変則トリプルヘッダー

今日からお座敷週間がはじまります。
てことで、朝から福知山線に乗って三田の中学校へ。今回は5年ぶりにF村さんが声をかけてくださいました。ちなみに学校は変わってますが、支店長さんも副支店長さんも前の話を聞かれたんだとか。なんか、もうしわけないです。でも、わたしの話でいいなら引き受けさせてもらいましょう。
今回一番難儀したのは、ハイブリッドで開催ということです。体育館で3年生のみなさんに話しながら、1・2年生は教室に配信ということです。これ、画面共有があったり動画があったりするからめんどうなんですよね。しかも、わたしは1箇所にとまらない。動きます。どうしたものか。てことで、放送部の機材を担いでいくことにしました。この時の経験が役に立ちます。
で、セッティングしているうちにあっという間にお座敷の時間が来ました。3年生のみなさんが入ってきます。整列の指示をしているのは生徒さん。このあたりがえらいなぁ。
で、お座敷スタート。う…。リアクションがない。これはつらい。白けてるのかな…。と思ったら、まったく白けてません。なんか、ガチで話を聞いてくれてます。そんなこんなで、笑いはないけど、すんごい集中力の1時間を過ごして質問タイム。すると「はい」と小さく手をあげる生徒さん。さらにもうひとり。「仕込み」ではないガチの質問が出てきます。すごいな。てか、これ以上質問を受け付けたら時間オーバーしてしまうぞ。てことで、1発目のオチを話して終了です。
あとで支店長さんと話をしてたら、やはりみなさん、すんごい人の話を聞くんだとか。でも、単に聞くだけじゃなくて質問するって、ほんとうに聞いてるわけですから、いい子らです。
ここでようやくF村さんと再会。久しぶりです。でも、もう出なきゃなりません。てことで、次の場所へ向けてスタート。

お次は尼崎で乗り換えて、東へ東へ。途中、おにぎりをぱくつきながら、到着したのは彦根です。ここの私学の方から「教職員に話をして」って頼まれました。与えられた時間は1時間15分。さてさてどうなるか。とにかくメッチャ刈り込んだネタを持ってきてみました。できれば1時間で終えて質疑応答に持っていきたい。
おそらく私学の教職員って2パターンにわかれるのかな。そこにずっといる人と変わっていく人と。それはその学校がその県でどのような役割をしているかによります。今回の学校は県内のしんどい子らを引き受けておられる学校のようです。したがって、年齢層は若い人とベテランの人の両側に分布してる感じです。でも、少しずつこの学校に定着する人が増えているんだとか。きっと多様な子どもたちの学びが保障できるよりよい学校にしようとがんばっておられるんだろうな。
てことで、お座敷スタート。いつものしょーもないネタはなし。今日はガチ勝負です。みなさんの反応もいい。なんと言っても人権教育担当の方の反応がビビッドです。うれしいなぁ。
ただ、時間はどんどん過ぎていきます。えーと、第1部で20分かよ。これはまずい。第2部が終わったところで40分。これは終わらないな。結局1時間10分かかってしまって、質疑応答の時間がとれず。そうか、まだひとネタ刈り込まなきゃならんか…。ネタってけっこう複雑に入り組んでるから、刈り込めるネタとそうじゃないのがあるんですよね。まぁがんばりましょう。それにしても、お座敷のあと、ずっと感想を書いてくださってる方の姿がうれしかったです。
お座敷のあとは店長さんとしばし雑談。その後カレーをいただいておいとま。食べるのが楽しみです。

