これからは自分で→保留すること

今日は3時間のうち2時間がプリント学習です。なんでこんなにプリント学習が多いかというと、ひとつ単元が終わったらプリント学習をしてるからです。なんか、「試験前にまとめて」ってのの効果がわからなくなってきてるんですよね。もちろん、今のやり方をして定着するとも思えませんが…。
ただ、おもしろい発見はありますね。
例えば、xのyの1次方程式がふたつ出てきたところでとまってしまったグループがありました。
生「これ、どうするの?」
とりあえず、ふたつの式を黒板に書いて
い「これ、なんて言ったっけ?」
生「えーと、連立方程式?」
い「それ!どうやって解くんやったっけ?」
生「どうするんやったっけ」
い「なんか、数字揃えへんかった?」
生「あ!やった」
い「そやね、そのあとは?」
生「引く?」
い「そやね、いけたね。いけるいける!」
みたいな。
あと「(2+3i)+(3-4i)」と「(2+3i)(3-4i)」の区別がついた子もいました。よかったよかった。その子、「メモしとこう」ってノート出してたしね。よかったよかった。
で、午後はリハビリ。とうとう最終回です。思えば、病院での初リハビリは約1年前だったんですね。ほんとうにお世話になりました。おかげさまで、90°いけるかどうかだったのが、130°〜140°あがるようになりました。もちろん、完治したわけではないけど、とにかく「正しいあげかた」を心がけながら、どんどん使って、可動域が狭くならないように、できれば広がるようにしたいなぁ。

という日常生活をしてるけど、世の中はいろいろ動いてますね。LGBTをめぐるふたつの法律がせめぎあってるかと思ったら、野党案を取り込む形で与党案が出てきたり。まぁでもタイミングと考えてるんでしょうね。
それにしても、差別発言とかしまくってる人たちが「理解増進」って、どの口が言うねんというのが、率直な気持ちですね。さらに「差別禁止」=通らないって、どういうことやねんと。それ、自分の首を絞めるからやろうと。
まぁでも「部落差別の解消の推進に関する法律」「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律」というふうに、すべて「差別の解消」なんですよね。禁止じゃなくて解消する。まぁそりゃ「なくす」わけだから正しいっちゃぁ正しいんだけど、いかにも「どこかにある差別をみんなの心がけでなくしましょう」という感じで、差別の現実とか実態とかが感じられない。そういう流れなんでしょうね。
それでも、例えば2006年に「障害者権利条約」ができて、2007年に日本は署名したけど、2013年までかけて法律を整備して「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」ができて、ようやく批准が承認されたのかな。安易に「タイミング」で動かず、きちんとしたものをつくるために、当事者もさまざまな動きをしたって聞いてます。で、「差別の禁止」が明文化されてる。
まぁでも、そういう分厚さはないよなぁ。