第2の故郷にて

朝起きたけど、眠いです。昨日はそんなに遅くはなかったんだけど、やはり眠いです。どうしたものやら。もう、寝そうになりながら授業をしてみたり。まぁでも、進み過ぎないようにしてるから、ちょうどいいかな。
で、支店長にこないだ決意した今後の予定を話しに行きました。実は、昨日の会議で友だちにチラリとその話をしたら「なるほど」と言われたし、夜の会議で隣の支店の副支店長に話をしたら「うちの若いもん行かす」と言ってくれたので、たぶんニーズはあるんです。うちの支店以外ではね(笑)。
で、支店長の答えは「助かる、お金ないし」と。理由は予算かよ(笑)。まぁ、でも京都府南部の若手教員に話をすることができて、もしかすると小・中の教員も来るかもしれないし、前のおべんきょ場所とか大阪の同じようなところにも声をかけて範囲を広げたら、それはそれなりにおもしろくなるかなと。

で、夜は第2の故郷でのお座敷です。
ここにはとてもお世話になった人が何人もおられて、そのうちのおひとりから「保育園でしゃべって」と言われました。マヂか…。てか、ここ、前にも話をしにきたし。さらに
「ご要望の内容は?」
と聞くと
「なんでもええし、人権のこと」
と、とてもフリーな答えが返ってきました。えーと、そのフリーさが一番困るのですが…。で、いろいろ考えて、やはり前にも話をしたミッション1でいこうかなと。
てことで、保育園に到着。えーと、ワークシートは…。ない。あー、ダウンロード方式にしたのがあかんかったんや。てか、第2の故郷のイントラネット、メッチャめんどくさい。メールにリンク埋め込んでもあかんみたいです。なので、「お外」につないでもらって、URL直打ちでダウンロード。
で、お座敷開始です。与えられた時間は1時間半。いけるか?
はじめは眠かったわたしですが、話しはじめるとだんだん目が覚めてきました。そりゃそうです。口を動かすもん。それにしても、みなさんポカンとしておられます。というか、前の人のヒソヒソ話を聞いたら、早口に驚いておられます。まぁ、ここの部分は敢えての早口なんですけどね。
で、いつものしょーもない話をしながら、佳境に突入。ここからは保育士さんが知っておられる世界です。だって、ここ第2の故郷は校区ですからね。ヘタしたら、保育士さんの中には子どもが卒業生とか、ご本人が卒業生とか、いろいろあります。なので、「あるある話」もできます。となると、普段よりも描写が細かくなるというものです。このあたりになると、みなさんガッツリと聞いて下さいます。たぶんこの話を保育士さんに聞かせたかったんでしょうね。
で、今回は「人権」がテーマなので、セクシュアリティにかかわる話はさっくりと切り上げて、1時間35分くらいで終了。ふう、なんとかなったかな。
まぁ、この人たちとは2月にも会うし、またその時はその時というものです。
さて、帰ろう。

お座敷8連発の最終日

朝はいつもの通り出勤です。で、試験の見まわりをしたり。で、午前の最後の仕事は採点です。お昼ごはんの前にどこまで採点しようかなと思っていたら、採点が終わってしまいました。よかったよかった。
で、夕方仕事を終えて移動開始です。今日は車で移動です。向かうは京都府北部の街です。数年前はよく呼んで下さいましたが、ここ2年ほどは声がかからないので、「需要がなくなったんだなぁ」と思っていたのですが、なぜかお声がかかったので「お久しぶりです」と行かせていただくことにしました。
それにしても疲れてます。そりゃそうです。10月になってから準備をはじめて、25日にはじめての試みとしてのシンポジウムをやって、その後東九条マダンを経て、11月中ごろの小さなピークを終えて、しかも感想文を打ちまくって、11月終わりの大きなピークの入り口に立って、これで11月がおしまい。12月になって、いきなりお座敷weekと全同教大会です。よくここまでもったなと、それが不思議です。
で、今日の夜がその最後です。
でもまたまた問題が。2時間のネタを1時間半で話せと。しかも、年齢層が広い。どうするか…。とにかく、ところどころの枝を払いながらも、超高速でやるしかありません(笑)。
てことで、お座敷スタート。はじめのうちはみなさん笑って下さいますが、途中からジャブを打たれ続けるボクサーの顔になってこられます。それでも、ところどころのネタで笑って下さるのがすごいです。で、なんとかかんとか最後までたどりついて、みなさんもわたしもフラフラです。
でも、終わってからご自分の話をしにこられた方がおられたりして、すんごいうれしかったです。
さぁ、でも、明日からは日常だ。安全運転で帰りましょう。