で、京都駅へもどって、軽く燃料補給をして、ちょぼやき会。今日のお話の担当は油田さんです。どんな話が聞けるのか楽しみです。
話の内容は、ざっくり言うと、ライフストーリーです。ただ、ふだん講演で話す内容だけでなく、講演では話さない内容を話されたのがおもしろかったですね。まさにライフストーリーは「聞き手」との間の相互行為であるってことです。社会学が専門の油田さんは、おそらくそのことを踏まえて、そういう話をされたのかな。
もうひとつ印象的だったのは、一見サクセスストーリーなんですけど、そこに自立生活運動の歴史を入れ込んでいるってことです。つまり「自分ひとりで闘った→勝ちとった」ではなく、その背景に「そこにはこれまでの運動の成果があったかもしれない」と補足される。さらに、自分の中に内在する成果主義みたいなものも分析の俎上に乗せられます。これ、大切ですよね。「〇〇できる自分が差別されるのはおかしい」あるいは「差別される立場であるが〇〇ができる」みたいに「できる」ことと差別を結びつけて考えてしまうことが、マイノリティってありがちです。それはもちろん、わたしも例外ではありません。狩りにトランスであることと教員であることをつなげてしまうと、その「罠」に落ちてしまう。なので、直感的にそこをつなげないようにしてきたんだけど、それはそういうことなのかな。
「挫折の経験」について質問したら「大きな挫折はないけど、小さな挫折が積み重なっている」という答えでした。これもまた「なるほど」でした。まさに大きな挫折をせずに過ごせたのはこれまでの運動の成果が影響しているんだろうけど、それが届かない個別の事案が「今の課題」なんでしょうね。
なんしかおもしろかった。油田さん、ありがとーo(^^)o。って読んでないだろうけど(笑)。
てことで、そのあとはボーネン会です。お店に入ったらKゎんすがいてビックリするなど。あとは今日の感想を交換したり、刃の話をしたり。そんなこんなで楽しい夜が更けていって、最後はハグで締まりました。

変則ダブルヘッダーからの久しぶり!

今日の午前は久しぶりに「おさんぽ」です。とは言え、さすがにフルコースではなく、ハーフコースです。ただし、途中に「1時間半しゃべれ」とのこと。何をしゃべろう。かつて同様のオファーがあったときは「おさんぽ&ミッション3」をやりました。が、完全に内容が違うので、主催者の方は「OK」だったのかもしれませんが、経緯を知らない方には「?」となったんじゃないかなと。
てことで、今回は、一介の高校教員であるわたしが、なぜおさんぽの案内なぞするようになったのかを話すことにしました。とは言え、内容はこれです。たぶん、「釈迦に説法」になると思います。
てことで、いつもの「祭時計広場」に集合。てか、祭時計広場なる待ちあわせ場所をどれだけの人が知っているかですね。さらに、集まってこられた方々、大阪府西部の方々ですが「このへん、来たことないなぁ」と言っておられます。なのでその話から。
「八条東口という、ほとんど誰もご存じない改札ね、開くのは6時50分でね」
みたいな。さらに元山王小学校では民族学級の話も少しして。まぁ九条のイメージをつかんでいただきましょう。そんなこんなで、南コースを歩いていると、ステキな求人広告に出会ってしまいました。

で、ゼロ番地から北コースまでを歩いたところで「いきセン」へ。ここで「チョークを捨てよう、街へ出よう」と一席ぶって、最後の仕上げは「石碑」から「柳原銀行」です。
ここで午前の部は修了。
昼ごはんを食べて、午後は「JIL女性リーダープロジェクト 障害女性Meetsさまざまな分野で活躍するマイノリティ女性」の発題です。えーと、この間のことといい、いろんな意味で「?」が頭の中を飛びまわります。が、国際トランスジェンダー追悼の日にこんなふうにして参加させていただけるのも、なにかの縁ということなでしょうね。15分という短い時間だったけど、自分のこと、トランスジェンダー生徒のこと、そしてトランスヘイトのことを話しました。ちなみに、他の発題者はアイヌ女性・在日朝鮮人女性・在日台湾人の障害女性でした。特に、在日朝鮮人女性はリンダさんだったので、メッチャうれしかったです。マイノリティ女性からインターセクショナリティが出てきたのが、みなさんの話を聞いて、ほんとうによくわかりました。
あとは近くのコンビニで買ってきたスイーツをいただきながら、グループで意見交換。そんなこんなで、オンライン交流会終了。
ここから再び移動開始です。向かうは「梅小路ハイライン」です。今日はここで「焼き焼き」さんが出店されるとか。この間Mさよさんから連絡があったので、これは行かねばと。ちなみに「20日に謀議をしませんか?」という連絡がKうさんからあったので、Kうさんと待ちあわせることに。さらに「IっぽさんとYーきにも連絡しておいて」と言われたので、総勢6人で呑むことになりました。
到着したら、まだお店の準備は一切できておらず。そうこうするうちに、ご家族親戚総出で準備開始です。わたしも「手伝い」という名前のジャマを少ししてみたり。

にしても、常設のお店とは違い、なかなかたいへんそうでした。

てんやわんや感がハンパないです。でも、いつの間にかちょぼやきを焼く態勢になったようで、記念すべき第1弾がこれ。

と、「せんせい、寒いし、これ、食べ」と豚汁を出して下さいました。

申し訳ない。そうこうするうちに、お客さんもどんどん来られて、忙しい感じになってきました。こちらのほうもメンバーが集まってきて謀議開始。

からの宴会開始です。
久しぶりのちょぼやき!

