変則トリプルヘッダー

今日からお座敷週間がはじまります。
てことで、朝から福知山線に乗って三田の中学校へ。今回は5年ぶりにF村さんが声をかけてくださいました。ちなみに学校は変わってますが、支店長さんも副支店長さんも前の話を聞かれたんだとか。なんか、もうしわけないです。でも、わたしの話でいいなら引き受けさせてもらいましょう。
今回一番難儀したのは、ハイブリッドで開催ということです。体育館で3年生のみなさんに話しながら、1・2年生は教室に配信ということです。これ、画面共有があったり動画があったりするからめんどうなんですよね。しかも、わたしは1箇所にとまらない。動きます。どうしたものか。てことで、放送部の機材を担いでいくことにしました。この時の経験が役に立ちます。
で、セッティングしているうちにあっという間にお座敷の時間が来ました。3年生のみなさんが入ってきます。整列の指示をしているのは生徒さん。このあたりがえらいなぁ。
で、お座敷スタート。う…。リアクションがない。これはつらい。白けてるのかな…。と思ったら、まったく白けてません。なんか、ガチで話を聞いてくれてます。そんなこんなで、笑いはないけど、すんごい集中力の1時間を過ごして質問タイム。すると「はい」と小さく手をあげる生徒さん。さらにもうひとり。「仕込み」ではないガチの質問が出てきます。すごいな。てか、これ以上質問を受け付けたら時間オーバーしてしまうぞ。てことで、1発目のオチを話して終了です。
あとで支店長さんと話をしてたら、やはりみなさん、すんごい人の話を聞くんだとか。でも、単に聞くだけじゃなくて質問するって、ほんとうに聞いてるわけですから、いい子らです。
ここでようやくF村さんと再会。久しぶりです。でも、もう出なきゃなりません。てことで、次の場所へ向けてスタート。

お次は尼崎で乗り換えて、東へ東へ。途中、おにぎりをぱくつきながら、到着したのは彦根です。ここの私学の方から「教職員に話をして」って頼まれました。与えられた時間は1時間15分。さてさてどうなるか。とにかくメッチャ刈り込んだネタを持ってきてみました。できれば1時間で終えて質疑応答に持っていきたい。
おそらく私学の教職員って2パターンにわかれるのかな。そこにずっといる人と変わっていく人と。それはその学校がその県でどのような役割をしているかによります。今回の学校は県内のしんどい子らを引き受けておられる学校のようです。したがって、年齢層は若い人とベテランの人の両側に分布してる感じです。でも、少しずつこの学校に定着する人が増えているんだとか。きっと多様な子どもたちの学びが保障できるよりよい学校にしようとがんばっておられるんだろうな。
てことで、お座敷スタート。いつものしょーもないネタはなし。今日はガチ勝負です。みなさんの反応もいい。なんと言っても人権教育担当の方の反応がビビッドです。うれしいなぁ。
ただ、時間はどんどん過ぎていきます。えーと、第1部で20分かよ。これはまずい。第2部が終わったところで40分。これは終わらないな。結局1時間10分かかってしまって、質疑応答の時間がとれず。そうか、まだひとネタ刈り込まなきゃならんか…。ネタってけっこう複雑に入り組んでるから、刈り込めるネタとそうじゃないのがあるんですよね。まぁがんばりましょう。それにしても、お座敷のあと、ずっと感想を書いてくださってる方の姿がうれしかったです。
お座敷のあとは店長さんとしばし雑談。その後カレーをいただいておいとま。食べるのが楽しみです。

で、京都駅へもどって、軽く燃料補給をして、ちょぼやき会。今日のお話の担当は油田さんです。どんな話が聞けるのか楽しみです。
話の内容は、ざっくり言うと、ライフストーリーです。ただ、ふだん講演で話す内容だけでなく、講演では話さない内容を話されたのがおもしろかったですね。まさにライフストーリーは「聞き手」との間の相互行為であるってことです。社会学が専門の油田さんは、おそらくそのことを踏まえて、そういう話をされたのかな。
もうひとつ印象的だったのは、一見サクセスストーリーなんですけど、そこに自立生活運動の歴史を入れ込んでいるってことです。つまり「自分ひとりで闘った→勝ちとった」ではなく、その背景に「そこにはこれまでの運動の成果があったかもしれない」と補足される。さらに、自分の中に内在する成果主義みたいなものも分析の俎上に乗せられます。これ、大切ですよね。「〇〇できる自分が差別されるのはおかしい」あるいは「差別される立場であるが〇〇ができる」みたいに「できる」ことと差別を結びつけて考えてしまうことが、マイノリティってありがちです。それはもちろん、わたしも例外ではありません。狩りにトランスであることと教員であることをつなげてしまうと、その「罠」に落ちてしまう。なので、直感的にそこをつなげないようにしてきたんだけど、それはそういうことなのかな。
「挫折の経験」について質問したら「大きな挫折はないけど、小さな挫折が積み重なっている」という答えでした。これもまた「なるほど」でした。まさに大きな挫折をせずに過ごせたのはこれまでの運動の成果が影響しているんだろうけど、それが届かない個別の事案が「今の課題」なんでしょうね。
なんしかおもしろかった。油田さん、ありがとーo(^^)o。って読んでないだろうけど(笑)。
てことで、そのあとはボーネン会です。お店に入ったらKゎんすがいてビックリするなど。あとは今日の感想を交換したり、刃の話をしたり。そんなこんなで楽しい夜が更けていって、最後はハグで締まりました。

2 thoughts on “変則トリプルヘッダー

  1. ヘタレの私はいつきさんがズバッと聞いてくれなかったらきっと話せなかったと思うので……ありがとうございました!

    1. いえいえ、こちらこそありがとうございます。ちょっとビビってたけど、やはり対話をすることって、とても大切ですね!

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