で、お座敷開始。
まずは池田さんの話から。
ご自分がGID医療と出会うきっかけになった話から、GID医療の中で悩んだ話、そして現状まで、柔和な笑顔で淡々と話をされます。あきませんって。そのリズムは眠気を誘うリズムですよ。
それにしても、池田さんの受診者に対する眼差しの真剣さとやさしさはいいなぁ。たぶん、あの眼差しがあるからこそgid_famiriaがあるんだろうな。そんな中で笑ってしまったひとこと。現状、新患は週にひとりしか受け入れていないことを指して
「数ヶ月待ってやっと予約が取れる状態で、ライブのチケットみたいな感じになってます」
さすがジャズ研です。
続いてわたし。
最前列に大阪出身の方がおられたおかげで、まずは笑い声には不足しません。さらに、みなさん大声ではないものの、きちんとウケてくださっているので、非常に助かります。「人権の東西格差」みたいなことがささやかれることもないわけじゃないんですが、きっとそういうのって、単なる知識量と、それを得る機会の問題でしかないんだろうな。感性として変わるところはないよなぁと、つくづく思います。
そんな感じでお座敷終了。