帰り道、ガソリンスタンドをみると妙に車が多いです。そうか、あしたから7月。また値上げなわけね。
それにしても、どんどん物価が上がります。でも、いわゆるインフレじゃなくて、単純に商品の元手がかかるようになって、やむを得ずあげているわけで、少なくとも生産者の利益はあがらないか、たぶん減っている。
ところで、たとえばO阪とか公務員の給料が10%カットとかあるけど、あれ、たいがいですよ。だって、公務員だって正当な労働の対価として給料をもらっているわけです。それがカットされるんだから、きついですよ。まぁ、昨今のマスコミなんかの影響で「公務員は叩いてもかまわない」という雰囲気があるから、公務員の給料はカットしてもいいということになるんでしょうけどね。でも、給料をアテにしてローンを組んでいたりした人はダメダメです。
それだけじゃなくて、あれだけカットされたら、当然公務員も財布のヒモは締まりますよね。てことは、その影響は小売業者に行く。で、税金なんていうものは、金の動きに便乗してピンハネをするしくみだから、小売業者に行った影響は税収に行く。なので、ますます行政の歳入は減って…。
どこを突破口にするんでしょうかねぇ…。
> 「公務員は叩いてもかまわない」という雰囲気
この場合、それは関係ないでしょー。「公務員だろうが民間だろうが、赤字なら給料は減るのがトーゼン、それが資本主義」ってだけで。
> 正当な労働の対価として給料をもらって
正当な労働を(全体として)してなかったから赤字なんでしょ。正当な労働が出来なかったのは、上(知事とか)がアホだからかもしれないけど。
行政は労働環境、賃金について民間をリードする立場にある
行政は労働環境、賃金について民間を無視して自己保身だけ
公務員と一般労働者の間には 深くて暗い川がある
誰も渡れぬ川なれどエンヤコラ 今夜も 舟を出す
Row and Row Row and Row 振り返るな Row Row ♪
まぁ、そう言われればそうですね^^;;
しかし、考えてみると、行政のやることって、基本的に赤字になりやすいような気もするのですが…。もちろん、程度の差はあるんですが。
> 行政のやることって、基本的に赤字になりやすい
大黒字だったら、納税者に還元しないといけませんからね。どうしても赤黒ギリギリを狙うことになるので、民間よりはやや赤字になりやすいのは、おっしゃるとおり。
ただ、その代わり歳入はほぼ保証されている(民間よりは計画し易い)のは、民間にないメリットなので、トントンっちゃとんとんだけど。
民間でも自治体でも、何をやるにもほぼ歳入(収入)の範囲内でやらないとイケナイ。それを大幅に踏み越えたら節操のないバラマキで、かつての夕張市政・大阪府政がそれでしょう。
で、その是正を、首切りせずにするには、どうしても人件費カットは必須だろうと思います。カット後の給与として報道されている値を見ても、別にさほど低くないし(かつて、バブル崩壊後の銀行員が「年収2千万が1千2百万に減っちゃったよぉ」と泣き言言ってたのを思い出してしまいました。それでも十分高いのにっ!)。
大阪の場合は、夕張とは少々違うような気もします。
基本的に
「しんどい層」に金を投入→「しんどい層」が流入・増加→ますます投入せざるを得なくなる→さらに流入・増加→…
みたいなスパイラルになっているのではないか、と。
> バブル崩壊後の銀行員が
まぁ、たしかに今となっては公務員の給料は決して低くはないベースでしょうね。でも、バブル直前に公立学校の教員になったわたしは、「教員は安月給」とまわりからさんざんいわれていたんですよね。たしかに、当時は比較すると安かった。もちろん、一人で生活するには十分な給料でしたけど。
> みたいなスパイラルになっている
大阪には、その側面もありますよね。おっしゃるとおり。報道ではアホな箱ものもあるみたいだけど。
> 今となっては公務員の給料は決して低くはないベース
今も昔も、ですよ。
昔の比較対象を、バブル期文系有名企業に取ると、そりゃ公務員の圧倒的負けだけど。バブル期でも理系有名企業に取るとトントンか僅かに公務員の勝ちでしょう。
あと、以前も書いたけど、比較するには生涯賃金で比較しないと。公務員は初任給は低いので。