どこまでがサポートの範囲だろう…

Anno Job Logにあった「性同一性障害患者の生活支援」のニュースなんですが…。
昼休みの時間帯(笑)に友だちからメールがありました。

化粧のしかたとかボイストレーニングはわかるんですけど、下着や洋服の選び方って好みの問題じゃないんですかね?FTMの場合、誰かに聞くとしたら、小さいサイズの靴を売ってる店くらいなんですけど(笑)。

で、わたしの返事は

ブラのサイズとかむずかしいかも。で、女性は店員さんに聞けるけど、MtFはきついんちゃうかなぁ。

まぁ原文そのままじゃないですけどね(笑)。
で、友だちからの返事

あぁぁ乳隠し!
店員さんに聞けないのはFTMもですねぇ。◯◯もスーツ買う時すんげぇ困った。けど、それって、ホルとかしてパス度あげるしか解決方法ないですよねぇ。

まぁこれも原文そのままじゃないですけどね(笑)。
でも、ホルとかしてパス度をあげるしか方法はないんでしょうかねぇ。少なくとも、諸先輩達の時代はそんなサポート体制なんてなかったし、わたしの時代ですら手探りでやってきたし*1
本当に大切なのは、わからなければわかる人を探し、あるいは聞くことができる社会性をどう身につけていくかということなんだと、わたしは個人的には思っているのですが…。でもまぁ、そういうテクニックを身につけないと、社会性を身につける機会を奪われてしまうのかなぁ…。

*1:除く化粧(笑)

18 thoughts on “どこまでがサポートの範囲だろう…

  1. > mike_nさん
    たしかにそうなんですよね〜
    難しいところではありますが…。

    > チョルさん
    ほな「乳パッド」(笑)

  2. まずは、「生まれついての身体の性でも、十分な社会性ならびに、問題の把握・解決能力があること」っていうのが出発点ではないでしょうか。
    そういうものが無いままに、気持ちだけでトランスしようとしても、かえって悪循環から抜け出せなくなってしまうのだと思います。

  3. はじめまして、谷口といいます。
    メールを送信したくて連絡先どおりにしたのですが、送ることができませんでした。
    アドレスを教えて頂けますか。

  4. なんでもマニュアルで人に教えてもらうって言うのはどうなんだろう。
    と思うのは古い人間?
    トランスしようという気構えがあるなら、そのくらい自分で学び取ればと思ってしまう。
    ましてや服なんで女子だって周り見ながら自分に合うものを自分で選択していると思う。
    下着だって下着屋さんいけばアドバイスしてくれるし試着もさせてくれるし。

  5. > 香澄さん
    その通りだと思います。
    ただ、自分の過去を振り返っても、なかなかそうはいかないことがありまして…。某AJさんが、某◯ートをつなごうで言っておられたのですが、「まず最初にカムアウトすべき相手は自分自身である」ということは、とても大切かなぁと思います。
    自分自身にカムアウトできていない状態で他人にカムアウトしても、自分自身が自分のことを把握できていないので、相手が混乱するだけだと言っておられました。
    これ、わたしの10年前の話とピッタリと来るわけで。
    まずは、トランス前の社会性を、そしてトランスを進めながら、その中でその時々の社会性を身につけていくということが必要なんだと思います。とてもしんどい話ですが…。

  6. > 谷口さん
    サイトのアドレスはスパムよけに細工をしてあって、全角を使っているがゆえにわけがわからないことになっているようです。すみません。
    ituki@po.sakura.ne.jp
    にメールをください。その際、件名に、なにかわかるようなことを書いていただけると助かります。

  7. > kuroさん
    実は、わたしが最後に出した返事を本文には書きませんでした。
    ニュアンスはkuroさんが書かれていることと同じなんです。
    女性の友達に聞く、ネットで調べる、お店に突撃する、トランスの先輩に聞く。さまざまなリソースがわたしたちのまわりにあるわけで、そこにたとえ「苦労」があったとしても、それこそが社会性を身につけるためのハードルなんだと思うのですが…。

  8. GID当事者の方に意外に批判的意見が多くて、ちょっと驚いています。
    >そこにたとえ「苦労」があったとしても、それこそが社会性を身につけるためのハードル

    そのハードルを自力で越えられない人がどんどん増えているという現状があるわけです。つまり、医療プログラムに乗って身体の女性化を進めながら、いっこうにジェンダーの女性移行ができない人が、どんどん溜まっているわけで・・・。
    それはやはりまずいのではないか、というのが、サポートシステムをスタートさせようという動機なのだと思います。
    自分でハードルを越えられる人は、早い話、放っておけばいいわけですから。

  9. > 順子姐さん
    もちろん順子姐さんが「そんなこと百も承知」なことを前提に…。

    かつては、
    ジェンダー移行→身体移行→書類変更
    という順番だったのが、現在は
    身体移行→書類変更(→ジェンダー移行)
    というルートができ、その道筋に沿った人が増えているということなんでしょうね。まぁ簡単にぶっちゃけて言えば「女性(男性)として認めてもらうために書類を変更する。そのために必要なので手術をする」ということが可能になってしまった。
    基本的に個々の当事者のQOLをあげるためのサポートをされるということの意義はよくわかるのですが、なんかモヤモヤとしたものが残るんですよね。

  10.  もやもやする、に一票。

     マニュアルが必要な人は、これから他の人生の課題にぶつかったとき、マニュアルなんかない世の荒波を、ちゃんと乗り越えられるのかしら?と不安になります。

     また、マニュアルやサポートシステムに、アイデンティティの自己認識(変な表現ですね我ながら)が影響されてしまい、その人のホントの人生の最適解からズレてしまう恐れもありそうな?

     …まぁ私も他人のことは言えないけど。

  11. >マニュアルが必要な人は、これから他の人生の課題にぶつかったとき、マニュアルなんかない世の荒波を、ちゃんと乗り越えられるのかしら?と不安になります。

    これから先の人生よりも、今の時点でジェンダー移行というハードルを越えられない人が増えてきているわけです。
    人のためにサポート・プログラムを提供することは、やはり必要だと思います。先の心配よりも、まず望みの性別で生きていくスタートを切ることが大事だと思います。
    何度も言いますが、サポートというのは、それを必要な人のためにあるわけで、必要としない人は、それでいっこうに問題ないわけです。

  12.  あー。想定しているものが食い違っているのかな?と思いました。

     私は、このエントリに出てくる「下着や洋服の選び方」とかを想定していました。なので、「その悩みは確かにあるけど、そんなの純女の子だって一緒でしょ。MTF固有の問題じゃない。なので、純女でそういう問題に悩んでいる人向けの本やサポートなどを参照すれば良いだけの話。MTFに特化したサポートなんか不要だし、それを必要とするなんて先行き不安」と思いました。

     順子さまは、もっと一般的なサポートを想定しているようにも聞こえます。そうなんでしょうか?

  13. >そうなんでしょうか?
    はい。でも私も「下着や洋服の選び方」までは想定していなかったので、驚きました。そこまでしなくても?と思いますが、そこまでしないと、望みの性別での社会生活をスタートできない人がいるということです。

  14. 冷たいのかもしれないのですが、その程度のハードルすら越えられない人は、その先のハードルも難しいのでは?
    どこまで行っても他人におんぶに抱っこと言うのもどうなんだろうぉ。
    ジェンダーの移行云々の前段階として、まずはハードルを越えられるだけの自力をつけさせる作業の方が優先されるような。

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