今年は忙しい・GID学会(1日目)

なぜかプログラム委員らしい、今年のGID学会。なんでこんなことになったんだろうと思ったら、去年のこれか!

うーん、あの時はなんか乗せられて壇上にあがった気がしますが、あまり自覚なかったよなぁ。
てことで、とりあえず朝から会場の大阪府立大学へ。何回も来たし、これからも何回も来るんだろうけど^^;;、やはり遠い(;_;)。

到着したら、とりあえず「トランス全国交流会」の受付準備。こんな時に「楽しみながら手伝ってくれる友だち」がいることがとてもうれしいです。
そうこうしているうちに、専門家研修が終わった人が来たので、いろいろあいさつしたり、ブツを渡したり。で、学会開始です。

まずは、オープニングセレモニー…。聞けなかった。
で、高垣さんの話。なんらかの「ビョーキ」にするためのアプローチをみんな考えていて、高垣さんはご自分の専門である「脳神経」にその原因を求めようということなのかな。それはそれでいいんですが…。やはりどこかに違和感が残るんですよね。たぶん、わたしは「トランスはQOLの問題」なんだと考えていて、いわゆる「治療」とはなじまないんじゃないかと思ってるのかな。なので、後半のタイの人たちの話があまり聞けなかったのがすごく残念でした。またどこかでそちらに重点を置いた話を聞きたいなぁ。

続いて、「行政」のセッション。ですが、今日は昼休みがないので、なにかをあきらめなきゃならない&午後から3時間出ずっぱりなので、あきらめる場所はここだけです。たまたま会場から出てこられたM橋姐さんとH間さんと3人でラーメン屋さんへ。ここで燃料を補給します(笑)。

で、「子ども」のセッション。
佐々木さんの話、わかりやすい!てか、かぶってるし(;_;)。康さんの話、詳しい!ますます話す意味がなくなっていきます。で、わたし。とりあえず、ここ1年ちょいかけて調べたり考えたりしてきたことを紹介しました。で、日高さんの話。やはりトランスの話をトランス単独で考えるのではなく、セクシュアリティ全体の中に位置づけながら考える必要性をひしひしと感じました。てか、やっぱり日高さん、研修で呼びたいなぁ…。
で、中塚さんとか針間さんから質問。うーん。中塚さん、たぶん「人権教育」と「人権学習」を混同しておられるな。ま、専門外だからわからないのはしかたないんですけどね。

で、会場を変えて、今度は「教育」のセッション。わたしはコーディネーターです。3人の学校教員に話をしてもらいました。なんというか…。人権教育のプロパー的な教員とトランスのプロパー的な医療関係者や当事者関係者のギャップがここでも出てきました。
「人権教育」っていうのはアンブレラ概念なんですよね。例えば、「人権教育の4側面」なんていう話がありまして。

人権のための教育(Education for human rights)
人権を守り育てる教育のこと。教育の目的に焦点を当てた概念。
人権としての教育(Education as human rights)
「教育を受けること自身が人権である」という観点に立って、教育機会を奪われてきた人達に教育を保障することを意味した概念。
人権を通じての教育(Education in or through human rights)
人権教育はその学習過程そのものも人権が守られた状態で展開されるべきことを述べたもの。
人権についての教育(Education on or about human rights)
人権について教えること。狭義の「人権教育」とされている。

で、人権教育のプロパー的教員は、これをどこかで感じながらとりくみをしている。でも、専門外の方はたぶんこんなことはあまりご存知ない。
コーディネーターとしての反省点は、そこをつなぐことを怠ったことかなぁ。でも、発言の時間を極力保障したかったからなんですよね。
難しいわ…(;_;)。

で、「臨床心理士」のセッション。と思ったけど、新聞の取材とかなんだかんだで最後の方しか話を聞けず(;_;)。これ、メッチャ興味があったんだけどなぁ…。
てことで、学会は終了したけど…。

とりあえずおわったおわった!