今回は鉄板が少ないので、発泡スチロールのトレイに出しての販売です。が、おいしい!
と、「せんせい、これ」と出してくださったのがこれ。

すじしょうがいです。うまい!さらに、焼き鳥とかウインナーとか、いっぱい差し入れをもらってしまって、なんだかもう。
そんなこんなで10時前まで楽しんでしまいました。
明日も来よう。

90分厳守

朝、目は覚めたけど身体が動きません。迷わず1時間年休を決定です。とりまこたつに潜り込んだけど、やっぱりおふとんがいい。そのまま7時半まで寝ました。まぁでもまだ勤務時間ははじまってませんね。
とりあえず、9時半に出勤。すみやかに作文読み開始です。午前の2時間で全員分を読み切りました。
やはり今年の感想文は違いますね。社会や制度のことが書かれています。「本」の方々はおそらく前からそういう話をされていたんだと思うのですが、明確に言葉にしないとなかなか伝わらないんだと思います。それが今年の変化なのかな。
で、2時間連続で授業。とは言え、片方はプリントです。もうひとつは寝そうになりながら授業しました。まぁ、直線のベクトル方程式なんで、そんな感じでいいんでしょう。
1時間余裕ができたので音声入力開始。やはり早くて楽ですね。
放課後は追認補習の最終回。今回は通ってね。それにしても、去年教えたときと、6月に補習したときと、今回と、なんか雰囲気が違います。今回は穏やかにがんばってる感じがします。成長してくれたのかな。だったらいいな。
で、職場を離脱。向かうは滋賀県です。今日は市民啓発のお座敷です。車で移動したのは開始1時間前。やはり早いです。でも眠い。なので、控室でしばしボーとさせてもらいました。
7時半にお座敷開始。与えられた時間は9時までの1時間半。9時からの延長は顰蹙ものなので、時間厳守でいきたいです。てか、わたしも眠い^^;。とにかくひたすら時計を見ながらコントロールしていきます。
ミッション3はトピックが4つあって、ひとつあたり30分と考えると2時間かかるんですよね。それの内容を刈り込んで、トピックひとつを20分にすると1時間20分。オチに10分で1時間半という算段です。
しかし、ウケません。担当の方ともうおひとりは声を出して笑っていただいていますが、基本的にリアクションが少ない。捨て身のネタも笑いが少ない。ツラいな…。でも、後半になって少し動きが柔らかくなったかな。
そんな感じで9時半ピッタリにお座敷終了。自分でもビックリしました(笑)。終了後、おふたりほど「よかった」と言いにきてくださって、少しホッとしました。
さて、帰ろう。高速道路はもったいないから、琵琶湖大橋を渡りましょう。それにしても、滋賀県の田んぼの中の道は真っ暗です。鹿とかイノシシとかが飛び出してきたらどうしようと思ったけど、そんなこともなく無事帰れました。とにかくビールだな。

しゃべりすぎた

今日は毎年恒例になった大阪樟蔭女子大学のお座敷です。はじめて行ったのはこの時かな。てことは、まだ4回目?なんだかずっと呼んでいただいている気がします。てか、ずっと呼んでいただいているんですけどね。
てことで、昼前におじゃま。まずは昼ごはんから。

すき焼き丼弁当とのことです。すごいボリュームです。もちろんおいしい!肉の下の玉ねぎとゴボウが最高です。
で、教室へ。今回はなにを話そうかな。まずはいつもの「教員人生」です。いちおう「のおと」はつくってあるけど、今日はずいぶん脱線してしまいました。やばい。やばいついでに動画まで見せてしまいました。結局1時間40分くらいしゃべってしまったかな。で、10分休憩の後、2時間目。去年・一昨年はミッション3をやりましたが、今日はなんとなくミッション4をやってみようかなと。やはりムラの子の話がしたいなと思ったのです。ただ、1時間しかない。たぶんムリだな。「多少の延長はかまわない」とは言っていただいているけど、30分の延長は「多少」じゃないしな。てことで、15分延長したところで、キリがあったので終了。
今回は失敗かなぁ…。
それでもおひとり来年から教職につかれる学生さんが質問に来てくださいました。うれしいな。

