血液検査の結果

近所のお医者さんが「血液検査、してあげるよ」と言ってくださったので、先週血を抜いてきました。で、今日がその結果を聞く日です。
お医者さん、結果を見ながら「ふぅむ…。健康ですねぇ。この数値が少し高いですが、これは善玉コレステロールで…」みたいな。相も変わらず、見事に矢印がない表です。
で、問題のエストラジオールは…。65。見事に下がっています。
てことで、これまでの推移をまとめてみました。ついでに、他のデータも補足ね(笑)

測定日 E2(pg/ml) プレマリン(錠/日) ビールの本数 ビールの味
2006/8/10 67.3 4 1本弱
2007/2/8 1430.0 5 1本弱
2007/4/10 1386.0 4 1本弱
2007/6/14 587.2 3 1本
2007/8/16 104.1 2 1本
2008/2/14 681.1 2 1本
2008/4/10 418.0 1.5 1本+α
2008/6/4 65.0 1 1本では足りない

ふむ。QOLが一番高いところはあそこだな(笑)。

基準を「否定」におくのか、「肯定」におくのか

どうやら今日、特例法が「改正」されたらしいですね。結局、「現に子がいないこと」→「現に未成年の子がいないこと」になりました。
ふぅむ…。
とりあえず、まずは確認ね。
わたし個人は別に戸籍上の性別を変えようとは思っていません。また、特例法そのものに対して「悪法である」という意見を持っています。と同時に、特例法の適用を受けようとする人を否定するつもりはまったくありません。なぜなら、特例法の適用を受けなきゃ生きていけないほど行きにくい世の中であるというふうに思っているからです。
おそらく、特例法の適用を受けることを希望する人とわたしとの違いは、そんなに大きくはないと思います。かたや、特例法の適用を受けて、とりあえずもう少しマシな人生にしていきたいと思う人。かたや、特例法の適用を受けなくても生きやすい世の中にしていきたいと思う人。いずれにしろ「もう少し生きやすくしたいなぁ」と思っているわけです。

で、今回の「改正」ですね。
根本的には何も変わっていないなぁということが第1印象。
どこかにある「理想の家族像/家庭像」を持ってきて、それに合致しないから「未成年の子がいたら認めない」。単にそれだけのことです。で、変わったのは「子どもが成人したら家庭から離れていくのでまぁええか」という、その程度のことだと思います。
続いての印象は、「子の福祉に反するなぁ」ということ。
子なし要件廃止を訴えた人々の中の少なくない人は、「子どもが成人していないからこそ、戸籍の性別を変更可能にしてほしい」という主張をしていたはずです。
もちろん、子どもたちを扶養していくためにお金を稼ぐには、「外見の性別」にあわせた書類上の性別の方がはるかにやりやすい。これは当然あるわけで。あともうひとつ。
この間父親のことでいろいろなところに電話するのですが、「息子さんですね」と応対されます(笑)。「いえ、子どもです」というのですがね。同様のことが、例えば子どもの学校から電話がかかってきた時も起こるわけで「お父さんですね」とくるわけです(笑)。いえ「親です」と答えるわけで。世間の中の親子関係には、常にそこに「父/息子」「母/娘」というのが付随するように思えるのです。なぜか「親御さん/お子さん」という性別を抜きにした呼称を使うことがほとんどない。
つまり、子どもが成人していないからこそ、親として存在しているからこそ、性別を常に問われ続けるからこそ、戸籍の性別を変更することが「混乱を回避する」ことにつながると、わたしは思うのです。
でも、それは「どこかにある理想の家族像/家庭像」に反するらしいですね。わたしには、その理由がよくわからないです。
さらに続いての印象は、「長いやろうなぁ」ということ。例えば、20歳で子どもができても40歳ですよ。まぁ「やりなおし」がきかない年齢に近づきますよね。「再チャレンジ」ってどこにいったんだろう…。

ところで、子なし要件が必要であるという論の中に必ず出てくるのが「こんなひどいヤツがいる」という話。
なんだかなぁ…。
例えば、ある人への評価を「あいつ、いろいろアカンところもあるけど、こんなエエところがあるよ」とするのか「あいつ、いろいろエエところはあるけど、ここがアカン」とするのか。わたしは前者でいたいと思います。なぜなら、わたし自身が「エエところ」と「アカンところ」を併せ持つ人間だからです。だからこそ、他者への評価も「エエところ」を基準にしたいなぁと思います。
「ひどいヤツがいる」からすべてのそこに属する人を認めないのは、少なくともわたし個人の考えとは違います。「ひどいヤツ」がいるかもしれないけど、「しんどい人」がいるからその人を救うことを優先していこうよという考えのほうが、よっぽど人に優しい世の中じゃないかと思うのですが…。