底冷えの体育館→てんこ盛り

今日の午前中は滋賀県の中学3年生対象のお座敷です。そう言えば、月曜日も中学3年生対象でしたっけ。まぁそんなもんです。
会場は広い体育館。ヒーターをつけてくださっていますが、さすがに滋賀県、冷えます。なんでも子どもたちは「防寒着を着てもいい」と言われているそうな。そんなん、いいに決まってますやんか。でも、わたしはなんとなく上着を脱いで、フリース姿になってみたりして。
で、話しはじめました。子どもたちは、はじめはあっけにとられている感じでしたが、少しずつ集中してくれる子が増えてきました。もちろん、集中していない子どももいますが、まぁ1000人近くもいればそんな子がいて当たり前ですよね。
ところが、途中から状況が変わりはじめました。寒い。マジで寒い。子どもたちがガタガタ震えています。もちろん、わたしもガタガタ震えます。でも、与えられた時間、わたしもしゃべらなきゃならないし、子どもたちも聞かなきゃなりません。てか、お互いに「やーめた」って言えればいいのですが、はじまったものは最後までいかなきゃ終わらない。これはつらいです。それでも子どもたちは真剣に聞いてくれます。ほんとに生徒ってえらいなぁ。
てことで、1時間の苦行を終えて、お座敷終了。終わってから前の子らと「寒かったねー」「はいー」みたいな会話をして、体育館を出ました。

で、電車に乗って移動開始。予定より30分前倒しで動いています。てことは、次の目的地に着いてから時間がありますね。
ということで、イオンの中にあるフードコートでラーメンを食べることにしました。2日連続のラーメンです。ラーメンを食べながらも、やらなきゃならないことがあります。試験の解答づくりです。なにせ、今日つくらなければ、明日の採点に間にあいません。でも、ここまで、ほんとうにつくる時間、ありませんでした。
で、ラーメンをすすっては問題を解くをしばらく繰り返しているうちに、あら不思議。解答だけじゃなく、配点もできてしまいました。

で、午後のお座敷はこの間ずっと悩まされていたものです。与えられたタイトルが「近代社会と差別問題」。おおげさです。しかも「話せ」と言われたテーマが次の通りです。

・先生のこれまでの取り組み
セクシュアリティについてのご説明
・カミングアウトできる環境づくり(他者の変容やロールモデルのお話)
ヘイトスピーチ対策法に対する先生のご見解
・部落差別解消推進法に対する先生のご見解
・在日外国人問題も同和問題もSOGIの問題も同じ問題と分かるお話(手紙のお話など)
・先生の今後のご活動など

これは明らかに無理です。てことをfacebookに投げたら、みなさんから温かいメッセージがたくさん返ってきました。ちなみに「なんで引き受けた」というメッセージも多々あったのですが、「頼まれたことは断れない」性格のわたしなので、こんなことは前にもありました。まぁそんなもんです。
それでもとにかくこないだようやくつくったプレゼン、枚数が全部で380枚になりました。てことは、1時間で190枚。1分で3枚ちょっと。まぁ15秒に1枚でいい感じでしょう。
てことで、お座敷スタート。
あとは、怒濤のマシンガントークです。ちなみに、手話通訳の人からのプレッシャーを避けるために、舞台の反対側に立ってみたりして。さらに、要約筆記の人のほうも見ないようにしたりして。
まぁしかし話の中身はあまりにもバラバラです。しかたないです。テーマがバラバラですから。それでも、みなさんニコニコと聞いてくださります。うれしいなぁ。てか、必死でメモをとっておられる人がおられます。それ、待てへんし。
てことで、2時間たったところで
「380枚、しゃべりきりました!」
で画面が黒くなりました。いやぁすごかった。にしても、ほんとうに疲れた…。もうやりたくない…。けど、育て甲斐のあるネタではありますね。