お座敷のあとは、もちろん茂利屋です。オモニ、顔を覚えていてくださいました。2年ぶりかなぁ。

ここの串焼き、やはりうまい!
と、カウンター仲間の方々が子連れで来ておられます。ついついおじゃまして話してると、「ハナハウス」におられたことが判明。メッチャびっくりしました。
そんなこんなで、楽しい夜もふけていったところで、そろそろお開きです。新快速に乗ったら座れた!ラッキー。目が覚めたら山科でした(笑)。
まぁ、同時に姫路行きが来たので、傷は浅かったかな。今度は寝ないでおこう。

なかなかにハード

朝起きたけど、とにかくおふとんから出たくない。どうしようかと思ったけど、おふとんの中で作業をすることにしました。
まずはメールチェック。そしてゲンコ。1回分が2回にわかれたから、1回あたりが薄くなります。それをそれなりのところまでもっていかなきゃなりません。ただ、ムダな言葉を重ねるわけにもいかないので、そこがしんどい。それでもなんとか最後まで到達したので、えいっ!と送信。
お昼ごはんはプルダックタンメン。今日は具を入れずに、あまりものの惣菜をつまみましょう。
で、昼過ぎにスタート。行きの電車では、明日の3分間のプレゼンの原稿です。到着したのは滋賀県の入口にある宿場町。もちろん「入口」は京都方面からであって、東京からは出口です。
今日は滋賀県教職員組合の教研です。どうやら第1部と第2部があるらしく、わたしの出番は第2部です。が、最初から行かないと「流れ」がわからないので、第1部から参加することにしました。参加した分科会は性の分科会。かつてお世話になった中学校の実践報告です。中身は性の多様性についての授業実践です。
がんばってはるな。がんばってはるんやけど、少しがんばりすぎかもしれません。力が入ってる。もう少し力を抜いてもいいんとちゃうかな。なんだろ。すべてを説明しようとしておられます。が、そこに無理が生じる。例えば、鶴田さんに歴史を聞いても「わからない」って言われるだろうし、三橋姐さんに性別の規範について聞いても「わからない」って言われるんだと思います。そういうことなんです。専門が深まれば深まるほど、わからないことが増えていく。もちろん多少はわかるから、少しは説明するかもしれないけど、「これ以上は専門の人に聞いてください」ってなる。もちろん教員は鶴田さんや三橋さんのような専門家じゃないから、同じようにはならないんだけど、でも、「できる限り説明できるようになろう」ってなってます。
問題は、ひと通り説明できるようになった時に、齟齬が生じてしまったりするってことです。なぜそうなるかというと、平面上に「言葉」を並べるからです。実は言葉は立体的に並んでる。正しくは歴史の中でつくられていく。ある言葉ができたとすると、それはその時代背景の中でつくられる。でも、時代が変わるとその言葉ではあらわしきれなくなって、新たな言葉が出てくる。そうやって、次々と言葉がつくられる。で、こういう言葉を平面上に並べるとバッティングしてしまうところが出てくる。それをうまく並ぶように配置しちゃうと、言葉の意味が変質してしまう。まぁそんな感じです。
で、意見交流の時間になって、出てくるのがトランスがらみのことばかり。きついな。もちろんトランスの困難はわかりやすいから、ついそちらに意識がいってしまう。そして、自分の解釈で対応しようとしてしまう。でも、実際を知らないから、ビミョーにズレる。
それでも助言者のOくちゃんが締めてくれたからええかな。
で、第2部。その前にIし岡さんから日本酒の差し入れがありました。ありがたい。第2部は座談会なんだとか。テーマはフリー。フリー?とにかく最初になにかを投げなきゃなりません。何を投げたらええねん。いろいろ考えて、配布してもらった『トランスジェンダーのリアル』についてひとくさり話をしました。そのあとはフリーディスカッション。当事者をめぐる話やカミングアウトについての話、最後はカテゴライズにまつわる話をして、なんとかかんとか1時間こなすことができました。いやぁ、テーマがないってのは、なかなかハードでした。
そういや、かつて「講演料がないので、誰か講演しはじめの人を紹介してほしい。話せないなら質疑応答だけでいい」って言われてキレかけたことがあったけど、質疑応答が一番大変なんですよね。でも、今回のような機会をもらうことで成長できるのかなと。
てことで、第3部の呑みです。実は今日同じ街にK口くんが来てるらしく合流を試みたけど、それはムリだとか。なので、こちらはこちらで行くことにしましょう。向かったのは「手のひら」という店です。
少し早く着いたので、斜向かいの串カツ屋さんで1杯だけ飲んで、そこからお店に入りました。久しぶりに「居酒屋」という感じのお店です。ここで車いすユーザーのE川さんとかJんちゃんとかNし田さんとかとウダウダ話。最後はJんちゃんとサシ飲みでした。
あー、飲んだ飲んだ。楽しかった。明日は仕事か…。