基準を「否定」におくのか「肯定」におくのか。そのことで、社会のありかたはずいぶんと変わると思うんだけどなぁ。

トランスの諸相

淡々と仕事をこなして、定時に終了。それにしても、メチャ眠いです。
その後、某所にて待ちあわせ。
前に、ウチの学校の生徒から「A高校の子が先生に話しあるって言ってたで」というA高校の子と会いました。で、いろいろ話をしながら考えたこと。
よくトランスの子にとって「いやなこと」の筆頭に、よく制服があげられます。でも、友だちの埋没系完パスFTMとか「学生時代、女の制服来てたよ」って平気な顔で言います。そりゃそうだわ。制服を変えることそのものがカムアウトだし、埋没しようとしたら、そこから考えないといけないものね。もっと言えば、「男性/女性」という確信があれば、「服なんてどうでもいい」ということもあるかもしれない。
昔はよかったというつもりはないけど、なんか、変に理解のある今ってどうよという気がしないわけでもない。
てことで、がんばれ!*1

*1:って、なにがや(笑)?

合宿やしなぁ…

この交流会、当然雑魚寝です。で、わたしはいつのころからか女性部屋で寝るようになりました。5〜6年前まではいろいろあったけど、最近では女性教員が「いつきさんはここね」と言ってくれるようになったんですよね。
で、生徒に「わたしがこっちの部屋で寝ることについて、最初どう思った?今はどう思う?」みたいな話をちょこっと聞いてみたのですが、みんなあっけらかんと「あ、そうなんやと思った」みたいな返事ばかりでした。
まぁそんなもんなんでしょうね。

他愛ない会話

朝起きると…。ダメです。どないしよう…。
なんしか、コーヒーを淹れる準備はしたもののダウン。パートナーに「頼むわ…」と力無くお願いをして、横になりました。飲み過ぎの翌日は、いつも反省します。
それでも、7時頃にはなんとか復活。なんとか出勤。
1時間目。「月曜日の朝はしんどいなぁ」とぼやきながら授業。
2時間目。会議に出席。どうなるかと思ったけど、無事終了。ホッとした。
3時間目。「月曜日の朝はしんどいなぁ」とぼやきながら授業。
てか、授業の方が楽やんか…。
と、金曜日の遠足の話をしてきた生徒が一人。
「先生な、一緒に写真とったやん。普通に女の子に見えたで」
「そらそや、女の子やもん」
「でも、「子」とちゃうやろ」
「ええねん、気分は「子」やねん」
「そやな、クラス写真も「女の人」に見えるしな」
4時間目。ビデオの編集。うまくいかない…。
5時間目。ビデオの編集。うまくいかない…。
6時間目。ビデオの編集。お?いけるかな?
放課後。ダルダルです。

それにしても、他愛ない会話が癒してくれますわ(笑)。

ピクニック

朝起きて外を見ると…。晴れ!
なんか気持ちがいいです。で、ここ数日悩んでいたことに終止符を打ちました。「今日はピクニックだ」
てことで、新大阪に向かいます。今日は、「トランスジェンダー生徒交流会」の「春の例会」です。
途中、お弁当にする材料を買い込んで、お弁当づくりから。
ナムル・ひじき・根菜の炊きあわせ・棒々鶏・鶏の照り焼き・小松菜のたいたん(卵とじ)・おにぎりをみんなでワイワイ言いながらつくります。できあがったところで、会場の向かい側にある「日之出公園」へ。ブルーシートを敷いてピクニックの開始です。
道行く人が「おぉ〜」みたいな感じで見ていきます。思わず「どうぞ!一緒に食べません?」と誘いかけてしまいます。
子どもたちはお弁当をつつきながら、「今後の交流会のあり方について」真剣に話をしはじめます。で、わたしは…。真剣に飲んだくれはじめます(笑)。まぁ、交流会なんてぇのは、そんな感じでちょうどいいんだと思います。
で、子どもたちの話しあいも一段落ついたところで、片づけ開始。
それにしても、日焼け対策しなかったのはまずいよなぁ…。

けっこう使えるやん

今日は雨。
てことは、通勤途中はカッパを着ています。
問題は、職場のどこにカッパを置くか。自分の部屋まで着ていくのは、ずぶぬれの状態だとあんまりです。しかも、部屋のあちこちにカッパだのグローブだのビニール袋だのを置かなくちゃならなくなるので、やっぱりイマイチです。
で、ふと気づきました。ロッカーがあるやん!
実は、この4月、わたしのロッカーが新規購入してもらえたと。で、それが1階の女性休養室に置いてある。で、他の人のロッカーはない。と。
てことで、女性休養室に干しておきました。
これは使える。てか、便利!