スマホ問題→「聞かない」というメッセージ

朝、身体がメッチャ痛いです。実は、昨日は雨が降って、雨上がりの歩道をキックボードで移動していましたが、向こうからやってくる自転車をよけるべく進路を変更しようとしたら、点字ブロックがあって、それにタイヤをとられて転倒しちゃいました。昨日はあまりにも痛かったので、肋骨やったからと思ったのですが、たぶん筋肉痛ですね。つまり、転倒した時、身体をガードすべく瞬間にすごい力を出したなごりみたいです。でもま、それならいいや。

で、今日の午前は「第二の故郷」での会議です。最寄りの駅まで行って、山の上に行くべく、激痛の身体を動かしてると、見知らぬやさしいおじいさまが「乗ってくか?」と声をかけてくださいました。うれしいなぁo(^^)o。
で、会議は相変わらず言いたい放題です。学力の現状と、学力の向上を阻害する要因と、その背景にあるものについて、あーでもないこーでもないと話しあいます。で、今日は「スマホ問題」が話題にあがりました。
これ、悩ましいですね。もちろん通常使用も悩ましいですが、例えば、「こもってる子」にとっては、いまや世界との窓口だったりします。それをとりあげるか否か。片や「窓口をとりあげてはいけない」という意見もあるだろうし、片や「依存だから、一度とりあげたほうがいい」という意見もあるだろうし。まぁ、わたしは後者なわけです。「依存先を増やす」ほうがリスクは少ないし、その方法を身につける方法を考える。
で、最後の最後に「これからの人権教育をどうしたらいいか」とかいう、メッチャ大きいテーマが宿題になったりして、どうしろと(笑)。

会議が終わって、京都駅まで移動です。電車の乗換に45分くらいあったので、ラーメンでも食べようかとお店に入って注文したら、まさかの30分待ちでした。それでも食べ終わって駅まで走ったら、ギリギリで予定していた電車に乗れました。よかったよかった。

で、午後はお座敷。今日は定時制の部の教職員研修です。なんでも教職員数は20人ぐらいだそうです。てことは、こぢんまりとした研修になりそうですね。もちろん、だからといってなにかが変わるわけではありません。
とりあえず、会場の会議室に入ると、机がすべて横向きです。そういや、かつてうちの学校で先輩が「机の向きを変えるぞ」と横向きのをすべて前向きにしたことを思い出しました。あの時「そのままでもええですやん」というと、メッチャ怒られました。「話をしてくれんだから、その人が話をしやすいようにするのは当たり前のことだ」ということでした。それ以来、わたしは必ず机の向きを変えるようになりました。ま、それはあくまでもわたしの考えだから、どーでもいいんですけどね(^^)。
で、お座敷開始。はじめはみなさん「ふーん」という感じだったんだけど、途中からガッツリ聞きはじめられて、そうなるとわたしも気持ちが乗ってきます。が、おひとり、ずっと下を向いて、内職しているフリをしたり寝てるフリをしたりしておられる方がおられます。気になりますね。だって、わざわざ2時間もかかる研修会に来て、最後までおられて、なおかつそういう態度をとられるということは、「そういう態度をとりたい」という意思のあらわれなんじゃないかと思うのです。その「意志」を知りたいなぁと思うのですが、無理でしょうね。もしかしたら当事者なのかなと思ってみたり…。
でも、他の人はニコニコ聞いてくださっています。で、今日も2時間ガッツリと話をして、無事終了です。

トリプルヘッダー

昨日、ドロドロになるまで疲れたけど、今日は少し朝は時間があります。なので、少しゆっくりして、まずは1発目のお座敷へ。
−母校の系列校にて
まずは母校の系列の中学校の子ら対象のお座敷です。ちなみに与えられた時間は10分。何をしゃべるねん。しかも、聖書の箇所を選べとか言われたし。まぁ、数日前に選びましたとも。ヘブライ人への手紙の第12章の第1節です。

こういうわけで、わたしたちは、このような多くの証人に雲のように囲まれているのであるから、いっさいの重荷と、からみつく罪とをかなぐり捨てて、わたしたちの参加すべき競走を、耐え忍んで走りぬこうではないか。

