今日は午後から京都府西部の街でお座敷です。主催者の方、よくこんな日に設定されるなと。でも、考えてみたら、数年前にもクリスマスイブの日に設定された方がおられたので、昼間は関係ないってことですね。
にしても、お座敷、久しぶりです。もしかしたら内容を忘れてるかも…。てか、喉も痛いし(;_;)。
それでもとにかく全力でやるのみです。
会場は40人くらい。ちょうどいい感じです。聞かれる方は市職員の方と市民の方。なかにひとり古ーい知り合いがおられるのが、少しプレッシャーです(笑)。
でも、話がはじまって、すぐに空気が和らいだ感じが伝わってきました。まぁ、大笑いはないものの、あちこちで笑ってくださる姿を見てホッとひと安心。にしても、体調が悪いのがまずいです。まぁ、自己管理をしてないのがアカンのか。2時間弱話をして、最後立ってられなかったのは久しぶりです。ちょっと自己管理しなくちゃな。
カテゴリー: 高座
「今、歌い語る、水平社宣言の精神」
今日はツラッティ千本主催のイベント「今、歌い語る、水平社宣言の精神」てやつです。歌うのは歌う浪速の巨人・趙博さん、語るのは水平社博物館学芸員の駒井忠之さん。で、わたしにはなにをせいと^^;;。
とりあえず、早めに会場に行って、ネタを仕込むことにしましょう。で、喫茶コーナーでパソコン開いてカチャカチャやってると、声をかけられました。うわぁ、後藤直さんだわ。
ご「組合の結成の時以来ですね」
い「もう20年近いですか…」
みたいな。そのうち趙博さんの登場です。相変わらずの存在感です。そのうち駒井さんも登場。シュッとしてはります。んー、ますます立場がない^^;;。ま、とりあえず、ネタは仕込んだので、これでウケがとれなければダメということです。
打ち合わせに行く途中、バギやんさんと少し話。
バ「はじめてお会いしますよね」
い「いやぁ、わたしは一方的に存じていますが…。はじめて歌を聞いたのは、大阪市大で久美ちゃんが話をした時で」
バ「じゃ、10年以上前ですね」
あの頃…。まだ脱毛もしてなかったよなぁ(笑)。
昼ごはんの時に堀家さんとごあいさつ。一度、お会いしたいと思っていたんですよね。というか、講演依頼をしようと思ったことがあるのでとてもラッキーでした。
で、イベント開始。司会の古川豪さん、完全にライブの司会になってます。まぁ、血が騒ぐのでしょう(笑)。
で、バギやんの歌がスタート。いきなり「インター」からですか^^;;。続いて「橋」。そして「核かく死か慈か」と続いていきます。「グーチョキパーの歌」をはさんで「ヨイトマケ」へと。そして「百年節」でライブ終了です。
さてと、出番です。
まずは駒井さんから基調講演が20分。続いてわたしです。わたしに与えられたセッションは2回。それぞれ10分。前半のセッションで仕込んだネタでウケをとる&東郷健ネタであえての局所的なツボにもっていく。ここで、いったん水平社宣言を落としておいての、後半のセッションで水平社宣言に絡めた話をするという、わたしにしては珍しく「組み立て」なんぞをしてみました。
ま、それはそれでうまくはいった気がするのですが…。バギやん、すごいわ。迫力です。「歌う浪速の巨人」であると同時に「闘う浪速の巨人」です。このあたり、光敏さんと似たところがあります。で、売られた挑発をきちんと受けとめる山内政夫さんなんかもおられて、相当に濃いぃシンポも終了です。
つ、疲れた^^;;。
でも、楽しかった(^^)。
伸びる
今日は岡山でお座敷です。組合の中国地区の女性部の学習会だとか。
少し早めに着いたので、しばらくマクラを考えながらウロウロ。まぁ、いつものマクラでいきますか…。
会場には10年来の友だちがいたりして、ちょっとうれしくもちょっと緊張です。そうそう。そもそも今日のお座敷は前に岡山に寄せてもらった時に決まったので、すでに聞いている人もおられるわけです。もう、かなりネタバレはしてるんだろうなと思ったりもするわけです。
でもま、いつも通り、「小さな大切」です。
それにしても、女性部のみなさんは反応が優しいです。一緒に話をつくりあげていく感があります。なので、ついついしょーもない話を放り込んでしまうので、話が伸びます。でも、会場が会場なので、たぶんそれほど厳しくないのかな。時間的にも余裕を持ってプログラミングされているみたいで、主催の方は「オッケーオッケー」と笑顔で延長を許してくださいます。
そんなこんなで、少し時間を延長して終了です。
ふぅ
疲れたけど、心地よく出し切ったなぁ(^^)。
無謀な企て(4・5)・徳島合宿(3日目)
- 朝の部(4)
朝、7時半にホテルをスタート。向かうのは三好市です。
いや、夏前に
「徳島の三好市に来て」
という電話が来たので
「ちょうど徳島に行ってますからいいですよ」
と答えたのですが、電話を切って地図を見たらひっくり返りました。高松よりも遠いやん(笑)。