今日は1年間のしめくくりの日です。ま、結果は昨日出ていたわけですが、それはそれとして、しめくくりのセレモニーがあるわけで。
で、セレモニーも滞りなく終わり、その後、退職される管理職のサプライズ。たぶん、そういうのを一番照れる人だけに、なんかわたしも「協力したいな」と思いました。
若い頃は、まさか管理職にそんなことをしたくなるなんて思わなかったですね。逆に「ケッ」とか思ってたのですが、たぶん、自分も変わったし、管理職も変わった。意見の相違はあるけど同じ職場で働く同僚って感じになりつつあるんだと思います。
ま、こーゆーところに分断をもたらす施策だけはやめにしてほしいと、切に思います。
ちなみに、この退職される管理職にはほんとうにお世話になりました。たまにはサンドバッグ代わりになってもらったこともあるし(笑)。

セレモニーのあとは、なんか会議があったりして、バタバタ。
午後からは軽く出張→報告書書き。
その後、少し個人的な作業なんかして、定時近辺で「やる気スイッチ」が切れました(笑)。

帰りに「おべんきょ場所」に寄って、センセとしばし話。その中で、ようやく「これでいこう」と最終調整をすませて、ようやく「おべんきょ結果」もfix。
あー、長かったo(^^)o

で、あしたはトランス全国交流会どうするよ^^;;
あ!たくさんの参加、お待ちしています!
って、今ごろ言っても遅い…。てか、それ以前に、こんなところで言っても、誰も見てないか(笑)。

焦る

1月に決着をつけた「おべんきょ結果」ですが、実はまだ決着がついていません。ほんとにどうしたものやら。ひたすらひとつの「言葉」を探す日々なのですが、そんなもん、そうそうそこらに落ちてるわけではなく。
何が問題かというと、「言葉」の持つレンジの広さなのです。あまり広いレンジの言葉を使うと、その言葉がなにを意味するのかがわからない。なので、それをレンジの狭い言葉に置き換えて、なにを意味しているのかが確定しやすくする必要がある。そして、それは既存の言葉である必要がある。なぜなら、新たな言葉の場合、その言葉の定義づけが必要となるからです。
で、この間、ずっと山を崩しながら「言葉」を探していたのですが、どうしても見つからない。でも、そろそろタイムリミットが近づいてます。
てことで、おべんきょ場所に行って相談。なんだかんだと話し合って、妥協点でガマンすることにしました。
ま、言い換えるなら、問題の先送りなんですけどね(笑)。

いろいろな年間スケジュールとか、次回玖伊屋とか

6月13日(土)
12月12日(土)
2月20日(土)
いずれも11時〜16時、いつもの場所で開催。
合宿は
9月19日(土)夕方〜20日(日)昼(シルバーウィークのはじめ)に、いつもの場所で開催。
新企画・キャンプ開催!
日程 7月18日(土)〜19日(日)
場所 京都府北部の海沿いの家

  • 京都・在日外国人生徒交流会の年間スケジュール

日程
 5月31日(日)
 10月25日(日)
 3月13日(日)
時間
 すべて11時〜16時まで
場所
 東九条マダン文庫センター

  • 全国在日外国人生徒交流会・卒業生の会の年間スケジュール

日程
 5月30日(土)〜31日(日)
 10月24日(土)〜25日(日)
 3月12日(土)〜13日(日)
時間
 すべて20時〜翌昼頃まで
場所
 東九条マダン文庫センター

  • カフェ玖伊屋

日時 4月4日(土)20時〜5日(日)昼頃
場所 東九条マダン文庫センター
内容 宴会
http://kweeya.jp
オプション 4月4日(土)午後に某所で花見

ひとり呑み

終わってからは懇親会。全部で10人なのに、わたし以外は全員車。てことは、飲むのはわたしだけか^^;;。でも、そこは遠慮なく飲ませていただくことにしました。
さすがは福山。魚介類がおいしい!さらにお酒もおいしい!フルーティってわけではないのですが、香りがあってスッとひく。
で、気持ちよく酔っ払うと、なんかしゃべってしまうのがアカンです。今日もいろいろ語ってしまった(;_;)。
でも、さすがはひとり呑みの懇親会。あしたもあることですから、サックリと終了。わたしも新幹線に飛び乗って、けっこう早い時間に帰れました。
これは明日が楽だわ(^^)。

今日は新ネタ(改)