この場所を選ぶのは父親に助けてもらいました(^^)。ちなみに、そのアドバイスをくれたのはパートナーだったりします。ありがたや…。
会場に入ると、うるさい。ほんまにようしゃべります。まぁ、日常ですからね。で、讃美歌歌って聖書を読んで。ってあきませんやん。すでにそれだけで5分ですやん。なんぼなんでも10分はかかりますよ。てか、10分で終わるかどうかもわからんし。しかも、あとの時間、ケツカッチンやし。
てことで、スライドを使って時計とにらめっこをしながら、自分のライフストーリーを話しました。で、なんとかかんとか10分で終了。
みんな、すごく真剣に聞いてくれました。あとで担当教員の方からのメールで「去年いらだってた子が「今日の話、よかったわ」って言ってくれた」ってあって、すごくうれしかったです。

  • 今のおべんきょ場所へ

で、会場からキックボードで移動開始です。与えられた時間は8分。たぶん間に合うだろうけどね。
で、予定通りの電車に乗って、ホッと一息。あとの勝負は、最寄りの駅から移動です。大阪に着いて、乗換駅まで走って行くと、目の前に電車が。乗れた!で、最寄り駅に着くと、考えていたのよりも10分早く着いていました。
実は、もともとはお座敷開始時刻に到着予定だったので、20分のビデオを流してもらうべく送ってあったのですが、もしかしたら間に合うかも。てことで、またまたキックボードで移動開始です。で、校舎に着いて、エレベーターに乗って、教室に着いたら、開始時間ぴったりです。やった!
てことで、ビデオ上映はなし。最初から話をすることにしました。
今日のネタはミッション3。ここでやるのははじめてです。はたしてHがしさんのおメガネにかなうかどうか…。しかも1時間半しか時間はありません。ま、飛ばすべきところは飛ばして、突っ走りましょう。ネタもマニアックだから若い人にはウケないやろし(;_;)。でも、少し年上の方がおられるのが救いということで…。
案の定、若い人たちにはウケないけど、年上の方にはウケてました。てか、若い人もニコニコしてくれてたから、たぶんそれなりにウケてたのかな。
終わってからHがしさんから「おもしろかった」との感想を聞いてホッとしました。基本的には扱う内容は一緒なんだけど、たぶん切り口が違うんですよね。でも、Hがしさんからずいぶんと教えてもらいながら話を組み立ててきたから、「おもしろかった」って言われるのはうれしいです。

  • 1日の続き

で、学食で昼ごはん。最近の学食はおしゃれらしいけど、わたしが行く学食は昔ながらな感じがします。
その後、H大阪市の副支店長・番頭さん対象の悉皆研修です。こないだもだけど、なんであたしゃこんなことやってるんだろ。もっとちゃんとした人がいるだろうに。でもま、与えられた機会だし、話の中身がイマイチだったら、もう呼ばれなくなるだけのことなので、いつもの通りヘラヘラやりましょう。
で、ヘラヘラやってたら、前回と違って、なにやら時間に余裕があります。なんでだろ。話の中身は変えてないどころか、多くなってるくらいなのに、時間に余裕があるということは、ここまでがよほどのペースだということなのかな。でもまぁ、それなら動画を見せることもできますね。
てことで、ほぼフルバージョンを走りきって、ちょうど2時間です。
にしても、聞いておられた方、たいへんやったやろうな…。