玖伊屋の朝

まぁ、いつもと変わらない朝です。
ちょっと喉が渇いてお腹が減ったので、冷蔵庫をあさってみつけた缶チューハイを呑みました。
が、これがあかんかったみたいです。
あとはしんどいのなんのって(笑)。
それにしても、玖伊屋の話題も変わったなぁ…。どこそこの病院がどうとか、ホルモンの量がどうとか。そんなんどーでもええやんと、実は思っているのですが…。きちんと体調管理ができれば、ホルモンなんて自分でやりゃぁいい。ましてや、手術なんて今の日本では絶望的ですからねぇ。
ちなみに、わたしの体調管理の方法は、「ビールの本数+うまさ」が基準です(笑)。ちなみに、今は一日1錠ですが、あまりにもお酒の量が多くなりすぎて、かえって体調が悪いです*1。もう少しホルモンを増やしてお酒の量が少なくなるように調整した方が、最終的にQOLが高くなるのではないかと思っています(笑)。
てな話をダラダラとして、片づけへ。10時も過ぎたあたりで、ようやくテンションのどん底から復活気味になりました。
あとは、KちゅかるさんとかM澄さんとかと一緒に七条→五条→四条→三条とお散歩。さまざまに変わる風景がおもしろいです。で、おたふくへ。
このころには、空腹と疲れとモーニングチューハイの酔いでダメダメになっています。
おたふくにはいると、寝ているヤツがいます。id:mogi-chanでした(笑)。どうも夜勤明けにここでビールを飲む生活が定着しつつあるみたいです。完全なオヤジです。
で、わたしはというと、ビール→バクダン→焼酎のお湯割りとすすんでいきました。ダメだな、こりゃ。
家に帰ったら、倒れていました。

*1:単なる二日酔い(笑)

で、玖伊屋

雨…。
でも、仕込みはしなくちゃなりません。ちょっと早めに京都駅近くのお肉屋さんへ。カスを仕入れるためです。のれんは閉まってあるものの、お店の方はおられます。よかった…。「カスありますか?」と聞くと「あるのはあるで」とのこと。「でも高いで」
なんでも、6年前の倍になったとか。しかもなかなか手に入らない。ここの店は更池で仕入れているみたいですが、先代からのつきあいがあるからなんとかなっているとのことです。結局、100gが800円のカスを1500円分仕入れて京都駅へ。
駅で参加者の方と落ちあって、会場へ。
電気をつけたりなんだかんだとやっていると、Kちゅかるさん登場。一緒に行った人とお二人に留守番を頼んで買い物へ。
今日のメニューは、「鯛めし」「カスと大根のたいたん」「水菜とカスのたいたん」「炊きあわせ」「棒々鶏」あたりで攻めようか、と。それにしても、なんの脈絡もないのが気になりますが…。
なんだか気分がローテンションなもので、とてもじゃないけど「黙々と」つくる気にもなれません。てことで、ヘルプを頼んでいたY子ちゃんがここで登場。助かった〜。
あとはふたりで*1切ったりはったりしながらぐいぐい調理を進めていきます。やっぱ、目と目で次何をするかが伝わる相手だと楽だわ。
10時頃に*2パワーが切れて、あとはダラダラごはんを食べながらくだを巻いて、気がついたら布団を引きずり出してくるまっていました。
にしても、誰ともまともにしゃべってない気がする。やばいなぁ…。

*1:Kちゅかるさんも手伝ってくれましたm(_ _)m

*2:たぶん

まぁええけどな

今年のわたしの掃除監督の場所は「トイレ」。また微妙です。
てか、生徒のトイレって、両方ともそれなりの汚れ方をします。だって、1日に延べ人数数百人が使うわけですから。もちろん、汚れない使い方をしてくれたらそれはそれでいいのですが、そういうヤツばかりじゃないのがつらいところです。
あと、女子トイレの方は、これまた「突然やってくること」があったりして、こういう時は、しゃーないと言えばしゃーない。まぁ、本当は自分で処理をしなくちゃいけないことなんだけどね。

で、今日の掃除の一コマ。
「先生!終わった」
「ん、便器とかまわりの床とか汚れてへんかった?」
「場外やろ?汚れてへんかった」
「ほかにもあるやん。「突然きたやつ」の跡とか」
「キャハハ〜。なかった。ところで、先生もあるの?」
「そんなもん、干上がっ…。ちゃう(笑)。うるさいわい!」
「キャハハハハ」
そういうのが日常会話ですわ。

しかし、あそこは
「ねーよ、んなもん。うらやましーだろ(笑)」
と返すべきでした。修行が足りませんでした。