かつて
「益田市に来て」
って言われて
「米子の向こうか」
と思って地図を見たら
「山口の北じゃん」
とひっくり返って以来です。ま、地図を知らないというだけのことなんですけどね。
てことで会場に到着。9時半スタートなので、余裕を持って9時前に到着したのですが、実は9時50分スタートだったという(笑)。ま、間に合ったからいいんです。
しばらくあたりを散歩してコンセントレーションを整えて、さてと、お座敷スタートです。
会場は満席です。しかもみなさん仲がよさそう。とてもいい町なんだなっていうのが伝わってきます。てことは、いい火種を放り込めばちゃんと燃えてくださるってことですね。よしがんばろう。
話はじめると、少しテンションが高すぎる気もしますが、考えてみると寝不足に勝つにはこれくらいのテンションでちょうどいいくらいです(笑)。みなさんもどうやらついてきてくださっているみたいなので、このまま突っ走りましょう(笑)。
途中、少し足元がふらつくことはあったものの、無事1時間40分、走り切りました。聞いてくださったみなさんも、なんか、一緒に走ってくださった感じで、すごく話しやすかったですねぇ。
- 夕方の部(5)
で、そのまま車に乗って、一路大津へ。途中渋滞もなく、無事到着。今日の夕方は加配教員の人たちに話をしなくちゃなりません。
到着したらComing Out Storyの上映中です。てか、研修で使うんだ^^;;。上映終了後、班別協議の時間です。話を聞いていると、なんか、主張をお持ちの教員もおられて、これは手強いなと。もっとも、中には友だちもいるし、わたしに声をかけてくださった方も、元は高校の教員なんで、その人たちの顔を見ながら話をすれば大丈夫でしょう。
てことで、お座敷スタートです。本来1時間半かかる話を1時間に縮めなきゃならんので、けっこう大変です。飛ばすべきところは触れない。でも、人権の専門家相手ですから補足しなきゃならんところはあるわけです。ところどころで友だちが大きくうなずいてくれています。てことは、その友だちのツボにはまってるわけです。てことは、内容的にはトンガッてるわけです(笑)。ま、いいでしょう。てことで、今考えている最先端のあたりまで話をして終了です。
ふぅ、フルパワーを使った…。でも、友だちや呼んでくださった方からの暖かかったり暑かったりする声掛けや、交流会に来ている子の出身校?の教員の方からの声掛けをもらったりして、元気をもらえました。
無謀な企て(1・2・3)・徳島合宿(2日目)
朝起きたら快晴です。秋のキャンプ場の朝はとても気持ちいい。オープンテラスで玉子かけご飯をかっこみます。
で、いよいよ、本来の用事をしにスタート。
今日はとある高校で、朝・昼・夜と3回お座敷があります。
- 朝の部(1)
まずは朝の部。某高校の昼間定時制の生徒さんたちに話です。
生徒さん相手に話をするのは、実は大人相手よりもはるかにパワーが必要です。なぜなら、ほんとに反応が正直なんです。おもしろくなかったり興味が持てなかったりしたら、はっきりと態度でわかります。逆に興味を持ってくれたら、それもまた態度でわかります。で、真ん中はない。
さて、今日の生徒さんは関心を持ってくれるかな?
話はじめると、たしかに私語をしている生徒さんもいますけど、寝ている生徒さんもいますけど、ガッツリこちらを見つめてくれている生徒さんがいます。後ろの方の生徒さんもこちらを見てくれています。意識がこちらに向いているのが伝わってきます。夢中でしゃべること1時間。なんとか終わりました。
終わってからの生徒さんの謝辞がすごかった。あんなに的確に内容を把握し、自分に引きつけて話を聞き、それを簡潔にまとめた謝辞は、たぶん今までほとんど聞いたことがありません。その謝辞に心を揺さぶられながら、午前の部は終了です。
- 午後の部(2)
お昼の時間は各課程の人権担当の教員の方々と昼ごはんを食べながら懇談。で、1時間ほどのインターバル。「マニュアル化」を巡って、激しいやりとりの応酬がありました。
で、午後の部開始です。
午後の部は3課程合同の教職員研修です。
教職員研修は、ある意味楽です。てか、一番慣れていますからね。ここは新ネタでこなします。ちゃんとウケてくださる方もおられて、ホッと一息です。
- 夜の部(3)
ここでK原さんとK淵さんが登場。さらに他校の生徒さんもおふたり登場。なんかもう^^;;。で、夜間定時制の生徒さん対象のお座敷開始です。
実は、今回最もハードルを感じていたのはここでした。おそらくはみなさん、いろんな経験をしている。そんな経験から考えていることと、わたしがわたしの経験の中で考えることは、ある種イーブンです。いや、わたしよりも生徒さんのほうが豊富な経験や思考をしている可能性すらあります。そこでわたしの話が通用するのか?
