で、定例会

その後、滝井に移動。
まぁいろいろいいたいことを話をして、「まんまるの会*1」へ。今日は、2月の定例会、「バレンタインデー宴会」です。
ミーティングもなにもなしで、まずはFTMの人と買い出し。いやぁ、滝井にはうどん屋さんしかないけど、となりの千林や土井には山のように「大阪的」な店がありますね。50mごとに「たこ焼き」「焼きそば」「お好み焼き」の店があります(笑)。もう、それだけでO医科大の立地条件にアドバンテージを感じてしまうわたしは、なにかが間違っているかもしれません(笑)。きっと「まんまるの会」がなかったら、2ヶ月に一回土井の立ち呑みに行っていますわ。
で、買ってきたのは、お好み・焼きそば・寿司*2・お総菜あたりです。会場に帰ったら、そこにはすでにお酒が並んでいました。
てことで、乾杯。あとはダラダラしゃべり。
この会、なにが楽しいって、たんなるダベリ会なんですよね。それが大切。吐き出したり吸い込んだり、いろんなことがあるんだけど、それは各個人が考えること。そんな人々が集まっているから、単なる宴会なんです。
気がつくとあっという間に10時過ぎ。ここらで〆てもらえないと帰れなくなります。
なんとか最終近辺の電車に乗って、帰着。やれやれ…。

*1:関西医科大学ジェンダークリニック受診者の会=ジェンダークリニックに巣くう宴会グループ

*2:まわる寸前のヤツね

ところで、結果・続編は?

今日は血液検査&ヤクゲトです。
4時間目の授業を終えて大あわてで職場を出て駅まで走りました。で、その電車には間にあったのですが、その次がむごいです。仲の悪い京阪とJRですから、接続がムチャクチャです。乗り継ぎの駅、裏側ではホームがほとんどつながっているのですが、改札はほとんど正反対の方向を向いています。しかも、JRを越して京阪を越してやっと改札口です。今日に至っては、自分が乗ってきた電車の遮断機が上がったところで、次に乗る電車が近づいて遮断機が下りていくという。まぁ、なんとか通過しましたが(笑)。
で、病院の最寄りの駅で降りて、まずは昼ご飯。今日は久々に吉牛です。迷ったのですが、飲み物(笑)の一緒に頼んでしまいました。
で、病院へ。まずは採血から。「どちらの腕にしましょう」と聞かれたので「どちらでも勢いよく噴き出しますよ」と返事しました。すると「それは助かります」とマジな顔でカエされました。まぁ助かるかもしれませんがね。
で、無事採血がすんで、長時間待ちプレイ。
やがて診察室へ。まずは問診。
「何か変化はありましたか?」
「えぇ、見栄を張ってBカップにしました」
「で、どうですか?」
「ゴソゴソです」
「ふぅむ」
あれ?ウケません。どないしたんやろうと思いながら見せてもらった血液検査は、驚愕の結果でした。
まずはデータを…。前回のデータと比較しますね。

検査項目 略称名 上限値 下限値 単位名称 2006/08/10 2007/02/08
テストステロン テストステロン 7.5 2.01 ng/mL 0.05
血中エストラジオール E2 59.5 13.5 pg/mL 67.3 1430.0
プロラクチン PRL 18.4 4.1 ng/mL 40.7

E2が、せ・せんよんひゃくさんじゅう!
プロラクチン*1も上限値をはるかに超えています。
思わず、
「あの、ビール呑んだらE2値ってあがりますか?」
「いえ、あがりません」
「いや、ちょっと駅前の吉牛でビール呑んできて…」
「え〜!呑んだの〜!信じられない!いいなぁ!」
やっとウケました(笑)。
てことで、1日4錠にダウンです。

ところで、こんなこといまさらですが、ガイドラインにはSRSへの道筋ばかりが書いてあって、睾丸摘出については一切記述されていないですよね。もちろん「身体的治療の中に含まれる」という話で通せるんだというと、それはそうなのかもしれませんが、でも、やっぱり記述していない(はず)です。で、思うに、やっぱりガイドラインは「断種」がメインなのではなく「造窒」がメインとなっているんじゃないか、と。つまり「SRS頂点とした治療の枠組み」がやっぱり強いんだろうなぁと。もっというならば、やはり明らかに性別二元論の枠組みの中に立っているなぁという思いを、再び強く感じました。
だって、身体へのダメージを考えると睾丸摘出の方がはるかに優しいし、投与しなくちゃならないホルモンの量のことを考えると、そのメリットはかなりあるんじゃないかと思うのです。実際に、女性診療科のIちゃん*2もそう言ってました。
ところがそのメリットも、「睾丸摘出」という「オプション(?)」を知らないと選択できません。そういう意味では、やっぱりいまさらですが、身体的治療の中に明記する必要があるんじゃないか、と。
でも、そこまで管理されるのはやだなぁ。逆に書いてないからやりたい放題か(笑)。

*1:乳房を発達させるらしい

*2:http://www.izumichan.com

いつも同じ結論に…。

この間、ずっと落ち込んでいました。でも、ようやく復活の手がかりのありかがわかってきました。というより、「与えられた」というほうがいいのかも。
結局わたしは「コメンテーター」ではないんですね。もちろん、理論家でもないです。わたしができることは、格好よく書くならば、単純に「生きる」ということだけなんだと思います。あるいは、ギョーカイ*1の言葉で言うならば「生きざまで示す」ということでしょうか。もしもわたしが語ることができるとしたら、そういう中から出てきた、たとえば子どもたちの言葉を伝えること。そして、わたし自身の生活の中から出てきた言葉を話すことぐらいなんだと思います。けっして「どこかにある正しい答え」を語ることではないんだ、と。
で、これに気づかせてくださったのは、「辛口の意見」をくださった方々なんだと思います。正直、放送のあと、あっちこっちの感想を読ませていただきました。今回は本当に「辛口の意見」が多かったです。ほんとうに落ち込みました。でもみなさんがそれを、「ここ」に書かれなかったのは、おそらくはそう感じられた方々の「やさしさ」なんだろうなぁと思いました。
一時は「言い訳」を書こうと何回も思いました。でもやめました。それが言い訳でしかないことを、自分自身がわかっていたし、それが実は自分自身へ向けた「言い訳」であることもわかっていたからです。
もちろん「辛口」の意見だけではとうてい精神的に持ちません。「暖かい言葉」ももらいました。そんな言葉に救われました。だから、「辛口の意見」を読む力が与えられたんだと思います。
てことで、いろいろな人々に感謝感謝です。

わたしの先輩が、かつて教えてくれた言葉があります。「やさしさの中に厳しさを、厳しさの中にやさしさを」。教えてもらったはものの、なかなかそうはなれません。単に「厳しいだけ」、単に「甘いだけ」に、どうしてもなってしまいます。でも、その両方を持つことが、生徒ととことん話し込むことができるためにとても大切なことなんだと思います。と同時に、「やさしさの中にある厳しさ、厳しさの中にあるやさしさ」を感じとることができる生徒との関係をつくっていきたいです。

なにがなんだかよくまとまりませんが、とにかく、なんとなく復活しそうだな、と。

*1:どこのや…