中高生による人権交流事業からの

朝イチ京都駅へ。ほどよい時間に着いたところで高速バスに乗って、たどり着いたのは徳島です。メッチャ久しぶりな気がします。たぶん2年ぶりです。
今回は「中高生による人権交流事業」とのことで、徳島市近辺の中高生で人権に興味がある生徒たちの要望ということで来させてもらいました。どんな話をしようかと思ったけど、やはりミッション3かな。
おそらく学校単位で呼んでいただいたらミッション4寄りの話をするでしょうね。でも、今日のお座敷は「すべての人の人権が保障される社会」をつくる仲間たちへ向けたものです。なので、容赦しないことにしました。ちなみにスライドは鳥取で使ったものをリメイクしたものにしてみました。
てことで、徳島に着いてK野さんと合流。ランチはラーメン@かわいです。

うまいわ。優しいお味です。するする入りますね。
で、会場へ。いますねー、中高生。みなさん、かなり熱心そうです。たぶん福知山のEHCもこんな感じだったんだろうな。こういうことを教育委員会も含めてやってる徳島はやっぱり層が厚いですね。てか、Yっしー、久しぶり!
てことで、お座敷開始。さすがにネタには反応しづらそうでしたが、すんごい熱心に聞かれます。てか、ネタ以外のところの反応がいい。
今回の目的は「権利の不平等」を伝えることです。おそらく、みなさん、とてもまっすぐな気持ちでこの交流事業に参加しておられるんだろうと思います。だからこそ、「理解」「共感」「支援」みたいな方向に話が行ってしまいがちです。それをどうひっくり返すか。まさに「共生とは理解することではない」です。しかし、中学生にはハードやろうな…。
そんなこんなで1時間40分くらいしゃべりまくりました。その後質疑応答。K野さんのハッパかけに応えて、何人かの生徒さんが質問してくれました。質疑応答って難しいです。もちろん質問するのも難しいけど、答えるのも難しい。それでもなんとか質疑応答を切り抜けて、無事終了。ですが、そのあとも生徒さんがやってきて、いろんな質問を浴びせてきます。ほんとに熱心ですね。たぶん「なんとかしたい」と、メッチャ思ってるのかな。でもそれが「理解」「共感」「支援」へといってしまいがちになります。それはおそらく、人権をそういうふうにしか習ってきていないからなんじゃないかと思います。なので、ここでできる限りそういうのをひっくり返すべくがんばりました。
てことで、5時までびっしりと話し込んで、無事お座敷終了です。さすがに疲れた。

帰り道、肉元さんに寄ってお買い物。さらにスーパーに寄って野菜とか鶏ミンチとかお酒とかを仕入れて、K野さん宅へ。そこにやってきたのはK原さん。K・Kコンビの復活です。
あとは鍋を突きながらいつものダラダラ話。これを公開したらおもしろいやろなぁ。
そして〆はプルダック炒め麺エクストリームとトゥンセラーメンです。しかし、午前1時に食べるものじゃないな。

