で、滋賀へ(笑)

その後、滋賀県のK良町へ。今日は、なにやらぁゃιぃ合宿があるそうな。
到着すると、すでに宴たけなわのようです。わたしも乗り遅れた分をとりもどさなくちゃ。てことで、ビール→ウィスキーとハイペースで行きました。
話の内容は…。忘れた^^;;*1
なんしか、2時過ぎまで飲んで、その後爆睡でした。

*1:部落問題とか女性問題とかアイヌのこととか、いろんな話をしてた気がします。

母と女性教職員の会

こーゆーの↑が日教組の中にあります。
かつては「なんだかなぁ」と思っていたのですが、最近「必要だなぁ」と思っているんですよね。やはり、「女性」ということを軸にしながら、そこに共通する課題を考え、問題を提起していく必要があるということを、つくづく認識させられます。
もちろん、女性と男性を二分したところに立脚をしているとしたら、それはちがうだろうと思うのですが、現実にはとても柔軟なんですよね。なにせ、わたしを「女性の生き方」という分科会のレポーターにするくらいですから(笑)。
てことで、今日は大阪でレポート。
しかし、20分とか言われたけど、なにをしゃべればいいんだろう。自分のライフヒストリー(ネタあり)だと、1時間以上かかるし、「知識」だけだとすごく薄っぺらになってしまうし…。いろいろ悩んだんですが、最終的な結論は「出たとこ勝負」でした。
会場について、見覚えのある小柄な女性が一人。「久しぶり」と声をかけられ「聞き覚えのある声だなぁ…」。で、さらに最大のヒントをいただきました。「高野山さいぼしを持っていった…」「あぁ!塩谷さん*1!」。
しかし、さいぼしで思い出すわたしもなんだかです。
どうやら、今日のもう一人のレポーターは、塩谷さんとのことです。えらいこっちゃ…。なにがって、ふたりとも20分どころか、ピン芸人で2時間しゃべるのが平気な人間です。時間がどうなることやら…。まぁ、それぞれの持ち時間が1時間+質疑応答が40分ぐらいという配分らしいので、一安心。
まずはわたしのレポートから。とりあえず、ライフヒストリーを話さないとネタのくりようがないので、ちょびちょび話をしました。聞いてくれる人たちは、基本的には学校関係者ですから、やっぱり子どもの頃の話が必要ですからね。で、超ダイジェスト番を話し終えたところで18分。ここからです。トランスジェンダー生徒交流会の話とか、クローゼットでいる生徒や教職員の話をおりまぜながら、「現状と課題」のあたりを話したところで、そろそろ潮時かな。「これで40分ぐらい話をしましたか?」と司会の方の時計をのぞき込むと、41分。やれやれ…。
続いて、塩谷さんの話。すごかったです。わたしのように隠したまま世間の風をやり過ごしていた人間と、塩谷さんのようにそこに直面せざるを得なかった人間の違いを、まざまざと見せつけられました。だからこそ、部落解放運動が必要とされ、あそこまでの大きな結集力をもったんだなぁと、素直に思いました。
で、塩谷さんも「風邪でのどが」とかいいながら、超ダイジェスト番ながら凝縮した絶好調の話。結局、総括の質疑を45分とるはずが、ほとんどなし。司会の方から「最後にお二人から一言」と言われたので、「やっぱ先攻は不利です。今日は完全に負けました」と敗北宣言をしておきました。もっとも横から塩谷さんが「河内のおばちゃんには勝てへんで!」と勝利宣言をしておられましたけどね(笑)。
その後、そこにおられたレズビアンの人としばらく話。お互いの状況なんかを話していました。と、そこで思いついたこと。
わたしって、前にも書いたけど、あらためて学校ではカミングアウトしていないんですよね。なので、そのレズビアンの友だちに「わたしね、学校ではカミングアウトしてないんですよ。どちらかというと、クローゼットなんです。もっとも、クローゼットのドアは全開ですけど(笑)」「ほな、中、丸見えやんか」「うん、丸見えのクローゼットに入ってるねん。こっちからもよぅ見えるし。風もけっこう入ってくるし」。
そうか、我ながら、こういう表現があったんだ。
また、ネタで使おう…。

*1:部落解放同盟向野支部支部長さん兼大阪府連の副委員長

こらあかんわ…

今日は朝はゆっくり。なので、こたつにはいってちょっと新聞なぞ読んでみました。
それにしても、母子加算を減額→廃止にかかわる記事がありました。いまさらなんですけど、どうなるかわかっているのかなぁ。記事を読んでいても、すごく厳しい母子家庭の状況が記されています。
まぁ、「健全な家庭」は両親がそろっていて子どもがふたりなんだろうから、母子家庭なんざぁ「あの人達」のout of gancyu*1というか、もっというと「施しの対象」でしかないんでしょうね。ま、これじゃぁ結婚状態が続くことを担保にしか子供を産めないし、そうなるとリスクを考えると、ますます子どもはつくれないですね。
もう一個。またまたやらかしてくれたらしいです。「産科の医師は出生数あたりでは減っているわけではない」「出生数の減少で医療ニーズがはっきり低減していることの反映」らしいです。
わたしも女性診療科に通っているけど(笑)、メチャクチャたいへんなんですよね。
これ、すごく単純な話です。「お産」なんていつあるかわからないので、産婦人科を設置している病院では24時間体制をとっておかないといけない。ところが、「お産」ができるのは産婦人科の医者とか助産師だけですよね。てことは、当直医は他の科と違い、限定されるわけです。すると、ある病院に勤務する「お産のできる人」が3人だと、当直の回数は単純に1週間に2回〜3回になります。出生率が減ったからと言って、これは変わらない。ところが、担当医が2人になると、一人減るだけで当直の回数は3回〜4回に増えます。つまり、出生率が減ったから仕事が減るというものじゃなくて、逆に「お産のできる人」が減ると、出生率とは無関係に仕事が増えるわけです。
この単純なことがわからない人が、厚生労働省の大臣なわけですよね。過重労働の現場ではミスが増える可能性が高くなるから、そうなるとリスクを考えると、ますます子どもがつくれないですね。
安心して子どもをつくれ、育てられる環境とはいったい何かということがぜんぜんわかっていない人が、「子どもを増やせ」と言う。で、責任を転嫁する。
かつて「精神論を述べるのは力のない教員」と思っていた時期があったけど*2、同じだな。

*1:死語…

*2:実は、今でも思っています(笑)