フタを開けてみると、3回のうち一番すごかったのが、夜の部でした。最前列で腕組みしながら半眼で聞いている大人びた生徒さん。身体を乗り出して、片時も見逃すまいと話を聞いてくれる生徒さん。眠気と闘いながら、時に寝ながらも、それでも起きて再び聞いてくれる生徒さん。ある箇所でいきなりジブンゴトになったらしく隣の生徒と話はじめる生徒さん。そして、わざわざ他校から聞きに来てくれたり、仕事を終えて駆けつけてきたり。そんな生徒さんに支えられて、少しずつ「話せるかな?」と思える場所が広がっていきます。
話の途中で、たまりかねたのか、質問が口をついて出てくることもあったり。なので、終わってから「質問ありますか?」ってやったら、これまた質問が出てくる出てくる。どころか、意見も出てくる。終わってから握手を求めてきたり、話に来てくれたりする生徒さん。
ほんとに「聞いてくださってありがとう」と、心の底から思えるひとときでした。
外に出ると、皆既月食。月も味方をしてくれたかな?
S vs Oの町で
夕方、大阪府南部の町へ移動。途中、ふと気になって、Tーマスに
「喜志って、藤井寺の先か?」
とメールすると
「先ですよ」
とのお答え。そうかぁ、かなり遠くまで来てるんやなぁ…(笑)。
さてと。今日のお座敷は2大勢力の抗争地です。ひとつはしみず。もうひとつはおおにしです。ふんわりさっくりの「しみず」に対して、どっしりとした「おおにし」。好みのわかれるところではありますが、わたしは断然「しみず派」です。
てことで、この話をマクラにすることに決定。
さて、ネタをふると、いきなり
「わたしもしみず派です!」
と挙手される方がおられます。なんと、わたしに「しみず」を教えてくださったY口さんのおつれあいだとか。いやぁ、お会いできてうれしかった!思わず握手してしまいました^^;;。
となると、あとはええ調子です。
どうやら、みなさん、真面目な話を聞きに来たと勘違いされておられるみたいで、とまどい感が満載ですが、まぁ、そこはそれ、ちゃんと笑ってくださる方もおられて、ギッチギチの1時間半終了です。
話し終わってから、みなさんがコミュニケーションカードを書いておられる最中、事務局の人となんとなく対談をしたりして、そうこうするうちにいろんな人が集まってこられて、気がつくと「宴会やろう」という話になっています。え、えらいこっちゃo(^^)o。
最後の一撃・死のロード(10/11、11/11)
朝、めっちゃ身体がしんどいです。でも、動かなきゃならんものは動かなきゃなりません。
とりあえず動きはじめて、お友だちのMきさんの車に乗せてもらってモーニングに行こうということになりました。で、向かったのが「高虎ドック」なるお店。
なんか、すごくおしゃれなお店です。さてと、と、メニューを見たら…。それだけでお腹がいっぱいになりました^^;;。でも、食べないと身体が持ちません。とりあえずコーヒーとドックを注文。
時間がないので車の中でモグモグ。おいしい!けど、多い^^;;。
で、最寄りの駅に到着したら、黒塗りの車が待ってました(笑)。向かったのは三重県庁。なんか、県庁職員の方の全員研修らしいです。控室で担当部署の人々とあいさつ。と、遅れて入ってこられた最後の担当の方が松村智広さん。笑いのお師匠さんです。ひっくり返りました^^;;。で、会場に入ると、またまた知りあい。メッチャやりにくいですやん。
さてと。いよいよ職員研修のスタートです。どんな雰囲気になるだろう…。と、メッチャなごやかです。すごい柔らかい。なんか、吸い込まれそうにいい空気が漂っています。みなさん、ニコニコ笑顔で聞いてくださいます。これはすごい!職員研修って、まぁ、強制参加です。忙しい仕事をペンディングして参加されるわけですから、「いやいや参加」っていう人がいてもおかしくないわけですが、そんな雰囲気がまったくありません。
なんか、調子に乗って話をしていたのですが、1時間ほど経過したところで、いきなりパワー切れ。意識が遠のきかけました。ヤバ!なんとかリカバリーしたものの、ほんとに冷や汗かきました。
で、昼休み。全員研修なので、午前午後のダブルヘッダーです。とにかくお昼のお弁当をいただいて、ひたすら休憩です。身体を横にすると、かなり楽です。
よし、充電も完了したから、午後の部もがんばろう!
