「にじまい」との交流会

本来は28日の夜から沖縄に行く予定でした。てか、「大量出血」の時は「来週だったら大丈夫だろう」と思っていたので行くつもりをしていました。が、さすがに「転院」した時点で「これは無理やな」と思ってキャンセルしちゃいました。
で、今回沖縄に行く目的はふたつありました。ひとつはもちろんR球大@N入さんプロデュースで、もうひとつが「にじまい」というサークルとの交流会でした。これはこれでとても楽しみにしていました。が、今回どうしても無理ということで、急遽プログラムを変更して、skypeで交流をするということになりました。
19時半頃、skypeがつながりました。
そこから、映画「coming out story」のことからはじまり、カミングアウトにまつわるさまざまなことを話しあいました。
ひとことで「カミングアウト」と言っても、対象が親なのか、友だちなのか、会社なのか、それとも社会全般なのかによって、位置づけが変わったり、はたまた変わらなかったりします。その「相違点」をあげていくのは簡単なんですが、「共通点」をあげるのは案外難しいです。その難しさは、同じ「カミングアウト」であっても、「トランスのカミングアウト」「レズビアン/ゲイのカミングアウト」「部落出身のカミングアウト」にも同様にあります。それらの「相違点」をあげるのはあげるのは簡単だけど、「共通点」をあげるのは難しい。
さいわい、「にじまい」にはいろんな人が集まっておられます。だからこそ「相違点」を出しあいながら「共通点」を探ることができる。そんな論議ができたかな。
約1時間半、濃密な時間が過ごせました。
でも、来年は「生身の交流」がしたいな…。

トラブル

さてと。帰りましょう。
車で近くの魚屋に寄り、土産を買いついでにトイレに行った時、突然ボタボタと血が落ちました。あれ?傷口が開いた?
あとはえらい出血です。
そこにたまたま通りかかったRぽたんたち。いろいろ世話になりました。
やがて他の人に車を運転してもらいながら帰りはじめたのですが、出血は止まりません。しかたない。救急車だな。
救急車を待つ間、ひょいと股間を見ると、血の海です。これはやばい、貧血です。
てことで、キャンプの次は病院泊まりです。
みんな、心配そうに駆けつけてくれました。それどころか、パートナーばかりか、連絡が入ったためか、遠方からYさんまで来てくれました。
ほんとにめんぼくない。ちょい無茶しすぎたな。

Rぽたん、すごい!

朝、確実な二日酔いです(笑)。
ま、いいです。
子どもたちがやはり海に行くというので、大人たちはつきそいです。いやぁ、今日もよく遊んでいます。結局、昼前まで延々と海遊びです。
まぁでも、わかります。
ふだん、水着で遊べない。もしも水着を着られたとしても、やはりそこに遠慮とか躊躇とか、あるいはまわりとの摩擦がある。それが、ここではない。だからこそ、もしかしたらひと夏分の海遊びをしてるのかな。
海から帰ってきて昼ごはん。と、Rぽたんがツツツとやってきて、参加者のうちのひとりが抱えているしんどさを教えてくれました。
「実はな、あの子がどうしたいかわからんねん」
いや、わかってるんです。でも、その子、ものすごくいい子なんです。だから、親に面倒をかけまい。ガッコに面倒をかけまいって、我慢しちゃうんです。でもね。トランスはそれではできない。どこかで主張しなくちゃ、トランスはできないんです。だから、やりたいことを、その子が自分自身の言葉で伝えてくれないとアカンのです。「ものわかりのいい、ええ子」ではアカンのです。
Kうさんと「どうしたものかなぁ」とぼやいていると…。
やがて、Rぽたんがなにやらはじめました。お!メイクか。なるほど、最後にみんなで記念写真を撮ろうって、これのことか。さらに、自分が持ってきたスカートを貸します。うわ!似合ってる。すらりとした足と高い腰が、すごくスタイリッシュです。みんな歓声をあげました。そして、その子のうれしそうな顔。
記念写真を撮るときは、先輩のお姉さんたちが「撮られ方」の指南をします。照れながらも出てくる笑顔のかわいいこと。
そしてとうとう「この服で帰りたい」と主張をしてくれました。やった!
これが必要だったんです。
もう、あまりにもうれしくて、思わず涙が出ちゃいました。
そんなふうにして、初の試みのキャンプも終了。
来年もやろう。もっとたくさんでやろう。