わけわからん

今日は久しぶりにバイク通勤。朝のバイクは気持ちいいです。が、クラッチが重い。1時間も走ると握れなくなります。あと、なんかリアが滑る気がする。これ、リアサスの動きが悪いのかなぁ。フロントもふらつくし。たぶん、リアサスのグリスアップとフロントサスのオイル交換が必要ですね。ついでにフロントのスプリングとアクスルシャフトも交換しようかなぁ。そうだ、ブレーキオイルも交換しなきゃ。少し時間をとって整備しなきゃ。
で、朝イチ授業は2発。今日の雑談のテーマは衆議院選挙です。いや、多くの生徒は来年か再来年選挙権が付与されるので、権利を行使しようねって話と、公務員は憲法を守る義務があるから、わたしは憲法を守るって話ですけどね。もちろん支持政党のことはなーんにも話はしてません。「平和を訴える人は疑ってかかろう」とはいいましたがね。
しかし、なんか、教室内がビミョーです。なんとなく勉強してる。みんなが勉強するって、なんとなく不安になります。そのうち暴動がおこるんじゃないかという感じ。なんか、感覚がおかしいな…。
2発授業を終えたら、今日は年休です。まぁ仕事の方はなんとかなるでしょう。
家に帰って上の子どもがつくってくれたラーメンを食べて、zoomです。今日はS玉大学の「ダイバーシティ論入門」という講座でお座敷です。ちなみに、紹介してくださったのは渡辺さんです。なんか、ここしばらくよく登場されますね。
それにしても、zoomは難しいです。例えば、ワークをしようにもブレイクアウトルームにわかれてもらわなきゃなりません。これがめんどくさい。ちなみに、今日はTAの方がそのあたりをやってくださってサクサクいきました。が、数人ブレイクアウトルームに行けない人がおられます。なんでも電波状態が悪いんだとか。不便やな。あとなにより反応がわからない。いちおう「関西人は笑いを吸って生きてるので、笑ってもらわなかったら呼吸困難におちいる。知らんけど」って振ったけど、それへの反応がわからない。おひとりリアクションボタンを押してくださったので、まぁそれがリアクションなのかな。
もっとも、zoomだからこそS玉大学で話ができるわけで、それはアドバンテージではありますね。
そんなこんなで2時間連続のお座敷も無事終了。特に最後の質疑応答がよかったですね。

で、facebookを見ると、こんなのがあがってました。いろんな意味で、わけわかりません(笑)。てか、203人からの25人だったとは。にしても、わたしの所属、地味やな(笑)。
さてと。あとはお風呂でビールを飲もうかな。

変則ダブルヘッダー

朝起きたものの眠い。まぁ仕方ないです。それでも寝坊はできてます。とりま朝ごはん。少しバイキング的だったので助かりました。

ほんとはパンでいきたかったけど、生卵と納豆があったらお米に吸い寄せられてしまいます。
で、おふろに入って支度してスタート。
今日は「性的マイノリティ相談支援員人材育成研修」の3回目とのことです。この間書いたように、森さんと渡辺さんにすでに話されてしまったあとの、午前午後計4時間の長丁場です。なにをしゃべるねん。とりま、ミッション3をベースにワークを入れたり少していねいに話をしたりする路線でいくことにしました。
それにしても、知り合い多すぎです。今さら聞かんでもええやんとは思うのですが、それでもやっぱりうれしいですね。
で、スタート。まずは
「今回は持ちネタの3分の2を使いますが、4時間もつかどうかわかりません。あと、どのネタがどれくらいの時間がかかるかわからないので、午前にいけるところまでいって、残りは午後になると思います」
と宣言。そうそう、今回はプレゼンにメニューをつくってみました。が、順番はすでに決まってるから、メニューの意味はないんですけどね。ただ、プレゼンを構造化してみたいなと思ったので、そのテストを兼ねてます。
午前はセクシャリティの基礎知識的なところをやったあと、ワーク&LGBAかな。
基礎知識って、すでにみんな知っておられるでしょうが、それをそれぞれの人がどう説明するかってところに着目するとおもしろいんじゃないかなと思ってます。なので、すでに2回聞いておられるだろうけど、あえてやってみました。あと、ワークについてはやはり相談支援員ということで、少しやってみたいなと。問題はLGBAです。わたしの専門外なので、あまり知らない。トランスのことが深まると、ますますわからないってことが身にしみてきます。でも、やれと言われたらやらざるを得ないので「専門外なので」とひとこと断ってからの話です。
で、午前の部が終了。しかし、聞く人もたいへんですよ。
お昼は昼食を持ってこられた斉藤さんと一緒におべんと。しかし多い…。

今は半分だけにしておこう。残りは帰りの汽車の中でのアテにしよう。
てことで、午後の部スタート。午後はトランスがテーマです。こちらは専門なので話しやすい。というか、話してる時のうしろめたさみたいなのがないです。途中、ふだんはパスしてるビデオのフルバージョンを見てもらったり。しかし、あのビデオ、2010年のだったんだな。文科省2010年事務連絡の頃だったんだ。考えてみると、そこに出てた参加者って、あらためてすごいな。
そんなこんなで1時間45分くらいを一気に走りきって、最後は質疑応答で、無事締まりました。
みなさんとおわかれのあいさつ。とは言え、多くの人とは12月にまた会いそうですが…。
で、駅まで行って、しばし散歩。やがて頃合いもよしということで、再びスーパーはくとの車内へ。鳥取駅まで待って、おべんとの残り&ひとり打ち上げのヱ○スです。

