今日はウチの学校の人権学習第2回目。1年生は若い在日の子の講演会です。
20歳代半ばも過ぎているいい大人に向かって「子」って、と自分でも思うのですが、実は京都の交流会の卒業生なんですよね。もうかれこれ10年くらいのつきあい。だから、なんとなく「子」なんです。
で、この子、「自分探し」を真剣にしていたんですよ。そんな中で共感することも多々あった。なので、今回来てもらいました。
話を聞いていて、「なるほどなぁ」と思うことがたくさんありました。
中学の頃、「オレ、在日朝鮮人やねん」と友だちに言った時「関係ないやん」と言われ、「ちがう」と思ったこと。大学の時、韓国に語学留学して、下宿屋のおじさんから「早く韓国人と思えるようになったらいいね」と言われ、「違う」と思ったこと。なぜ、どちらかしかないのか。なぜ、両方をとったらいけないのか。
そんなことを淡々と話してくれました。ちょっとあがっていたみたいで、それが残念だったかな。あと、ウチの生徒たちのかなりの部分にはちょっとハイレベルだったかもしれないです(笑)。でも、わかる子にはわかるだろうな。また、月曜日以降、授業の中で返していこう。