ということで、本日のトリプルヘッダーも無事終了。

なんでこんなところに…

今日は午前中にガッツリと仕事。なにせ、ここでやらないと、あとがえらいことになります。息つく間もなく、あれやこれやと用事をして、昼過ぎに職場を離脱。今日はH大阪市の支店長の悉皆研修らしいです。
うーん、なんでこんなことになったんだろう…。てか、この夏何度も行ったから、すでに聞いてくださってる方もたくさんおられます。その人たちは2度目になるし、まだ日もあまりあいてないからネタは変わってないし。で、ヒョイと前を見ると、やはり座っておられます。ちょこっと頭を下げてごあいさつ。まぁでも、前に話をした時も、いつもの通り早口だったし、きっと聞きとれてないところもあるでしょうから、確認がてら聞いていただくことにしましょうか。
「えーと、時間は2時間でしたっけ?」
「いや、1時間40分ぐらいで、最後に質疑応答を…」
「たぶん無理です^^;;」
てことで、いつもの調子でヘラヘラとお座敷開始。今日はミッション3です。最近、これが多いけど、まぁそれでいいんだと思います。だって、トランスの話だけだと、きっとすべてをトランスだと思ってしまうことになってしまいかねません。それはぜったいにまずいですからね。
で、話しはじめたのですが笑いが鈍い。やはり大阪はレベルが高いんだろうな。しかたないから、苦笑いくらいしてもらえばいいかな。でも、学校の話になると、みなさんガチな雰囲気になります。さすがです。となると、わたしも力が入るというものです。てことで、「15分くらいの質疑応答」はやっぱり無理でした。話しおえた瞬間に5時のチャイムが鳴ったのはビックリしましたね。
てことで、無事今日のお座敷終了です。
さてと、どうしよう。バスの時間まで少し時間があります。途中鶴橋で乗り換えるので、思わず「茂利屋…」と思ったけど、かなり中途半端な時間になりそうなので、断念。ここはおとなしく大阪駅に向かいましょう。

今日は午前はバタバタです。なので、やらなきゃならない事務作業をこなしましょう。まずは来年の運命を決めるペーパーの記入です。とはいえ、時間がもったいないので、質問受付の合間にやりましょう。
「教えてー」
「こら!大切な紙書いてるところやし、机揺らすな」
「何書いてんのー?」
「転勤の紙」
「えー転勤すんのー」
「ほれ、留任希望」
「やったー」
えーと、「やったー」ってことは、喜んでるのか?まぁ嫌われてはいないということですな。よかったよかった。
その後、薬物乱用防止教育講演会の準備をしたり。まぁ人権学習やってるから自分で言うのもアレやけど、ほんとに体育館でスクリーンと放送を使うことが増えました。ここしばらく毎週ですからね。てことは、担任さんの出番が減るってことですから、それがいいことなのか悪いことなのか。
で、午後からはしばし「編み物」です。
わたしは振り出しがここなので、どうしてもそっちへそっちへと流れていきます。で、ここは居心地がいいんだけど、もうひとつ広いところに行ってみたいなと。となると、編みこむ毛糸の色を変えなきゃなりません。それが難しい。なぜなら、持ってる中にその色の毛糸が少なくて、どうしても手持ちの中でやろうとしてしまうからなんですよね。
なので、新たな毛糸を物色しなきゃならないのですが、またまたこれが難しい。それでも、なんとか少しずつ新しい毛糸を見つけて編み込みはじめました。
それにしても、いくつかのブロックはできるのですが、それらをつなげていくのが難しい。うんうんうなりながら、時間が来たのでタイムアップ。

今日の夜は空港近くの「人権センター」でお座敷です。
最寄りの駅まで迎えに来ていただいて会場へ。やはり人権センターの雰囲気はいいですね。しっくりときます。はじまるまでかなり時間があるので、考えごとをしながらウロウロ。そのうち眠くなってしまいました。考えてみると、昨日の夜は遅かったし、今日は脳みそ使ったから、眠くてあたりまえです。ヤバイな。
そうこうするうちに、こちゅかるさんがお友だちと来られて話をしていたのですが、気がついたら会場は満席です。なんでも動員なんてかけなくてもこれだけ集まられるとか。すごいな。
で、お座敷開始。
空気は柔らかいです。さすがは北摂。予告なしに投下するネタにもついてこられます。となると、調子に乗りはじめるというものです。となると、スピードがあがります。今日は手話通訳の方がおられるのでゆっくりにしようと思ってたけど、ダメポです。すんませんすんません。
それでも、そのかいあってか、ちゃんと時間内に終わりました。