が、少ないかと思って買ったおにぎりが誤算でした。メッチャ量がある。結局姫路あたりまでおなかが苦しくて寝てました。
それでもなんとか京都に到着。さぁ、家に帰っておふろだおふろ。ビールは飲めるかなぁ…。

少人数学校いいなぁ

朝は6時起床です。O田さんが迎えに来てくださるのは8時。もっと寝てたらいいはずなんですが、せっかくなので朝ぶろに行きたいなと。昨日入れなかった33℃の源泉につかってみたいです。
てことで、O崎さんと連れもって温泉へ。気持ちいいなぁ。でも眠いなぁ。ふとんのお湯があればなぁ。あれ、お湯のふとんか。わからん。
約1時間温泉を楽しんで、チェックアウト。ここからO田さんの先導でコンビニで朝ごはんゲット→本日のメインイベント会場です。それにしてもO田さん、知り合いが多すぎ。宿の人も知り合い。コンビニのオーナーも知り合い。ほんとに顔が広いです。ちなみにコンビニはローソンとポプラが混じってました。ポプラかぁ。懐かしい。昔はいろんなコンビニがあったよなぁ。と思ってたらこんなサイトがありました。
で、本日の会場に到着。大田市立第三中学校です。この間大田市であったお座敷のときにここの支店長さんたちが来ておられて、お座敷が終わった直後に「来てくれませんか?」って言われてしまいました。話を聞くと、なんでも全校生徒が12人なんだとか。それは行ってみたい!と思ったのですが、実は「ホンマに?」とも思っていました。というのは、生徒数が少なかったら予算規模も少なくなります。そうなると、例えば京都からの旅費を出すのもきつくなります。てか、何にお金を使うかという線引きが厳しくなる。でも、その後連絡があり、来ることになりました。やはり支店長さんが「これに使う」って決めることなんですね。それを「裁量」というわけで、ここは人権に使うと決めておられるんですね。すごいわ。
ちなみに副支店長さんは、かつて同僚、今は地域の某研究会でとりまとめ役をしてくれている教員と友だちなんだとか。世間は狭い^^;。
到着したら、まずはグラウンドに腰掛けて朝ごはんです。天気もいいし、気温はひんやり。すんごい気持ちいいです。こんなところで子ども時代を過ごすのって、ほんとにいいだろうなぁ。人数が多いと競争になるかもしれないけど、人数が少なかったら協力しないとまわらない。たぶんそんなほうがいいんだと思うんだけど、人数が減ったら学校を統廃合して、減った人数を増やしていく。逆な気がするんだけどなぁ。
そんなことを考えながら、機器をセットして、少しスライドのおさらいをして、子どもたちを待ちます。やがて授業が終わった子どもたちが会場に来ました。チャイムがないのがいいなぁ。
子どもたちは半円形に座ります。今日はひとり欠席で11人だとか。ちなみに2年生はゼロ。でも、話す側からしたら、みんなの顔が見えるので話しやすいです。もっとも話される側からしたら聞き続けなきゃならないからしんどいかもしれませんが。
もらった時間は100分くらい。中学生としてはキツイかな。でも、やっちゃいましょう(笑)。
で、話しはじめたけど、とにかく反応がいいです。ウケてほしいところではちゃんとウケてくれて、しっかり聞いてほしいところではしっかりきいてくれる。支援級の生徒さんもガッツリ聞いてくれます。
いつも思うけど、全部が伝わらなくてもいいんですよね。たくさんの話題を出すのは、そのどこかに引っかかってくださったらいいんです。たとえそれが仮面ライダーでもいい(笑)。そこから距離を縮めてくれたら、いつかいろんなことがつながるはずです。
途中の質問タイムでも、きちんと質問してくれます。集中力とか咀嚼力が高いですね。質問してくれるから、さらに掘り下げた話ができます。それがうれしい。そんなこんなで、2時間連続、ほぼ100分をしゃべりまくりました。
終わってから、支援級の生徒さんに「長かった?」と聞くと「ちょっと長かった」とのお答え。すんませんすんません。でも「今度のシン・仮面ライダーかっこいい」で共通認識を確認できました。
その後、O田さんとO崎さんのおふたりとはバイバイ。今回も本当にお世話になりました。次の機会があったら、その時もぜひともよろしくお願いします。
で、わたしは副支店長さんの車に乗せてもらってもお昼ごはんのお店に移動です。途中、京都の大学に通っておられた副支店長さんといろんな話で大盛り上がり。
昼ごはんは「天草」です。ここ、すごいリーズナブルでおいしいです。これが定食。

