな。よかったよかった。

*1:京都の教育運動界の内部事情の話とか、人間関係の話とか…。他愛もないなぁ(笑)