テンションあげてミッション1

朝のうちはゴロゴロして、昼ごはんを軽く食べて、昼過ぎの新幹線に乗ります。今日は名古屋でお座敷です。
「銀の時計前で待ち合わせ」とあったので、外に出て銀色の時計のあたりを見たけど、それらしき人はおられません。しかも、右翼が街宣してるし。と、電話があって、どうやら「銀の時計」は構内にあることが判明。すぐに合流できました。「念のために」と送られてきた構内図を見てないことがバレバレです(笑)。
さて、今日は久々のミッション1です。緊張します。
なにせ、ミッション1は純粋な「話芸」です。たしかに15年ほど話してきた話ですが、決して慣れてはいないし慣れてはならないものでもあります。しかも、「知識」については15年も前とは大きく変わっています。それをどうやって織り込むかも問題です。というのは、ミッション1はある程度完成した話なので、どこかをいじると他のところまで影響してきたりします。つまり、ある話をするためには、それの前ふりをどこかでしなきゃならなかったりするわけです。でも、そんなの事前には気づかなくて、「ある話」をしようとした時に「あ、あの話をしとかにゃならなかったんだ」と思うわけです。じゃ、はじめから「ある話」をすることにして、「あの話」を織り込んでおけばいいじゃんということになるのですが、それがそんなに簡単にはいかないんですよね。
とにかく、話をする前に頭の中で「おさらい」です。が、ていねいな方に限って、「おもてなし」をされるので、「おさらい」ができなかったり(笑)。まぁ、直前にそんなことをしようとしてるとはフツーは思いませんからね。
てことで、「えい、ままよ!」とばかりにお座敷開始です。
今日のお客さんは50人ほど。みなさんの反応がわかるし、わたしの表情も見てもらえるし、程よい感じです。
とりあえずはじめに「笑ってもいい雰囲気」をどうつくるかですね。でもいきなりマクラのところをきっちりつめるのを忘れてたことを思い出して「これはヤバイ」と^^;。でも、みなさん、なんとなく和やかな感じになってくださって、ホッと一息です。お客さんに助けられるとはこのことですね。
で、話が進むにつれて少しずつ「流れ」はじめました。途中、あえてネタをひとつ刈り込んで、後ろに時間をつくります。さすがに15年、それでも試行錯誤しながら育ててきたネタですから、独立したネタと前フリのネタはわかります。
ちなみに、チラチラ時計を見ながら話をするのですが、今日はいいペースです。が、わたしがチラリと時計を見るのに気づかれた方なのか、その方もチラリと時計を見られて、これが妙に焦ります。だって「長いな」とか思われていたら、完全な「負け」ですからね。
で、知識のところに30分残すことに成功。これは大きい。ふだんはここが15分くらいしかないので、満足に話ができないんですよね。で、この間貯めこんだ知識をひとくさり話をして、無事お座敷終了です。
それにしても、ほんとにみなさんの穏やかな表情に助けられての2時間でした。
終わってから「時計をチラチラ見ておられたのが気になって」と言うと、「早いなって思ってました」と言われてひと安心o(^^)o。他にも、「このcoming out storyって、高野山で見たやつですか?」とか言われて、「あの時おられたんですか!」とビビってみたりもしました。

お座敷が終わったのが4時。どうしようかと思ったけど、せっかく名古屋にいるんだから、軽く飲もうかな。
ということで、近くの飲み屋を探して入りました。なんか、おいしそう!
てことで、味噌カツ・煮込み・揚げたてです。



うまいわ!
なので、アテにつられてビール→日本酒→日本酒となってしまいました。それでも、ペーパーが少し進んだからよしとしましょう。
お店を出たら、まだ5時半。家に帰っても7時前ですね。お風呂に入ってビール飲めるな(笑)。
って、ペーパーどうするよ?