700円です。そして刺し身。

それにしても、管理職がふたりともここにいていいのかと思ったら
「平和ですから」
とのお言葉。平和っていいです。
支店長さんとは大学のキャンパスが隣同士だったこともあって、いろんな話ができました。
そんなこんなで楽しいクールダウンのひとときをいただいて、副支店長さんの車で駅まで送ってもらって、いよいよ帰りです。帰りの汽車の中はさすがに眠くてねちゃいました。でも、電車になったところでフォームに入力しなきゃならん文章をパチパチ。さらに帰りの新幹線でフォームに入力して、これでひとつゲンコがこなせました。
あとはおうちに帰ってビールを飲むだけです。ふぅ。

調べ学習も大切なのかも

実家にwifiを飛ばしたいなと。なので、昔使ってたルーターを持っていったけど、うまくいきません。うーん。調べてみると、二重ルーター問題でした。なるほど。なのでAPにしたら、あっさりつながりました。なるほど。
てな朝を過ごして、昼前にスタート。今日は京都弁護士会のオンラインイベント「知らなきゃ!「LGBTQ+」のこと~京都のとある高校生たちが考えてみた~のご案内」です。わたしのやくまわりは、最初に30分ばっか話をして、後半高校生と交流をするという。ちなみに、ここしばらく、30分で何を話すか、ずっと考えていました。
とりま、11時に集まって、簡単にリハ。ヒョイと卓の上を見たら、ATEMがあります。それも一番高いやつ。すごいな。
その後お昼ごはん。おべんとうが豪華です。

おなかいっぱいになりました。
で、高校生のみなさんと打ち合わせ。ちなみに、嵯峨野高校と立命館宇治高校の生徒さんたちです。うちのガッコとかなり偏差値が違うな(笑)。ふと、うちのガッコの子らの顔が浮かびます。まぁでも同じ高校生です(笑)。
そんなそんなでイベント開始。30分かぁ。ムリだろうなぁ。なにせスライドは130枚あるからな。でも、退屈しない話をしましょう。なので、すべてのミッションで共通の話+ミッション2+おべんきょ成果+αでいくことにしました。
話していると、スイッチャー操作しながら肩を震わせておられます。ウケてるやん(笑)。他の人を見ても、大人たちにはウケてます。が、高校生の皆さん、真剣に話を聞いておられます。マジメやな。
そんなこんなでわたしの話は終了。
第二部はふたつの高校がそれぞれ研究発表されます。まずは嵯峨野高校から。同性婚についての発表です。よく調べておられます。なんでもネットだけじゃなくてインタビューもされたんだとか。エライなぁ。少なくとも、同性婚については、わたしより知っておられるってことです。続いて立命館宇治高校から。世界のLGBTQ+についての発表です。こちらはアンケート調査からスタート。これもまたオリジナリティがありますね。何でも指導された教員の方、「世界といっても一枚岩じゃないよ」と繰り返しハッパをかけられたんだとか。その期待に見事に応える発表でした。
で、第三部は、わたしへの質疑応答。
「苦労されたことは?」
と聞かれて、そういや自分の話をしてないなと、はじめて自分のセクシュアリティを話すなど。なかなか答えるのがむずかしい質問がたくさんあったけど、トランスジェンダー生徒交流会なんかで出会ってきた子どもたちの姿を思い出しながら答えました。
それにしても、調べ、知り、まとめ、発表をすることを通して、ものごとの考え方や価値観がかわるんですね。やはり調べ学習もたいせつなんやなぁ。
てことで、30分オーバーで終了(笑)。
その後打ち上げです。スペイン料理のお店でおいしいワインをいっぱい飲ませてもらいながら、弁護士さんや引率教員の方といろいろ話。ごちそうさまでした。

で、さらに地下鉄に乗ってKわ崎那恵さんのおうちへ。すでにパートナーさんとA久○さんは到着されていて、そこから飲み会です。きりたんぽ、うまい。日本酒もうまい。子どもさんともうんちゲームをしたりして、いっぱい遊んで、さすがに疲れました。
なんか、おみやげにカリラ・モッホをいただいたりして、ほんとうにありがとうございますm(_ _)m。