初の試み・トランスジェンダー生徒交流会夏のキャンプ

朝、一本のメールで目が覚めました。
「山陰線、動いてないけどどうしましょう」
え?台風は過ぎたんと違うん?
どうやら、山陰線だけじゃなく、JRはほとんど壊滅状態らしいです。今日は舞鶴なのに、どうする?
とにかく、各地と連絡をとりあって、出席確認と交通機関の確認をして、なんとかやれそうな感じになってきました。
てことで、三々五々参加者をピックアップしながら、キャンプの場所に向かいます。
到着したら、KうさんとO田さんは働きはじめます。えらいなぁ。わたしはもちろんビールです。
そうこうするうちに、子どもたちは海に行きたいといいはじめました。そりゃそうでしょう。てことで、今回は記録係をやるつもりのわたしは一緒に海へ。
いやぁ、みんなよく遊びます。延々と海で遊んでます。大人は頭の数を数えながら、ダラダラと話。親は親でいろんな悩みを抱えているんですよね。いくら「保護者はサポート外」とはいえ、やっぱり放ってはおけないので、子どもたちの姿を見ながら、フンフンと話を聞きます。
で、夕方になったので、合宿場所へ。
子どもたちはシャワーを浴びて、テントに潜り込んでなにやらみんなでキャーキャー遊んでます。
そうこうするうちに、焼肉のはじまりです。とりあえず、子どもたちが遊んでるスキに、大人はサクッと肉を食べます。やかて大人が肉を食べてるのに気づいた子どもたちが肉をぱくつきはじめました。
あとは、飲めや食べろや、そうこうするうちに花火もあって、いやぁ、楽しいキャンプの夜です。

一週間後検診

午前の授業をサックリと終えて、またまた名古屋へ。今日は一週間後検診です。とは言え、基本的にはすべての管は抜いているので、ほんとに「その後」を見るためです。でも、不安です。なにせ、前回よりははるかに無茶をしているので、たぶんろくなことがないだろうな。てか、禁酒期間が伸びたらどうしよう。それが一番心配です。
正直、「日曜日まで」「月曜の夕方からは」だけを心の支えに生きてきたこの一週間です。

待合室に着いたら誰もいない。よし、これは寝られます(笑)。とりあえず寝転んで、少しでも「はれ」がおさまりますようにと祈ります。
まずは問診。
「尿は出ますか?」
「出ますよ」
「あー、水分多めにとってるから」
「あ…。水分、あんまりとってない。ビール呑めないから」
「(笑)」
みたいな。で、終わってから
「じゃ、待合室へ」
と言われましたが、あまりにも眠いので、そこのベッドで寝させてもらいました。寝るぞ^^;;。
で、検診室へ。と、先週、すんごい世話になった方が
「いつきさーん!」
と元気なテンションで来られました。うれしいなぁo(^^)o
やがて検診開始。ふむ、心配されたところも大丈夫だったみたいです…。って、心配されたところがあったんだ(笑)。ま、タバコを吸わないわたしが「心配されたところ」があったとてどうこうできないわけですが、それでもそんなのがあったとはなぁ…。ま、ええか。なんしか、あれだけ無茶をした先週でこの結果なら、よしとしましょうか…。
最後に
「あの、ビールを…」
「大丈夫です!呑みましょう!」
んー、そのテンション、高すぎ(笑)。でも、おふろとビールの解禁はとてもうれしいo(^^)o

日常へ

朝起きて、さてどうするか。別室に移るか、先に朝ごはんが。思案のしどころだけど、常に「攻め」で行くためには、まずは移動ですな。
よろよろ起きあがって移動開始。ちょいとブラックアウトしかかったけど、無事移動終了。そのあと朝ごはん。豪華ー*1

おいしくいただいて、しばし休憩。
で、ガンガン管を抜きまくってお外へ。
今回はA久○さんは来ないけど、これまたひとりで帰ろうかと。
新幹線→地下鉄と乗り継いで、子どもが迎えに来てくれて、無事おうちへ。
家に帰ってメールを見たら、山のように来てます。まいったな(;_;)。

あ!今日は七夕かぁ(^^)。

*1:当方経験比

で、Yデー

朝ごはんは5時半まで。しっかり食べておきましょう。水分は7時半まで、あまり飲めんな(笑)。
今日は「のぞみ」に乗りました。
で、名古屋で降りて、決戦の時です。
今回はハンコは前についたのでOK。クレカが使えるので楽かな。
服を着替えてマスクをしたらすぐに寝ちゃいました。
昼過ぎに目が覚めて、あとは時間つぶしに本など読んで…。
今回はUさんはいないけど、ひとりにはしないお店なので、退屈もしないし。
夜からは一本管を抜いて、よかったよかった(^^)。