朝、新幹線に乗って西へ西へ。到着したのは福山。どうやら高校の保健室関係の研修らしく、今年のテーマとしてトランスのことを扱っておられるとか。で、その一環として呼んでいただいたみたいです。
すでにそこそこ研究を進めておられるので、新ネタでいくことにしてはいます。が、昨日の「練習問題」はなんとなくヒットみたいな気がするので、あれを入れることにしましょう。そうそう。キメのスライドもあったほうがいいかな。
みたいに、少しスライドを改造して、お座敷スタート。
今日もいいペースで飛ばしてしまいます^^;;。
はじめは固い空気だったのが、だんだん柔らかくなってきます。一部、メッチャウケてる人がいるのがうれしいです。まぁ、ここは広島県やしなぁ(^^)。たぶんみなさんとわたし、共通の基盤があるはずなんです。なので、そこにうまくヒットすれば、たぶんつながるはずです。
で、いろいろ仕掛けていったんですが、ところどころの反応で、「あ!つながった!」って伝わってきて、なんか、とてもうれしかったです。
てことで、今年度最後のお座敷も無事終了。

ハイペース

で、約束通りKうさんと一緒に呑み。
とはいえ、7時から会議があるので、そんなに時間はありません。パブみたいな店に入ってちょいちょいとアテを頼んで、ビールを2杯。そこに同じ会議に参加されるHりさん登場。となると、もうちょっと呑みたいなぁ。ま、ワインか…。会議まであと30分。Kうさんと目と目で合図して、ボトルを一本(笑)。
ちゃんと飲み切りました(笑)。

あわせ技

今日は豊中で専門家の人たち対象のお座敷です。ちなみにこの話はここの人から声をかけてもらってのことです。先方さんの意図は「専門家と当事者の二人会」らしく、専門家はKうさんが担当だとか。なんか、わたしの役回りがよくわからなくて、受けるか受けないか、Kうさんにメールしたら「一緒にやろ」「あとで飲も(笑)」とか言われて、それならと受けることにしました。
にしても「当事者」なぁ…。当事者感、薄いしなぁ(笑)。てか、与えられた時間は30分。なにを話せと…。
と思ったら、枠が1時間に増えてました^^;;。どうやらKうさんが枠を増やしてくれたみたいです。
てことで、当事者話を少しと新ネタを少し、あわせ技で勝負することにしました。
結果的には…。急遽入れた「練習問題」が個人的にはヒットだったかなぁ…。あれは使えそうな気がします。

記録更新のコツ

ま、こんなところ誰も読んでないだろうから、何を書いても別にどうということはないだろうということで(笑)。
わたしがどうやって記録を更新しているか、いろいろ考えたのですが…。
もちろん、「わたしが一番大切にしていること」は、おそらくはすべての「教員」と名のつく人が大切にしていることだと思います。でも、なかなかうまくいかない。
たぶん、それは「やり方」が違う。
みなさん、ほんとにていねいに、かつ手をかけて、いろんなことをしておられる。それこそ、小テストとか補習とかね。
わたしはかつてはそれをやっていたけど、今はまったくしなくなりました。でも、記録は更新される。なぜだろう…。
たぶん、やり方が違う。わたしは「個への対応」はしなくなりました。その代わり「集団」をどう運営するかってことを考えるようになりました。
例えば、子どもたちが「教える/教わる」関係になれるようにするためにはどうしたらいいかとか、ひとりの「質問」を全体で共有するためにはどうしたらいいかとか。全体を個に返し、個を全体で共有する。
それは「数学の教え方」とはまったく違うことです。わたしが考えている、あるいは意識しているのはそこなんです。
いや、もしかしたら誰もがそれをしているかもしれないけど、それを意識化することが大切かなと思うんですよね。
で、そうやって勉強した結果は、生徒本人のものだから、本人も「助けてもらった」とか思うんじゃなくて「がんばった」って思える。それが次へのモチベーションになればいいなと。
ま、そんなことを考えてるんだけど、毎年ヒヤヒヤもんですわ…。

記録更新→いらんことを言ってもた

とりあえず、金曜日の段階でほぼわかってはいましたが、まぁ、個人的にもっとも大切にしている記録が更新されました。よかったよかった。

で、夜は呑み。記録更新があまりにもうれしかったので、ちょいと自慢げに話したら、それが人を傷つけることにもつながっていることに無神経になってしまっていて、深く反省。