午前があれだけ優しい感じだったから、午後もきっといい感じでしょう。話しはじめると、予想にたがわぬいい感じです。体調もなかなかです。1時間経過をしてもなめらかです。よしよしと思っていたら、終了3分前にいきなり来ました^^;;。まいったなぁ…。
でも、みなさん、終わってからもいろいろ声をかけていただいて、
「うん、小さな大切、伝わったかな(^^)」
という気がしました。
帰りは黒塗りの車じゃなくて、軽のワンボックス。駅まで送ってもらって、高速バスに乗って、無事帰宅。
長い長い死のロード、ようやく終了です。
さて、あしたから出勤だ(笑)。
やはり楽しい!・死のロード(9/11)
湘南の朝は、Hさんの同居人の方の心尽くしの朝ごはんからはじまります。
お米は毎朝食べる前に精米されます。とにかくおいしい!完璧なトラディショナルなジャパニーズモーニングです。
で、しばらくダラダラして、教研集会の会場へ。
いつもの人と「おひさしぶりー」とあいさつをかわして、いよいよ今年の教研がスタートです。
いつもの通り、地道な実践を積み重ねておられます。と同時に、迷いも感じられます。完成された実践ではなく、迷いや試行錯誤、あるいは時として不十分な点もありながらもレポートを出してこられます。そんな勇気…。というか、「やる気」いや、「飾らなさ」がすごいです。だって、通常は「これでどや!」みたいなレポートばかりで、そこから学ぶことはあるのはあるけど、「まぁ、現場がちゃうし」的なことを考えてしまいますからねぇ。それに対して「飾らないレポート」から学ぶことはたくさんあります。そういうのがここで出されて、それに対してみんなが意見を言いあう、こういう場所は貴重だなぁと思います。
で、わたしは、なぜかその場の「共同研究者」(笑)。まぁ、「言いたいことを言ってくれたらいい」という初年の約束通り、毎年好きなことを言わしていただいているので、今年も好き放題^^;;。
で、昼ごはんは女性部の人たちと、わいわい食事。あーでもないこーでもないと、他愛ない話から真剣な話まで。ついでに燃料も補給させていただいて、午後からは一参加者として「諸課題」という謎の分科会に参加。まぁ、なんというか、なんでもありの分科会です。ここがまたおもしろい!去年はじめて参加して、今年もぜひ参加しようと思ってしまいました。で、ここでも部外者のくせしてつい発言。まぁよくしゃべるやつです。
てことで、今年も湘南教組の教研集会、楽しませてもらいました!
なにを話せと^^;;・死のロード(8/11)
奈良の話を終えたら、今日は大阪に移動です。途中、鶴橋安寧を確認して、ついでにまわってるお寿司をつまんで、午後の目的地に向かいます。
午後から話をするのは、すでにトランスの子を受け入れている学校です。いや、そんなん、なにを話すればええねん。
正直、夏前からずっと悩んでいたのですが、話せる内容は限られています。下手に背伸びをするよりも、持ちネタをきちんと話すほうが正直でいいかなと。そんな思いで、新ネタの方を話させてもらうことに決めました。ちょうど昨日更新したこともありますしね。
話はじめたら、みなさん、すごい真剣に話を聞いてくださいます。そうか。考えてみたら、みなさん、切実なんだ。悩んでおられるんだ。それだかの誠実な思いでそこにおられるんだ。そう思うと、熱が入るというものです^^;;。
いつもより少しネタを少なめにして、実際に悩んでおられることを話していただく時間をとってみました。そしたら、ちゃんと返してこられます。
うん。その当事者の子、いい場所にいるなぁ。なんだろ…。学校がまだまだ変わる余地がある。そんな可能性を秘めた学校だなぁと思いました。
しみじみとウケる・死のロード(7/11)
朝、またまた奈良へ。なんで週3回朝から奈良に行っているのかわからないのですが、まぁこの夏はそういう「めぐり」なんでしょう。2時間ばっかかけて、とりあえずとある小学校に到着。
さて、今日はどうなるかな…。
話はじめたのですが、みなさん、奥ゆかしい^^;;。顔は笑っているのですが「笑い声」が返ってきません。つ、つらい…。でも、とにかく続ける以外方法はありません。ネタのツボにはいるたびに笑顔は返ってきます。それをたよりにひたすら話を続けます。ところどころで校長さんが爆笑しています。これはなかなかいいです。なんだかんだで、気がつくと2時間弱話してしまっていました。てことは…。ええ感じやったわけやん。
終わってからも何人かの方が個人的に質問にこられたりして、結果、すんごくしみじみいい感じのお座敷でしたo(^^)o。