トランスジェンダー生徒交流会・春の例会

今日はトランスジェンダー生徒交流会・春の例会です。この間、いろんなところから問い合わせがあったので、初参加の人がけっこう来るのかな。楽しみです。
今回のメニューは、小麦粉祭。
炒りカスの焼きそば(K野さんプロデュース)と、お好みのお好み(各自小さいのを焼く)。あとは水でもどした乾燥パスタでつくるミートソースパスタとイカの塩辛パスタ。みんなで野菜を切った貼ったして、ワイワイつくります。
はじめての子どもも緊張するだろうけど、はじめての親御さんも緊張されるわけです。そんな人の緊張をほぐすのは、やはり酒飲みの仕事らしい。あちこちで緊張がほぐれてる姿が見られます。
みんなでワイワイ食べたあとは、公園に行って鬼ごっこ→はじめの一歩。まぁ、わたしは呼びに行っただけですけどね。
そのあとは話し合い。やはり、トランス男性とトランス女性では年齢層も抱えている課題もかなり違うので、本来は互いにシェアしたほうがいいんだろうけど、今回はやめておきましょう。
大学生のお姉さんが「女子会こっちー」とか手をあげてます。ええなぁ(^^)。
最後は夏のキャンプのインフォメーション*1をして、今回の交流会も終了。
にしても、わたし、途中で寝てたな…。ま、寝不足ってことで勘弁を^^;;

*1:興味のある人は連絡ください。って、いないかあせ

まんまるの会

それにしても、6月は過酷です。
考えてみると、5月の最終土日は「卒業生の会&京都・在日外国人生徒交流会」で、翌週が「玖伊屋」。間に「まんまるの会」をはさんで次の週が「トランスジェンダー生徒交流会」で、その次の週が「全国在日外国人生徒交流会事前合宿」。なんか、かなり終わってる気がします。
でも、ま、毎年のことなので気にしないことにします。

てことで、昼から受診。
診察室に入ってなにを話そうかと思ったけど
「キャンプの打ち合わせ、せにゃなりませんね」
でした。まぁこれ、一番の懸案事項ですから。
基本的にトランスなんて自分でやればいいんだけど、交流会はひとりではできません。やはり相談しながらやっていくしかない。なのでしかたないです
それにしても、O田さん、かなり疲れてるみたいです。あっという間に次回予約のボタンを押されました(笑)。
ま、そりゃそうだわな。あとでまた相談できるし。

で、まんまるの会へ。
今日は少し小ぢんまり。でも、いつものメンバーも来るし、新しい参加者も来るし。今日の話し合いのお題は
「そもそも、なにしにここに来た?」
です。
たぶん今までもこの話題で話し合ったことはあるんだろうけど、あらためてこれを出すと、みんなから笑いが起こりました(笑)。で、「少し長くなるけど」ってはじめる人が多数いたり。それってすごいことだなって思います。そしてみんなの語りがおもしろい。ほんとにそれぞれなんですね。中には「ホルモン!手術!って思って来たけど、最近あまり思わなくなってきた」とか。
なんか、遠くにあると「ほしい!」って思うけど、近くになると「ま、もうしばらくいいか」ってなれる。
たぶん、ホルモンにしろ手術にしろ、もっとアプローチしやすくして、しかもその上で「付加価値」をつけないことが大切なのかな。そしたら、ほんとに必要な人が必要な時にできるようになる。

ひと通り話し合いが終わったら、あとはみんなでワイワイ。意外な人が説教オヤジ状態になったり、「いや、この話が聞きたかったんです」と謙虚な人がいたり。
気がつくと10時ですよ。帰らなきゃ…。

玖伊屋明け

8時くらいに目が覚めたのですが、身体中ゴキゴキです。そうか、畳の上で寝てたか(;_;)。
それでものそのそ起き出して、味噌汁とサラダとスクランブルエッグをつくったり。Aっちゃんが焼いてくれたパンがあるので、おいしくいただきました。
で、片づけのあとおたふくへ。
いつもと同じゆるやかな時間が過ぎていきます。なんでここの時間はこんにゆるやかで穏やかなんだろう。
で、6時くらいまで呑んで、今回の玖伊屋も終了。
さてと。家に帰ってビール呑んで寝よう。