一日家でのんびり

もともと今日〜明日、「全国在日外国人生徒交流会生徒実行委員会・事後合宿」というのが入っていて、マダン文庫センターに宿泊の予定でした。ところが、こいつが諸事情により突然ぽしゃったので、すっぽり2日間あくことになりました。
ちょうど昨日が昨日だったので、今日は一日家にいて雑事しまくりです。
実は、ちょっと前から気になっていたことをやろうと思っていたのですが、少なくとも半日ないとできない内容なので、のばしのばしになっていました。とにかく雑事に没頭して、かなりの充実感!
はぁいい一日でした。てか、こういう日がないと、話にならないよなぁ…。

そっち方面からか…。

12月5日〜6日に開催されるリビングライブラリに、今年も「本」として参戦することになっています。実は、去年メチャクチャやったので今年は声がかからないんじゃないかと思ったのですが、まぁ、事務局長の肝いりというか、なんというかで、またまた声がかかったということで…。
で、今回は某放送局の取材が入るとか。今日はその予備取材ということで、ディレクターの方が現場視察も兼ねて来られることになったみたいです。

事前に
「コーヒーを飲みながらですか?ビールを呑みながらですか?」
と質問をしておいたのですが、なんとなく不安になったので、この時のプロデューサーの方に
「どないですかねぇ…」
と質問しておいたのですが…。まぁ無事
「「酒は飲んでも呑まれるな」の精神で行きます」
という返事が来たので、よかったよかった*1
当日の会場近くの駅で待ちあわせ。もちろんわたしは自転車で行きます。てか、それが一番早い交通手段ですからね。
で、さっくりと会場を見てまわって、去年の雰囲気をお伝えします。その後、5日夜の下見も兼ねて(笑)、近くをフラフラ。最初に行った店は、前から気になっていた店なんですが、なんか高そうなんで却下。結局、去年行った店まで歩いていくことに。
歩きながら、最近のわたしの関心事*2とか取材を受けます。う〜ん、今回の「本のタイトル*3」とはかなり違うんだけどなぁ。でも、そっちの方が話をしていて楽しいかな。
お店に着いて、まずは乾杯。そこから本格的に取材がはじまりますが…。なんというか、メモする字の大きいこと!しかも、いらん話をいっぱいしているんですが、それがキーワードになるんでしょうね、そういういらんことをいっぱいメモしてはります。後で見てわかるんかいな?
そうそう、
「いつきさんが、ガールズトークの感覚がありますよ!」
とか言われてしまったのですが、まぁ、普段高校生と一緒にいるからなぁ…。
ちなみに、ディレクターの方、お酒はあまり強くないらしく、だんだんいい感じになってこられます。
「わたしのことなんですけどね」
とか話をはじめられて、これがまたいい!やっぱり、単に「聞かれる=搾取される側」みたいな感じじゃなくて、相互にキャッチボールの関係で取材を受けた方がはるかにいいです。
で、ふと時計を見ると、10時過ぎ。
「さっき時計を見たら8時だったのにね!」
とふたりでびっくりして、駅まで夜道を歩いて行きましたとさ…。

*1:ちなみにわたしの返事は「「酒を飲んだら出たとこ勝負」で行きます」だったんですがね。

*2:若年層トランスのこと

*3:やっぱり家族のことなんですよね

なるほど、うまいかも

今日は新採教員の方の研究授業。その後合評会とやらで、指導主事の方の講評なんかがあって。
まぁねぇ。「状況」のわかっていない人にはなかなかわからんやろうなぁ。もっとも、「状況」にどっぷりはまっているからわからんこともあるか…。
その新採の教員(女性)、おいしいお酒がとっても好きな人で、わたしの行きつけのお酒屋さんに7〜8年前から通っておられるとか。
当然合評会の後の会話は「今日は呑みます」です。で、何を呑むのか。11月の第3木曜ですから、やはりボージョレーなわけで。てことで、わたしも帰りに行きつけのお酒屋さんで今年のヌーボーをゲット。
家に帰って、
「はい、今年の」
とパートナーに見せます。さっそく晩ご飯の時に一口。ふだんは呑まないパートナーも、当然ちょこっと呑みます。
今年のはできがいいと聞いていたけど、たしかにおいしい。まぁ風評に流されているだけかもしれませんが。でも、とってもフルーティー。ブドウジュースみたいな軽さと香りがいいですね。
かなり幸せな一日の終わり方で、よかったよかった。

不義理をいろいろ

「先に用事が入っていたのに、それを忘れていてあとから用事を入れてしまう」。こういうことはあまりないのですが、うっかりそれをしてしまいました。しかも、あとから入った用事がそう簡単に動かないという。
あぁぁぁぁ〜。