夜の部

基本的には平日にはお座敷には行きません。なにせ、昼間はフツーに仕事がありますからね。そこは時間労働者というものです。まぁ、よほどの事情がある時は、ごくたまに行くことがありますけどね。なので、かなりの件数断ってるか、あるいは行ける日に日程変更をしてもらっています。が、平日でも夜の声がかかったら、あいてる時は行かせていただいています。
てことで、今日は兵庫県のお座敷です。ちなみにここ、8年前に来たことがあります。たぶんIっぽくんと出会った時だな。
てことで、午前は授業にまみれて、午後はいろいろ考え事なんかをして、夕方スタートです。
会場に入ると、なんか懐かしいなと。「練り込みはどこがおいしい?」と聞かれた時の答え「木下」の味が頭に浮かびます。おばあちゃん、元気だったらいいのになぁ。でも、あの時ですら腰の角度が89°やったしなぁ。
そんなことを思いながら地元の人と話をしてると、やはりおばあちゃんは亡くなられたとのこと。「あの味は幻の味やで」ということです。もったいないけど、しかたないです。その人の味はその人にしか出せません。だからこそはじめた「お好みエントリ」です。
で、お座敷開始。
今日はご要望に応えてミッション3です。地元の少しご高齢の方もおられるので、ほんの少しアクセルを緩めて話したのですが、たぶんそれでも標準速の120パーセントくらいなのかな。みなさん、かなり集中して聞いておられます。でも、ところどころのネタできちんと笑いが起こるのがとてもうれしい。でも、そうこうするうちに、時間の読み違えをするのもいつものパターンです。てか、フルスロットルで話をして2時間。途中解説をていねいにすると3時間弱の中身を、スロットル緩めたら2時間では終わらないのはわかりそうなもんなんですが、どこをけずればいいのかわからないんですよね。困ったことです。まぁ、話なんていうのは、「足す」のは簡単だけど「引く」のが難しいことは、かつて書いたな
てことで、最後の20分は150パーセントの早さで話をして10分オーバーで終了(;_;)
でも、みなさん「おもしろかった」って言ってくださったので、ホッとしました。もちろん「早口すぎる」って感想があったのは当然のことなんですけどね。
てことで、今日はさっさと帰りましょう。
地元の人から「今日は泊まっていかへんのか?」って声をかけてもらえるのが、とてもうれしかった夜でした。

ネタばらし

基本的には学期中はお座敷には行かないと決めているわたしですが、「ここはしゃーないか」という日もあります。今日はふだんお世話になっている母校のセンセに声をかけてもらったので、休みをとっていくことにしました。
てことで、向かったのは前のおべんきょ場所です。とりま、後輩と合流して昼ごはんを食べて、その後レジュメの印刷して、バタバタと教室へ。
今日のお題は高校の教員ってどんな仕事かって内容です。新ネタです。ちなみに聞いてくださるのは教職につくことを希望している人が大半を占める4回生。どんな話にしようと思ったけど、ここは素直に出会ってきた子どもたちのことと、やってきたことを話そうと思いました。
で、「のおと」を書いていたのですが…。
ひどいな。あまりにもひどい。支店長の言うことは聞かないわ、好きなことやりたい放題やってるわ。てか、「王道」や「主流」とはぜんぜん違うことばかりやってきてたということがあらわになってきました。
なので、変なレジュメになってしまいました。

高校教員として
いつき
1、はじめに −プロフィールなど−
2、高校教員の仕事 −ご存じとは思いますが−
3、わたしの仕事遍歴 −決して参考にしてはいけませんw−
(0) なぜ教員になろうと思ったか
(1) 最初の4年 −分掌時代−
(2) 次のだいたい9年 −担任時代−
・1周目 −波瀾万丈の3年間−
・2周目 −生徒とつながった3年間−
・3周目 −生徒をつないだ3年間−
(3) 残りの20年 −再び分掌時代−
4、大切にしていること −これはもっと参考にしてはいけませんww−
(0) 前提としてのわたしの勤務校の変遷
(1) 教科担当として
(2) 人権教育担当として
(3) なにより教員として
5、おわりに −いまやってることですが、無視した方がいいかもですwww−

それでも1時間半ほど、「定石」ではない教員人生を話しました。でも、よく考えると、これって、たぶん「同和教育」なんだろなと。まぁ「あたりまえ」とされる教員ではないけど、少なくとも同和教育をやってきた諸先輩の軌跡を追いながらも、そこからわずかにはずして自分の道を歩いてきた結果が「王道」ではないけど、わたしなりの同和教育なんだろなと思いました。
なので、「同和教育の継承」というなら、こういう話もまた若手に話さなきゃならないんだろうとも思うけど、聞きたい人も聞かせたい人もいないだろうから、まぁ「京都の黒歴史」として、このまま闇に消えていくだろうな(笑)。