原稿も書かなきゃならないし、あれもこれもやらなきゃならないし。あ、メールが…。

ふぅ…。

継承するということ

今日あったある会議で、終わりも近づいた頃、いろいろなよもやま話モードになりました。
会議の中で、議題に沿った話はもちろん大切なんですが、それよりもおそらくは「よもやま話」の中にあることの方がもっと大切なんだと思います。なので、けっこう楽しんで聞いていたのですが…。
ある方が、
「長くこの分野をやってこられた◯◯先生の話を聞きたい」
と言われたんです。
「自分の知らないことを、もっともっと知りたい」
ということなんです。
かなりベテランの方で、おそらくはいろんなことを知っておられるはずの方です。でも、「この分野」については「自分は初心者だ」と思っておられて、だからこそ知りたいと思っておられる。すごく謙虚な方だなぁと思いました。それはそれでいいのですが…。
ただ、ふと思いました。
継承することって、とてもむずかしい。
ある物事や、ある考えっていうのは、おそらくはそれが出てくる時代背景があり、さらにいうならばその時代背景が生む「空気」「場」「熱」の中から出てくる。あるいは、あるベクトルを持つ勢いとか、いろんなものがある。それを今振り返って語ることは、あるいはできるかもしれない。でも、それは伝えることにつながるのだろうか。あるいは、継承できることなんだろうか。
わたしも「この分野」の中ではけっこう長い方のようです。まぁ20年選手かな。20年選手っていうことは、最初は20歳台っていうことです。その時の自分の未熟さとか、熱さとか、勢いとか、わたしを取り巻く状況とか。そういう中から、当時のわたしの考えや行動が出ている。その頃のことを伝えることは、おそらくは至難の業なんだと思うのです。

でも、伝えなくちゃならない。そうしないと、きっと歴史の中に埋もれてしまう。そんな気もするのです。

別のギョーカイについては、2000年にデビューした*1ので、わたしはまだ10年選手です。でも、10年選手だからこそ、そして東京ではなく関西、それも京都にいたからこそ伝えられる「なにか」を持っているのかもしれない。
まぁボチボチやっていきますか…。

*1:場所は岡山ね

帰りのひとネタ

格安チケットを使うと、リクライニングできない最後部の席になるんですね。行きも帰りも最後尾です。でもまぁ安さには代えられません(笑)。
伊丹から家までのルートは2つ。ひとつは鉄道ルート、もうひとつはバスルートです。
鉄道ルートは早い&安いけど、乗換はあるし、座れるとは限りません。バスルートはうまくすると早いけど、少々高い。でも必ず座れます。さて、どちらにするか。
とりあえず空港を出ると、ちょうどバスが出るところです。まぁ特急料金と思ってバスにしましょう。
そこにいた係の人に
「京都方面はどこですか?」
と聞くと、
「あそこです。乗車券を買って下さい」
と案内しながら、業務放送で
「京都方面、女性一人追加!」
とやってます(笑)。パスしたよ(笑)。
京都駅が近づいたあたりで、なんとなく修学旅行が終わりに近づいた生徒の気持ちになってしまいました。

で、本番

何が困ったって、「つかみ」が思い浮かびません。どうしたものやら。
でも、長崎の人はとてもノリがいいみたいで、前回もかなり笑ってもらえたので、なんとかなるかと。
とりあえず、定番の「入り」からちゃんと反応してもらえて一安心。あとは昨日の懇親会ネタあたりから流していきます。もらった時間は1時間45分。び、微妙です。笑ってもらえたら、ついしゃべりすぎる傾向があるので、用心しなくちゃ。と思っていたのですが、結局10分オーバー。修行がたりませんわ…。
それでも、『トランスジェンダリズム宣言』も『30人のカミングアウト』も売れたみたいで、よかったよかった。
終了後、みなさんとちょこっと話。生徒さんを連れてこられた方もおられて、「来てよかった」と言ってもらえたとか。ちょっと気になっていたので、一安心です。
さぁ、帰りましょうか。

知らない街の散歩

考えてみると、2009年になってから長崎に来るのは3回目です。でも、諫早はもちろんはじめて。てことで、午前中は時間があったので、あたりをぶらついてみることにしました。
まず目に入ったのは、商工会の建物にある看板。「水門開放反対!」みたいな内容です。なるほどなぁ。それぞれ意見がわかれているんだ…。
その後、ふらふらと歩いていると、妙に古い町並みが。諫早って、新しいものと古いものが混在しているんですね。なかでも、あるお宅の2階の窓を見ると「お茶屋さんかなぁ」と思うようなつくりです。窓ガラスが波うっています。かなり古そうです。ところどころにお地蔵さんやヱビスさん?、あるいは小さなほこらが忽然とあらわれるのもおもしろい。古いシャッターの降りた店のウィンドウをのぞくと、えらい古めかしいラジオが置かれています。どうやら閉店した質屋さんみたいです。
2時間ばかり、ふらりふらりと散歩を楽しみました。